比較的最近のテレビ番組の感想の中で、素人ですがアニメ業界以外の業種で活躍されている方々を中心にまとめます。
CSのAT−Xで放送中の「あにめすこ〜ぷ・アニメを本職に見せたら聞いた事ない話が飛び出した件」。声優の徳井青空さんとお笑い芸人の岩井勇気さんが司会で、1本のアニメを取り上げ、それにまつわる本職(素人)に当該アニメを観せて意見を聞く番組です。昨年11月放送で7作品目となる「りゅうおうのおしごと!」編。将棋界からプロ棋士の女性3名が出演されましたが、発音機会があったのは香川愛生さんだけでした。起伏・平板1回ずつで起伏が先でした。特にこだわりなく自然に両方の発音をされている感じでしたが、こういう方々が自然に平板発音が増えていくのが望ましい姿なので、少しは期待できそうです。なお、司会の徳井青空さんは、発音機会5回とも起伏のみで、大変残念です。
昨年12月29日にBS11で放送の「大晦日放送! アニメロサマーライブ2023放送直前スペシャル」。プロレスラーのグレート・O・カーンさんが解説していました。かなりのアニメ好き・アニソン好きらしく、今回のライブでも登壇されています。発音機会は1回のみでしたが、とても自然な平板発音でした。こういう方々がもっと増えていただければ安心なのですが、もっともっと露出が増えてもらわないとなかなか・・・。なお、司会の鷲崎健さんは、発音機会は1回のみですが、(グレートさんの後で)平板でした。グレートさんに引っ張られたのかもしれませんが、過去投稿にもあるように元々は起伏基調の方なので、今後も少なくともアニメ関連番組では平板発音であっていただきたいものです。
NHK総合で放送中のドキュメンタリー「クローズアップ現代」。昨年12月13日放送の「世界を席巻! 生成AI」の回。弁護士の福井健策さんが、発音機会1回のみですが平板発音でした。ただし、ナレーションの声優小松未可子さんが発音機会2回とも起伏発音だったのが残念です。
1月7日放送の「NHKスペシャル〜日韓POPS新時代」。昨年世界的に大ヒットしたアニメソング「アイドル」についての解説で、音楽評論家の柴那典さんが発音機会2回とも平板でした。作曲家神前暁さんの大学での1年後輩にあたる方ということもありますが、さすがですね。とても嬉しかったし、勇気付けられました。一方で、ナレーションの俳優坂口健太郎さんは、発音機会1回のみですが起伏だったのが残念です。
総じて、素人でも自然な平板発音ができる方々が大勢いることで勇気をもらえますが、まだまだな日本の現状への憂いは消えません。本来は「素人」の平板発音者が自然に増え続けていくことが理想なわけですので、まだまだですね。
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
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