最近半年間ほどのテレビ番組でまだ取り上げていないもので、アニメ作品関連を取り上げます。具体的には、本編、関連CF(CM)、関連特番です。作品自体は昨年(半年以上前)のものも含みます。
アニメ本編中は、次の通り。
昨年放送された「星屑テレパス」(何と実写ドラマも現在放送中)。唯一発音機会があった宝来遥乃役の永牟田萌さんが、さらりと自然な平板発音(1回)でした。最近では本編中での平板発音は滅多に聴けないので、本当に心が震えました。
4月22日にCSチャンネルNECOで放送の映画「幸福路のチー」(2017年台湾)吹替版。主人公のチー役の安野希世乃さんは起伏発音(2回)でしたが、チーの母役の八百屋杏さんは起伏2回・平板1回でした。
番組関連CF(CM)は、次の通り。
4〜6月に放送されていた「アストロノオト」のブルーレイ宣伝CF(CM)。無職の若林富裕役の杉田智和さんが、意外にも平板発音(1回)されていました。過去投稿では起伏基調だったので、本来は平板発音されてきた方なのかもしれませんが、大変嬉しかったです。
現在放送中の「多数欠」のスマホアプリ宣伝CF(CM)。神臣役の三上枝織さんが、しっかり平板発音(1回)されていました。以前から徹底して平板発音されている方なので、ホッとしました。
これらのことから、CF(CM)は制約がほぼ無く基本的にはご本人に任されていることがよくわかります。
4〜6月に放送されていた作品の主な関連特番は、次の通り。
3月28日にCSのAT−Xで放送の「TVアニメ「ゆるキャン△SEASON3」放送直前〜「ゆるキャン△」へようこそ」。発音機会が唯一あった原紗友里さんは、起伏・平板各1回で、普段は平板基調という感じでした。
4月3日にBSフジで放送の「放送直前特番「リンカイ! SPECIALきゃんぷ」」。発音機会があった5名のうち、遠野ひかるさんが起伏のみ(8回)、長谷川玲奈さんが起伏(1回)、佐々木李子さんが前回投稿と異なり起伏気味(1回)だったのに対し、川村海乃さんが起伏1回・平板3回、葵あずささんが起伏・平板各1回、と分かれました。若手ばかりだし、良い傾向と言えなくもありませんが、互いに影響し合う中で平板基調に揃っていけば良いなあとも思います。
4月4日にNHK教育で放送の「今からでも楽しめる! 響け! ユーフォニアム」。ナレーションの黒沢ともよさんは、投稿はしていませんが基本的に起伏発音しか耳にしたことがなく、残念ながらこれまでと変わらず起伏(1回)でした。NHKということは無関係だと思いますが。
6月23日にCSのAT−Xで放送の「じいさんばあさん若返る」最終回オーディオコメンタリー版。ばあさん役の能登麻美子さんには発音機会が無く、じいさん役の三木眞一郎さんは、起伏(1回)でした。ベテランなのに残念です。
3月28日にCSのAT−Xで放送の「TVアニメ「ゆるキャン△SEASON3」放送直前〜「ゆるキャン△」へようこそ」。発音機会が唯一あった原紗友里さんは、起伏・平板各1回で、普段は平板基調という感じでした。
4月3日にBSフジで放送の「放送直前特番「リンカイ! SPECIALきゃんぷ」」。発音機会があった5名のうち、遠野ひかるさんが起伏のみ(8回)、長谷川玲奈さんが起伏(1回)、佐々木李子さんが前回投稿と異なり起伏気味(1回)だったのに対し、川村海乃さんが起伏1回・平板3回、葵あずささんが起伏・平板各1回、と分かれました。若手ばかりだし、良い傾向と言えなくもありませんが、互いに影響し合う中で平板基調に揃っていけば良いなあとも思います。
4月4日にNHK教育で放送の「今からでも楽しめる! 響け! ユーフォニアム」。ナレーションの黒沢ともよさんは、投稿はしていませんが基本的に起伏発音しか耳にしたことがなく、残念ながらこれまでと変わらず起伏(1回)でした。NHKということは無関係だと思いますが。
6月23日にCSのAT−Xで放送の「じいさんばあさん若返る」最終回オーディオコメンタリー版。ばあさん役の能登麻美子さんには発音機会が無く、じいさん役の三木眞一郎さんは、起伏(1回)でした。ベテランなのに残念です。
そして、4〜6月に放送されていた「声優ラジオのウラオモテ」。アニメ本編(全12話)中では、発音機会があった全員が起伏だったのは、予想通りとはいえ大変残念。特に、放送作家役の福圓美里さん(2回)、声優マネージャー役の小清水亜美さん(2回)、アニメ監督役の川田紳司さん(1回)はショックでした。主人公の母役の柚木涼香さん(1回)や主人公たちのクラスメイト役の島袋美由利さん(1回)も、アニメと無関係な素人役とはいえ残念。そして、主人公の声優(互いに同級生)役の伊藤美来さん(6回。うち1回は「ニ」にアクセントがある感じ)&豊田萌絵さん(3回)。現実のアニメ監督は、(谷口悟朗さんのような例外もいるにはいますが)業界人として当然に平板発音なのです。もしかすると起伏発音で統一するよう指示が出ていたのかもしれませんが、由々しき事態だと思います。一方で、当作の同時期関連特番「声優ラジオのナカノヒト」(全9回)は、指示も無く規制が緩いと思われ、伊藤美来さんは起伏20回(うち1回は「ニ」にアクセントがある感じ)・平板1回、豊田萌絵さんは起伏12回・平板4回。過去投稿にもあるように、伊藤美来さんは元々平板発音(「スパイ教室」関連特番など)だった方で、豊田萌絵さんも元々起伏・平板が混在していた方です。伊藤さんが豊田さんにつられた感じの1回を除き徹底して起伏発音だったことは、残念の極みです。何とか元に戻っていただきたいものです。
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
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