ここ3〜4か月ほどのテレビ番組の感想を数回に分けてまとめます。今回は、声優さんを中心に、同じ番組に出演された他の芸能関係者にも言及します。
(なお、声優さんの年代区分として、声優歴3年未満は「新人」、声優歴10年未満は「若手」、声優歴30年未満は「中堅」、声優歴50年未満は「ベテラン」、声優歴50年以上は「大ベテラン(レジェンド)」としています。)
5月30日にCSファミリー劇場で放送(2月21日に配信済み)の「声優紅白サンライズ ONLINE LIVE」。
ベテランの井上和彦さんや郷田ほづみさんは平板発音で安心させてくれました。中堅の野島裕史さんも平板発音で嬉しかったです。
ベテランの矢尾一樹さんは、初の主役を演じた「機動戦士ガンダムZZ」の前期OP「アニメじゃない」を歌唱されました。インタビュー時に1回だけ起伏気味の発音をされドキッとさせられましたが、その後の3回の発音機会は全て同曲同様にしっかり平板発音され、安心しました。まとめページや過去投稿にもあるように、同曲は当然に徹底して平板発音の曲だから、まかり間違っても発音を変えてはなりませんからねえ。
司会のベテラン浪川大輔さんは、今回も起伏発音され、最近は起伏ばかりの感じで危惧させられます。もう一人の司会で既にベテランの域に達しようとしている阪口大助さんは、起伏と平板が半々でした。ベテランらしい発音を望みます。
ちなみに、声優さん以外で発音機会があったのは、コーラスのENA☆さんだけですが、残念ながら起伏でした。
6月6日にBSアニマックスで放送の「Sphere 10th anniversary document 高垣彩陽’s side」。
中堅の高垣彩陽さんが3回の発音機会のうち1回だけですが平板発音されました。初めて耳にしたので、「おおっ!」と思わされました。以前は起伏発音ばかりだったので、良い方向への「変化の兆し」ならいいのですが。
なお、他に発音機会があったのは作曲家の上松範康さんだけで、いつものように平板発音でした。やはりこういう番組ではこの感じがしっくりきますね。
6月9日に日本テレビ系で放送の「ウチのガヤがすみません!」。
最近テレビでの顔出し出演が目立つ中堅の下野紘さんは、相変わらず起伏発音でした。声優の代表格として出演機会が多いということは世間一般への影響もその分無視できないので、大変残念な思いです。
6月28日にNHK総合で放送の「アニソン! プレミアム! 〜ラブライブSP」。
ナレーションを務めた既に中堅の域に達した新田恵海さんや佐倉綾音さんは、いつものように起伏発音ばかりでしたが、1回ずつ発音機会があった既に中堅の徳井青空さんと若手の鈴木愛奈さんは、意外にも平板発音で、とても嬉しくなりました(鈴木愛奈さんは過去投稿で起伏・平板が混在でしたが。)。やはり、アニメ関係者はこうであってほしいものです。
7月11日にテレビ朝日系で放送の「声優パーク建設計画VR部〜バーチャル六本木SP」。
既にベテランの域に達した関智一さんが、実に久々に平板発音されていて感激しました。近年は起伏ばかりで大変残念な思いをしていましたが、以前のように平板が当たり前の状態に戻っていただければと強く望みます。
それだけに余計に、ナレーションを務めたベテランの高山みなみさんがいつものように起伏発音で、残念な思いです。
7月13日に日本テレビ系で放送の「夏の超特大さんま御殿!! 3時間SP〜超人気声優が夢の共演」。
明石家さんまさんは、たった一度だけ起伏発音されましたが、他は5回の発音機会全て平板発音で安心させられました。(6月18日にフジテレビ系で放送の「さんまのまんま」でも、2回の発音機会全て平板でしたので、以前のように平板発音を貫いていただきたいものです。「ビッグ3」と呼ばれるほど影響力の大きい方なので特に切望します。)
中堅の下野紘さんは前述の通り起伏でした。
若手の楠木ともりさんが(3回の発音機会とも)徹底して平板発音で、大変好感を持ちました。
中堅の竹達彩奈さんが平板発音だったのも、嬉しかったですが少し意外でした。夫の梶裕貴さんは起伏発音が目立つので、夫婦間の会話ではどんな感じなのか気になります。どうか決して起伏発音ばかりになったりしないよう希望します。
ベテランの松本梨香さんが起伏発音だったのはショックでしたが、ベテランの山寺宏一さんが平板発音の一方でたった一度だけ起伏気味の発音をされたのにもドキリとさせられました。ベテランらしく平板発音を徹底していただきたいです。
そんな中一番驚いたのは、ベテランの日高のり子さんが2回の発音機会とも平板発音だったことです。近年はナレーションなどでも起伏発音ばかりで残念な思いをしていたので、実に久々で、大変興奮しました。これを契機に以前のような平板発音に戻っていただければと強く願うものです。
なお、27歳のコスプレイヤーえなこさんは今回は残念ながら2回の発音機会とも起伏でした。中川翔子さんも、(発音機会は1回ずつですが)「ゲーム」を平板発音されたので余計に「アニメ」を今回は起伏発音されたのが残念でした。
長くなるので今回はこのくらいにしておきます。近日中に続きを投稿します。
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
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