2022年2月26日土曜日

一般芸能人 16

 最近視聴したテレビ番組の感想の中で、(アニメ業界関係者ではない)一般芸能人を中心にまとめます。


 CSフジテレビONEで放送中の「ゴリパラ見聞録」。福岡のテレビ西日本(フジテレビ系)で制作されており、地元出身タレント3名による旅バラエティー番組です。昨年12月26日放送(テレビ西日本での本放送は2015年11月27日)の第221回「埼玉県名作アニメの舞台を巡る旅」では、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(略称:あの花)」の聖地巡礼先として人気の秩父を訪問する回です。当作をよく知らないらしい3名ですが、ゴリけんさん斎藤優さん(パラシュート部隊)に発音機会が各2回あり、いずれも自然な平板発音でした。とても嬉しかったですし、好感を持ちました。(なお、直接関係はないが念のため付言しておきますと、アクセントの方言分布では福岡と東京は全く同じです。)

 テレビ東京系で放送中の「ハナコ書店」。お笑い芸人トリオ「ハナコ」の3名が司会を務める、漫画をテーマにしたトークバラエティーです。1月8日の第1回では、いずれも発音機会は1回のみですが、菊田竜大さんが自然な平板発音を披露された一方、岡部大さん起伏発音されていました。もう一人のメンバーである秋山寛貴さんは発音機会がありませんでした。漫画好きと言ってもアニメはまた別ですし、アニメにどのくらい親近感を持っているかはわかりませんので、同じグループ内でもこういった差は生じても仕方ないでしょう。(今後平板発音者が起伏発音者へ擦り寄っていくことさえなければ結構なのですが。)

 日本テレビ系で放送中の「今夜くらべてみました」。お笑いタレントの後藤輝基さん(フットボールアワー)・徳井義実さん(チュートリアル)と指原莉乃さんが司会を務めるトークバラエティーです。1月26日の「人生で大切なことが学べるアニメスペシャル」では、3名のゲストのうちシンガーソングライターのみゆはんさんだけが起伏平板の混在でした。発音機会は2回で、周りにつられた感じの1回目が起伏、個人的ペースという感じの2回目が平板でした。他の2名は、ROLANDさん栗山千明さんですが、相変わらず起伏(栗山さんの方は起伏気味)でした。ナレーションの声優津野まさいさんも徹底して起伏で、(過去投稿では発音機会がない中「ゲーム」が徹底して平板なので「アニメ」も同じかもと期待しましたが)大変残念です。司会者は、後藤輝基さんが1回だけ発音機会があり平板気味だったのが嬉しかったですが、徳井義実さんは5回の発音機会とも徹底して起伏だったのが大変残念です。指原莉乃さんは発音機会がありませんでした。

 NHK総合で放送中のSONGS OF TOKYO」。1月15日の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン特集」では、唯一発音機会(1回のみ)があった司会の村上信五さん(関ジャニ∞)が、過去投稿では徹底して平板だったのに、今回はあろうことか起伏発音をされました。大変ショックでした。何があったのでしょうか・・・。

 テレビ朝日系で放送中の「タモリ倶楽部」。1月18日は、アニメ業界人のうち背景美術スタッフにスポットを当てるという大変貴重な回でした。業界人は3名出演し発音機会があった1名は当然に平板でしたが、ナレーションやゲスト出演者は全員が起伏平板の混在でした。声優の上坂すみれさんは、起伏2回・平板気味3回、俳優の川島明さん起伏1回・平板2回、ナレーションの渡辺美佐さん(正確には不明)起伏1回・平板2回でした。タモリさんは、2回の発音機会がありましたが、いずれも(過去投稿と同様に)平板発音で、やはりこの人は平板発音が徹底している感じで大変勇気付けられました。その影響か、上坂さんや川島さんも、当初は起伏発音で始めながら平板発音に変えていったようです。(特に川島さんは、アニメ業界人を描いたNHK朝ドラ「なつぞら」に出演したくらいですし、普段は平板発音が基調のようなのですが。)  逆のことが起こると大問題なのであまり声高には言えませんが、やはり大物芸能人の発音はゲストに影響を与えるようですね。
 日本テレビ系で放送中の「バズリズム02」。タレントのバカリズムさんが司会で、前半はトークバラエティーです。2月19日は声優の花澤香菜さんがゲストでした。花澤香菜さんは、過去投稿にもあるように起伏発音の方ですが、今回も4回の発音機会とも徹底して起伏でした。その一方で、バカリズムさんは、過去投稿にもあるように平板発音の方ですが、2回の発音機会とも平板(うち1回は一瞬詰まるような感じでした)で、安心させてくれました。なお、「ゲーム」は起伏だったので、やはりアニメに親近感を持っている方なのだとわかります。どうか、業界関係者(声優)の悪い事例に感化されたりせず平板発音を貫いていただきたいと思います。最近は、声優の顔出し出演番組も多いので、悪い方向へ変化が生じないよう心から願うものです。

(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2022年2月13日日曜日

異業種人は

 ここ3〜4か月ほどに観たテレビ番組の中で、アニメ業界人以外の専門家を中心に取り上げます。

 昨年12月31日にBS日本映画専門チャンネルで放送の「特撮いかがでしょう?」。円谷英二の出身地である
福島県須賀川市に2020年11月3日に開館した須賀川特撮アーカイブセンターを紹介するオリジナル番組です。特技監督の尾上克郎さんと樋口真嗣さんが説明役、俳優ののんさんが訪問役でした。鹿児島県出身の尾上克郎さんは5回の発音機会中1回のみ起伏発音気味でしたが他は全て平板発音でした。樋口真嗣さんは過去投稿にもあるように当然に平板発音でした。のんさんは、今回初めて(ようやく)発音を確認できたわけですが、2回の発音機会とも平板で、とてもホッとしました。
 1月9日にCS東映チャンネルで放送の「シネマ☆チョップ」では、実写映画「さがす」の監督片山慎三さんが、綺麗な平板発音でした。アニメの脚本を手がけたこともあるようなので、アニメと全く無縁の方ではありませんが、嬉しかったです。
 昨年10月16日にCSフジテレビONEで放送の「漫道コバヤシ」第79回「小山ゆうSP元気編」。タレントのケンドーコバヤシが漫画家を訪問する番組で、「がんばれ元気」「あずみ」などのベテラン漫画家小山ゆうさんの回です。小山ゆうさんは、2回の発音機会ともとても自然な平板発音でした。さすがです。
 昨年11月24日にフジテレビ系で放送の「ホンマでっか!?TV〜漫画オタク芸能人お悩み相談スペシャル」。マーケティング評論家の牛窪恵さん。3回の発音機会があり、いずれも自然な平板発音で、とても嬉しかったです。起伏発音の出演者もいましたので、普段から平板発音されている方に違いありません。

 このように、異業種でも当然のように自然な平板発音をされる方々は大勢いらっしゃいます。改めて、もっともっとメディア露出が増えてほしいと思います。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2022年1月27日木曜日

アクセス1万回

 本日12時頃、当ブログへのアスセス総数が通算1万回に達したようです。今月はアクセス数が比較的多めで、来月になるとの予想に反して今月達成できてしまいました。公開から5年7か月ほどかかりましたが、じわじわと積み上げられてきたわけで、皆様どうもありがとうございます。

 国内からがほぼ半数ですが、海外から半数近くを占めている状況には、改めて驚かされます。
 「海外」の内訳は、アメリカ50%、フランス20%、ドイツ6%、ベトナム6%、ウクライナ4%、ロシア2%、アラブ首長国連邦1%、イギリス1%、台湾1%、オランダ1%です。1%未満は、ブラジル、カナダ、アイルランド、チェコ、韓国、スペイン、香港の順で、幅広い地域からのアクセスはとても嬉しいです。

 アクセス元は、不明(「その他」)が78%を占めているため正確なことはわかりません。
 判明している分の全体に占める比率は、YouTubeから10%、Twitterから6%、Googleから5%、Yahooから1%などで、海外のサイトらしきものなども少し見受けられます。ちなみに、コミケWebカタログからは実数で11回ありましたが、やはり少ないですねえ。

 6月には6周年になりますが、その際改めてより詳しいデータをまとめたいと思います。今回は、ひとまずこの程度でお許しください。


2022年1月23日日曜日

アナウンサーなど

 アナウンサーの方々について過去投稿で機会あるごとに取り上げてきましたが、最近特に気になったフリーアナウンサーの方々を中心に、CSのAT−Xのオリジナル番組で私が視聴した範囲についてまとめます。
 松澤千晶さんは、各テレビ局のアニメ情報番組やアニメイベントなどで活躍されているフリーアナウンサーで、これまでも起伏発音基調の中たまに平板発音もされている方として取り上げてきました。最近も、AT−Xでは複数の番組を担当されています。
 田口尚平さんは、元・テレビ東京アナウンサーでAT−Xでも「裏アニメ」を担当されていました。当初は起伏発音ばかりでしたが番組後期には平板発音も時々されるようになっていました。フリーになってからも、AT−Xにも時々出演されています。

 「Cl u b AT−X」は、同局オリジナルのアニメ情報番組ですが、昨年10月からリニューアルされ、司会が声優の吉野裕行さんとフリーアナウンサーの松澤千晶さんとなりました。吉野裕行さんは、過去投稿でも取り上げたように徹底して平板発音されている方なので、的確な人選として安心して観ていられます。
 リニューアル初回となる第461回(昨年10月23日初放送)では、同局プロデューサーの山崎明日香さん、ゲストの声優小野坂昌也さん、ゲストの歌手米倉千尋さん、いずれも平板でしたが、ただ一人松澤千晶さんだけは5回の発音機会全て起伏でした。(ただし、事前録画のインタビュー内では2回の発音機会いずれも平板でした。また、米倉千尋さんは、「ゲーム」も平板でしたが、過去投稿と異なり「アニメ」について平板に変わっていたわけで大変嬉しいです。)
 その後は、私が視聴した範囲では、吉野裕行さんは第465回(昨年12月18日初放送)で一度だけ起伏気味になりヒヤッとさせられた以外は平板ばかりです。松澤千晶さんは、その後は吉野裕行さんに合わせたのか、ほぼ徹底して平板です。ただし、ゲストなどの影響(第465回は声優の平田広明さんで発音機会3回とも起伏)で起伏ばかりの回もあります。やはり、周りの発音を相当意識されているのは間違いありません。 

 「R指定アニメ」は、人気ホストのROLANDさんが特定のアニメの生放送を視聴して感想を他のゲストなどと語り合う番組です。
 ROLANDさんは、父親がアニソン関連も取り扱うギタリストであることの影響もありアニメ好きで知られていますが、過去投稿でも取り上げた通り当初は起伏発音基調の中平板発音もされていましたが、ここ3か月ほどは(昨年11月28日放送の「劇場版少女革命ウテナ」の回で一度だけ平板だった以外は)残念ながら全て起伏です。ただし、このように平板発音に変わる余地はありそうなので、良いお手本に倣って平板基調に変わっていっていただけたらなあと願うものです。
 松澤千晶さんは、昨年10月30日放送の「見える子ちゃん」&「鬼滅の刃」の回では、発音機会は1回だけでしたがしっかり平板でした(前述のウテナの回では発音機会2回とも平板でした。なお、そのウテナの回ゲストの声優渕崎ゆり子さんは、起伏平板が1回ずつでした。)。続く昨年12月18日放送の「ARIA」の回では、起伏2回・平板1回と起伏基調気味に戻ってしまっていました。これは、ゲスト出演された同局のウェザーニュースキャスター檜山沙耶さんが発音機会2回とも起伏だったことが影響していそうです。なお、ゲストの監督佐藤順一さんは、発音機会5回と多めでしたが、業界人なので当然に(周りにつられてか1回だけ起伏気味でドキッとさせられましたが)平板でした。
 田口尚平さんは、ここ3か月ほどは10月のみの出演でしたが、起伏6回・平板2回と、起伏基調でした。

 昨年12月30日放送の「AT−Xアニメランキング2021」は、昨年同局で放送された全410本(!)のアニメ作品からベスト20を発表するものです。両アナウンサーのほか、声優の津田健次郎さん、お笑い芸人の天津向さんの計4名が出演されています。松澤千晶さん起伏平板が1回ずつ、田口尚平さんは発音機会3回とも起伏でした。なお、津田健次郎さんは発音機会1回のみで起伏気味、天津向さん平板1回・起伏気味2回(司会的立場の田口尚平さんの影響かも)でした。
 内容的にもアニメ好きが集まった打ち解けた雰囲気で緊張も緩んだのか、田口尚平さんは発音が徹底していたのに対し、松澤千晶さんは発音に揺れが見られました。フリーアナウンサーとして、いろいろ意識するところがあるのでしょうが、アニメ好きを自認するアナウンサーの方々には、司会的立場を務める限りは、ゲストなどに左右されず、正統的な発音である平板発音基調に(できれば基調ではなく徹底に)なっていただきたいものだと改めて実感しました。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2022年1月2日日曜日

コミケ99参加報告

  新年あけましておめでとうございます。

 先日(12月30・31日)開催された同人誌即売会「コミックマーケット」(コミケ99)のサークル参加報告をさせていただきます。


1 概要

 コミケ91からの毎回参加で、通算7度目のサークル参加(他に別サークルへの委託参加も1回あり)、6度目の「評論・情報」ジャンルで、2日目(12月31日(金))東2ホールL−21b」です。
 2年ぶりということもあり、新刊は3種です。全て無料です。
 「アニメ」の発音問題に関する評論本アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」(以下「完全版」)。Q&Aなど当ブログでは直接そのままの形では公開していない内容も含んでいますが、間接的には各投稿の中で触れている内容がほとんどです。結章(結論)部分を私の真意が伝わりやすいように全面的に書き換え、新しい言い回しの追加なども行なった「完全版」です。一応最終形のつもりで作成した「決定版」です。今後はコミケ参加者以外も含めこれを配布する形になります。
 個人的感想文集のシリーズ本アニメ文化とこう関わってきた第3弾「スタッフ編第4弾「作品編①の同時発行です。「スタッフ編」は、最終的には計60名&15社について言及。監督・プロデューサー中心に、可能な限り脚本家・アニメーター・音響監督なども取り上げています。アート系作家は国内外問わずごく少数になってしまいました。京アニ事件に関する特別コラムもあります。「作品編①」は、国産テレビアニメ歴代総合ランキングでのベスト19国産劇場アニメ歴代総合ランキングでのベスト1の、併せて20作品を(続編・リメイク・スピンオフや劇場版・OVAも含めて)取り上げています。漫画「キャンディ・キャンディ」と著作権に関する特別コラムもあります。
 この他、別紙の自己紹介ペーパー「TAL版勝手にアニメ大賞」(2021年冬版)(以下「ペーパー」)も、従来はサークル配布限定でしたが、「作品編①」により歴代ランキングを公表したため今回からは一般参加者にも配布しています。


2 事前準備

 新刊3種とも準備会提出用見本誌や私個人の保存用を含めて各30部(つまり頒布可能部数は各28部)、ペーパーは少し多めで40部、全て12月24日(金)(キンコーズは、毎週金曜日がサービスデーで税込単価がゴールド会員通常8円のところ7円に値下げ)に印刷&自動中綴じ製本。計4種もあるため、約3時間かかりました。サークル配布分を除く一般参加者用は各20部以下の見込みです。今回は、コミケの参加人数制限がかかっている(通常の3分の1以下)ため、思い切って部数削減しました。
 なお、26日(日)になって、推敲時間が足りなかったスタッフ編に誤りを数箇所発見しましたが、28日(火)に☆マークが落ちていた1箇所に手書きで追記(テンプレートを使用しても綺麗に書けず)しただけで、他の誤り(言及人数など)は未修正です。


3 当日の流れ

 当日のサークルスペースへの到着は、いつもとほぼ同じ8時30分。今回の見本誌提出方法は、専用袋に自分で入れてサークル窓口の専用ポストへ自分で投函する方式で、到着後すぐに完了。9時前にスペース内で食事を済ませましたが、設営完了はいつもとほぼ同じ9時40分。
 シャッター(新型コロナウイルス対策のため終日開放)が近いと勘違いして強風対策も考えていましたが、シャッターは近くになく本が風に飛ばされる心配は全くありませんでした。また、中綴じのため本の厚みで多くは積み上げられないので、表向きと裏向きを5冊程度ずつ交互に積みあげないと崩れてくる問題があるのですが、前述の強風対策と一石二鳥で、重しと表紙見本を兼ねる方法を今回は採用しました。具体的には、原紙の束を透明な袋に入れて封印し、一番上に乗せるのです。念のため「この下からお取りください」という説明文も入れておきます。ペーパーだけは、普通のクリアファイルに「この中から1枚ずつお取りください」という説明文付きで入れておきます。我ながら妙案だと思いました。








 経過は次の通りです。

 10:00 コミケ開始時刻。離席
       完全版18部、スタッフ編・作品編各20部、ペーパー26部
      を置く。
       訪問サークル配布用本日分(完全版4部、スタッフ編3部、
      作品編2部、ペーパー6部)を携帯
      
 11:20 残り完全版16部、スタッフ編・作品編18部確認
        (つまり各2部が捌けた!)

 12:35 残り完全版・スタッフ編12部、作品編13部確認
        (つまり4部・6部・5部が捌けた!) 
       直後に一般参加者が訪問し、各1部手渡し
       サークル配布用でスタッフ編1部・作品編2部を追加携帯 

 13:20 残り完全版8部、スタッフ編6部、作品編7部確認
        (つまり3部・4部・3部が捌けた!) 
          サークル配布用で完全版4部を追加携帯 

   14:00 帰席
       残り完全版2部、スタッフ編4部、作品編6部
        (つまり2部・2部・1部が捌けた!) 
       
 15:00 訪問を失念していたサークルへ行くため離席
 15:10 再び 
       残り完全版2部、スタッフ編4部、作品編6部で残数不変

 15:45 隣のサークルさんへスタッフ編・作品編を贈呈
       贈呈を約束していたサークルを訪問するため離席
       完全版が頒布終了

 15:55 再び帰席。
       一般参加者が訪問中でスタッフ編・作品編を手渡し(ペーパー
      は失念)。完全版が残部0のため手渡せず悔しい思いに。
       スタッフ編が頒布終了

 16:00 コミケ終了時刻。撤収開始
       作品編のみ2部残存。ペーパーは10部残存。 
       (つまり一般参加者分としては、
完全版13部・スタッフ編
      17部・作品編14部・ペーパー16部が捌けた)



4 感想

 通算3度目のほぼ島角席(いわゆる「お誕生日席」の隣。他に「お誕生日席」自体も1度経験あり。)ですが、新型コロナウイルス対策で、左右どちらかに必ず空白がある形で出入りもしやすいし、サークルスペース全体に余裕が感じられました。ホール全体で見ても、トイレに近く、目の前も広い通路に面しており、かなりの余裕が持てました。人通りは多いはずですが、なにせ新型コロナウイルス対策で一般参加者も(抽選により)1日5万5千人にきっちり抑え込まれたため、コミケとは思えないくらいどこも空いていました。
 頒布数は、ほぼ予想通りで、当選しているのに当日欠席で手渡しできなかったサークルさんなどもあるため、唯一残部が生じた作品編も元々そういうサークルさんへの配布用と言えるため、印刷部数は足りなかったくらいでした。

 左隣は空白があるため、お話ができそうな「お隣」サークルは実質右隣だけです。何とお馴染み(贔屓)のサークルさんの一つで、現役のナレーション系声優さんです。もちろん最低限の挨拶はしていますが、15時30分になってやっとお声がけしてじっくり会話ができました。声優業界のことについての諸々で、新型コロナウイルスの影響や、「声優ブーム」と言った言説への感想などを聞けました。私の本(「アニメは本当に認められたの」増補改訂版)に「面白かった」と言っていただけたサークルさんの1つでもあり改めて感想を伺いました。ナレーションの収録でも、アクセント辞典片手にディレクターと相談しながら行うが地名など固有名詞が特に大変、インタビュー相手や専門家などにその都度確認を取るがクレーマーからの苦情が多く大変、などとのことでした。「アニメ」自体については明確には回答がいただけませんでした。最後には、スタッフ編・作品編を贈呈し、残部ゼロの完全版は次回手渡しする旨伝えました。
 その他、完全版を配布したサークルさんは、(「アニメ」は「平板」と回答されていたため)アンケート結果報告書自体をお渡ししていないサークルさんが大半で、議員など一部の方々を除き、スタッフ編・作品編(+ペーパー)の4点セットでさりげなくお渡ししました。特に、東映動画で昔アルバイトをしていて「キャンディ・キャンディ」の本物のセル画を所有されている65歳の方(2日目ではなく、1日目に一般参加で訪問したサークルさん)や、今回でコミケを引退される古参のアニメファンの方に(後者は、昔から知っている方なのですが初めて同人活動などのお話ができました。)、いずれも配布予定外でしたが4点セットを手渡しできたことは望外の喜びです。
 一般参加者との交流は、予想以上に少なく、直接お話しして手渡しできたのは3名のみでした。しかも、閉会5分前に来られた女性に、「無料なんですか!」と驚嘆の声を2度繰り返されたのは意外でしたが、完全版が手渡せず、「こういう方にこそ読んで欲しいのに」と心底悔しかったです。やはり部数は少し余るくらいが一番良いのです。

 何はともあれ2年ぶりのコミケ。新型コロナウイルスのオミクロン株が拡がり出しており少し不安でしたが、臆せず参加して本当に良かったです。初の東・西・南全館使用の記念すべきコミケなのに2日間開催に制限されたのは残念ですが、ある意味2度とない(かもしれない)貴重な開催体制だったと思います。それでもやっぱり、コミケは楽しい!!


5 今後

 次回からは、完全版は増刷を繰り返して配布していく形になります。シリーズ本は、第5弾「作品編②」ですが、その次の第6弾「作品編③」との振り分けがどうなるかは全く未定です。世紀(2000年以前と2001年以降)で区切る形に落ち着きそうですが、「多品種少量生産型」か「少数精鋭型」かは今でも迷っています。今回のスタッフ編の「人物」で取り入れた「総評」形式を使えば、「多品種少量生産型」も結構いけそうな気はします。既に10作品程度が「少数精鋭型」を前提に完成していますが、最終的にとりあげる総作品数は全くわかりません。次々回冬コミに先送りして2冊同時発行なんてことも考えられますが、次回夏コミは「コミケ100」(実質は99回目)なので「新刊なし」は避けたいですし・・・本当に悩んでいます。


2021年12月21日火曜日

声優ブーム?

 最近また「声優ブーム」という言い方が安易になされているようです。正真正銘のブームと呼べる「声優ブーム」は過去に3度ありました。1960年代後半の洋画や海外ドラマの吹替声優(若山弦蔵さん、野沢那智さんなど)が脚光を浴びたのが第1次、1970年代後半から1980年代前半のアニメブームと共にアニメ声優(富山敬さん、神谷明さん、小山茉美さん、潘恵子さんなど)が男女問わず脚光を浴びた第2次、1990年代中盤から後半に主に女性声優(林原めぐみさんなど)がその音楽活動と共に脚光を浴びた第3次です。「第◯次」といった特定の期間は、その後はありません。
 2000年代以降は、確かに声優が注目された感じ(テレビで声優特集が組まれるなど)の時期は何度かありましたが、もはや「声優」という存在がごく一般的な「当たり前の」「普通の」存在として「定着」した状況なので、「特集されたら即「ブーム」」というわけではありませんですから、「声優ブーム」という表現はもう使わないでいただきたいものです。いい加減知ったかぶり(訳知り顔)はやめていただきたいし、声優をバカにしたり特別視したりしないでいただきたいものです。(全く同様のことは「アニメ」文化自体に対しても言えます。)
 確かに、「鬼滅の刃」を契機として、その出演声優が脚光を浴び、他の比較的人気が高いアニメ(「呪術廻戦」「進撃の巨人」など)の出演声優も含めてテレビのバラエティー番組で何度も特集が組まれたりしています。「鬼滅の刃」自体は確かに「ブーム」(もう半年くらいは続きそう)と言えますが、バラエティー番組での声優一般の特集はもう途切れるでしょう。その意味では「ブーム(一過性の現象)」と言えなくもないですが、完全に定着した普通の存在、テレビに出てもおかしくない存在、「このくらい(時々特集が組まれること)は当たり前のこと」、という認識に世間(というかマスメディア)がなっていただきたいものですね。

 前置き(総論)が長くなりましたが、やっと本題です。
 去る11月23日に日本テレビ系で放送の「踊る! さんま御殿!!〜人気声優&アニメ好き有名人SP」。明石家さんまさんは、発音機会5回のうち、ゲストの俳優佐々木大介さん起伏発音(発音機会3回とも)につられる感じで1回だけ起伏発音気味でしたが、他は全て自然な感じの平板発音でした。過去投稿にもあるように元々の平板発音に戻っていただけているので、もう大丈夫でしょう。ゲストのお笑い芸人岩井勇気さんも、発音機会4回のうち、(やはりつられて?)1回だけ起伏発音気味でしたが他は全て平板発音でホッとしました。最近は起伏発音が多めだったので、良い傾向です。タレントの中川翔子さんも、発音機会は1回のみでしたが、雰囲気につられたのか(?)久々に平板発音していただけて、嬉しかったです。今後も平板基調になっていただきたいものです。発音機会があった声優さんは3名。林勇さんは発音機会1回のみで起伏小林由美子さんは発音機会1回のみで平板諸星すみれさんは(元々は起伏発音されている感じの方ですが)起伏平板が1回ずつでした。結局起伏平板が混在している皆さんに共通して言えるのは、その場の話の流れなどに左右されている感じだということです。バラエティー番組の雰囲気(視聴率が高いと思われている番組は特に)は、本当に影響力が大きいのでしょうが、雰囲気などに動じない強い自信を皆さんが持っていただければと思います
 お笑い芸人に声優(アフレコ)体験をさせるバラエティー番組もありますね。去る10月19日にフジテレビ系で放送の「火曜は全力! 華大さんと千鳥くん・大喜利&6練単2時間SP」。声優をバカにしているわけではないようですが、アフレコをなめないでほしい気はします。本職の声優さんが感想を述べていたのは評価します。出演したお笑い芸人の中で唯一発音機会があった大悟さんは、発音機会は1回だけですが平板で、とても好感を持ちました。40代前半の方ですが、きっと元々アニメ好きなのだろうと推測されます。ナレーションの声優遠藤綾さんが(発音機会は1回のみですが)起伏だったのが余計に残念です。

 もう1点触れさせてください。声優の林原めぐみさんが、今年の「ベストジーニスト賞」を受賞されました。「最もジーンズが似合う有名人」に選ばれたわけです。去る11月25日に授賞式があり、登壇して発言するご本人の様子がYouTubeのニュース関係チャンネルなどで公開されています。「声優ブームに乗っかって受賞できたのかも」とおっしゃっていました。発音機会3回のうち一番大事な最初の部分でしっかり平板発音してくれてホッとしました。数年前は起伏発音ばかりになってしまっていましたが、(2017年2月6日に某ラジオ番組の投稿コーナーへ直接メール送信して私(もちろん本名も明記)の思いをお伝えして以降は)徹底して平板発音という感じになっていただけていたので、信じていました。(最後の方の2回は起伏発音になってしまったのが残念ですが、息継ぎのせいもあった感じ(?)なので、今後は大丈夫でしょう。)

 いずれにせよ、声優(文化)もアニメ(文化)も、決して「ブーム(一過性の現象)」ではなく、完全に人気も定着している現代文化なのだ、時々話題が盛り上がっても「ブーム」なんていう軽薄な現象ではない、当たり前の出来事なのだ、という認識が早く定着してほしいものです。

 今年の投稿はこれで最後です。来年1月以降の投稿テーマも複数決定済みですが、まずは元旦夜(予定)のコミケ参加報告をお楽しみに。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2021年12月14日火曜日

ゴダイゴ

 ゴダイゴは、1970年代末から1980年代前半にかけて大変な人気を博したバンド(ジャンルとしてはロック系ニューミュージック)です。ほとんどのシングル発売曲が、テレビや映画の主題歌・挿入歌やCF(CM)ソングという、映像メディアとの親和性の高さは史上最高と言って間違いない特異なバンドで、当時は本当に絶大な人気でした。同時期のアリス(ジャンルとしてはフォーク系ニューミュージック)と人気を二分するような形でしたが、(フルコーラス唄うことを出演条件としているためテレビ出演が少なめのアリスよりも間違いなく)老若男女問わず知名度が高く、アリスの大ファンだった私は嫉妬していたほどです。どちらのバンドも、1980年代前半に解散(活動停止)したものの21世紀の現在でも活動再開しており、本当にスゴいです。

 そんなゴダイゴが手がけたアニメソングは、アニメ作品数としてはわずか3作品(うち1作品は21世紀になって活動再開した後)と意外に少ないです。ただし、メンバーのトミー・スナイダーさんがソロで歌った1979年の「24時間テレビ・愛は地球を救う2」内
で放送された手塚治虫原作「海底超特急マリンエクスプレス」の主題歌「ザ・マリン・エクスプレス」をはじめ、ボーカルのタケカワユキヒデさんやリーダーのミッキー吉野さんが関わるアニメも少なくありません。1980年前後はアニメブームの真っ最中でもあり、アニメソングを積極的に手がけるバンドとして好感を持っていました。
 1979年7月(劇場公開は8月)の劇場版「銀河鉄道999」の主題歌・挿入歌「銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)」「テイキング・オフ」。特に、「銀河鉄道999」は、現在でも鉄道番組で流用されたり鉄道駅の発車メロディーに使われたり様々なアーティストにカバーされたりしているスタンダードナンバーです。私個人にとっても、口ずさんだ通算回数は歴代全アニソン中間違いなく1位です。
 1982年3月の東映まんがまつり内で公開された劇場版「アラジンと魔法のランプ」の主題歌「魔法のあかり」「アラジンのランプ」。映画は2009年にCS東映チャンネルで観ましたが、公開当時もラジオのアニメ情報番組で聴いたことはあります。ゴダイゴらしいポップな曲だったという印象があります。
 2006〜2007年にBS2で放送されたテレビアニメ「シルクロード少年ユート」のOP「ONE FOR EVERYONE」。1990年発表曲の流用なので、厳密な意味ではアニメ主題歌として書かれた曲ではありませんし、私個人は全く視聴しておらず、当曲も知りません。

 「銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)」は、オリコンこそ2位止まりでしたが、当時の人気番組「ザ・ベストテン」では6週連続1位になりました。最近CSで再放送されましたが、ゴダイゴのメンバーにも司会の久米宏さん・黒柳徹子さん両名にも「アニメ」の発音機会はありませんでした。その他の音楽番組などでもこれまで当曲を聴く機会は何度かありましたが、「アニメ」の発音機会は記憶にありません。
 
 前置き(?)が長すぎましたね。ボーカルのタケカワユキヒデさんが、BS11で放送中の「Anison Days (アニソン・デイズ)」についに出演されました。10月1日放送分では「アニメ」の発音機会がありませんでしたが、未放送トーク部分が放送された11月26日の放送で、たった1回だけですが発音機会がありました。期待に違わずきれいな平板発音でした。元々漫画好きで有名な方ですし、アニメブームの頃からアニソンに関わりがあったわけなので、「きっと平板発音してくれるに違いない」と信じていました。このように昔からアニメに関わりのある方は、やはり昔からの正統的な発音を自然にしてくれるのです。もっともっとこういう方々がテレビなどで露出してくれるといいのですが

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2021年12月5日日曜日

一般芸能人 15

 最近のものではなく再放送なのですが、気になるテレビ番組があったので、単独で投稿させていただきます。

 去る10月14日(本放送は4月20日ですが、初視聴)にCSフジテレビONEで放送の「よゐこらぼ2・よゐこのパーリナイ・春の特別版〜祝! アニソンデビュー50周年!水木一郎パーリナイ」。お笑いコンビのよゐこ(濱口優さん有野晋哉さん)が不定期的に放送しているバラエティー番組で、自分たちの青春時代に聴いていた音楽レコードをネタにしたマニアックなトーク番組(ゲストなし)です。

 大変うれしいことに、お二人とも過去投稿(2019年)と同様に、ほぼ徹底して平板発音でした。濱口優さんは、発音機会6回中1回のみ起伏発音気味でしたが、他は自然な平板発音でした。有野晋哉さんは、発音機会3回とも平板発音でした。
 青春時代が遠くなった世代の芸能人でも、青春時代の話題に触れられる機会があれば、平板発音が自然に出てくるわけなのです。お話しされるのがお二人のみ(共演者の影響は一切ないという意味)なので、普段から当たり前に平板発音なのだろうと確信できました。昨今は起伏発音へなびく気弱な(?)方々が後を絶たない中、本当に安心しました。アニメ業界とは直接関係のない「一般」芸能人でもアニメ好きな方々の場合のお手本ともいうべき姿です。こういう方々がもっともっと増えていただきたいものです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)



2021年11月21日日曜日

2等市民

 「アニメ文化やアニメファンは「市民権」を得た」という意識・認識が拡がっているようですが、必ずしも手放しで喜べるところではないと思われます。


 去る10月、復刊ドットコムで今年復刻されたSF小説『残された人びと』(アレグザンダー・ケイ著)を初めて読みました。
 NHK初の30分セルアニメのシリーズで、宮崎駿が初めて監督したテレビアニメシリーズである、「未来少年コナン」の原作(というより原案)として有名です。私の歴代テレビアニメランキングで6位に位置する大好きなアニメで、コミケでのシリーズ本発行前に通読しておくべきと考えて読んだのです。
 様々な解説で言われているような、インダストリアを旧ソ連に、ハイハーバーをアメリカに見立てた、社会主義と資本主義の対立、といった感じは全くといっていいほどしませんでした。むしろ、機械化された階級制社会と自然との共存に支えられた自由・平等・対等な共同体社会との対立、もっと言えば絶対王政・封建社会と市民社会との対立、といった感じを受けました。それを特に強く感じさせた原因が「2等市民」という文言でした。

 階級制社会においては、「1等(1級)市民」「2等(2級)市民」「3等(3級)市民、または「市民」ですらない部外者」といった序列が存在し、一定の条件を満たせば等級を異動できることが多いです。つまり、何らかの努力(上級階級へのゴマスリなども含む)に報いる形で「3等、または「市民」ですらない部外者」から「2等」にのし上がれるのです。でも所詮「2等」は「1等」よりも間違いなく下等(下級)扱いなのです。それでも「2等」に進級できた者は、それを嬉々として受け入れ、「1等」に擦り寄ったり媚びへつらう態度を一層強くしたりするのです。中には、それまで自身がいたはずの「3等(または部外者)」を蔑み差別したりさえする者も出るのです。当作ではそこまで書かれていませんが、確実にそういういやらしさを持った「2等市民」が存在するであろうことを予感させます。(なお、「市民」とは、社会の構成員として権利義務が認められた存在、「市民」ですらない部外者とは、そのような当然認められるべき権利義務も持ち合わせていない(奴隷などの)存在ということです。)

 「2等市民」という概念は、「2等国民」「2等国」という概念にも通じます。かつての日本が、第一次大戦から第二次大戦の時期に、つまりいわゆる欧米列強に追いつけ追い越せと植民地主義に走った時期に、欧米諸国から、他のアジア諸国とは一線を画した「2等国民」「2等国」と見られていたことがあると言われています。「一目置かれた」と言えば聞こえはいいですが、要するにアジアの一員から欧米列強へ擦り寄った(ある意味浅ましい)行為とも言えるのです。同じ(黄色人種や東洋系民族としての)アジアの仲間を見下し、欧米に媚を売ったり、あわよくば欧米を出し抜き彼らと対等な「1等」になることさえ本気で考えていたのです。欧米列強の「1等」の側から見れば、「2等」は所詮「2等」にすぎないのに。

 現代日本社会では、「メインカルチャー」と「サブカルチャー」という概念があります。子供のものと思われていたアニメ・漫画・特撮などの(いわゆるオタク系)文化は現在でも「サブカルチャー」とされています。小説がメインで漫画はサブ、実写がメインでアニメはサブ、一般的撮影がメインで特撮はサブ、という観念は今でも根強いです。本来は媒体や表現形式の違いに過ぎないのに。
 「メインカルチャー」を信奉する側は、「格」の違いを持たせようとしてきたのです。「高尚な内容」「社会性を帯びた大人の芸術」などは「サブカルチャー」には描けない・取り扱えないとみなしてきたのです。「子供向けや低俗で猥雑なものがふさわしい」とみなしてきたのです。
 もう、「メイン」とか「サブ」とかいった階級的概念はやめませんか。媒体や表現形式による特性の違いはある程度ありますが、取り扱う内容にはもはや「メイン」「サブ」の違いはないのです


 長くなりましたが、要するに現在のアニメ界やアニメファンは、2等市民」としての「市民権」を得ているに過ぎないのかもしれないのです。
 アニメに無関心だったりアニメをバカにしたりしてきた人々(アニメ文化に関する「素人」)は、「アニメにも良いもの・面白いものはあるね」と一目置いてくれただけで、結局は「でもやっぱり、観るなら実写だよね」「実写の方が、大人の注目度は高いし、結局実写に関われるなら関わりたいと考えているんでしょ」と見下す態度は残っているかもしれないのです。
 昔からアニメをバカにしてきた「大人」たちの象徴が「アニメ」の起伏発音だという歴史的側面がある以上、起伏発音する人々からの同調圧力に負けて平板発音をやめ起伏発音になびくとしたら、そのような卑下した態度をとった結果「居心地の良いぬるま湯的な空気」で満足してしまっているとしたら、実に嘆かわしいことなのです。所詮「1等市民」から見下された「2等市民」でいることに気づきもせず、あるいは気づいても「だって所詮アニメは実写よりも下だもの。どうせなら実写に関われる方が社会的認知度もステイタスも高いもの」と「2等」を受け入れてそこに留まってしまっているだけなのです。かつては「市民ですらない部外者」だったのがようやく「2等市民」に格上げされただけなのです。
 昔から「玄人」「匠」「通」の発音として定着していた平板発音が肯定され、卑下したりせず堂々と、自信と誇りを持って自然に平板発音し続けられる状況であってこそ、「1等」「2等」といった階級を打破した真の平等な社会と言えるのです。人々の意識・認識が心底「アニメも実写も漫画も小説も、媒体や表現形式の違いだけで本質的には対等な、いずれも素晴らしい芸術文化」となる状態が、早く訪れてほしいものです。もちろん、個々人でみればそういう意識・認識に既になっている方々も少なくないとは思いますが、「(所詮アニメは日陰者だと)卑下してしまう方々」「(一般世間に抵抗なく受け入れてもらえるように)平板発音をやめ起伏発音に変えてしまう方々」が現実にいる以上、まだまだと言わざるを得ないのです。

(※今回の投稿内容に合わせて、「まとめ」ページにも少し補記しました。コミケ99で頒布する冊子(合本再構成完全版)も同様に、内容を捕捉しました。)


2021年11月12日金曜日

コミケ当選7回目

  東京ビッグサイトで開催されている世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」。今冬のコミケ新99に、サークル参加が無事決定しました。前回は落選で旧知のアニソン関連サークルさんに委託参加しましたが、幻に終わったコミケ98では復活(当選)しており、今回も復活(当選)できました! 初申込から通算7回目の直接参加(委託も含めれば8回連続)です。
 会場が広くなったとはいえ、2日間開催で、かつ、新型コロナウイルス対策の影響でサークル総数はたったの2万(従来の6割程度)ですから、落選しても当然だったわけですが、本当にホッとしました。しかし、東地区と西・南地区とで完全に区分されて行き来は原則禁止とは・・・一般参加日は両地区別々にリストバンド型チケットが必要で、サークル参加日でも行き来できるかどうか不明なのは困りものです。幸い、ざっくりとカタログチェックした結果、一般参加日(1日目)はめぼしいサークルは東地区のみでほぼ完結していますし、サークル参加日(2日目)も西・南地区にあるめぼしいサークルはごくわずか(今回不参加のサークルが多いため)で、行き来できなくても諦めがつく程度とわかり、一安心。結局、2日間とも東地区に入り浸ることになりそうで、サークル参加日(2日目)も案外早く自分のサークルスペースに戻れるかもしれません。


 余談が過ぎましたが、私のサークルについて説明します。

 今回も6回連続(前回の委託参加は「アニメ(その他)」ジャンルでしたが)となる評論・情報」ジャンルで、2日目(12月31日(金))2ホール「L−21bです。
 久々のほぼ島角席(いわゆる「お誕生日席」の隣)で、出入りもしやすいし、助かります。ホール全体で見ても、シャッターやトイレに近く、目の前も広い通路に面しており、かなりの余裕が持てます。人通りは多いはずですが、なにせ新型コロナウイルス対策で一般参加者も(抽選により)1日5万人程度に抑え込まれます。頒布数は、通常よりもかなり減ると思われ、通常30部は用意するところ20部程度に抑えるつもりです。左隣(お誕生日席のため斜め後ろ)はいつも近くに配置されているサークルさんですが、右隣は初めて隣同士になるサークルさんです。何とお馴染み(贔屓)のサークルさんの一つで、現役の(ナレーション系)声優さんです。声優業界のこと(新型コロナウイルスの影響などは特に)とか語り合えるかもしれませんが、早く退席されてしまうかもしれないし、当日の状況次第ですが、ちょっと楽しみだったりします。


 当日の頒布物3種(予定ではなく決定)の進捗状況は、次の通りです。
 「アニメ」の発音問題に関する評論本アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」は、既に印刷済みですが、結章(結論)部分を全面的に書き換えます。既に当ブログで公開中の内容(修正済み)
です。さらに、本論かどこかに1点だけ重要なキーワードを補足したいと考えています。内容は当ブログの次回投稿予定のテーマのエッセンスで、ある意味刺激的な文言ですが、次回(予定)の投稿をご覧ください。つまり、ほぼ全面的に印刷し直すことになります。
 個人的感想文集のシリーズ本アニメ文化とこう関わってきたでの続刊が2冊あります。
 「スタッフ編」は、海外アート系を含む監督(演出家)と制作会社(プロデューサーや企画会社を含む)がメイン。京アニ事件に関する特別コラムは、昨年3月には完成済みです。4頁にわたる長文ですが、犯人に関する情勢が年内は動きそうもないので追記はしなくて済みそうです。監督・プロデューサー・制作会社はほぼ完成済みです。海外アート系がまだですが、もう数人追加する予定で、今月中には完成すると思われます。残るは、脚本家・作画監督・美術監督・音響監督などだけです。12月24日(金)の最終印刷予定日までに時間の許す限り多く書きたいと思いますが、コラムなどの形でお茶を濁す可能性も消えていません。とにかく、今回必ず発行します。
 「作品編①」は、国産テレビアニメ歴代総合ランキングでのベスト19国産劇場アニメ歴代総合ランキングでのベスト1の、併せて20作品を(続編・リメイク・スピンオフや劇場版・OVAも含めて)取り上げます。こちらを優先して作業しましたが、特別コラムを除き完成しています。全話再鑑賞した上で感想をまとめたので、本当に時間がかかりましたが、今年1月末に無事完成しています。特別コラム(2頁分)は、「キャンディ・キャンディ」の著作権に関する私見を述べるものですが、この土日で書き上げるつもりです。それが済めば、本当に全て完成です。コミケ当日までに補記・微修正したい内容が発生しないとも限らないので、印刷は12月下旬までしない予定です。

 なお、サークル配布限定だった別紙付録「TAL版勝手にアニメ大賞」(2021年冬版)は、一般参加者にも配布する方向で検討中です。これも、作っていてとても楽しい資料なので、近日中に手がけるかも。
 発行済みの第1弾(声優編)・第2弾(音楽編)も、欠席などでまだお渡ししていない一部のサークルさんには配布するつもりですが、ざっくりとカタログチェックした限りでは対象サークルさんは皆無に近い(ほとんどが不参加)です。

 因みに、次回夏コミ発行予定の「作品編②」も、既に10作品近く書き上げています。もちろんまだまだ作品数は増えますが、その次の「作品編③」との割り振りをどうするかは悩みの種です。両方とも、来年中には発行するつもりです。

2021年11月7日日曜日

「アニメ」と「ドラマ」

   「アニメ」に対する概念として「実写」がありますが、劇場作品以外はジャンルとして「ドラマ」と呼ばれます。テレビ番組としても単語(概念)としても「アニメ」よりずっと古くからあります。どちらも外来語(英語)が元になっています。しかし、アクセント辞典では現在でも、「アニメ」は起伏平板の完全併記となっていますが、「ドラマ」は起伏のみです。

 ご存知のように、業界筋や一部のドラマ好き(ドラマフリーク)の間では、「ドラマ」を平板発音する方々が多いです。1990年代の「トレンディードラマ」が流行した頃から業界関係者(プロデューサー、ディレクター、俳優など)の間で使われ始めたのです。現在でも、アナウンサーはじめ大半の素人(業界関係者以外)は起伏発音が当たり前ですが。

 そのため、俳優さんなどは特に、「ドラマ」をつい平板発音してしまう例も見受けられます。NHK-BSプレミアムで放送中の「アナザーストーリーズ」。10月12日放送の「愛の不時着〜国境を越えた大ヒットの秘密」。話題になった韓国ドラマ「愛の不時着」を取り上げた回です。俳優で司会(ナビゲーター)の松嶋菜々子さんは、発音機会8回のうち3回は平板でした。つい普段の調子で発音してしまったという感じでした。一方、同じ俳優でナレーションの濱田岳さんは、同程度の発音機会で徹頭徹尾起伏発音でした。ナレーションの立場として意識して起伏に徹したのかどうかは不明ですが、特に指導があったとは思われません(過去に平板発音されたことがあった記憶があります。ご本人に意識の変化があったのでしょうか
?)。なお、韓国人インタビューの吹替声優は、女性を担当した方は起伏のみでしたが、男性を担当したお一人が起伏平板が半々でした(この方の場合「アニメ」をどう発音されるのかとても気になります。)。
 「結局は個人」なのでしょうが、松嶋菜々子さんは昔のアニメ業界を題材にした2019年の連続ドラマ「なつぞら」に、濱田岳さんは1980年代のアニメ業界などを目指す若者を題材にした2014年の連続ドラマ「アオイホノオ」に、それぞれ出演経験があります。そういった経験を踏まえて、「ドラマ」を平板発音するほどなら「アニメ」も当然に平板発音していただきたい、と願わざるを得ないです。(松嶋菜々子さんについては、過去投稿にあるように起伏発音されていました。)

 ジャンルとして「アニメ」と「ドラマ」は対等な存在です。両方を同じアクセントで発音されるなら特に問題はありませんが、どちらか一方のみを平板発音されるなら、アクセント辞典の記述や歴史的経緯に倣って、「アニメ」の方であってほしいですね。全くアニメと関わりがない方々なら仕方ありませんが、少しでも関わりを実際に持った方々の場合は特に強く思います。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2021年10月30日土曜日

コスプレイヤー

 コスプレイヤーは、アニメに興味を持っている方々が大半だと思われますが、「アニメファン」「アニメフリーク」と言えるほどアニメに詳しいとは限りませんし、普段から積極的にアニメを鑑賞しているとも限りません。在日や訪日の外国人の方々も数多いですが、基本的には同様です。コスプレイヤーが出演するテレビ番組(大半はコスプレ自体がテーマの番組)については、過去投稿でも何度か取り上げていますが、「アニメ」の単独での発音が起伏の方もいれば平板の方もいます。

 最近でも、(前回投稿でも取り上げました)10月3日に日本テレビ系で放送の「土曜バラエティー〜岩井×えなこ×亜咲花が語り尽くす! 東海発アニメ「シキザクラ」直前SP」に出演された名古屋市出身の27歳プロコスプレイヤーえなこさん。過去投稿でも平板の場合と起伏の場合がある方ですが、今回は発音機会1回のみで、残念ながら起伏気味でした。
 CSのMONDO TVで放送中の「コスプレJAPAN」。10月21日など放送の第10回は、2013年から日本在住の28歳イタリア人コスプレイヤーユリコタイガーさん。発音機会7回(すべて日本語)のうち、最初の3回は平板、その後の4回は起伏でした。何か意識の変化(ディレクターの指示?)があって途中から変えたのでしょうか?一方で「ゲーム」は発音機会1回のみですが起伏だったので、この方はゲームよりもアニメが好きであることは確実です。平板発音もきちんとされていることがはっきりしていますので、今後も平板発音を基調にしていっていただければなあと思わずにいられません。なお、同番組には、雑誌『コスプレモード』副編集長の千都ちひろさんも出演していましたが、発音機会1回のみですが、残念ながら起伏気味でした。
 10月25日にテレビ東京系で放送の「YOUは何しに日本へ?〜ビッグドリームYOU人生の大勝負SP」。過去放送分からの抜粋特集回です。2017年9月18日放送の世界コスプレサミット(毎年名古屋で開催)参加者のベルギー人2名(当時23歳のソフィーさん、当時26歳のルーシーさん)が出演した回が取り上げられていました。ソフィーさんに片言の日本語と片言の英語で1回ずつ発音機会があり、どちらも平板でした。アニメ好きで日本語も話せる外国人のお手本のような感じを受け、とても嬉しかったですし、希望が湧いてきました。

 「結局は個人」なのですが、前述のソフィーさんのように、アニメ好きであればあるほど平板発音が自然に出てくるようになるはずなので、日本人・外国人を問わず平板発音が基調の方々が増えていくことを願ってやみません。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2021年10月24日日曜日

発音の揺れ

 「アニメ」の単独語としての発音に揺れが見られる方々は多いです。意識して使い分けているのか、普段(私生活や同業者同士の会話など)の自分と公の電波(仕事)の中での自分とで結果的に変わってしまっているのか、それともその場の単なる勢いや成り行きに過ぎないのか、第三者からは明確に判別できないのが実情です。 

 10月3日にBSアニマックスで放送の「「鬼滅の刃」スペシャルイベント〜「鬼滅の宴」」。2019年10月に開催されたものです。声優の花江夏樹さん平板起伏を1回ずつ、下野紘さんが1回のみで平板鬼頭明里さんが1回のみで起伏でした。つまり、花江夏樹さんと下野紘さんは、元々きちんと平板発音していた方々なのだということがはっきりしました。過去投稿にもあるように、今年1月2日の「さんまのまんまスペシャル」出演時に一時的に起伏発音した明石家さんまさんに成り行きでつられたのか起伏発音されて以来、お二人とも起伏発音ばかりになっている感じで大変気になります。そんな中、9月19日にBSフジで放送の「実況×解説!ざわつきバラエティ〜声優大運動会(第1回)」では、花江夏樹さんが1回のみ発音機会があり自然な平板発音でした。つまり、元の姿に戻っていたということです。このことからも、元に戻る余地はお二人とも十分あるだろうとも言えますし、是非とも戻っていただきたいと願うものです。
 9月25日にBSフジで放送の「アニソン・アンプラグド」。影山ヒロノブさんと声優の大橋彩香さんがバーテンダーとしているカウンターに西川貴教さんが客としてやってくるという設定のアニソントーク番組です。西川貴教さんは、5回の発音機会がある中で起伏3回・平板2回でした。久々に平板発音が聞けたのは良かったし、最近起伏発音ばかりになっていたのは意識して昔に戻した結果ではなかったようだとわかりました(実際どうお考えなのかご本人にお尋ねしてみたいとは思いますが。)。影山ヒロノブさんは、1回のみで最近の傾向と同様起伏発音気味でした。そんな中で大橋彩香さんは、過去投稿にもあるように平板発音で、全くブレないのに感心させられました。
 この10月から放送が始まったアニメ「シキザクラ」の番組予告CF(CM)で俳優の佐藤二朗さんが、平板起伏が1回ずつでした。やはり元々平板発音されてきた方なのだろうということがはっきりしましたが、先に平板発音された後起伏発音されたのは「公式の発音」と判断(勘違い)して自主的に変えてしまったということなのでしょうか?
 10月3日に日本テレビ系で放送の「土曜バラエティー〜岩井×えなこ×亜咲花が語り尽くす! 東海発アニメ「シキザクラ」直前SP」。岩井勇気さんが、発音機会6回のうち最初の1回のみ平板発音でした。最近は起伏発音ばかりの感じだったのに久々に平板発音を聞かせてもらえました。この人の場合、結局のところ、その場の勢いや成り行きに過ぎないのかもしれません。もしも意識して変えたのだとしたら大変由々しきことなので、そうでないことを願ってやみません。

 今回は、全員が過去投稿で取り上げた方々です。発音の揺れが特に気になる方々が中心です。少なくとも、「普段の自分の発音とは違うが、素人や周りが起伏発音ばかりだからそれに合わせた、公の電波では発音を変えるべきと考えた」ということだけはないようにしていただきたいし、そのような態度ではアニメ文化の真の深化・進化・浸透・発展は望めないのだと気づいていただきたいものです。「特に気にせず成り行き任せ」ということならば、「自分はアニメに理解がある人間だ」という自覚がある方であるならば、平板こそがそういう自分の立場にふさわしい発音だと認識していただければと思います。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2021年10月16日土曜日

外国人 3

  外国人について過去投稿で何度か取り上げてきましたが、最近の外国語教育番組などでも結構アニメ文化に言及される例があることがわかりました。

 2018年秋が最初の放送(毎年2回繰り返されている)となったロシア語講座後半部「ロシアゴスキー〜サンクトペテルブルク編」の第5回「サンクトペテルブルクでニッポン探し」。サンクトペテルブルク編は現地日系企業で勤務経験があるヴィーカさん(20代後半と思われます)が案内役を務めています。たい焼きを始めとする日本文化の紹介イベントに参加したり、「セーラームーン」「涼宮ハルヒ」「初音ミク」などのロシア人コスプレイヤーと公園やアニメショップ内などで歓談したりしています。「アニメ」の発音機会(もちろんロシア語)は3回あり、1回のみ「ニ」にアクセントを置く起伏発音気味でしたが、後の2回は平板発音でした。コスプレーヤーなどは計5名出演し、名前の出たサヤ・スカーレットさんには発音機会がありませんでしたが、5名中発音機会があった2名がいずれも平板発音でした。なお、当番組のナレーションは前半部「モスクワ編」を含め全回、日本で活躍する(「ガールズ&パンツァー」などに出演)ロシア人声優ジェーニャさんが務めていますが、日本語ですがいつも起伏発音ばかりで、大変残念な思いをしていました。
 他にも、2020年秋が最初の放送(毎年2回繰り返されている)となったスペイン語講座「旅するためのスペイン語」も視聴していましたが、「アニメ」の発音機会はありませんでした。ただし、2016年に放送されていた「テレビでスペイン語」第7回では、司会の俳優田中幸太朗さん平板発音されていたほか、スペイン本国の大学で日本語を学ぶ学生の中にも「ニ」にアクセントを置く起伏発音気味でしたが1回だけ発音機会がありました。
 ちなみに、大学時代は第2外国語がドイツ語(成績は一応「優」でしたが喋るのは無理)で、第3外国語としてフランス語もかじりましたが、テレビの語学番組は視聴したことがありません。スペイン語とロシア語は、2005〜2011年頃に個人旅行(中南米、旧ソ連)で比較的長期間滞在するため、テキストも購入してテレビ放送を全回視聴したことがあります。他にも、アラビア語やドイツ語は比較的汎用性が高いので、視聴してもいいかなとは思っています。尤も海外旅行は基本的にもうしないと思います。これまで南極を含む全大陸で合計約50か国を旅行しましたが、他国を訪問する際は、最低限のコミュニケーションを現地語で行うのが現地の人々に対する礼儀だと考えていますので、数十か国語を片言(英語・スペイン語以外はごく初歩の旅行会話か挨拶程度がやっとですが)で喋りましたが、スペイン語が一番よく喋りましたし好きですね。

 BS1で放送中の「COOL  JAPAN」に出演している外国人の方々(番組中では全員英語)も、ほぼ全員平板発音をいつも繰り返しています。
 英語の辞書はどれを見ても「A(ア)」にアクセント符号が打たれる起伏発音しか掲載されていないのですが、実際に英語の文章として発音する中では、ほとんど平板発音されているのが実態で、よほど意識しないと起伏発音しないようです。むしろ、日本語で話す場合に起伏発音が見受けられたりします。
 もちろん日本語で話す場合でも、過去投稿に取り上げた事例のほか、比較的最近でも大変良い事例に出くわしました。日本テレビ系で放送中の「世界一受けたい授業」。6月12日放送の「世界が絶賛! 日本のスゴイ所スペシャル」では、在日アメリカ人で『日本人がいつまでも誇りにしたい39のこと』などの著者ルース・マリー・ジャーマンさんが、発音機会は1回のみですが、日本語でとても自然な平板発音をされていました。

 少なくとも日本人がしっかり平板発音をしていれば、外国人であっても(日本人を見習って)平板発音をし続けてくれるものと思われますので、日本人こそしっかりしないといけませんよね。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2021年10月9日土曜日

最近どーよ!?(音楽番組など)

 ここ3〜4か月ほどのテレビ番組の感想の5回目で、今回で最後です。音楽番組が中心です。 


 BS11で放送中の「Anison Days (アニソン・デイズ)」。7月30日の放送では俳優の斉藤由貴さんが、(過去投稿にもあるように4月30日の放送では起伏発音でしたが、)未公開トーク部分のガンダム談義の中で自然な平板発音をされており、「元々はそうなのだろう」と思わされ、ホッとしました。8月6日の放送では歌手の鈴木このみさんが、4回目の出演ですが、(過去投稿にもあるように1回目は平板発音だったのに前回は起伏発音でしたが、)2回の発音機会とも平板発音で、「無事元の姿に戻ってくれた」とホッとしました。6月25日(未公開トーク部分は8月27日)の放送では作曲家の草野華余子さんが、(過去投稿にもあるように)徹底して平板発音されており、アニメ業界関係者としての良きお手本ともいうべき姿を披露してくれたわけで、大変心強かったです。7月2日の放送では声優の宍戸留美さんが、続く7月9日の放送では男性ソプラノ歌手の岡本知高さんが、いずれも発音機会は1回ずつですが平板発音され、とても嬉しかったし、好感を持ちました。9月3日の放送では声優の寺島拓篤さんが、過去投稿(2019年の「ANIMAX MUSIX 2019 OSAKA」関係)とは異なり起伏発音を連発されてショックを受けましたが、一度だけ「アニメっていうメディアの歴史において」という文脈の中で平板発音でした。「元々はそうなのだろう」と思わずにいられませんでした。その一方で、司会の酒井ミキオさんは、過去投稿にもあるように以前は平板発音されていたのに、最近(7月23日、9月17日)は起伏発音ばかりになってしまい、大変残念で仕方がありません。同じ司会の森口博子さんに感化(?)されてしまったのでしょうか・・・ゲストにも平板発音者は大勢いるのに・・・以前の状態に戻っていただきたいものです。(過去投稿で詳しく取り上げた森口博子さんについても同様ですが。)

 フジテレビ系で不定期放送中の「クイズ! ドレミファドン」。6月28日放送の「夏ドラマ豪華俳優陣がアニメイントロで激突SP」では、発音機会があった2名はいずれも起伏発音でした。2019年放送のNHK朝ドラ「なつぞら」にも出演した俳優の山田裕貴さんと、司会の中山秀征さんです。ただし中山秀征さんは、10月7日放送の「45周年記念!3時間SP」では、2回の発音機会とも自然な感じの平板発音でした。「元々は平板発音してきた方に違いない」と確信しました。
 フジテレビ系で放送中の「超逆境クイズバトル!99人の壁」。9月25日放送の「アニメSP」では、司会の佐藤二朗さんが、起伏発音ばかりになってしまっていたのが大変残念です。それに引きづられたような形で、ゲスト出演の俳優眞鍋かをりさんが、発音機会は1回だけですが起伏発音されました。「鬼滅の刃」へのハマり方は尋常ではなかったので、「通」の発音としての平板発音に馴染んでいく機会がもっと増えればなあと思います。

 CSフジテレビTWOで9月26日に放送の「オダイバ!超次元音楽祭」。ナレーションの杉田智和さんは、発音機会は1回のみですが過去投稿にもあるように起伏発音でした。司会の設楽統さん(バナナマン)も、2回の発音機会いずれも起伏発音でした。その一方で、ゲストで発音機会があった3名は全員平板発音だったので、少し驚きました。声優の寺島拓篤さんは、前述と違い、以前の状態に戻られていたわけです。「元々は平板発音したきた方に違いない」と確信しました。「ラブライブ!」シリーズ(まだ続くのかというのが正直な感想)最新作「ラブライブ!スーパースター‼︎」の主役アイドルグループ「Liella!」のメンバーである2名にも、大変好感を持ちました。Liyuuさんは、中国上海市出身(つまり外国人)で、3回の発音機会のうち最初の1回だけでしたが、「元々は平板発音したきた方」と思われます。ペイトン尚未さんは、日本生まれですが父親がアメリカ人というハーフで、まだ未成年です。思わず応援したくなりました(「ラブライブ」シリーズは初代μ'sの頃しか視聴しておらず、実際には特に応援しませんが。)。どうかこのまま平板発音でい続けていただきたいものです。


 以上で終わりです。今後のテーマも既に2つ決まっています。次回は、(最後に触れたような)外国人についてです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2021年9月30日木曜日

最近どーよ!?(情報番組など)

  ここ3〜4か月ほどのテレビ番組の感想の4回目(最後のはずがもう1回増やして全5回になりました。ごめんなさい!)です。アニメ関連の情報番組などが中心です。


 6月27日にTBS(関東ローカル。他地区は7月18日など)で放送の「それSnowManにやらせて下さい〜超人気声優下野紘と即興アフレコ対決! 」。ナレーションを担当した子役(12歳)の矢作由紗さんが、4回の発音機会のうち最初の1回だけですが平板発音されました。普段は平板発音であり途中で意識して起伏発音に変えたのかもしれません。大変残念なことではありますが、一方で将来に希望が持てる出来事ではありました。是非とも平板発音を意識して続けていただきたいものです。

 7月25日にBS11で放送の「マギアレコード 魔法少女まどか⭐︎マギカ外伝2nd SEASON 放送直前特番」。司会の松澤千晶さんやナレーション担当の声優堀川さつきさん起伏発音で大変残念でした(なお、「ゲーム」も両名とも起伏でした。)が、他に発音機会があった方々は平板発音ばかりでした。アニプレックスのプロデューサー石川達也さんは業界人なので当然ですね
(「ゲーム」は5回の発音機会のうち1回を除き平板でしたが。)。声優の麻倉ももさんは、少し意外でしたが、それだけにとても嬉しかったです(「ゲーム」も平板でした。)。歌手のカレンさん(ClariSの現在のお2人のうちの1人)も、2014年からメンバーになったとは言えまだお若いのによくぞ、と嬉しかったです。

 CSのAT−Xで不定期放送中の「R指定アニメ!」。人気ホストで最近アニメにハマりだしたというROLANDさんが司会で、ゲストとともにアニメについて語る番組です。今年3月に続く第2弾として、事前特番として7月2日に放送の「ROLANDとAT−Xの歴史」では、フリーアナウンサーの松澤千晶さん・田口尚平さんと3人で語りまくりました。実は、松澤千晶さんこそ5回の発音機会とも起伏でしたが、田口尚平さんは8回の発音機会のうち起伏平板が半々、ROLANDさんは11回の発音機会のうち平板が3回ありました。そして本番として8月28日に放送の「「長門有希ちゃんの消失」生放送スペシャル」では、松澤千晶さんが1回のみの発音機会で起伏、ROLANDさんが2回の発音機会とも起伏だったのに対し、ゲスト声優の白石稔さんは3回の発音機会のうち(1回のみは起伏気味でヒヤリとさせられましたが)基本的に平板でホッとさせられました。ただし、もう一人のゲスト声優である桑谷夏子さんが4回の発音機会いずれも起伏だったので、気分的にはすっきりしませんでした。結局は個人なのですが、ROLANDさんが起伏になびきつつあるのが残念です。アニメに最近ハマりだしたというタイプの方々には、是非とも正統的な発音である平板発音の方に馴染んでいただきたいので、良いお手本と接しないといけないのに、ゲストなどの人選に影響されてしまいますねえ。こればっかりは(平板発音が基調の人を選ぶといった風に)意図しないとできないことなので実現困難なわけで、運を天に任せるしかないのが何とも・・・。

 
 長くなるので、予定変更で今回はここで打ち切ります。もう1回だけで「まとめ」は終わります。音楽番組関係を取り上げます。別テーマの投稿も控えていますが、もうしばらくお待ちください。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2021年9月23日木曜日

最近どーよ!?(ナレーションなど)

 ここ3〜4か月ほどのテレビ番組の感想の3回目です。一般芸能人を中心に、特にナレーションを務める声優さんなどにも重点を置きます。


 5月29日にテレビ東京系で放送の「出没!アド街ック天国」。秋葉原の回です。出演者で唯一発音機会があったお笑いタレントの村上さん(マヂカルラブリー)が平板発音されていました。一方で、ナレーションを務めている声優の津野まさいさんは、発音機会がありませんでしたが、「ゲーム」を徹底して平板発音されていましたので、ひょっとすると「アニメ」も同様かもしれません。

 6月8日にフジテレビ系で放送の「セブンルール」。毎週放送されている情報バラエティ番組で、作曲家の梶浦由記さんの回です。司会の尾崎世界観さん(クリープハイプ)は、過去にアニメ主題歌を担当したこともあるロックバンドのボーカルですが、きちんとした平板発音をされました。一方で、ナレーションを務めている声優の小野賢章さんは、起伏発音ばかりでした。

 6月9日にNHK教育で放送の「浦沢直樹の漫勉neo」。漫画家の浦沢直樹さんが他の漫画家の仕事場を訪問する番組で、アニメーターでもある安彦良和さんの回。両名とも当然ながら平板発音ばかりでした(安彦良和さんは1回だけ「ニ」にアクセントを置く起伏発音気味の時がありました。浦沢直樹さんは「ゲーム」も平板発音でした。)。一方で、ナレーションを務めた俳優の葵わかなさんは、残念ながら起伏発音ばかりでした。ご本人はアニメ好きな方らしいですが、(ナレーションの収録は必ず事後のため)是非とも出演者の平板発音に馴染んでいっていただきたいものです。

 6月26日にNHK総合で放送の「SONGS OF TOKYO」。月1回放送されている番組です。司会の村上信五さん(関ジャニ∞)が過去投稿にもあるようにきちんと平板発音で、ホッとさせられました。一方で、ナレーションを務めている声優の水瀬いのりさんは、いつもと変わらず起伏発音。このような出演者(特に司会者)とのアンバランスさがやはり気になってしまいます。

 6月27日に日本テレビ系で放送の「行列のできる法律相談所〜人生を変えたアニメSP」。放送開始当初はともかく現在は"看板に偽りあり"(弁護士も出演しているだけで法律の話題はほぼ皆無。この10月からは「法律」の文字が削られるそうです。)の大変砕けた高視聴率バラエティー番組です。発音機会があった出演者の大半が起伏発音の中、唯一松村沙友理さん(乃木坂46。ただし現在は卒業)が2回のうち1回だけ平板発音をされました。ただしインタビュービデオ映像内であり、会場内では起伏発音でした。普段は平板発音なのに会場の雰囲気に負けてしまったということなのでしょうか?だとしたら大変残念です。同じ元・乃木坂46で局アナウンサーの市來玲奈さんが、会場内での2回の発音機会とも起伏発音だったことで余計に。ちなみに、ナレーションを務めている俳優の林田尚親さんも、アニメ出演経験もある方ですが、起伏発音ばかりでした。

 7月21日に日本テレビ系で放送の「映画「竜とそばかすの姫」その魅力を豪華キャスト&細田守が語り尽くすSP」。ナレーションを含めて唯一発音機会があったのが細田守さん。当然ながら綺麗で自然な平板発音でした。「ドラマ」も平板発音されましたが、もしかすると一般芸能人との交流が増えた影響なのかもしれませんね。

 8月20日にNHK総合で放送の「アニ×パラスペシャル・東京大会直前」。数年前から放送されてきた番組ですが、東京パラリンピック直前の特別版です。広瀬アリスさんが徹底して平板発音だったのが、過去投稿(「ミュージック・ステーション」出演時)の頃から変わっておらず、ホッとさせられました。一方で、ナレーションを務めた2人の声優(梶裕貴さん安元洋貴さん)が、いずれも以前と変わらず起伏発音だったのが、余計に歯がゆかったですね。


 総じて、ナレーションについては、必ず事後収録なので、直接の番組出演者(特に司会者は重要)の発音を視聴する機会は必ずあるわけですが、番組の趣旨や雰囲気によって変える、ということはなさそうですね。(かと言って、普段は平板発音の人がナレーションを起伏発音で行うのは困りますが。)
 
 今回はここまで。あと1回で「まとめ」は終わりで、その後すぐに別テーマの投稿も予定しています。ネタが尽きることはないですねえ。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2021年9月16日木曜日

最近どーよ!?(声優など2)

   ここ3〜4か月ほどのテレビ番組の感想を数回(全4回予定)に分けてまとめています。2回目の今回は、声優さんを中心にした2回目(後半)です。

 (なお、声優さんの年代区分として、声優歴3年未満は「新人」、声優歴10年未満は「若手」、声優歴30年未満は「中堅」、声優歴50年未満は「ベテラン」、声優歴50年以上は「大ベテラン(レジェンド)」としています。)


 7月15日にNHK教育で放送の「きょうの健康」。洋画吹き替えでの活躍が目立つベテラン森川智之さんが、とても自然な平板発音をされていました。過去投稿でアニメ「深夜天才バカボン」出演時に起伏発音されていたと紹介しましたが、アニメ出演も決して少なくはない方なので、こういう素で出る番組ではやはりベテランらしく平板発音されるのだなあ、と嬉しくなりました。アニメ界隈に疎い方々は、声優でも一般芸能人でも、意外と平板発音される方も少なくないのですが、森川智之さんの場合は、洋画・アニメバランスよく関わっているため、「わかった上で」平板発音されているわけで、大変心強いです。
 
 8月20日にCS日テレプラスで全3回放送の「豊崎愛生と漫画とグルメ」。既に中堅の豊崎愛生さんが、グルメ漫画について原作者と対談したうえ料理も実践するというバラエティー番組です。原作者側に「アニメ」の発音機会はありませんでしたが、「ドラマ」については、原作者(第1回「孤独のグルメ」の久住昌之さん)が起伏平板が2回ずつだったのにも関わらず、豊崎愛生さんは2回の発音機会とも平板でした。それだけに余計に、「アニメ」については豊崎愛生さんが徹底して起伏発音だったのが、大変ショックでした。過去投稿にもある通り、むしろ平板発音が多かった方なのですが、最近は起伏発音ばかりで、大変歯がゆい思いをしています。特に今回のように、「ドラマ」だけ平板発音というのは、アニメ業界関係者としてはあるまじきことで忸怩たる思いです。何かきっかけがあったのかもしれないですが、どうか「アニメ」も平板発音に戻っていただきたいと強く願います。

 8月22日にCSのAT−Xで放送の「スーパーカブで紡ぐ世界」。今年4〜6月にBS11などで放送されたアニメ「スーパーカブ」の特別番組です。主人公小熊役の若手夜道雪さんが、起伏平板がほぼ半々でした。起伏発音はファンのメッセージを読み上げる時などで、個人的な話の際はほぼ平板でしたので、基本的には平板発音されている方なのだと思われます。対談相手であるユーチューバーの茅ケ崎みなみさんは残念ながら起伏でしたが、 それに引っ張られる感じは全くなかったので。

 8月23〜27日にCSカートゥーンネットワークで全4回放送の「声優聖地めぐり」。アニメ「弱虫ペダル」第1・第2シリーズのメイン声優3名(ギリギリまだ若手の山下大輝さん、中堅の福島潤さん、同じく中堅で最年長の鳥海浩輔さん)が自転車でインターハイのコースを実際に辿るというものです。鳥海浩輔さんには発音機会がありませんでしたが、福島潤さん起伏のみ、山下大輝さん平板起伏が混在でした。起伏のうち1回は「ニ」にアクセントがある感じでした。ナレーションを担当したギリギリまだ若手の諏訪彩花さんは、徹底して起伏でした。アニメ本編でも皆さん起伏ばかりでしたから、予想はしていましたが、一番若手の山下大輝さんが平板発音もされていたことで、少し希望は持ちました。本放送当時も思いましたが、できればアニメ本編でも「アニメファン(オタク)」設定らしく平板発音して欲しかったと切に思います。

 ちなみに、現在放送中のアニメの中でも、本編中で声優さんに「アニメ」の発音機会がある作品はやはりいくつかあります(私が視聴している範囲では「ぶらどらぶ」「かげきしょうじょ!!」「ぼくたちのリメイク」)。今の所その全てが起伏発音で、大変悔しい思いです。何とかならないものでしょうか。(「ぶらどらぶ」なんか、総監督の押井守さんが業界人として当然の徹底した平板発音なのにも関わらずですし、さらに過去投稿にもあるように徹底して自然な平板発音のCF(CM)が番組内で流れ続けているわけで、余計に悔しいです。)


 声優さんがらみはまだあるのですが、残り2回は、他のアニメ業界関係者・芸能関係者・メディア関係者などが中心の番組を取り扱います。いずれも、今月中の投稿予定です。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2021年9月7日火曜日

最近どーよ!?(声優など1)

  ここ3〜4か月ほどのテレビ番組の感想を数回に分けてまとめます。今回は、声優さんを中心に、同じ番組に出演された他の芸能関係者にも言及します。
 (なお、声優さんの年代区分として、声優歴3年未満は「新人」、声優歴10年未満は「若手」、声優歴30年未満は「中堅」、声優歴50年未満は「ベテラン」、声優歴50年以上は「大ベテラン(レジェンド)」としています。)


 5月30日にCSファミリー劇場で放送(2月21日に配信済み)の「声優紅白サンライズ ONLINE  LIVE」。
 ベテランの井上和彦さん郷田ほづみさん平板発音で安心させてくれました。中堅の野島裕史さん平板発音で嬉しかったです。
 ベテランの矢尾一樹さんは、初の主役を演じた「機動戦士ガンダムZZ」の前期OP「アニメじゃない」を歌唱されました。インタビュー時に1回だけ起伏気味の発音をされドキッとさせられましたが、その後の3回の発音機会は全て同曲同様にしっかり平板発音され、安心しました。まとめページや過去投稿にもあるように、同曲は当然に徹底して平板発音の曲だから、まかり間違っても発音を変えてはなりませんからねえ。
 司会のベテラン浪川大輔さんは、今回も起伏発音され、最近は起伏ばかりの感じで危惧させられます。もう一人の司会で既にベテランの域に達しようとしている阪口大助さんは、起伏平板が半々でした。ベテランらしい発音を望みます。
 ちなみに、声優さん以外で発音機会があったのは、コーラスのENA☆さんだけですが、残念ながら起伏でした。


 6月6日にBSアニマックスで放送の「Sphere 10th anniversary document 高垣彩陽’s side」。
 中堅の高垣彩陽さんが3回の発音機会のうち1回だけですが平板発音されました。初めて耳にしたので、「おおっ!」と思わされました。以前は起伏発音ばかりだったので、良い方向への「変化の兆し」ならいいのですが
 なお、他に発音機会があったのは作曲家の上松範康さんだけで、いつものように平板発音でした。やはりこういう番組ではこの感じがしっくりきますね。


 6月9日に日本テレビ系で放送の「ウチのガヤがすみません」。
 最近テレビでの顔出し出演が目立つ中堅の下野紘さんは、相変わらず起伏発音でした。声優の代表格として出演機会が多いということは世間一般への影響もその分無視できないので、大変残念な思いです。


 6月28日にNHK総合で放送の「アニソン! プレミアム! 〜ラブライブSP」。
 ナレーションを務めた既に中堅の域に達した新田恵海さん佐倉綾音さんは、いつものように起伏発音ばかりでしたが、1回ずつ発音機会があった既に中堅の徳井青空さんと若手の鈴木愛奈さんは、意外にも平板発音で、とても嬉しくなりました(鈴木愛奈さんは過去投稿で起伏平板が混在でしたが。)。やはり、アニメ関係者はこうであってほしいものです。


 7月11日にテレビ朝日系で放送の「声優パーク建設計画VR部〜バーチャル六本木SP」。
 既にベテランの域に達した関智一さんが、実に久々に平板発音されていて感激しました。近年は起伏ばかりで大変残念な思いをしていましたが、以前のように平板が当たり前の状態に戻っていただければと強く望みます。
 それだけに余計に、ナレーションを務めたベテランの高山みなみさんがいつものように起伏発音で、残念な思いです。


 7月13日に日本テレビ系で放送の「夏の超特大さんま御殿!! 3時間SP〜超人気声優が夢の共演」。
 明石家さんまさんは、たった一度だけ起伏発音されましたが、他は5回の発音機会全て平板発音で安心させられました。(6月18日にフジテレビ系で放送の「さんまのまんま」でも、2回の発音機会全て平板でしたので、以前のように平板発音を貫いていただきたいものです。「ビッグ3」と呼ばれるほど影響力の大きい方なので特に切望します。) 
 中堅の下野紘さんは前述の通り起伏でした。
 若手の楠木ともりさんが(3回の発音機会とも)徹底して平板発音で、大変好感を持ちました。
 中堅の竹達彩奈さん平板発音だったのも、嬉しかったですが少し意外でした。夫の梶裕貴さんは起伏発音が目立つので、夫婦間の会話ではどんな感じなのか気になります。どうか決して起伏発音ばかりになったりしないよう希望します
 ベテランの松本梨香さん起伏発音だったのはショックでしたが、ベテランの山寺宏一さん平板発音の一方でたった一度だけ起伏気味の発音をされたのにもドキリとさせられました。ベテランらしく平板発音を徹底していただきたいです。
 そんな中一番驚いたのは、ベテランの日高のり子さんが2回の発音機会とも平板発音だったことです。近年はナレーションなどでも起伏発音ばかりで残念な思いをしていたので、実に久々で、大変興奮しました。これを契機に以前のような平板発音に戻っていただければと強く願うものです。
 なお、27歳のコスプレイヤーえなこさんは今回は残念ながら2回の発音機会とも起伏でした。中川翔子さんも、(発音機会は1回ずつですが)「ゲーム」を平板発音されたので余計に「アニメ」を今回は起伏発音されたのが残念でした。


 長くなるので今回はこのくらいにしておきます。近日中に続きを投稿します。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2021年8月11日水曜日

CF(CM) 2

  CF(CM)は、声優やアナウンサーなど「声のプロ」の方々がナレーションする場合が大半だと思われます。単独語としての「アニメ」の発音は、私の知る限り、ここ10年ほどは起伏発音が大半(特に、「アニメ「◯◯◯」」と作品名を読み上げる場合は平板発音は皆無に近い)で、大変残念に思っています。
 ところが、その「声のプロ」の方々がしっかり自然な平板発音でナレーションされているのに久々に出会えました。4〜6月に放送されていたテレビアニメ「ゾンビランドサガ・リベンジ」の関連グッズ・イベントなどのCFで、当作出演者の声優宮野真守さんが。BSフジなどで放送中のアニメ「ぶらどらぶ」などで流れるBSフジショッピングのCFで、「ぶらどらぶBSフジ限定セット」の説明などで2回の発音機会いずれも(うち1回は「アニメ「◯◯◯」」という形の作品名の読み上げ)、同局アナウンサーと思われる方(氏名不詳)が。
 宮野真守さんは、普段から平板発音されている方ですが、CFでもそうだということで、徹底ぶりが大変嬉しかったですし、少なくとも当作に関してはスポンサー(製作委員会)サイドからの指導のようなものは一切無いことが証明されました。BSフジ局アナウンサーさん(と思われる)も、普段がどうかはともかく、アニメ関連情報番組などでのあるべき発音をきちんとされているわけで、他のアナウンサーの方々なども見習っていただきたいと切に思います。
 放送局の上層部や製作委員会の関係者などの方々には、間違っても起伏発音を指導・強制することの無いよう願います。また、声優さんなどには、普段は平板発音されているような場合は特に、CFでも変に忖度などせず堂々と平板発音をしていただきたいものです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)