2024年7月27日土曜日

一般芸能人 20

 最近半年間ほど(一部は昨年のものも)のテレビ番組でまだ取り上げていないもので、特に一般芸能人(アニメ歌手・声優以外の芸能人)のものが少しまとまって残っているので、今回まとめて紹介します。


 NHKBSで放送中の「ザ・プロファイラー」。昨年12月21日放送の「やなせたかし」の回。司会の俳優岡田准一さんが以前と変わらずしっかり平板(1回)で、とても嬉しかったです。ナレーションの声優笠間淳さんは、残念ながら起伏のみ(3回)でしたが。

 2月17日にNHKBSで放送された「玉木宏が行く遥かなる南米鉄道の旅」(第1回ペルー・チリ編)。レストランのウェイターに話しかける中で、ウェイターは(スペイン語ですが)起伏平板各1回だったのに対し、玉木宏さん平板のみ(1回)でした。過去投稿と異なりますが、元々は平板発音されてきた方なのだろうと推察されます。

 NHK教育で放送中の「♯バズ英語〜SNSで世界をみよう」。5月7日放送の「海外でバズるアニソン」の回。司会の太田光さんらに発音機会はありませんでしたが、ミュージシャンのヒャダイン(前山田健一)さんが発音機会3回とも徹底して平板で、以前と変わっていないことが確認できてホッとしました。ナレーションのOwen真樹さんは、残念ながら起伏のみ(1回)でしたが。

 フジテレビ系で放送中の「私のバカせまい史」。6月13日放送の「グルメ漫画リアクション史」。司会のバカリズムさんが、以前と変わらず平板のみ(1回)でホッとしました。やっぱりこの方は本物です。露出度も比較的高いと思われるので、もっともっと発音機会が増えて、世間一般に平板発音が浸透するようになってほしいと切に思います。

 TBS系で放送中の「日曜日の初耳学」。3月10日放送の「津田健次郎」の回。司会の予備校講師でタレントでもある林修さんは、平板のみ(1回)で、最近はほぼ平板発音が定着している感じで嬉しかったです。ゲストの声優津田健次郎さんは、起伏1回・平板2回で、平板基調だったのは林修さんに(安心して)合わせたのかもしれませんが良かったです。ナレーションの声優永田亮子さんは、残念ながら徹底して起伏(5回)でしたが。

 CSのAT−Xで不定期放送中の「あにめすこ〜ぷ・アニメを本職に見せたら聞いた事ない話が飛び出した件」。5月3・10日放送の「ランウェイで笑って」編。ファッションモデル3名のうち2名に発音機会があり、タレント活動もしているIVANさんは残念ながら起伏のみ(2回)でしたが、俳優でもある高橋ユウさん平板のみ(1回)で、大変嬉しかったです。司会の岩井勇気さん徳井青空さんも、冒頭タイトルコールを除き徹底して平板だった(岩井さん4回、徳井さん1回)ので、(特に徳井青空さんは久しぶりだったので)とても嬉しい気持ちで視聴を続けられました。ナレーションのテレビ東京アナウンサー中原みなみさんは、残念ながら起伏のみ(2回)でしたが。

 7月13日にフジテレビ系で放送された「国民的アニメの祭典・サザエまる子ワンピ鬼滅ちいかわ・55年分の名シーン4時間SP」。ナレーションを含む 11名中発音機会があったのは6名。司会のお笑い芸人川島明さん(麒麟)は、起伏平板各2回ですが、前半は平板のみで後半は起伏のみでした。同じく司会のお笑い芸人チョコレートプラネットのお2人は、長田庄平さん起伏のみ(1回)、松尾駿さん平板のみ(1回)と、見事に分かれました。今後は、両名の力関係(?)などでどちらかに偏るのでしょうか。その場合は、是非とも平板の方でお願いしたいものです。お笑い芸人せいやさん(霜降り明星)は起伏のみ(1回)でしたが、お笑い芸人ヒコロヒーさん平板のみ(2回)。ヒコロヒーさんは、とても自然な感じで、普段から徹底して平板発音されていると推察でき、とても好感を持ちました。ナレーションの声優立木文彦さんは、残念ながら(過去投稿と同様に、インタビュー時はともかくナレーション時は相変わらず)徹底して起伏(7回)でしたが。


 今回はここまでにしておきます。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2024年7月20日土曜日

最近どーよ!?(作品系)

 最近半年間ほどのテレビ番組でまだ取り上げていないもので、アニメ作品関連を取り上げます。具体的には、本編、関連CF(CM)、関連特番です。作品自体は昨年(半年以上前)のものも含みます。


 アニメ本編中は、次の通り。
 昨年放送された「星屑テレパス」(何と実写ドラマも現在放送中)。唯一発音機会があった宝来遥乃役の永牟田萌さんが、さらりと自然な平板発音(1回)でした。最近では本編中での平板発音は滅多に聴けないので、本当に心が震えました。
 4月22日にCSチャンネルNECOで放送の映画「幸福路のチー」(2017年台湾)吹替版。主人公のチー役の安野希世乃さん起伏発音(2回)でしたが、チーの母役の八百屋杏さん起伏2回・平板1回でした。

 番組関連CF(CM)は、次の通り。
 4〜6月に放送されていた「アストロノオト」のブルーレイ宣伝CF(CM)。無職の若林富裕役の杉田智和さんが、意外にも平板発音(1回)されていました。過去投稿では起伏基調だったので、本来は平板発音されてきた方なのかもしれませんが、大変嬉しかったです。
 現在放送中の「多数欠」のスマホアプリ宣伝CF(CM)。神臣役の三上枝織さんが、しっかり平板発音(1回)されていました。以前から徹底して平板発音されている方なので、ホッとしました。
 これらのことから、CF(CM)は制約がほぼ無く基本的にはご本人に任されていることがよくわかります。

 4〜6月に放送されていた作品の主な関連特番は、次の通り。
 3月28日にCSのAT−Xで放送の「TVアニメ「ゆるキャン△SEASON3」放送直前〜「ゆるキャン△」へようこそ」。発音機会が唯一あった原紗友里さんは、起伏平板各1回で、普段は平板基調という感じでした。
 4月3日にBSフジで放送の「放送直前特番「リンカイ! SPECIALきゃんぷ」」。発音機会があった5名のうち、遠野ひかるさん起伏のみ(8回)、長谷川玲奈さん起伏(1回)、佐々木李子さんが前回投稿と異なり起伏気味(1回)だったのに対し、川村海乃さん起伏1回・平板3回、葵あずささん起伏平板各1回、と分かれました。若手ばかりだし、良い傾向と言えなくもありませんが、互いに影響し合う中で平板基調に揃っていけば良いなあとも思います。
 4月4日にNHK教育で放送の「今からでも楽しめる! 響け! ユーフォニアム」。ナレーションの黒沢ともよさんは、投稿はしていませんが基本的に起伏発音しか耳にしたことがなく、残念ながらこれまでと変わらず起伏(1回)でした。NHKということは無関係だと思いますが。
 6月23日にCSのAT−Xで放送の「じいさんばあさん若返る」最終回オーディオコメンタリー版。ばあさん役の能登麻美子さんには発音機会が無く、じいさん役の三木眞一郎さんは、起伏(1回)でした。ベテランなのに残念です。

 そして、4〜6月に放送されていた「声優ラジオのウラオモテ」。アニメ本編(全12話)中では、発音機会があった全員が起伏だったのは、予想通りとはいえ大変残念。特に、放送作家役の福圓美里さん(2回)、声優マネージャー役の小清水亜美さん(2回)、アニメ監督役の川田紳司さん(1回)はショックでした。主人公の母役の柚木涼香さん(1回)や主人公たちのクラスメイト役の島袋美由利さん(1回)も、アニメと無関係な素人役とはいえ残念。そして、主人公の声優(互いに同級生)役の伊藤美来さん(6回。うち1回は「ニ」にアクセントがある感じ)&豊田萌絵さん(3回)。現実のアニメ監督は、(谷口悟朗さんのような例外もいるにはいますが)業界人として当然に平板発音なのです。もしかすると起伏発音で統一するよう指示が出ていたのかもしれませんが、由々しき事態だと思います。一方で、当作の同時期関連特番「声優ラジオのナカノヒト」(全9回)は、指示も無く規制が緩いと思われ、伊藤美来さんは起伏20回(うち1回は「ニ」にアクセントがある感じ)・平板1回、豊田萌絵さんは起伏12回・平板4回。過去投稿にもあるように、伊藤美来さんは元々平板発音(「スパイ教室」関連特番など)だった方で、豊田萌絵さんも元々起伏平板が混在していた方です。伊藤さんが豊田さんにつられた感じの1回を除き徹底して起伏発音だったことは、残念の極みです。何とか元に戻っていただきたいものです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2024年7月13日土曜日

最近どーよ!?(音楽系2)

 最近半年間ほどのテレビ番組でまだ取り上げていないもので、音楽(アニソン)関連番組のうち歌唱がメインの番組をまとめて取り上げます。


 3月29日にCSファミリー劇場で放送の「声優紅白歌合戦2023」(2023年5月にパシフィコ横浜国立大ホールで開催)。「アニメ」の発音機会があったのは4名。若手(男性)の榊原優希さんは、残念ながら起伏のみ(1回)でした。子役上がりで大ベテランの冨永みーなさんは、平板のみ(1回)で、ホッとしました。起伏気味でのナレーションを耳にした記憶もありますが、大ベテランらしく変わらないでいていただきたいものです。既に中堅に近い若手の富田美憂さんは、最後のあいさつ時こそ起伏気味でしたが、他は全て平板(3回)で、とても嬉しかったし、過去投稿と併せてやはり元々平板発音されてきている方なのだと確信できました。今後もどうか変わらないでいていただきたいですね。司会を務めたお笑い芸人の柳原哲也さん(アメリカザリガニ)は、昔から変わらずしっかり平板(1回)で、何よりも嬉しかったです。

 5月5日にBS松竹東急で放送の「タツノコプロ創立60周年記念特別公演」(2023年1月9日に東京「Zepp Diver City」で開催)。制作スタッフやゆかりの声優・歌手が多数出演しましたが、「アニメ」の発音機会があったのは3名のみで、全員が徹底して平板堀江美都子さんが3回、ささきいさおさんが1回、監督でタツノコプロの顔とも言える笹川ひろしさんが3回。これが本来のアニメイベントの姿なのです。これで良いのです。全てのアニメイベントがこうであってほしいものです。

 NHK総合で放送中の「うたコン」。6月18日放送のアニメソング特集。ゲストのうち発音機会があったのは歌手2名のみ。女性アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」の鎮西寿々歌さん起伏のみ(1回)、ロックバンド「マカロニえんぴつ」のボーカル&ギターのはっとりさん平板のみ(1回)。マカロニえんぴつはアニソンも歌っているので当然とも言えますが、好感が持てます。司会2名のうち、局アナウンサーの赤木野々花さんはナレーションを含め相変わらず徹底して起伏でしたが、俳優の谷原章介さん起伏1回・平板1回でした。やはり俳優などのタレントさんは自由度が高いのでしょう。過去投稿では平板のみでしたが、是非とも平板発音を貫いていただきたいものです。

 CSファミリー劇場で放送中の「オーイシ×仲村の想い出アニソン同好会」。2月18日放送回のゲストは声優の大塚明夫さんで、起伏3回・平板1回。平板は最初の1回のみでしたが、過去投稿にもあるように元々起伏基調の方です。顔出しも多い方なので、できればベテランらしく平板基調になっていただけないものでしょうかねえ。司会の声優仲村宗悟さんは、起伏5回・平板1回でしたが、ゲストと影響しあったのか、逆に最後だけ平板という感じ。過去投稿にもあるように元々平板だったのに起伏が増えてきている方なので、本来の姿に戻っていただければと思います。3月31日放送回のゲスト5名のうち発音機会があったのは3名。声優の林勇さんが過去投稿同様に起伏のみ(2回)、声優の伊藤彩沙さん起伏のみ(1回)、歌手のMachicoさん平板のみ(1回)。Machicoさんはインタビューに起伏発音で答えているのを視聴した記憶があるのですが、今回はしっかり平板で、意外ですが嬉しかったですね。

 BS11で放送中の「Anison Days(アニソン・デイズ) 」。起伏のみだったのは、2月23日放送の亜咲花さん(1回)、3月8日放送(初公開部分)のReoNaさん(1回)、3月15・22日放送のFLOWのギターのTAKEさん(4回)、5月11日放送の i☆Risの芹澤優さん(1回)、6月28日放送の大黒摩季さん(1回)、7月12日放送の寺島拓篤さん(3回)。平板のみだったのは、2月2日放送の丁(tei)さん(1回)、3月15日放送のFLOWのボーカルのKEIGOさん(1回)、4月5日放送のZAQさん(1回)、4月14日放送の佐々木李子さん(1回)、6月14日放送の幹葉(スピラ・スピカ)さん(1回)、6月21日放送のカノエラナさん(4回)。起伏平板が混在(全員が1回+1回)だったのは、3月15日放送のFLOWのボーカルのKOHSHIさん、5月3日放送の前田佳織里さん、5月24日放送のCHiCOさん。正直、平板のみの方々が思いの外多く、少し安心しました。特に、カノエラナさんは、大変なアニメ好き(当番組向けプロフィールでも大量の作品名を掲げたほど)らしく、過去投稿では起伏平板が混在だったのに、気持ち良いくらい徹底して自然な平板発音になっていて、大変好感を持ちました。当回での司会森口博子さんも久々に発音機会が(1回のみですが)あり、これまた久々に平板発音を披露してくれました。丁(tei)さんの回では、司会の酒井ミキオさんも久々に発音機会が(1回のみですが)あり、平板発音で安心しました。FLOWの5名のメンバーのうち発音機会があった上記3名(今回発音機会がなかったベースのGOT'Sさんは過去投稿では起伏)は、見事に結果が別れましたが、アニメソングとも関わりが深いグループなので、平板発音に徹してもらえるようになれば嬉しいですね。このほか、過去投稿では平板だったのに今回は起伏だった亜咲花さん、過去投稿では起伏平板が混在だったのに今回は起伏だったReoNaさん・寺島拓篤さんは、どうか自信を持って平板基調に戻っていただきたいものです。前田佳織里さんのように、過去投稿では起伏ばかりだったのに今回平板発音を披露してくれた方もいますが、大黒摩季さんのように、何かの番組で平板発音を披露してくれていた記憶があるのに、今回起伏発音だった方もいます。

 総じて、「結局は個人」なのですが、アニメソング(アニメ音楽)に関わる方々は、普段から自覚していただきたいものです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2024年7月6日土曜日

最近どーよ!?(音楽系1)

 ここ半年ほどのテレビ番組のレポート(「アニメ」の発音状況など)が結構たまってきているので、数回に分けてまとめて取り上げます。今回は、音楽(アニソン)関連番組のうちバラエティー系(歌唱がメインではない)についてです。


 3月29日にBS日テレで放送の「GEKIBANG」。劇伴(BGM)をテーマにした貴重な番組です。ナレーションの声優高橋李依さんが徹底して起伏発音(5回)は予想通り。発音機会があった一般芸能人のうち、歌手の斉藤円香さん(OCHA NORMA)は起伏(1回)だった一方、お笑い芸人のみちおさん(トム・ブラウン)は起伏2回・板1回で、アニメ好きらしいので平板基調になっていただければと思います。司会のお笑い芸人天津飯大郎(旧:天津向)さんは、最初の1回こそ起伏でドキッとしましたが、後は徹底して平板(5回)で安心しました。
 問題はここから。作曲家として発音機会があった高橋康治さん宮崎誠さんは、いずれも発音機会は1回のみですが起伏気味でした。音楽業界人もアニメに直接関わる方々は平板発音を徹底していただきたいものです。

 4月21日にテレビ朝日系で放送の「アニメ好き外国人がガチで投票!世界アニソン総選挙」。ナレーションは過去投稿で取り上げましたが、それ以外で発音機会のあった方々です。司会の爆笑問題は、田中裕二さん起伏気味のみ(1回)、太田光さん起伏2回(うち1回は起伏気味)でした。佐久間大介さん(Snow Man)は起伏2回・平板1回で、アニメ好きで過去投稿にもあるように平板基調のはずなのですが、どうも良くありませんね。コスプレイヤーのユリコタイガーさんは、発音機会は1回のみですが平板で、過去投稿にもあるように起伏平板が混在している方だったので、良い傾向ですね。タレントの渡邉美穂さん(元・日向坂46)は、過去投稿のドラマ「声春っ!」出演時と特に変わらず、起伏気味2回のみでした。ゲストの声優では、潘めぐみさん起伏のみ(3回)、松本梨香さんが起伏のみ(1回)、堀川りょうさん平板のみ(1回)、宮村優子さん平板のみ(1回)でした。なお、素人の外国人で唯一発音機会があったスペイン人女性が平板のみ(1回)だったのは、とても嬉しかったです。アニメ好き外国人は、日本語音声のまま配信で視聴する方々も多い時代なのでとても心配だったのですが、まだまだ大丈夫(!?)のようです。

 5月26日にテレビ朝日系で放送の「EIGHT−JAM」(旧「関ジャム完全燃SHOW」)の2022年10月16日以来の)アニソン特集回。ナレーションの声優小野寺一歩さんが徹底して起伏(7回)なのは予想通り。一般芸能人では、宮田俊哉さん(Kis-My-Ft2)が相変わらず起伏のみ(2回)、タレントのファーストサマーウイカさんが過去投稿と異なり今回は起伏(1回)だった一方、お笑い芸人の山崎弘也さん(アンタッチャブル)が平板(1回)でした。声優の林鼓子さんは、起伏1回・平板2回で、最初以外は平板だったので、好感を持ちました。
 問題はここから。音楽評論家の冨田明宏さんは、起伏5回・平板4回(前半は起伏ばかりで後半はほぼ平板)で、元々は平板なのに最近の風潮に押されて起伏にしているという感じが強くなっており残念です。音楽プロデューサーの山内真治さんは、業界人(アニメ企画会社アニプレックス)なのにあろうことか起伏3回・平板1回で、後半にやっと平板発音を披露したという感じで、「ゲーム」も平板のみ(1回)でした。暗澹たる気持ちにさせられます。業界人としてしっかりしていただきたいものです。


 今回はここまでです。次回は、歌唱がメインの音楽番組をまとめて取り上げます。

(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2024年6月12日水曜日

8周年

   活動開始から本日(6月12日)でちょうど8年になりました。その8年分の総括です。(詳しすぎるでしょうが、備忘録のつもりですのでご容赦ください。)



当ブログ自体(全265件。本件が266件目)

 アクセス総数13812回。この1年間で2000回強の増加(日平均5回強)なわけですが、7年目から少し持ち直しましたね。通算では、1日平均5回弱です。昨年12月が494回で歴代最高(ブログ開始当初を除く)、今年4月が410回で歴代3位タイ(2020年5月と同数。歴代2位は2017年5月の429回)と、突出して多い月がありました。昨年12月の方は幅広い層からアクセスがありましたし、今年4月の方は(おそらく)特定の方が大半の投稿(推定200件以上)にアクセスしてくれたようです。大半の投稿に目を通していただけるのは、それだけ興味を持っていただけたということで、大変嬉しいです。一方で、昨年8月は91回、昨年10月は66回(過去最低は開設まもない2016年11月の33回)、今年1月は70回、今年3月は71回と、2桁の月が4回もあり、月によって極端な差が生じました。なお、1日の最高は昨年12月17日の380回です。何があったかわかりませんが、過去に例のない異常な突出ぶり(当該月1か月間が前述の通り494回なので約77%を1日だけで稼いだことになります。)です。まあ、
フォロワーはいまだにゼロですが。
 海外からのアクセスが、依然として半数近くも占めているのは驚きです。通算では、アメリカ(3370回)、フランス(1075回)、ドイツ(619回)の順で、ロシア、ベトナム、ウクライナ、カナダ、イスラエル、インドネシア、イギリスと続き、この10か国(+日本)が100回を超えています。この1年間は、なぜかイスラエルが急増しました。合計約60か国・地域からありますが、「不明な地域」も少なからずあるのが困ったものです。特定の国から集中する日もあります。全体的に、在外日本人の方々が多いのでしょうか?(翻訳機能があるとはいえ)本当にわかるのかなあ?
 各投稿別のアクセス数(直接そのページを開いた場合のみカウント)は、全投稿265件中、100回以上は9件のみです。2019年1月1日投稿の「新年ごあいさつ&冬コミ報告」に対して、何と約5年半経ってもアクセスが続き905でダントツのトップです。214回で3位の「方言との関係」は、その直前の投稿のため続けてアクセスする方々が多いことが原因なのは明らかですね。因みに2位は、林原めぐみさんなどを取り上げた「ベテラン声優さん3」の290回。これら9件を含めて80回以上13件、それらを含めて50回以上が20件、30回以上なら54件、20回以上なら109件、10回以上なら229件になります(この1年間の投稿に限ると、14回が最高で、1桁のままのものも多いです。)。周年総括やコミケ関係の投稿がアクセス少なめなのは全く問題ありませんが、同趣旨の連続案件なのにアクセス数が数倍(時には10倍以上)差がつくことがあるのはよくわかりません。
 固定ページへのアクセス(開かなければ読めないため読者数と一致)は、「初めての方へ」は通算324回、「まとめ」は通算442回、「まとめ(要約版)」は通算398回とまずまずですが、正直にいえばもっと増えて欲しいです。「コミケ参加者アンケート」は通算254回、2018年12月に作成した「参考文献」は通算66回と少なめですが、同年1月に作成した「「起伏」「平板」の意味」が282回と堅調です。そもそも言葉の意味がわからないという方がやはり多いことを証明していますね。なお、私の真意がより伝わりやすくなるようにするためなどで、2021年11月21日と12月5日に「まとめ」ページの「結章」部分などを大幅に改定し、さらに、2023年12月20日に「まとめ」ページの「アクセント辞典」の部分に重要な追記を行なっています。

 コメント(感想メールも)が、YouTubeの「クイズダービー」関連の投稿に対するコメントをくれた方(1名)が、より詳しく引き続く形で「まとめ(要約版)」の方に一昨年4〜5月のゴールデンウィーク頃に合計6件もしていただけました。それに対する私の返信も3件あります。アクセントを含む言語関係に関心の高い方らしく、大変有益な情報も教えていただけました。やっと本格的に突っ込んだ議論ができて、大変嬉しかったです。その他一昨年以前にあった投稿は3件ありますが、1件は証拠資料映像の無編集完全版を欲しいというものなので(データ容量や提供方法の問題が大きいため)無視し、残り2件は「「アニメ」の発音については、原語「アニメーション」と比較して、起伏発音は矛盾する」という趣旨のものでした。もちろん返信しましたが、原語と異なるのは間違いではないこと、起伏発音は強く意識しないとできない発音であること、を明記しておきました。
 なお、約4年前にYouTubeの「20世紀の群像・手塚治虫」関係の投稿の方にブログの感想をくれた方が1名いらっしゃいます。一部を引用しておきます。

 「力の入ったブログで読んでいて楽しかったです。個人的な感覚としては、(特に早期の)起伏発音者にアニメを貶める意識は無い気がします。ただの「抑揚が不思議な現象」の一つかなと。正しい発音が広まって欲しいなとは思うので、自分もこれまで以上に気を付けようかなと思いました。『SHIROBAKO』で平板・起伏が使い分けられているという話には「確かに!」と膝を打ってしまいました。」(以下略)



公開証拠資料としてのYouTube投稿動画(全51件)

 ネタは事実上使い切っており、総数51件(厳密には諸般の事情で4件のみ非公開)は今後も変わらない見込みです
 アクセス総数は、約125万回(1日平均約430回、最高は2020年5月9日の約4万6059回)で、この1年間では約8万回しか増えていません。トップは、2019年6月22日公開の宮村優子さん&大月俊倫さんのBSアニメ夜話〜新世紀エヴァンゲリオン約43万7千回(2021年9月5日に40万回突破)。2位は、2016年7月24日公開の林原めぐみさんの「徹子の部屋」の約21万9千回(2022年5月26日に20万回突破)。この2件が10万回超えです。それらを含めて17件が1万回を突破し、それらを含めて43件が1千回を突破しています。
 海外からのアクセスは、全体の3%程度です。
 性別では、男性82%・女性18%と、男性が圧倒的多数ですが、女性が増加傾向にあります。
 年齢別では、18歳未満2%、18〜24歳16%、25〜34歳23%、35〜44歳24%、45〜54歳25%、55〜64歳9%、65歳以上1%と、まあまあのバランスです。
 なお、65歳以上が、一昨年4〜6月頃は10〜20%(そのほぼ全てが女性)、昨年2月頃にも6〜8%を占めるという、驚くべき結果が出ています。今までにない集中ぶりで、特定の投稿が特に引っ張っているという感じは無く、原因は全く不明です。

 コメント数は約1200個(このうち私自身のコメント数は約130個)で、私以外のコメントが10個以上(最高は347個)ついたものが16件あります。
 高評価数(「いいね」)は10316個で、1000個以上が2件(最高3095個、次が2034個)、それを含めて100個以上が14件、それらを含めて10個以上は38件あります。なお、低評価数も計約240個(最高は約60個)あり、高評価数との比率は約43対1となります。高めなのか低めなのか相場は不明です。
 チャンネル登録者(フォロワー)数は1441名とまずまずの結果です。一方で登録解除された方も約600
名(この1年間では約100名)いらっしゃいます。多めなのか少なめなのか相場は不明ですが、個人的には多めな気がします。つまり、一度でも登録した方の総数は約2040名ということになります。また、海外からのチャンネル登録者数は現在不明です。(2周年の時点では17名でした。)
 (投稿動画の)共有登録数も約2100個あり、多めか少なめか相場は不明ですが、興味を持ってくれる方が少なくないことは大変嬉しいです。
 YouTubeから当ブログへのアクセスも時々ある(通算推定約870回)ので、少しは広報効果があるようですが、もっともっと増えてほしいですね。
 外部(YouTubeでの直接検索以外)からのアクセスも数%ほどあり、グーグル約1万5千回、ヤフー約3400回が突出していますが、ツイッター約1000回、フェイスブック約360回です。肝心の当ブログからは、約80回あるようですが、期待よりも大幅に少ないですね。このほか、2(4)チャンネルからは70数回程度、ミクシィからは10数回程度あります。(この「外部からのアクセス」データは、不備があり、5周年の時点での数値と同じになっています。)

 

ブログ投稿文への窓口としてのTwitter(現:X)(全399件、本件投稿に関するツイート(ポスト)がちょうど通算400件目)

 アクセス総数(他者への返信ツイートに対するアクセスを含む。)は、通算では約20万(1日平均は、約70回で、3年前までの通算よりも30回以上の大幅な低下)。
最高は、2017年6月の8673回(最高日は1176回)。
この1年間での最高は、今年5月14日の518件です(なぜか本日6月12日が1085件あったようですが。)。逆に、しばらくツイートしなければアクセス数ゼロの日もありますが、2年ほど前からゼロの日がかなり増えました。月当たりでは数百回程度、1件当たりでは何と数十回程度にまで落ち込んでいます。原因は不明です。
 返信数は、2019年正月に初めて2名の方から計3個ありました。そのうち1名の方はフォロワーになっていただけましたが、同年末にアカウント自体を削除してTwitterから撤退されてしまったのが残念です。(なお、ダイレクトメッセージをくれた方が2019年末に1名ありましたが、コミケで頒布した別テーマの同人誌の感想でした。)。また、昨年12月31日にコミケで頒布したオンデマンド本の感想をツイートされた方がいて通知が届き、返信を含めて2回ほどやりとりがありました。
 ツイート別アクセス数は、全ツイート426件(リツイート1件、他者への返信ツイート26件を含む。)中2件が突出。うち1件は2020年11月3日の「鬼滅の刃」関連で
過去最高の5240回(当日が1日約1100回、2日後の11月5日が1日約1300回)。もう1件は2019年3月16日の「冬コミ購入同人誌(CDなど含む)全て読了」のリンクなしツイートで4194回(ほんの数日で2千回超えという恐ろしいほどの集中アクセス。海外のサイトででも紹介された?) 。これらを含めて約13件が2千回超えです。1千回超えは、これらも含めて約55件ですが、この3年間では皆無です。異常なほどの落ち込みで、まさか前述の鬼滅の刃関連でリンク先のブログの方に懐疑的なコメントを書いたせいかもと本気で疑ったほどです(リンク先のブログへのアクセスは8回しかないので、その可能性は無いはずですが。)。抽象的な表現にとどめず有名芸能人の個人名を明記した場合でも大半は変わらないので、極端な激減の原因は不明です。 
コミケ関連などリンクのないものに限って100回超えする傾向があります。有名人の個人名を出しても100回に届かないことさえあります。この1年間では、計71件のうち100回以上は26件(それでも前回の2倍以上)に過ぎず、最高は京アニ事件公判の感想全12回シリーズ中の第6回の478回です。2・3位は、アニメジャパンの有料ステージ抽選発表関連で、前半
447回・後半428回です。4・5位は、京アニ事件公判の感想全12回シリーズ中の第10回の353回・第3回の311回です。以上5件のみが300回以上です。酷いもんです。以前のレベルにはもう戻らないのでしょうか。なお、私自身がリツイートしたのは、2019年8月の京アニ事件関連で1件だけあります。
 フォロワー数は、最初の頃は最大6名いらっしゃいましたが、入れ替わりもありつつ、現在は残念ながら5名です。
 いいね数は、現在は19件の投稿に対し計21個。
2個ついたもので現存しているのは、京アニ事件関連のリンクなしリツイート、聖地巡礼レポート関係のリンクありツイート、この2件だけ。以前はあったのに消えてしまったものもあり、安心はできません。
 リツイート数は、現在は8件の投稿に対し計9個。うち2件はブログへのリンクを貼っていないもの。2個ついたものが1件だけ(聖地巡礼レポート関係のリンクありツイート)ありますが、以前よりも減ったものもあります。リンクを貼ってある6件は、コミケがらみが2件、アニメジャパンがらみが2件、朝ドラ「なつぞら」がらみが1件、聖地巡礼レポート関係が1件です。ブログへのアクセスが大きく増えることはありませんでした。なお、「リツイート」「いいね」の両方が付いたものは3件で、コミケがらみが1件、アニメジャパンがらみが2件です。
 エンゲージメント(開封閲覧などの反応)数がなかなか増えないのが痛いですね。正直言ってリンクから当ブログへアクセスしてもらわなければ何にもなりませんので。エンゲージメントのうち当ブログへのアクセス数自体は、Twitter側では推定で通算推定約370回です。このうち通算10回超えしたのは、2017年10月13日のTVアニメ「アニメガタリズ」関連(12回)、2019年1月2日の声優関智一さんへの返信(14回)、アニメ&実写の「映像研には手を出すな!」関連2件(26回、18回)、2020年5月10日の一般芸能人の個人名を並べたテレビ番組感想の紹介(13回)だけです。最多の26回は、2020年2月8日のTVアニメ「映像研には手を出すな!」関連でした。(この1年間では、今年3月20日のもので、AT−X「松倉家」の感想の5回が最多です。) なお、ブログ側では通算約700回あり、この差が海外からのアクセス分のようです。実は、ツイートして1分もたたないうちにブログへのアクセスが2〜5件あることが以前は多かったのですが、最近はそれが無いこともあります。「1分も経たないうちの2〜5件」は相変わらず海外ばかりですが、フォローしていなければ絶対無理のはずなのに、なぜ?(海外からの場合はフォロワー数にカウントされないのでしょうか?) 



 以上です。
 総じて、発音問題自体に関心を持ってもらえる方はなかなか増えていないように思われますし、アクセスが明らかに低調になってきています。当ブログにアクセスされた方はどうか本当に簡単なつぶやき程度で結構(批判的内容ももちろんOK)ですので、ぜひコメントをしていただければと思います。
 特に、一昨年5月にブログへコメントをくださった方が、「WEBアクセント辞典」的なサイトで「アニメ」が起伏発音のみの表記になっている、という恐るべき情報を提供してくださったことで、危機感が高まりました。活動の必要性を痛感しているところです。
 そろそろ、活動の仕方をもう少し工夫する必要性を感じていますが、具体的にはもうしばらく静観することになりそうです。

2024年6月7日金曜日

コミケ当選11回目

 東京ビッグサイトで開催されている世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」。今夏のコミケ104に、サークル参加が無事決定しました。初申込から通算11回目の直接参加(委託も含めれば13回連続)です。 
 「アニメ」の発音問題に関する評論本アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」は、前回冬コミで発行済みの「最終版」ですが、大幅に増刷します(既に印刷済み)。かつて実施したアンケート協力者かどうかにこだわらず、頒布物を入手したサークル関係者に、積極的に配布していくつもりです。なお、本誌から分離独立させ別紙付録に戻った形の「ブログ投稿タイトル一覧」は、最新情報を追加する予定です。
 いつもの評論・情報」ジャンルで、2日目(8月12日(月))東3ホール「ウ−13aです。
 東2ホールとの境目に近く、中央通路にもほど近い場所です。ブロック単位でも角地(いわゆる「お誕生日席」)の隣になります。前回冬コミと似た感じで、番号「13a」は何と前回と同じです(前回の垂れ幕を流用できるかも⁉︎)。アニメ評論系なサークルが集まっており、傾向的にもいつも通りです。両隣とも初めて隣り合うサークルさんですが、いずれも頒布物を数回入手しているサークルさんです。斜め後ろは、業界関係者のサークルさんで、これも前回冬コミと全く同じです。公式のスペース番号が張り出される位置のすぐ隣なので、自サークル案内用にいつも机の前に垂らす幕には、スペース番号表示は小さめにして、前回同様「すべて無料」を書こうかと思っています。
 1日目も申し込んだのですが落選で、これも前回冬コミと同じ。開始時刻も相変わらず(私の希望に反して)10時30分のままです。

 当日の頒布物(すべて無料)は、次の通りです。

 個人的感想文集のシリーズ本アニメ文化とこう関わってきたは、前回冬コミの総集編オンデマンド本で一区切りつきましたが、予告通り、まだ取り上げていない数多くの作品についての感想を時代順に取り上げる続編(無料コピー本)が始まります。国産テレビ作品を基本とし、劇場単独の作品や海外作品もできるだけ取り上げます。また、シリーズ物は、初出年を基準に全てを一括して(ガンダムシリーズは例外的に作品別で)取り上げます。つい最近本放送されたばかりの続編までも含め、劇場版・OVA版・配信版など全てです。
 今回は、「作品編④」です。当初の目標では、1974年の「宇宙戦艦ヤマト」の直前までで考えていましたが、時間的・内容的に到底無理となりました。何しろ、アニメ黎明期とはいえ、現在までシリーズが継続している作品も数多いので、本当に大変です。しかも、きちんとした感想を書くためには、やはり(個人的録画ビデオを所有する全話(一部は配信など他の手段でカバーする場合も)を再鑑賞すべきと考えており、昔の作品は1.5倍速再生可能な古い録画ディスクが多いとはいえ、話数(回数)が多いため、視聴にかかる時間はバカになりません。正直、「全部観る必要あるかなあ」という作品もありますが・・・。今後の進捗は予断を許しませんが、最悪でも1969年まで、目標は1970年まで、願望としては1971年まで、今回の本に収録したいです。
 海外作品は、ディズニー映画「ファンタジア」(続編の「ファンタジア2000」を含む)は必ず取り上げ、その他も少しは触れる予定です。
 劇場単独作品は、東映と虫プロの主な長編映画を取り上げます。1970年初出の「長靴をはいた猫」シリーズだけは、3部作全て(1976年の「80日間世界一周」まで含む)を取り上げます(本として1969年までの収録がやっととなった場合は、次回冬コミの「作品編⑤」へ先送りとなりますが)。
 アート系は、「ファン活動編(下)」などで既に取り上げた作品以外でもあまり取り上げられそうにありませんが、海外作品「動物農場」、手塚治虫の実験的作品などは触れたいと思います。
 テレビ作品は、今年のゴールデンウィークをほぼ丸々潰して「ルパン三世」全シリーズ(第2期・第3期は一部のみ。最新の2023年配信「ルパン三世VSキャッツ・アイ」まで全て)を完全視聴・感想執筆済みですが、1971年初出なので、今回の本には収録できない可能性が高そうです。
 さて、目標は達成できるでしょうか・・・。今回は、コミケ開催前日の8月10日(金)にキンコーズでコピーすれば間に合うので、ギリギリまで頑張るつもりです。

 なお、無料の別紙付録「TAL版勝手にアニメ大賞」(2024年夏版)は、前回が還暦(+1)記念で21年分(8頁。しかもカラー印刷)も取り上げましたが、今回からは直近3年分(モノクロ両面印刷1枚)という元の形に戻ります。各年別の全話視聴作品リスト(作品のランクづけ、特に気になった声優(役者)、主題歌ランキングも)です。ただし、今回は、昨年までの3年分(今年1月以降本放送の作品は対象外。ただし、再放送で今年視聴したものは反映)です。

 次回以降の進捗も心配です。1冊(1回)につき最低でも5年分は取り扱いますが、本当に5年分ごとになると完結までに12冊(6年)必要ということになります。さすがにもう少し早めたいですが、当初予定の7〜8冊(足掛け4年、65歳で完結)はほぼ不可能で、できるだけ多くの作品を真摯に取り上げようとすれば、10冊(足掛け5年)程度が現実的な気がしています。まあ、あと2年弱(63歳)で完全退職予定のため時間は確保できそうですが、完結は66歳(2028年)頃になりそうです。実は、完結の翌年には総集編(通算第2弾)を出す構想もあります。
 いずれにしろ、気長にお付き合いいただければ幸いです。

2024年5月25日土曜日

業界の周辺 2

 テレビ番組の感想で、アニメ業界周辺の方々(漫画家、脚本家、映画監督、テレビ局のドラマプロデューサーなど)について、まとめて取り上げます。一部は、アニメ業界人(アニメ制作会社)やアニメ業界関係者(テレビ局のアニメプロデューサーなど)も含みます。


 CS衛星劇場で放送中の「新・監督は語る」。昨年8月22日にたまたま視聴機会が得られた映画監督のうち、和田誠さんの回。収録自体は2001年とのことです。綺麗な平板(「映画」は大半が平板で一部起伏)発音1回のみでした。元々はイラストレーターであり、アニメーション制作経験もあり、「みんなのうた」のほか「ゴールデン洋画劇場(フジテレビ系で金曜日放送)」タイトルなども手がけています。実写映画では小泉今日子主演「怪盗ルビイ」が有名ですが、広島国際アニメーションフェスティバルで黒柳徹子さん・川本喜八郎さんとの3名でトークショーをしたこともあります。なので、平板発音なのは当然と言えます。
 
 NHK教育で放送中の「浦沢直樹の漫勉neo」。3月18日放送の「水木しげる」の回。出演者で発音機会が唯一あった元アシスタントの漫画家森野達弥さんは、自然な平板発音1回のみ。ただし、ナレーションの俳優葵わかなさんは、大変残念ながら以前と変わらず起伏発音1回のみ。

 テレビ朝日系で放送中の「サンデーステーション」。3月31日放送の「生成AIによるアニメ制作」特集コーナー。インタビュー出演のアニメ制作会社「K&Kデザイン」(名古屋にあり、2021年のオリジナルTVアニメ「シキザクラ」制作が有名)の岩瀬悠さんは、当然ながら平板発音1回のみでした。ナレーションの種崎敦美さん起伏発音6回のみ、局アナウンサーの渡辺瑠海さんは残念ながら起伏発音1回のみでしたが。

 NHK総合で3月25日に放送の「アニメが問う戦争と未来・ガンダムSEEDの20年」。企画プロデューサーで脚本も担当している志田香織さんは、発音機会3回のうち起伏2回・平板1回でした。ショックを受けましたが、プロデューサーとして対外交渉も多く経験する立場の場合、異業種の人々に合わせて起伏発音してしまう場合もあるようです。業界人の自信と誇りで平板発音に徹していただきたいものです。平板発音1回のみだった元・毎日放送(MBS)プロデューサー竹田靑滋さんは、その点さすがです。現場を離れていても(離れているからこそかも)平板発音が自然に身についているわけですから。ナレーションの局アナウンサー小林千恵さんは、残念ながら起伏発音3回のみでしたが。


 今回はここまでです。総じて、業界の周辺(内部)においても予断を許さないのが現状のようです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2024年5月11日土曜日

学識経験者など

 学識経験者とは、基本的には大学教授(准教授、専任講師、名誉教授などを含む。)その他の学者を指します。
 アニメブーム(1977〜1985)の頃から、学識経験者で「アニメ」を平板発音される方は結構いましたし、過去投稿でも少し取り上げた通り現在でも決して少なくありません。最近のニュース番組などでも、時折きちんと自然な平板発音を披露してくれる方がいて、ホッとさせられます。

 TBS系で放送中の「サンデージャポン」。3月10日放送の追悼鳥山明・TARAKO特集。経済学者の成田悠輔さんが、発音機会は1回のみですが綺麗な平板発音を披露してくれました。ちなみに、他に発音機会があった出演者は、ものまね系お笑いタレントの丸山礼さん平板発音1回のみでしたが、元乃木坂46の秋元真夏さん起伏発音1回のみ、デープ・スペクターさん起伏発音気味の1回のみでした。
 NHK総合で放送中の「NHKニュース7」。5月5日放送の約100年前の企業PR用アニメ発見の特集。ライオン歯磨(現:ライオン)が製作した「口腔衛生」。アニメパートを当時のアニメーション作家として有名な北山清太郎さんが制作しています。同志社大学文化情報学部准教授の佐野明子さんが、発音機会は1回のみですが自然な平板発音を披露してくれました。ちなみに、ナレーションを担当した局アナウンサーの森下絵理香さんは、残念ながら発音機会2回とも起伏発音でした。しかも、「アニメ制作会社」と言う複合語でさえも、日本語のルールに反して起伏発音でした。最近のテレビ局アナウンサーはちょっとおかしいですね。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2024年4月30日火曜日

ナレーション(声優)

  最近のテレビ番組で特に気になるのがナレーション。当該テレビ局のアナウンサーが担当する場合もあれば、声優が担当する場合も多いです。単独語としての「アニメ」の発音機会も増えており、特に番組内ではナレーションに発音機会が集中する(出演者にはほとんど無くてもナレーションでは何度も有る)傾向があります。その分、ナレーションの重要性・影響力は高いといえます。
 アナウンサーの場合、以前はそうでもなかったのですが近年は、フリーの方々はともかく、局アナウンサーの場合はほぼ確実に起伏発音ばかりになってしまっている感じです。そして何と、業界関係者でもある声優の方々も、大半が起伏発音なのです。ですが最近久々に、徹底した平板発音に出会えて感激しました。

 1つは、3月10日にフジテレビ系で放送の「Mr.サンデー」の「追悼TARAKO &鳥山明」の回。高島雅羅さんが、発音機会4回とも徹底して平板。他にも、インタビュー出演の元『週刊少年ジャンプ』編集長の鳥嶋和彦さんも、発音機会1回のみですが(過去投稿と同様に)平板でした。
 もう1つは、4月21日にテレビ朝日系で放送の「アニメ好き外国人がガチで投票!世界アニソン総選挙」。3名の声優が担当しましたが、中尾隆聖さんは発音機会4回とも平板。涙が出るくらい嬉しかったです。過去投稿と同様(2020年9月6日放送の
国民13万人がガチ投票!アニメソング総選挙」)で、変わらないでいてくれて本当に救われました。他の2名(梶裕貴さん高橋李依さん)は、残念ながら徹底して起伏でした。なので余計に、ホッとさせられましたし、放送局側からの指導は無いことがはっきりしました。ナレーションの収録は同時ではなく別々に行われているものと思われます。つまり、他者の影響は受けない(出演者よりも先に収録することが多いようですし、出演者の場合と異なり、他者の収録済みの音声を聴くことはないのだと思われます)。

 やはり「結局は個人」なのですね。であればなおのこと、声優(に限りませんが)1人1人が、自覚・意識して平板発音に努めていただかなければいけませんし、それは十分可能だと思われます。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2024年4月13日土曜日

聖地巡礼とファン 3

  (最初の段落は、一昨年8月27日・昨年7月22日の投稿と同文ですが、再掲します。) 

 アニメ聖地巡礼は、私も行ないますが、アニメファンの積極的行動形態の一つとして現在では広く知られるようになりました。自治体関係者や地元住民と積極的に関わるケースも珍しくなく、特に地元商店などとの交流やそこから派生する様々な動きは、(草の根の)地に足のついた息の長い交流形態として、真の意味での地域活性化の事例として社会的にも有意義なものと言えます。ある意味アニメ文化の最前線に立っていると言える一人一人のファンの言動は、とても大事です。「マナーが良い」「礼儀正しい」と各地でよく言われますが、それだけでなく特に単語としての「アニメ」の発音がしっかりしていないと困ります。アニメファンとまでは言えない多くの人々に対する「見本」「手本」となるからです。


 4月2日にTBS系で放送の「マツコの知らない世界〜ニッポン再発見!春旅2時間スペシャル」。その前半(時間的には約3分の2)が「アニメ聖地巡礼の世界第3弾」。タレントのマツコ・デラックスさんが司会のバラエティー番組で、何と一昨年8月2日・昨年7月11日に続いてのアニメ聖地巡礼特集第3弾(!!!)です。今回は、海外の事例も多く紹介された一方、「温泉娘」などアニメ化されていないものも取り上げられたのは少し違和感がありました。番組制作者側は、地域活性化を重視した紹介番組にもしたかったようです。(後半(時間的には約3分の1)の離島特集も同様の趣旨のため、併せて2時間スペシャルにしたようです。)聖地巡礼好きのアニメファン5名(初出演は1名)が出演されていました。なお、(   )内は前回、(( ))内は前々回の数値です。


 公務員の鯛さんは、アニメツーリズム協会で「アニメ聖地88旅の思い出レポートコンテスト」で大賞を受賞したほどの方です。起伏3(1)((7))回・平板1(2)((8))回で、今回は起伏基調だったのが大変残念です。最近の悪しき傾向に毒されつあるのかもしれませんが、どうかアニメファンとして自覚・意識していただきたいものです。
 動画クリエイターの中国人で来日後現在までに47都道府県の聖地を巡ったという軟軟冰(ビンビン)さんは、起伏1(3)((4))回・平板3(5)((6))回で、鯛さんとは逆に最後だけが起伏でした。最後まで平板だと良かったのですが、最近の悪しき傾向に毒されてはいない感じでした。
 大学教員の伊月(刑部慶太郎)さんは、「らき☆すた」のガイドブック制作者としてコミケでも有名な方(会場で直接お話ししたことも数回あり)です。発音機会は起伏1(0)((0))回・平板2(1)((1))回でした。ずっと平板を徹底してきていたのに、1回だけ起伏気味だったのでショックでした。話の流れの中でつい、という感じだったので、大きな心配はなさそうですが。
 公認会計士の夷(えびす)さんは、コミケで同人誌『聖地移住』も発行している方(「響け! ユーフォニアム」関連本も商業誌顔負けの超ハイレベル)で、直接お会いしたこともあります。秋田ご出身で当作がきっかけで宇治に移住された方です。起伏0(1)回・平板5(5)回でしたが、前回も起伏発音は周囲に引きずられただけという感じでしたので、今回のように徹底して平板だと、とても安心させられます
 今回初登場なのが、大学生(早稲田大学社会科学部)の中村花音さん。アニメ聖地巡礼を卒論のテーマにする人は珍しくありませんが、この方もその1人です。起伏3回・平板3回でした。最初の自己紹介時こそ起伏でしたが、終盤の聖地巡礼の社会的・経済的効果を力説する場面では徹底して平板。他の出演者に感化されたのかもしれませんが、これを機会に平板基調になっていただきたいものです。
 ナレーションの声優玄田哲章さんは、相変わらず徹底して起伏でした。一方で、「アニメきっかけ」「アニメ放送」「アニメ聖地巡礼」という複合語の発音は、前回は起伏が1回だけありましたが、今回は徹底して平板。まあ、日本語としては当然のことなのですがね。やはり元々は単独語も平板発音されていたベテランが、最近の悪しき傾向に毒されて起伏に変えてしまったという感じが出ています。
 肝心のマツコ・デラックスさんは、起伏6(9)((4))回・平板2(4)((8))回でした。今回も起伏基調でしたが、「アニメ聖地」「アニメ聖地巡礼」という複合語の発音は前回同様徹底して平板。聖地巡礼に限らずアニメに関する話題の際は、単独語としての「アニメ」も平板基調であっていただきたいものですが、希望は感じられる状況とは言えます。

 
 総じて、大きな変化はありませんでした。数少ない出演機会はイヤでも印象に残ってしまうので、アニメファンらしい発音を徹底していただけることを心から望んでいます。


 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2024年3月30日土曜日

アニメジャパン3(有料ステージ)

 去る3月23・24日に東京ビッグサイトでパブリックデーが開催された「アニメジャパン」。5年ぶりに直接参加しました。3回に分けて、単語としての「アニメ」の発音を中心に感想をまとめます。

 3回目は、「AJステージ」(前回取り上げたAT−X新サービス発表会」以外)。REDステージ・GREENステージ・BLUEステージの3種類があり、BLUEステージの後方のみが無料の立席となる以外は全て有料(事前抽選)です。今回は、10件申込で2件のみ当選。いずれもBLUEステージですが、めぼしいステージは申し込みしていないものも含めて、無料アーカイブ配信(一部を除き1週間限定)で視聴可能です。そのため、無料アーカイブ配信があるもののうち全体をインターネットで完全視聴したものを一括して取り上げます。以下の通りです。




 業界人の方々。関弘美さんは、アニメ制作会社のプロデューサーで、当然ながら昔から平板遠藤一樹さんは、テレビ局のプロデューサーですが、徹底して自然な平板発音で、とても嬉しくなりました。もちろん、これが当然の姿なのですが。テレビ局でも、プロデューサーとアナウンサーでは、だいぶ違うのですねえ
 局アナウンサーの方々。日本テレビの伊藤遼さんは、「アニメオタク」と自己紹介されていたほどですが、徹底して起伏発音でがっかり。アニメ好きを公言するならもう少し意識していただきたいものです。テレビ朝日の三谷紬さんも、発音機会は1回のみでしたが起伏発音。最近のアナウンサーの発音傾向ではありますが、1990年代前半生まれのお二方には、本当にアニメをめぐる歴史をきちんと知っていただきたいですね。なお、ニッポン放送の吉田尚記さんは、相変わらず起伏基調ですが時々平板発音が混じるので、もっともっと強い平板基調になっていっていただければと切に思います。
 フリーのアナウンサーや司会者(タレントを含む)の方々。奥浜レイラさんは、私が視聴した範囲内のステージでは、残念ながら徹底して起伏堀口弥生さんは、稀に平板発音もされていたほどなので、平板基調に変わっていっていただければと思います。田口尚平さんは、過去投稿にもあるように一時は平板発音もされながらも最近は起伏基調に戻ってしまった感じなので、平板発音を増やしていっていただきたいものです。森遥香さんは、過去投稿にもあるように以前は平板発音もされていた方なので、平板基調に戻っていただきたいと切に思います。松澤ネキ(旧:松澤千晶)さんは、平板発音で始まったかと思うと後では起伏発音になるなど安定しません。イベントなどの司会も比較的多いので、平板発音を徹底していただければと切に思います。天津飯大郎(旧:天津向)さんは、私が視聴した範囲内のステージでは、やや起伏気味が1回のみありドキッとしましたが、息継ぎ等の関係でやむを得ずそうなったようにも感じましたので、大きな心配はしなくても良さそうです。
 その他、Vtuberで歌手として英語圏中心に活動されている森カリオペさん。日本語もほぼ普通に話せるのですが、当初は平板発音ばかりだっのが途中から起伏発音ばかりになってしまったのが残念。平板基調とは言えるので、変な勘違いなどすることなく徹底して自然な平板発音をしていただければなあと思います。
 
 声優で司会を担当された方々。私が視聴した範囲内のステージでは、天﨑滉平さんは徹底して平板儀武ゆう子さんは徹底して起伏。両極端でしたが、やはり「人それぞれなんだなあ」と思うしかありません。
 ゲスト登壇された声優の方々。
 起伏のみだったのは、上田麗奈さん八代拓さん花守ゆみりさん久野美咲さん潘めぐみさん福西勝也さん丸岡和佳奈さん会沢紗弥さん内田雄馬さんのほか、過去投稿と同様に種﨑敦美さん水瀬いのりさん前田佳織里さん(特に潘めぐみさんは、「ドラマ」が過去投稿では起伏だったのに今回は平板で、「アニメ」との違いにかなりショックを受けました。意識して変えたのならば「アニメ」についても同様に変えていただきたいものです)。過去投稿では平板だったのに今回起伏だった小林千晃さん。過去投稿では平板のみから起伏平板混在になり今回起伏だった井口裕香さん。過去投稿では起伏平板混在だったのに最近は起伏ばかりになってしまった感じの千葉翔也さん神谷浩史さん。なお、内田雄馬さんは、島﨑信長さんの平板発音につられて「起伏気味」にとどまったりもしていますので、変化の可能性はありそうです。
 一方、平板のみだったのは、私が視聴した範囲内のステージでは、大塚剛央さん富田美憂さん。今後も絶対に変わらず平板発音をし続けていただきたいものです。そして意外にも過去投稿では徹底して起伏だったファイルーズあいさんも。何かきっかけがあったのかはわかりませんが、是非とも平板基調を続けていただきたいですねえ。
 そして、起伏平板が混在した方々も多いです。豊田萌絵さんは、最初は平板だったのに会場で上映された映像の感想時では起伏で、普段はどちらなのか判別が難しいです。岡本信彦さんも、元々は平板基調のようですがもっと徹底していただければと思います。逆に高橋李依さんは、過去投稿では起伏ばかりだったのに今回初めて平板発音を耳にしました。やればできるじゃないですか!。息継ぎとかの関係で偶然できただけかもしれませんが、これを機会に増やしていっていただければと思います。また、過去投稿では起伏基調だったのに今回は平板基調という感じがしたのが、鬼頭明里さん内山昂輝さん。さらに過去投稿では起伏平板混在でリラックスした感じの際には平板発音を披露してくれる島﨑信長さん。お三方とも、元々は平板発音されてきたに違いありません。是非とも、同調圧力に負けたり変な勘違いをしたりせず、平板発音を徹底していただけることを切に切に望みます。


 以上です。「結局は個人」な情勢は変わりありませんが、以前よりも起伏発音化の圧力が強まっている感じがする昨今、何とか平板発音を耳にできる機会が増えてほしいものですね。


2024年3月27日水曜日

アニメジャパン2(AT−X)

 去る3月23・24日に東京ビッグサイトでパブリックデーが開催された「アニメジャパン」。5年ぶりに直接参加しました。3回に分けて、単語としての「アニメ」の発音を中心に感想をまとめます。

 2回目は、「AJステージ」。REDステージ・GREENステージ・BLUEステージの3種類があり、BLUEステージの後方のみが無料の立席となる以外は全て有料(事前抽選)です。今回は、10件申込で2件のみ当選。いずれもBLUEステージですが、めぼしいステージは申し込みしていないものも含めて、無料アーカイブ配信(一部を除き1週間限定)で視聴可能です。そのため、無料アーカイブ配信がない(当日の生配信のみあり)ものだけに直接傍聴(着席観覧)しました。


 1日目(23日(土))の「AT−X新サービス発表会」。ABEMAでの当日生配信のみあり。インターネットでの有料(税込月額480円)配信サイト「AT−DX」についての紹介です。配信オリジナル番組の出演者が登壇して内容を紹介。隠れた名作アニメの紹介番組「大和田伸也のチンボラソ・トゥーハン」の大和田伸也さん、○○周年などアニバーサリーな声優のトーク番組「♯アニバ声優」の第1回ゲストのスフィアの4名、お笑い芸人などが登場する「マヂラブのマヂでラブになるTV」のマヂカルラブリーの2名が登壇。アニメ音楽を担当するJ−POPアーティストなどにインタビューする「STUDIO HISASHI with Anime」のGLAYのHISASHIさんがビデオレター出演。本家AT−Xの声優オリジナル番組「とにかくゆるく過ごしたい!」出演中の寺島拓篤さんもなぜか登壇。司会はテレビ東京アナウンサーの竹﨑由佳さん。30分間全てを着席鑑賞。
 正直ひどいものでした。大和田伸也さんは、発音機会7回とも徹底して起伏(ちなみに「ゲーム」も起伏1回のみ)。スフィアの中で唯一発音機会があった豊崎愛生さんは、起伏気味1回のみ。マヂカルラブリーのお二人は、野田クリスタルさん起伏1回のみ、村上さん起伏6回・平板1回(そのうち、番組紹介CF(CM)内では起伏2回のみ)。HISASHIさんは、起伏2回のみ。寺島拓篤さんは、起伏2回・平板1回で、普段は平板基調なのに、周りに引っ張られたのか起伏基調。﨑由佳さんは、起伏20回のみ(番組紹介CF(CM)内を含む)で、そのうち2回は複合語の「アニメ専門チャンネル」の「アニメ」を日本語のルールに反しての(アナウンサーにあるまじき)起伏発音。もう、絶望的な気分でした。
 でも、最後に救われました。最後の鏡開きで登壇したAT−X社長の川崎由紀夫さんに。発音機会3回とも徹底して平板。さすがはアニメ専門チャンネルの代表だけあります。いや当然のことなのですが、こんなに感激し安堵させられてしまうとは。これでもし社長までもが起伏発音を連発していたら・・・ゾッとしますし、視聴意欲を失い、もう加入しないかも。過去投稿にもあるように、同局プロデューサーの山崎明日香さんも、いつも平板発音されていますし、最悪の事態には至っていないのですが・・・どうか、アニメ専門チャンネルの意地と自信と誇りにかけて、平板発音を徹底するようにしていただきたいです。出演者(少なくとも司会者)へも訓示(!)していただきたいくらいですね。

アニメジャパン1(クリエイション)

 去る3月23・24日に東京ビッグサイトでパブリックデーが開催された「アニメジャパン」。5年ぶりに直接参加しました。3回に分けて、単語としての「アニメ」の発音を中心に感想をまとめます。
 1回目は、「クリエイションステージ」。アニメビジネスに関するプロデューサーなどの座談会形式のステージイベントで、無料開放されており、会場も壁のないオープンスタイルです。これまでも、ビジネス系ステージは、前身の「東京国際アニメフェア」を含め必ず行われており、2018年にはニコニコ生放送付きのオープンステージで行われた「Anime Japan 放送局ブース」もありましたが、それ以来途絶えていました。久々に復活して、何よりです。未来のアニメ業界人を育てる(人手不足のため、年齢を問わずアニメ業界への就職・転職に役立ててもらう)趣旨らしいですが、当然あるべき形態のステージですので、今後も欠かさず続けていただきたいものです。今回私が参加したのは、3件のみ。


 1日目(23日(土))の「マクロス誕生秘話から最新作まで。今だから語れる同級生SP鼎談。」。慶應義塾高等学校の同級生で仕事上のつながりも深い河森正治さん・美樹本晴彦さん・大野木寛さんの座談会で、司会はアニメ評論家の藤津亮太さん。なお、45分間のうち最初の15分は、会場自体へ到着が間に合わず聞き逃しています。
 河森正治さんは、1977年頃のコミケ参加から来年予定の関西万博との関わりまでいろいろ話されましたが、発音機会は「マンガ・アニメ」という形で起伏気味2回のみ。ちなみに「コミケ」も起伏2回のみ。美樹本晴彦さんは、徹底して平板3回のみ。ちなみに「ゲーム」も平板2回のみ。大野木寛さんは、平板1回のみ。藤津亮太さんは、以前と変わらず平板1回のみ。
 正直、私とほぼ同世代と言っていい河森さんが起伏気味だったのはショックでしたが、他の御二方が徹底して平板だったので、ホッとしました。河森さんは、関西万博のからみで自治体関係者や一般企業人、つまり「素人」と接する機会も多いでしょうから、ぜひともアニメファン第1世代として自信と誇りを持って平板発音していただきたいものです。

 1日目(23日(土))の「制作プロデューサー放談ステージ」。バンダイナムコフィルムワークス(旧サンライズ)の仲寿和さん、ぴえろの富永禎彦さんの2名で、司会はフリーアナウンサーの金子菜々美さん。アニメ制作会社の所属で「制作進行」の上司である「制作デスク」(または更にその上)のような立場で対外的な交渉・調整を担う「制作プロデューサー」のトークで、ヤバい話は流石に無理ですが仕事の実態を可能な限り赤裸々に()語ってくれました。なお私は、45分間のうち最初の18分のみ傍聴した後、大変迷った挙句、別ステージとの兼ね合いで泣く泣く退席せざるを得ませんでした。
 仲寿和さんは発音機会2回、富永禎彦さんは発音機会1回、いずれも徹底して平板金子菜々美さんは、発音機会1回のみで起伏
 業界人中の業界人であるアニメ制作会社社員なら当然なのですが、フリーアナウンサーの方にはこの機会に平板発音が業界の常識という認識を持っていただければと思います。

 2日目(24日(日))の「宣伝プロデューサー座談会」。アニプレックスの寺田浩史さん、東宝の清水陽太郎さん、KADOKAWAの成田幸弘さんの3名で、司会はフリーアナウンサーの金子菜々美さん。アニメ企画会社などで宣伝担当のチーフを務める「宣伝プロデューサー」のトークで、自己紹介、やりがい・苦労、業務の参考とするものなどが語られました。何と会場からの質問コーナーもあり、時間の関係で女性1名だけが質問しました。
 寺田浩史さんは、発音機会5回で起伏気味1回・平板4回(起伏気味は質問への回答時のみ)。清水陽太郎さんは、発音機会4回とも徹底して平板成田幸弘さんは、発音機会16回中、最初の自己紹介と最後の挨拶では平板4回でしたが、個人的趣味のテニミュ(テニスの王子様ミュージカル)の話などでは起伏9回も連発し、質問への回答時も起伏2回のみ。金子菜々美さんは、起伏3回のみ。なお、質問した素人の女性は平板1回のみ。
 れっきとした業界人であるアニメ企画会社の社員ならば当然なのですが、寺田さんは平板に徹しようと意識していた感じがありましたが、清水さんはごく自然な感じでした。成田さんは、普段は起伏発音されている方なのでしょうが、素人には(質問者側が平板にも関わらず)起伏で回答しても、先輩()を見習って最後は意識して平板に戻していた感じでした。本来は先輩(自分よりも玄人の度合いが強い人)を見習うのが自然なあり方なので、大変良い傾向ですが、今後も平板発音を徹底するようにしていただければと切に思います。


 以上です。業界人の中でさえも予断を許さない現状であることを再認識させられました。まだまだ先は長いですねえ。

 引き続き、同日投稿となりますが、有料ステージで唯一直接傍聴(着席観覧)したものを取り上げます。

2024年3月20日水曜日

松倉家

 CSのAT−Xで放送中の「松倉家」。アニメ業界人(アニメ制作会社、アニメプロデュース会社)やアニメ業界関係者(テレビ局のアニメプロデューサー、レコード会社の音楽プロデューサーなど)だけによるトークバラエティー番組です。個人的には、大変興味深く、以前から切望していた類の番組です。
 アニメ制作会社J.C.STAFF のチーフプロデューサーで手がけた作品数は業界随一と言われる松倉友二さんが、司会(小料理屋の主人という設定で、ホスト的役割)となり、飲み食いしながら2名のゲストと語り合う形です。アシスタントとしてフリーアナウンサーの八木美佐子さんも出演(ナレーションも担当)しています。ゲストは2回ごとに入れ替わるようです。第1回(昨年12月30日放送)は加入期間中にも関わらず見逃してしまったのですが、第4回まで放送され、4月にも第5・6回が放送されます。

 第2回(1月28日初回放送分)は、小学館集英社プロダクションの根岸智也さん、アニメプロデュース会社EGG FIRMの植島一輝さんがゲストです。アニメの立ち位置の今昔、制作期間の長短、スタッフ人選の苦労、ノイタミナ誕生の経緯、原作者との関わり方、今後の業界のあり方、優れた作画、声優キャスティング事情などが話題となりました。作品は、「斉木楠雄のΨ難」「極主夫道」「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ」「彼氏彼女の事情」「ハチミツとクローバー」「ハイスコアガール」「ぱにぽにだっしゅ!」「ロードス島戦記」「超時空要塞マクロス」「王立宇宙軍オネアミスの翼」「青い花」「灼眼のシャナ」など(個人的には大半が未見)に触れられました。根岸さんは平板5回(他に起伏気味が2回)、植島さんは平板回のみ(ちなみに「ゲーム」は起伏1回のみ)、松倉さんは平板4回のみ、八木さんはナレーションで起伏1回のみでした。基本的には、平板発音が徹底している感じで、ホッとしました。

 第3回(3月2日初回放送分)・第4回(3月16日初回放送分)は、レコード会社フライングドッグ社長の佐々木史朗さん、アニメプロデュース会社EGG FIRM代表の大澤信博さんがゲストです。3名の出会い、印象に残る作品、業界入りのきっかけ、作品への音楽の付け方、業界の鬼才たち、対応が大変だった監督、若手クリエイターの発掘、音楽アニメの演奏シーン、マクロスシリーズの革新性、最近のアニメ映画の特徴などが話題となりました。作品は、「エクセル・サーガ」「スーパードールリカちゃん」「カードキャプターさくら」「少女革命ウテナ」「エイリアン9」「機動警察パトレイバー」「戦国奇譚妖刀伝」「AKIRA」「カウボーイビバップ」「月詠」「あずまんが大王」「のだめカンタービレ」「キャロル&チューズデイ」「マクロス7」「機動警察パトレイバー」「機動警察ガンダムSEED」「アイの歌声を聴かせて」「鬼太郎誕生」などの作品(個人的には半数以上が未見)に触れられました。佐々木さんは(第3回の最初の2回こそ起伏でしたが)平板7回、大澤さんは平板3回(他に起伏気味が2回)、松倉さんは平板6回のみ、八木さんはナレーションで起伏2回のみでした。息継ぎなどの関係で起伏気味が見られた(佐々木さんは過去投稿と異なり起伏発音が見られた)ものの、基本的には平板発音でまとまっていた感じです。

 基本的に業界人なので、平板発音は当然なのですが、より一層徹底していただければと思いますし、フリーアナウンサーである八木さんは、そういう状況を見習って(当番組以外でも)平板基調に変わっていっていただければと切に思います。過去投稿にあるように同局のアニメ情報番組
Club AT−X 」出演時も起伏基調(つまり平板発音もあり)でしたが、あまり改善されていません。佐々木さんも、レコード会社は業界人ではなく業界関係者ですが、平板発音を徹底していただきたいものです。その点、経験豊富な松倉さんの徹底ぶりはさすがで、心からホッとさせられます。
 業界はさすがにまだまだ安泰という感じはしますが安心しきるところまではいきませんし、業界人と接する業界関係者や素人の方々も見習っていただきたいものです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2024年3月2日土曜日

業界の周辺

 テレビ番組の感想で、アニメ業界周辺の方々(漫画家、脚本家、テレビ局のドラマプロデューサーなど)について、まとめて取り上げます。一部は、アニメ業界人(アニメ制作会社)やアニメ業界関係者(テレビ局のアニメプロデューサーなど)も含みます。


 BS−TBSで放送中の「X年後の関係者たち・あのムーブメントの舞台裏」。お笑いタレントのカズレーザーさん(メイプル超合金)が司会を務め、かつて話題になった現象などの関係者を複数人集めて裏話などを語り合ってもらうトークバラエティー番組です。
 昨年8月15日の「機動警察パトレイバー」の回。発音機会があったゲスト出演者は3名。アニメ・特撮研究家の氷川竜介さんは、発音機会5回とも当然に徹底して平板でした。漫画家のゆうきまさみさんは発音機会1回のみでいつもと変わらず平板でホッとしましたが、脚本家の伊藤和典さんは発音機会1回のみであろうことか起伏気味でした。こんなところまで起伏発音化の悪い流れが及んでいるのかと軽いショックを受けました。ナレーションのTBSアナウンサー小倉弘子さんは発音機会2回とも起伏でしたが、司会のカズレーザーさん起伏平板各1回でした。
 昨年12月25日の「鳥嶋和彦」の回。元・『週刊少年ジャンプ』編集長で、同誌の黄金時代を築いた名編集者として大変有名な方ですが、珍しく単独インタビュー形式でした。鳥嶋和彦さんは、発音機会4回とも徹底して平板でした。既に70代の方ですが、アニメブーム時(1977〜1985年頃)にも編集者として活躍されていた人物なので、当然に平板発音されているわけで、とても安心しました。司会のカズレーザーさんには発音機会がなく、ナレーションのTBSアナウンサー豊田綾乃さんは発音機会1回のみで以前と変わらず起伏でした。ゲストに敬意を評して平板発音してくれても良さそうなのに、と少し思いました。

 CSのフジテレビONEで放送中の「漫道コバヤシ」。司会のケンドーコバヤシさんが、漫画家の仕事部屋などを訪問しインタビューするトークバラエティー番組です。昨年12月23日放送の「10周年&100回記念特別編」では、番組ディレクターの増田真也さんと2人で過去の内容を総括的に振り返る形式でした。増田真也さんは、発音機会3回のうち、最初は平板でしたが、ケンドーコバヤシさんが今回は発音機会3回とも起伏だったためか、後の2回は起伏でした。おそらく元々平板発音されている方に違いないのですが、変な勘違いをしないで平板発音を貫いていただきたいと感じました。

 CSの衛星劇場で放送中の「VHSを巻き戻せ!俺たちのOVA特集」。第3回(昨年12月放送分)は「甦れ青春!OVA座談会(前編・後編)」。出演者4名のうち声優の松井菜桜子さん以外の3名に発音機会がありました。読売テレビプロデューサーの諏訪道彦さんは、かつて関西ローカルで「アニメだいすき!」という深夜枠のOVA中心のアニメ再放送をプロデュースしており、OVAをテレビで視聴する魁を担った方です。発音機会15回のうち、当初は徹底して平板でしたが起伏も混じるようになり、起伏7回・平板8回でした。アニメ情報番組で起伏発音されるのに出くわしたこともありますが、アニメ業界関係者なので平板発音を貫いていただきたいと切に思います。脚本家の上江州誠さんは、発音機会9回のうち、最初は平板でしたが起伏も少しまじり、起伏3回・平板6回でした。司会の吉田尚記さんは、発音機会15回のうち、起伏10回・平板5回でしたが、番組名「アニメだいすき!」は4回とも全て平板で、「アニメのイベント」1回を平板発音されました。ゲストに敬意を評したのか少なくとも番組名では徹底できたわけで、過去投稿にもあるように平板発音も時々されているので、平板基調と断言できる程度になっていただければと切に思います。


 今回はここまでです。総じて、業界の周辺においても予断を許さないのが現状ということになり、大変危惧するものです。元々平板発音されている方々は、くれぐれも勘違い等で起伏発音に変えたりしないでいただきたいと強く願うものです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2024年2月23日金曜日

素人 5(異業種人)

 比較的最近のテレビ番組の感想の中で、素人ですがアニメ業界以外の業種で活躍されている方々を中心にまとめます。


 CSのAT−Xで放送中の「あにめすこ〜ぷ・アニメを本職に見せたら聞いた事ない話が飛び出した件」。声優の徳井青空さんとお笑い芸人の岩井勇気さんが司会で、1本のアニメを取り上げ、それにまつわる本職(素人)に当該アニメを観せて意見を聞く番組です。昨年11月放送で7作品目となるりゅうおうのおしごと!」編。将棋界からプロ棋士の女性3名が出演されましたが、発音機会があったのは香川愛生さんだけでした。起伏平板1回ずつで起伏が先でした。特にこだわりなく自然に両方の発音をされている感じでしたが、こういう方々が自然に平板発音が増えていくのが望ましい姿なので、少しは期待できそうです。なお、司会の徳井青空さんは、発音機会5回とも起伏のみで、大変残念です。

 昨年12月29日にBS11で放送の「大晦日放送! アニメロサマーライブ2023放送直前スペシャル」。プロレスラーのグレート・O・カーンさんが解説していました。かなりのアニメ好き・アニソン好きらしく、今回のライブでも登壇されています。発音機会は1回のみでしたが、とても自然な平板発音でした。こういう方々がもっと増えていただければ安心なのですが、もっともっと露出が増えてもらわないとなかなか・・・。なお、司会の鷲崎健さんは、発音機会は1回のみですが、(グレートさんの後で)平板でした。グレートさんに引っ張られたのかもしれませんが、過去投稿にもあるように元々は起伏基調の方なので、今後も少なくともアニメ関連番組では平板発音であっていただきたいものです。

 NHK総合で放送中のドキュメンタリー「クローズアップ現代」。昨年12月13日放送の「世界を席巻! 生成AI」の回。弁護士の福井健策さんが、発音機会1回のみですが平板発音でした。ただし、ナレーションの声優小松未可子さんが発音機会2回とも起伏発音だったのが残念です。

 1月7日放送の「NHKスペシャル〜日韓POPS新時代」。昨年世界的に大ヒットしたアニメソング「アイドル」についての解説で、音楽評論家の柴那典さんが発音機会2回とも平板でした。作曲家神前暁さんの大学での1年後輩にあたる方ということもありますが、さすがですね。とても嬉しかったし、勇気付けられました。一方で、ナレーションの俳優坂口健太郎さんは、発音機会1回のみですが起伏だったのが残念です。


 総じて、素人でも自然な平板発音ができる方々が大勢いることで勇気をもらえますが、まだまだな日本の現状への憂いは消えません。本来は「素人」の平板発音者が自然に増え続けていくことが理想なわけですので、まだまだですね。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2024年2月4日日曜日

最近どーよ!?(落ち葉拾い2)

 最近のテレビ番組の感想などからの落ち葉拾いの中で、音楽関係者を中心に紹介します。


 NHK教育で放送中の「クラシックTV」。8月24日放送の「「青のオーケストラ」コラボ第2弾」では、元ハロー!プロジェクトの一員で歌手の鈴木愛理さんに発音機会があり、起伏2回・平板1回でした。アニメ好きということなので、平板発音がもっと増えていけば嬉しいですね。


 BS11で放送中の「Anison Days」。11月3日放送分での元KalafinaのWakanaさん起伏1回のみでした(過去投稿では同じKalafinaの3名のうち、H-el-ical // さんが平板keikoさんが起伏でしたが)・・・残念です。11月17日放送分(昨年2月10日放送の井上苑子さんと出演した回の未公開分)の作曲家武部聡志さんも、伏1回のみでした。過去投稿では徹底して平板発音だっただけに、正直ショックでした。今後もアニメ音楽に関わりを持ちそうなので、変に勘違いなどをせずしっかり平板発音を継続していただきたいのに残念です。悪しき傾向ですねえ。一方で、1月12日放送分でのWANDSのギター担当柴崎浩さんは、平板2回のみで、とても嬉しかったです。


 NHK総合で放送中の「SONGS」。1月25日放送分は西川貴教さん。発音機会2回とも平板で、少し意外でしたがホッとしました。過去投稿にもあるように、一時は平板発音を徹底していた感じだったのに最近は当初の起伏基調に戻ってしまった感じがありましたが、久々に発音機会に触れてそれが平板(しかも、司会の大泉洋さん起伏2回のみなのに、それにつられることも無く!)だったことが本当に嬉しかったです。今後も平板発音を徹底する形で定着していただければと希望しますが。アニメ音楽界隈の今後に少し希望が持てました。


 CSのAT−Xでほぼ恒例になりつつある新作紹介番組「次クール、何くーる」。9月25日初回放送(2023秋)分では司会の声優寺澤百花さん起伏平板各1回、1月8日初回放送(2024年冬)分では司会の声優白石晴香さん起伏2回のみ(他に複合語「アニメ専門チャンネル」も起伏)でした。ただし、マスコットキャラクター「たいがさん」の声を担当している声優福山潤さんは、複合語「アニメ専門チャンネル」の発音を含め、全て平板でした。過去投稿にもあるように、起伏発音されることもあるのですが、やはりこういうアニメ専門チャンネルのアニメ情報番組では平板発音を続けていただきたいものです。その意味では、AT−X社員として出演している安井さんには、これまでの出演では起伏ばかりですが、平板発音を徹底していただかないと本当に困りますね。


 以上です。次回からは、テーマ別投稿に戻る予定です(既に複数のテーマが決定しています)。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)