2024年1月27日土曜日

一般芸能人 19

 最近のテレビ番組の感想などからの落ち葉拾いの中で、特に一般芸能人(アニメ歌手・声優以外の芸能人)のものが少しまとまって残っているので、今回まとめて紹介します。


 11月7日にNHK総合で放送の「100カメ〜アニメ「進撃の巨人」最終話アフレコ」。お笑いコンビオードリーのお二人(若林正恭さん春日俊彰さん)がいずれも、発音機会は各1回ですが平板でした。ちなみに、その直前の11月4日に放送の「アニメ進撃の巨人×100カメ・完結直前カウントダウンスペシャル」では、若林正恭さんのみに発音機会があり、起伏3回・平板1回で、平板は(前回2月23日の放送時と同様に)最初だけでした。同番組では、他には声優の梶裕貴さんにのみ発音機会があり、起伏5回のみでした。その影響を受けたのかもしれません。つまり、元々は平板発音されている方なのだと確信できます。「玄人」から「素人」への悪影響の一例かもしれません。

 11月13日にBSプレミアム(現:NHKBS)で再放送(本放送は2022年12月16日)の「すこぶるアガるビル」中野サンプラザ&中野ブロードウェイの回。現地訪問者2名のうち中川翔子さんにのみ発音機会があり、自然な平板発音でした。過去投稿にもあるように起伏平板が混在気味の方なのですが、このときは平板だったわけで、できれば平板発音を徹底していただければと願っています。

 1月16日にTBS系で放送の「マツコの知らない世界〜クセ強最強マニア集結SP!」。アニソン関係コーナーで、イタリア人女性で日本在住10年のコスプレイヤーユリコタイガーさんが、発音機会1回のみで起伏でした。過去投稿にもあるように、元々起伏平板が混在気味の方なのですが、平板発音に戻っていただきたいと感じます。同番組では、マツコ・デラックスさんが発音機会4回とも徹底して平板で、意外でしたが大変嬉しかったですね。今後も、ゲストがどうであろうと正統的な発音である平板発音を徹底していただければと切に思います。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2024年1月13日土曜日

最近どーよ!?(年末年始)

 最近のテレビ番組の落ち葉拾いをする中で、とりあえずこの年末年始の特別番組を中心に少し先行して取り上げます。


 12月26日に日本テレビ系で放送の「さんま御殿4時間スペシャル〜年末だよ! 国民的人気アニメ声優が夢の共演!」。最初の約1時間が声優11名出演によるものです。明石家さんまさんはいつものように発音機会5回とも徹底して平板で安心させてくれました。他の一般芸能人でも、岩井勇気さんのみに発音機会があり、起伏1回・平板2回でした。しかも起伏だったのは最初のみで、明石家さんまさんにつられたのか安心してなのか、その後は平板だった形です。ナレーションの女性(氏名不詳)は、発音機会2回とも起伏でしたが。出演声優の中で発音機会があったのは、意外にも上田燿司さんただ一人。発音機会1回のみで、大変残念ながら起伏でした。過去投稿にもあるようにアニメ「おそ松さん」本編内を含め平板発音されてきた方なのですが、周りからの悪影響で起伏に変わってしまったのだとしたら・・・。

 12月31日にNHK総合で放送の「第74回NHK紅白歌合戦」。例年以上にアニメ主題歌がかなり登場しましたが、当該アニメの紹介場面などでナレーションを担当した声優御二方は、高橋李依さん起伏1回のみ、榎木淳弥さん起伏2回のみでした。特に、榎木淳弥さんは、過去投稿にもあるように、もともと平板発音されていた方に違いないにも関わらず最近は起伏発音ばかりになってしまっている感じの方です。前述の上田燿司さんのような事例とも併せ、大変危惧しています

 12月29日にCSのAT−Xで放送の「これまでも、これからも! AT−X開局25周年アニメランキングスペシャル」。年末恒例のアニメランキングの他に1997年12月開局(前身のおたっくビームやバンダイキャラネットTVの期間は除く)以来の約3700ある全番組についてのランキングも発表する特番です。総合司会の声優小野坂昌也さんは、起伏2回・平板3回でした。司会のROLANDさんは、今回は発音機会2回とも平板でした。もう1人の司会の松澤千晶さんは、起伏2回・平板1回で、これとは別に「アニメ専門チャンネル」をきちんと(日本語の原則からは当然なのですが)平板発音されていました。後半は全員が平板でした。アニメ専門チャンネルのアニメ情報番組は、これくらいでないと困ります

 テレビ東京系で12月26日放送の「劇場版「SPY×FAMILY  CODE:White」公開記念特番」と1月6日放送の「劇場版「SPY×FAMILY  CODE:White」大ヒット記念特番」。出演声優では、江口拓也さんが前者1回・後者3回とも、種崎敦美さんが後者1回のみ、いずれも起伏でした。過去投稿にもあるようにもともと起伏発音されている方々(江口拓也さんはアニメ本編中で1回のみ平板だったことがありますが)なのですが、やはり不満です。一方で嬉しかったのが、後半で1回のみ発音機会があった劇場版出演の俳優中村倫也さん。何と、しっかりとした平板でした。特にアニメ好きというわけではないようですが、過去投稿にもあるように実写映画「ハケンアニメ!」出演時は起伏だった方です。それなのに・・・もともとは平板発音されてきた方だと確信し、好感度が上がりました。本職(つまり「玄人」)の声優さんたちこそこういう「素人」を見習っていただきたい、と言わざるを得ない状況には苛立ちさえおぼえます


 今回は以上です。初めて取り上げる方(お名前を桃色で表示)がいないのは今回が初めてかもしれませんが、過去に取り上げている方(お名前を茶色で表示)がどんどん増えるのは必然ではあります。落ち葉拾いはまだ続きますが、独立したテーマの投稿も既に目処がついています。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2024年1月2日火曜日

冬コミ報告(当日)

  昨年12月30・31日に東京ビッグサイトで開催された同人誌即売会「コミックマーケット」(コミケ103)のサークル参加報告をさせていただきます。2分割投稿の後半は、当日の経緯です。


 コミケ91からの毎回参加で、通算12度目のサークル参加(別サークルへの委託参加2度を含む)、8度目の「評論・情報」ジャンルで、2日目(12月31日(日))東6ホールノ−13a」です。


1 当日の流れ

 今回も一般参加者入場時刻が10時30分(そのためサークル入場締切時刻も9時30分)のまま。サークル入場受付はエントランスホール入口から8時45分入場。サークルスペースへの到着は前回より早い9時ちょうど。見本誌提出専用袋の投函もすぐに済ませ、食事完了は9時30分。正誤表の裁断・挿入作業が予想外に時間がかかり、本日のサークル贈呈用7部のみ終わった10時5分から設営作業に。設営完了は10時25分。一般参加者用20部の正誤表差し込み作業は、とりあえず机上に半分の10部を並べるためそれだけでも終わらせる必要があるが、それが終わらないうちに開場時刻の10時30分に。こんなことは初めて!  何と10時33分頃に最初のお客さんが!!  とりあえず別冊付録を含む3点セットをお渡ししました。10時37分頃作業完了。スペースの写真撮影(9部しかない状態のまま)。10時40分に離席(買物に出発)。開場時刻に離席できなかったのは初めて!!!

 なお、今回は、お誕生日席すぐ後ろでほぼ角地のため、スペースナンバー&サークル名はいつもより小さめにして、その分「売り文句」などを強調するディスプレイにしました。「すべて無料」を強調(机上を含めて3か所も表示!オンデマンド本の帯を含めれば4か所!!)し、どんな内容の本なのかわかるようなキーワード(特に「進撃の巨人」「京アニ事件」は赤色で強調)をあえて手書きで散りばめたシートを初めて掲出しました。








 経過は次の通りです。
 10:30 コミケ開始時刻
       完全版・オンデマンド本各10部、付録20部設置
 10:33 最初のお客さんが!! 各1部手渡し
 10:40 離席
 12:10 いったん帰席
       残部は完全版0・オンデマンド本1・付録11
        (つまり10部・9部・9部が捌けた!) 
       一般参加者頒布用残り10部(実は11部)に正誤表差し込み作
      業を行いながら接客
 12:30 いったん離席
       残部は完全版3・オンデマンド本4・付録4        
        (つまり18部・17部・16部が捌けた!)
 12:40 いったん帰席し、完全版を補充し、すぐ離席
       残部は完全版4・オンデマンド本3・付録3        
        (つまり18部・18部・17部が捌けた!)
 13:10 いったん帰席
       残部は各1部
                  
 13:15 最後の1人が。全て頒布終了
        (実は、オンデマンド本は私自身の保存用も頒布してしまって
      おり、オンデマンド本の残部に合わせたため完全版も2部余分に
      頒布したと後で判明)
       完全版22部、オンデマンド本21部、付録20部頒布
       大きめの緑の付箋に「完売13:15」と書きスペースナンバ
      ー上あたりに貼付
       心置きなく買物で離席
 15:15 いったん帰席し、すぐ離席
 15:50 帰席。後方で後片付けに着手
 16:00 コミケ終了時刻 



2 感想

 思ったよりも早く捌けて驚きました。基本各20部頒布予定が、場所が良かったのか、スペースでの案内表示が良かったのか、参加者数が増えたのか、理由はよくわかりません。オンデマンド本は後5部(欲を言えば10部)は増やせた気がしますが、サークル贈呈用でご本人欠席のため手元に余っているのが計3部ありましたが、もちろん一般頒布するわけにはいきません。増刷する気は元々ありません。まあ、良しとしましょう。
 なお、サークル贈呈用は、ご本人が欠席で直接手渡せないサークルが3か所あったため、残部は完全版1部(一般参加者用に2部回したため)・オンデマンド本6部(自宅保管中の3部を含む)・付録3部となりました。

 一般参加者との交流は、頒布終了後は皆無となりました(買物に専念できたため)が、今回は珍しく早い時間(開場直後、12〜13時台)にできた形となります。計10名(人数的にはいつもとあまり変わりませんが)の方と直接やり取りできました。いずれもオンデマンド本に関してのやりとりを紹介します。開場直後の若い男性(30代?)は、「無料でいいのかなあ」とつぶやかれていましたが、「もちろんいいですよ、どうぞ」と答えておきました。手に取ったけど少し目を通して机上に戻した年配の女性(50代?)がいましたが、他のお客さんもおり「無料ですよ」と念押ししそびれたため行ってしまわれました。ずっと立ち読みして机上に戻し「お金取るんでしょ」と言った若い男性(20代?)がいましたが、「無料ですから」と念押ししたら無事持っていかれました。そのほかは無料とわかると遠慮なく持っていかれていた感じです。やはり、オンデマンド本を手に取る方が多く、完全版や付録はこちらから言わないと気づかれない感じの方が多かったです。
 隣席サークルさんとの交流は、右隣とは空間が空いていることもあり皆無でしたが、左隣のサークルさんとは同じ机(スペースナンバーでbの側)なので少しは交流がありました。実は何度も隣同士になっている馴染みのサークルさんです。いつものように新刊を無料贈呈されましたが、今回はお返しはしませんでした。何とサークル代表者(男性)の配偶者がポプルス勤務とのこと。そのほか、15時頃知人が訪ねて来る可能性があったため15時15分帰席時に事後確認しましたが、「その人から直接声をかけられていないから、わからない」とのこと。(確かに、私が離席中とわかれば特に周りに尋ねずに帰ってしまうかもしれません。その後、その知人とは無事会えました。)
 

3 今後

 次回からは、完全版は増刷(別紙のブログ投稿タイトル一覧のみ適宜追記)と幅広いサークルへの無料頒布を繰り返し、シリーズ本はコピー誌に戻り「作品編」の続きを発行し続けます。
 年代順に、国産・海外産問わず、テレビ版・劇場版・OVA等問わず。しかも、シリーズ物は最近のものまで含めた全作品を一括して取り扱います。7〜8回に分けて65歳まで発行します。66歳(5年後)頃には、その時点での心境・客観的情勢次第ですが、総集編オンデマンド本2種類(作品編、ファン活動編)を発行する可能性はゼロではありません。
 とりあえず、次回をどこまでにするか未定です。1974年の「宇宙戦艦ヤマト」の前までにするかそこまで含むか、が焦点です。一部の作品は既に執筆完了しています。可能な限り全話再視聴するつもりですが、シリーズ物が結構多いため、未視聴・未録画のものは当然除きますが、それでも膨大な量(サイボーグ009、ゲゲゲの鬼太郎、ルパン三世などは特に)になります。ヤマトも最新作まで含めるとかなりあり、たどり着けるかどうか。何だか、せっつかれるような感じが続いており、このまま65歳までがむしゃらに書き続ける(再視聴し続ける)ことになるのでしょうか・・・。

冬コミ報告(頒布物)

 昨年12月30・31日に東京ビッグサイトで開催された同人誌即売会「コミックマーケット」(コミケ103)のサークル参加報告をさせていただきます。

 今回は、オンデマンド印刷本もあり、還暦(+1)記念でもあり特別仕様も多いことから、まずは頒布物(事前準備)だけ独立させて紹介します。つまり、(異例ですが)2回に分けて投稿します。内容的には、昨年のコミケ開催前に投稿すべきだったかもしれません。その代わり、(異例ですが)頒布物の表紙などもすべて紹介します。
 本当は日付が変わる前(元旦のうち)に投稿したかったのですが間に合いませんでした。本日(2日)中に数時間後に残りを投稿します。



 全て新刊で2種類(別冊付録を合わせれば3点)です。全て無料です。無料なのは次の3点が理由です。
 ①  買物で離席時間が長くなるのですが、売り子を頼める人がいないため、お金の安全確実なやりとりが困難
  →   無人販売のような方法もありますが、オンデマンド本は1000円
   または1500円の設定になり、高額で管理上問題
 ②  読んでいただくことが何よりも大事なので、一人でも多くの人が入手しやすいようにすることが優先
  →  かえって抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、多くの人は
  「無料なら」と持ち帰ってくれます。
 ③  還暦(+1)記念なので、自分自身にも印象に残したいし、インパクトのあることをやって目立ちたい



1 コピー本アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」(以下「完全版」)

 A5判56頁モノクロ「アニメ」の発音問題に関する評論本です。私にとっては、あくまでこれがメインの本であり、一番皆様に読んでいただきたい本です。すべての日本人、1億2千万全国民(日本語を理解できる外国人も含む)に、必読書として配布したいくらい、と半ば本気で思っています。
 この本は元々、Q&Aなど当ブログでは直接そのままの形では公開していない内容も含んでいますが、間接的には各投稿の中で触れている内容がほとんどです。コミケ99で完成版としていましたが、大幅な追記・内容差替を行ないました。
 変更点は2点。1点は、ブログ投稿タイトル一覧を復活させていたのを取りやめて別紙付録として独立させ、空いた4頁分をブログ投稿からの抜粋(3件)に丸々差し替えました。「多様性」「2等市民」「げんしけん」についての各投稿で、自分で言うのも何ですがとても詳しくわかりやすく書けているので、内容補強のため載せました。もう1点は、アクセント辞典に関する追記です。ブログの「まとめ(要約版)」ページへ寄せられたコメントで取り上げられていた「インターネット上にあるアクセントに関する某サイト」の問題点を指摘し、紙のアクセント辞典に依拠すべきと明確に宣言するものです。起伏発音化が最近急激に強まってきている印象があり大変危機感を感じているため、どうしても追記したくて載せました。この2点の改善で、今回をもって「完全版」「完成版」と言えると考えています
 今後は、これをどんどん増刷(別紙付録のブログ投稿タイトル一覧は内容を適宜追加すれば済むので、本体は単純増刷)して、一般参加者はもちろん、これまでのようにアンケート協力サークルなどに限定せず、頒布物を入手させていただいた(新刊無しなどで入手物がない場合も含む)サークルさんに幅広く頒布していく方針です。一応アニメまたはオタク論関係の頒布物があるサークルさんには限定しますが。

 12月22日(金)にキンコーズで原紙パソコン出力・印刷・製本で40部作成。29日(金)にキンコーズで5部増刷。別紙付録「ブログ投稿タイトル一覧」も同様。計45部作成

 
 表紙(表)

 表紙(裏)



2 オンデマンド本「アニメ文化とこう関わってきた

 B5判320頁、表紙フルカラー、帯付き個人的感想文集のシリーズ本です。今回の目玉には違いありません。
 所属サークルのオフセット印刷の会誌(編集作業にも関与)などではなく個人誌としては人生初の、オンデマンド印刷(印刷所への外注)本です。
 過去発行のコピー誌のうち、諸般の事情で対象外とするファン活動編(上巻、下巻)以外の5冊(声優編、音楽編、スタッフ編、作品編①、作品編②)を大幅に増補改訂のうえ合本した総集編です。
 表紙や遊び紙は、私の一番好きな色であり当サークルのシンボルカラーでもある緑色が基本色です。還暦(+1)記念を名目にあくまで無料ですが、大部なので疑心暗鬼になったり遠慮したりする一般参加者もいるでしょうが、スペースでくどいくらいに表示を行うことで対処できると思います。
 表紙には、同人誌らしくイラストや写真も考えましたが、頼めるような絵師は知らないし、知人を通じて漠然とした内容で頼むのも失礼だし、内容にふさわしい適切な風景写真も無く、簡単な図案でもあれば十分と割り切って、人間の形を模した奇妙なデザインのものをPhotoshopで手書きしました。
 12月10日(日)に脱稿し、予定通り12月11日(月)に入稿。何と同日付で2社分割発注。
 一般参加者配布用は、コミケ会場のサークルスペース(机上には折りたたみ椅子が置かれているので、床上)へ前夜(30日)直接納品してくれ、帯も制作・装着してくれるポプルスさんに、20部(+予備本2部)発注
 サークル参加者(+コミケ不参加の友人・知人3名)贈呈用は、27日(水)午前中配達指定での自宅納品で本体のみ制作(帯は非対応)してくれるちょ古っ都製本工房さんに、15部(+予備本1部)発注。なお、自宅納品用の帯15部は、9日(土)にポプルスさんへグッズとして発注(結果的に23日(土)に自宅納品)し、自宅または当日会場で私が自分で帯を装着しました。
 遊び紙は、ポプルス発注分のみ、最初と最後だけ色を変えました(緑色系ではなく赤色系。後述のお試し印刷時と同じ)。その他は、奥付の「印刷」の項目以外は、完全に同じ原稿を使用しています。今回が最初で最後になるであろう「サークルスペースへの直接納品」をどうしても体験したくて(搬入も楽なので)、2社分割となりました。
 上記2社は、いずれも6〜7月にお試し印刷(1冊のみ、有料)しており、フォント・罫線など本文の問題点は特に無いこと、遊び紙への印刷はしない方が読みやすそうなこと、表紙や遊び紙の色合いはかなり異なることなどを確認済みで、両者の違いも次の通り。



  なお、入稿後に致命的なミスなどを発見したため、正誤表も作成することに。内容的には両面1枚。ただし、本文の完全欠落があり、挿入できる余白のある頁を選択(51頁に決定)し当該頁丸々差し替え分を別途作成。さらに、あまりに修正が多い頁(15頁。一段階前の原稿を誤って入稿したため)も、丸々差し替え分を別途作成。結果的に計3枚に。なお、本体挿入時にはみ出さないように、内側(左側)・下側を裁断(キンコーズでは裁断機。増刷分は会場内サークル窓口でスタッフにカッターナイフを借りられたため、梱包袋を下敷きにしてその場で作業)。

 結局、本体・正誤表とも、予備本を含めて計38部(※)作成。見本誌提出用1部・保存用2部(各社1部)・友人知人別途発送用3部を除く計32部がコミケ会場での頒布分に。ただし、今回コミケを欠席している(別サークルに委託参加の可能性はあり)ため来夏に贈呈するサークルさんの分なども含むため、今回持ち込むのは計30部

 ※  実は、当日誤って私自身の保存用(ポプルス印刷分)も頒布してしまったため、ポプルスさんへ正月休業日明けに1冊のみ増刷(割引あり)発注せざるを得なくなりましたので計39部正確な数値です。
 
 表紙(印刷原稿のため見開きで表示)


 
 帯(印刷原稿のため見開きで表示。高さは70ミリ)






3 別冊付録「勝手にアニメ大賞」(以下「ランキング」)

 中綴じコピー8頁、フルカラー。従来通りの自己紹介ペーパーですが、今回に限り還暦(+1)記念としての特別バージョンです。
 8頁に増大(結果的に最近21年分)したうえでカラー印刷です。これまで明記してこなかった再放送で全話初視聴した作品」をわかりやすくするためです。文字自体と背景のどちらに色をつけるか、記号の使い方を変えるかどうかなど、いろいろ試行錯誤した結果、「背景を黄色にする」「記号は変えない」「◎(年間1位)は記号・文字とも赤色」「○(年間1位に準ずる)は記号のみ赤色」となりました。また、クリアファイルに入れても取り出しやすいよう、中綴じ(ホッチキス留めあり)としました。
 12月22日(金)にキンコーズで原紙パソコン出力・印刷・製本でいったん作成(薄い緑色を使用)しましたが、やはり文字や記号(アンダーライン)が見にくいため、諦めて29日(金)(友人知人贈呈用3部は27日(水))に再印刷(黄色を使用)しました。計35部作成。

 











2023年12月25日月曜日

最近どーよ!?(落ち葉拾い)

 最近のテレビ番組の感想でまだ取り上げていないもののうち、断片的で集約しづらいものを、全部ではありませんが拾い集めて("落ち葉拾い"して)みました。


 NHK総合で放送中の「土スタ(土曜スタジオパーク)」。9月16日の海外ドラマ「DOC」特集回です。声優の安元洋貴さん起伏1回のみに対し、声優の日高のり子さん平板1回でした。
 過去投稿にもあるように、安元洋貴さんは元々起伏発音ばかりなのですが、日高のり子さんはナレーションは徹底して起伏なのに普通のゲスト出演だと平板になるのはどうしてなんでしょうか。特に指導はないはずなので忖度したりせず、ナレーションでも平板発音を徹底していただければと切に思います。

 CSのAT−Xでほぼ毎月1つのアニメを取り上げて放送のトーク番組「R指定アニメ」。
 7月の「ハイスクール・フリート」の回では、声優の夏川椎菜さんにのみ発音機会があり、起伏1回・平板2回でした。しかも起伏は「ニ」にアクセントがある感じでした。
 10月の「アクションヒロイン チアフルーツ」の回では、元AKB48で声優の石田晴香さんが発音機会7回全て起伏でしたが、司会のROLANDさん起伏7回・平板4回、同じく司会の松澤千晶さん起伏平板各1回でした。
 11月の「ローきゅーぶ!」の回では、声優の井口裕香さんにのみ発音機会があり、起伏2回・平板3回でした。
 このように、混在している声優さんが結構いて、平板の方が多い(平板基調である)のは良いのですが、過去投稿では夏川椎菜さんも井口裕香さんも平板のみでしたので、徹底して平板ではないことにはやはり不安を抱かざるを得ません。

 CSのAT−Xで半月ごとに内容を更新して放送の情報番組「Club AT−X 」。
 第499回(5月放送)の「灼眼のシャナ」の回では、制作会社J.C.STAFFプロデューサーの松倉友二さんは業界人なので当然に発音機会9回とも徹底して平板で、司会の声優吉野裕行さんもいつものように平板2回のみでしたが、もう一人の司会のホリプロ所属フリーアナウンサーの八木美佐子さん起伏平板各1回で起伏が先でした。過去投稿にもあるように、起伏基調で稀に平板発音もされているという感じで、変わっていませんね。
 第504回(8月)の「ダークギャザリング」の回では、声優の篠原侑さん起伏3回のみでしたが、歌手のKOTOKOさん起伏平板各1回で平板が先で、司会の松澤千晶さん起伏平板各2回でした。
 第505回(8月)のアニメランキング2023上半期発表回では、歌手の橋本みゆきさん起伏2回のみでしたが、司会の松澤千晶さん起伏3回・平板8回で最初は平板でした。
 第506回(9月)の「柚木さんちの四兄弟。」の回では、声優の岩崎諒太さん起伏2回・平板4回でした。
 第507回(9月)では、歌手の高橋直純さん平板1回のみに対し、司会の松澤千晶さん起伏1回のみでした。
 第508回(10月)の「音楽の秋スペシャル回」では、歌手のいとうかなこさん起伏2回・平板3回で最初は平板(「ゲーム」も起伏平板各1回)で、司会の吉野裕行さん平板2回のみに対し、もう一人の司会の松澤千晶さん起伏1回・平板2回で最初は平板でした。
 第509回(10月。吉野裕行さん&松澤千晶さんによる司会の最終回)では、吉野裕行さん平板3回のみ、松澤千晶さん起伏1回・平板2回でした。
 その松澤千晶さんは、11月28日にBSフジで放送の「ジャパコンProject 〜マヂでRe:スタート!?お尋ねギルドロップス」第26回にゲスト出演し、起伏2回・平板4回と平板基調(「ゲーム」は起伏)でした。声優アイドルグループ「ギルドロップス」のうちながえゆあさんとナレーション担当の小坂井祐莉絵さんのみに発音機会があり、残念ながら起伏各1回のみでした。松澤千晶さんは、吉野裕行さんに鍛えられたのか元々なのかはっきりしませんが、平板基調になっているのは喜ばしいことですが、できれば平板発音を徹底していただければ、なお嬉しいですし、アニメ関係が得意なフリーアナウンサーらしい形になると思います。


 長くなりますので、今回はここまで。声優・アナウンサー中心でしたが、次回(残り)は年明け1月中に、一般芸能人中心にまとめます。

(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2023年12月15日金曜日

外国人 5

 外国人について久々にまとめて取り上げます。


 まずは、素人ではありますがTV番組にレギュラー出演されている半タレント()の方々です。
 NHKBS(旧:BS1)で放送中の「COOL  JAPAN」に出演している外国人の方々(番組中では全員英語)は、ほぼ全員平板発音をいつも繰り返しています。9月24日放送の「おにぎり」の回でも、フランス人のヴァンソンさんやイタリア人のアントニオさんが明確な平板発音をされていました。一方で、中国人のジィ・ヤンさんが(出演者の中では大変珍しく)起伏発音をされて驚きました。あまり良くない傾向ですね。

 次に、素人(一般のアニメファンなど)の方々です。
 過去投稿で一度取り上げましたが、10月7日にテレビ朝日系で放送の1万人が選ぶ! ついに決定! 令和VS平成VS昭和アニソンランキング」。実は、かなりの数の素人に街頭インタビューなどがされていました。日本人5名・外国人3名に単独語としての「アニメ」の発音機会がありました。日本人は、20代()と40代の男性各1名の計2名が平板発音でした。外国人は、アメリカ人男性1名だけが起伏発音で、ベルギー人女性とドイツ人女性が平板発音(ドイツ人の方は発音機会が2回あり全て平板)でした。やはり、こうでなくちゃいけませんよね。

 続いて、素人のうち学識経験者です。
 10月31日にNHK教育で放送の「世界サブカルチャー史スピンオフ・思考のオルタナティブ」で、ジョセフ・ヒースさんの回です。1967年生まれのトロント大学教授でカナダ人哲学者です。フランス在住時に「キャプテンハーロック」を観ていたとのこと。発音機会は2回あり、いずれも「ニ」にアクセントを少し置く感じの起伏発音気味でした。ラテン系言語圏でアクセントが特に不明確なフランスでの生活経験もあるためか、「ア」にアクセントを置く明確な起伏発音ではありませんでしたので、少し嬉しかったです。

 続いて、素人ではなくアニメ業界関係者で、日本語声優です。
 NHKBS(旧:BS1)で放送中の「国際報道2023」。9月13日放送で、ウクライナ制作アニメ映画「THE STOLEN PRICESS」の日本語吹替版に出演のウクライナ人のドミトリー・クドリャフツェフさんです。日本在住(2022年3月来日)で、発音機会は2回あり、大変残念ながらいずれも起伏発音でした。日本人の声優たちとも交流があるせいか、悪い影響を受けたのかもしれません。

 最後に、素人のうち一般芸能人です。日本テレビ系で放送中の「行列のできる相談所」。12月3日の「人生を変えたベストアニメスペシャル」の回に、韓国人女性アイドルグループKeplerの9名中3名が出演。そのうちキム・チェヒョンさんに発音機会が1回だけあり、自然な平板発音でした。デビューして2年足らずのメンバーですが、大のアニメ好きらしい発音で大変好感を持ちました。

 
 以上です。とりあえず平板発音が圧倒的多数なのにはホッとさせられますが、決して安心できる状況ではありませんね。過去投稿の繰り返しになりますが、少なくとも英語の辞書はどれを見ても「A(ア)」にアクセント符号が打たれる起伏発音しか掲載されていないにも関わらず、実際にはほとんど平板発音されているのが実態で、よほど意識しないと起伏発音しないようです。少なくとも日本人がしっかり平板発音をしていれば、外国人であっても(日本人を見習って)平板発音をし続けてくれるものと思われますので、日本人こそしっかりしないといけないのです。
 
 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2023年11月24日金曜日

CF(CM) 3


 CF(CM)について、最近少し気になることがありました。
 今年9月頃に偶然視聴したものですが、「アニメふるさと納税(アニふる)」を紹介するものです。BS日テレなどで流れており、ナレーションのみですが、ナレーターは不明(声優かアナウンサーと思われますが、氏名不詳)です。

 「アニふる」自体は、起伏発音(「ア」にアクセント)でした。これ自体は、まあ許せます。
 複合語「アニメふるさと納税」内の「アニメ」は、日本語の原則(鉄則)通り平板でした。当然のことですが。
 単独後としての「アニメ」については、発音機会が4回あり、起伏3回・平板1回で、「ア」にアクセントがある起伏発音が2回、「ニ」にアクセントがある起伏発音が1回でした。

 まずは、平板発音が1回でもあったことにホッとしました。起伏発音を徹底するよう意識して(または指導されて)いるわけではないことがはっきりしたからです。
 そして、「ニ」にアクセントがある起伏発音も混じっていたことです。3音の単語について真ん中(「アニメ」の場合ならば「ニ」)にアクセントが置かれる傾向のある方言があるのは事実です。ですがそれは極めて例外的なごく一部の範囲であり、方言の大多数を占める「東京式」「京阪式」のいずれにもありません。外来語は、基本的に方言に左右されません。「アニメ」の場合は、省略せずに「アニメーション」と発音することにこだわる方々も少なくないわけで、完全に日本語化しているとも言い切れないのが現状です。つまり、「ニ」にアクセントを置くことは本当に例外でしかないのです。もちろん、禁止されているわけではありませんので念のため。

 何が言いたいかと言いますと、放送局側からの指導は基本的には無く、個人の判断に委ねられているからこそ、アニメ関連の情報については平板発音を推奨する余地があるということです。変な忖度をせず堂々と平板発音していただきたいし、平板発音が正統的な発音であるという歴史的事実をきちんと理解して平板発音に努めていただきたい・・・ナレーターを務める方々にそうお伝えしたいです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2023年11月11日土曜日

コミケ当選10回目

   東京ビッグサイトで開催されている世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」。今冬のコミケ103に、サークル参加が無事決定しました。初申込から通算10回目の直接参加(委託も含めれば12回連続)です。 

 いつもの評論・情報」ジャンルに戻り、2日目(12月31日(日))東6ホール「ノ−13aです。
 東5ホールとの境目でほぼ中央、中央通路にほど近く空きスペースが広めの場所です。ブロック単位でも角地(いわゆる「お誕生日席」)の隣になります。アニメ評論系なサークルが集まっており(すぐ近くに「学漫」ジャンルも)、傾向的にも申し分ありません。左隣は何度も隣り合っているサークルさんですが、右隣はいつも購入している業界関係者(フリーライター)のサークルさんです。位置的には、公式のスペース番号が張り出される位置のすぐ隣なので、自サークル案内用にいつも机の前に垂らす幕には、(一般参加での経験から特にこだわっている)スペース番号表示は小さめにして、今回初めてアピールポイント(「すべて無料」など)を書こうかと思っています。机の上よりは絶対目立つので。
 1日目も申し込んだのですが落選。2日間開催でありながら、1日あたりでは史上最多のサークル数なのに。開始時刻も相変わらず(私の希望に反して)10時30分のため、買物時間もその分短くなり、取捨選択や訪問順序に悩まされそうです。

 当日の頒布物(すべて無料)は、次の通りです。
 「アニメ」の発音問題に関する評論本アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」は、2021年冬に発行済みのものですが、ブログの最新情報を追加します。別紙にするか、本誌を修正するかは未定です。ひょっとすると、特によく書けていて私の考えの補足説明として申し分ないと思われる投稿本文を載せるかもしれません。
 個人的感想文集のシリーズ本アニメ文化とこう関わってきたは、ついに人生初のオンデマンド本(部数などの関係でオフセットにはならない)です!。これまでに発行したコピー本7種類のうち5種類(声優編、音楽編、スタッフ編、作品編①、作品編②)の総集編ですが、大幅に増補改訂します。総ページ数は320頁の予定です。なお、「ファン活動編(上、下)」は、総ページ数の問題もありますが、内容的にもまだ大々的に頒布するのが憚られる部分があるため、5年後(66歳)に増補改訂の形で単独発行する構想があります。大部の本ですが、還暦(+1)記念を名目に何と無料頒布します。売り子を頼める人がいない点や、無人販売(信用販売)も煩雑なため、安心して買物に回れるよう従来からの方針を貫きます。印刷代も想像していたより安いので、全く問題ありません。

 進捗状況は、次の通りです。
 前者は、後者の入稿後でブログ内容確定後(12月中旬)に修正・印刷(コピー)を行います。
 後者は、12月11日(月)に入稿予定です。京アニ事件に関する特別コラムを最新情勢に合わせて一部補記したいのですが、12月7日(木)が結審日なのでそれより前の入稿はできません。現在は、声優編の大幅増補改訂の真っ最中。新規追加100名のうち半分程度が執筆済みで、倍増の「200名」実現の目処はつきました。作品として唯一新規追加する「進撃の巨人」は、最終回までの全話ビデオ鑑賞が11月6日(月)(この日は休暇を取得)に終了。当日中に感想を書き上げる予定でしたが、一両日中(早ければ今日)には完成見込みです。

 印刷所は、既に決まっています。過去投稿にもあるように、去る7月(夏コミの繁忙期前)にお試し印刷で2社に各1部発注しました。もちろん未完成のページは白紙のまま(念のため「このまま印刷してください」等の注意書きを表示したり、フォントや罫線などの比較用ダミーを載せた形)で完成時の見込みの320頁で装丁等を実施。帯や遊び紙もあり、遊び紙の色や文字印刷の有無など条件を2社で変えました。表紙はフルカラーですが、仕上がりの色合いが2社で結構違いました。本文や帯については、全く問題ありませんでした。フォントや罫線・テキストボックスなどの印刷具合も心配無用と判明し、ホッとしました。なので後は、内容を完成させるだけです。印刷部数は予定通り30部(+2〜4部のおまけ(印刷所側の都合))です。
 何と、お試し印刷した2社に分割発注します。奥付の印刷所表記と遊び紙(全部ではなく一部のみ)の色以外は完全に同じ物です。1日目に直接手渡ししたいサークルさんがあるためです。1社(安い方)は帯の印刷ができずもう1社(高い方)は帯だけの印刷もできる(それでも全30部を高い方1社で印刷して自宅・会場の分割納品にするよりは安い)ためです。10部(印刷所側の都合によるおまけなし)は、本体は安い方に、帯は高い方に発注して、12月27日(または28日)までに自宅へ納品してもらい、コミケ当日は私がいつものキャリーバッグで搬入。残り20部(印刷所側の都合によるおまけ2〜4部あり)は、本体・帯とも高い方に発注して、12月30日(コミケサークル参加前日)に印刷所が会場内の私のサークルスペースの机下へ直接納品してもらう形。今回が最初で最後の会場直接納品体験となる見込みで、とてもワクワクしています。

 なお、これも無料の別紙付録「TAL版勝手にアニメ大賞」(2023年冬版)は、還暦(+1)記念もあり、何と二つ折り8頁(ホッチキス綴じ無し)にして、各年別の全話視聴作品リスト(作品のランクづけ、特に気になった声優(役者)、主題歌ランキングも)は今回何と2003年以降の21年分!。最初で最後の大奮発となる予定です。今回初めて、再放送のみで視聴(本放送は全く不視聴)の作品をマーキングするつもりですが、モノクロ網掛けではなく、カラー色付けか文字のみカラー化をしたいと考えています。つまり、カラーコピーとなります。一時は、オンデマンド本に本文(末尾に「特別付録」の位置付けで掲載)として組み込もうかとも考えましたが、やめました。私個人のブルーレイデータベースなどを基に色々思い出しているのですが、結構苦労しており、今はオンデマンド本に専念し、コミケ直前の12月28日完成、29日印刷(コピー)予定です。


2023年10月28日土曜日

ナレーション

 ナレーションは、直接の出演ではなく陰から関わる立場の喋りですが、番組出演者との間で発音について相互に影響を与え合う関係でもあります。基本的には台本があり、別室で収録し、ディレクターと1対1でやり取りすることが多いようです。ナレーション収録のタイミングは、クイズ番組など番組内容と連携している場合(番組収録と同時並行、番組収録時点では「生」)はまれで、ドキュメンタリー番組の多くは番組収録後、バラエティー番組の多くは番組収録前です。前であれば番組出演者がナレーターの発音から、後であればナレーターが番組出演者の発音から、影響を受ける恐れがあります。しかし、一番影響し合うのは、やはりナレーション収録現場でのディレクターなどスタッフとの間でしょう。

 10月7日にテレビ朝日系で放送の「1万人が選ぶ! ついに決定! 令和VS平成VS昭和アニソンランキング」。最近非常に放送内容にショックを受けた番組です。総合司会はお笑い芸人サンドイッチマンのお2人。一般芸能人からは上川隆也さん、宮田俊哉さん、岩井勇気さん、(途中から)森口博子さん。声優さんからは神谷明さん、宮村優子さん、井澤詩織さん、富田美憂さん、伊藤健人さん、伊駒ゆりえさん、戸谷菊之介さん。生歌披露のゲスト歌手として(森口博子さんのほか)高橋洋樹さん、米良美一さん、松本梨香さん、きただにひろしさん、ゴダイゴ(タケカワユキヒデさんらフルメンバー)がスタジオ出演。
 錚々たるメンバーでしたが、「アニメ」の発音機会があったのは、わずか3名。岩井勇気さんが(今回は)起伏1回のみ、戸谷菊之介さん起伏2回のみ、井澤詩織さん起伏平板各1回でした。井澤詩織さんは、起伏が先でしたが、過去投稿では平板だったことからも、やはり普段は平板発音されている方なのだろうと確信しました。では、なぜ最初に起伏発音してしまったのでしょう・・・。

 実は、3名の声優さんがナレーションを担当されていました。ご本人の年代で割り振られたのでしょうが、全体的内容や昭和ブロックを担当された井上和彦さん、平成ブロックを担当された石田彰さん、令和ブロックを担当された石川由依さんです(偶然にも「い」で始まるお名前の方々ばかりですね)。井上和彦さんは、起伏7回のみ、ただし「アニメ創世記」といった複合語は日本語のルールからも当然に平板3回のみ。石田彰さんは、起伏6回のみ。石川由依さんは、起伏12回のみ。
 大変なショックを受けました。石田彰さんは、最近は起伏ばかりの感じでしたが、1990年代頃は平板発音されていたはずと記憶しています。石川由依さんは、過去投稿にもあるように2016年放送のアニメ「ガーリッシュナンバー」本編中でもしっかり平板されていたように元々平板発音されていた方です。起伏基調の梶裕貴さんと一緒に活動される機会も多いでしょうが、今年3月のアニメジャパンでの「TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season完結編スペシャルステージ」でも変わることなく徹底して平板発音されていました。井上和彦さんは、紛れもないベテランで、過去投稿にもあるように2021年のアニメジャパンの「夏目友人帳」関連ステージイベントで1度だけ起伏気味だったのを耳にしたことがある以外、私の知る限りでは常に徹底して平板発音されてきました。
 それなのに・・・いったいどうしてこうなってしまったのでしょうか。どう考えても、御三方が意識して揃えたとしか思えません。通常は無いはずのディレクターなどスタッフからの指示があったのでしょうか。NHKだと変に意識して忖度してしまうことがあるのかもしれませんが、ここは民放です。ああ〜、何てことでしょう・・・変わらないと信じていたのに。ディレクターの指示(指導)だとしたら、アニソン(アニメ文化の1つ)の歴史を振り返る趣旨の番組でもあるので、もしも統一するならば正統的な発音である平板発音に統一すべきです。歴史認識の誤りですので、アニメ文化の歴史についてきちんと勉強してもらいたいです。変な忖度だとしたら、どうか考え直していただきたいものです。起伏発音が正式」だと勘違いしているとしか思えません。NHK発行のアクセント辞典でも明らかなように、「起伏平板の使い分け」こそが正式なのです。当番組のようなアニメ文化を直接の主題に据える番組では、「使い分け」としては「平板」の方に該当する環境のはずです。平板発音が正統的な発音だとしっかり自覚し、自信と誇りを持って平板発音を披露し続けていただきたい、と切に思います。最近は、声優さんに限らず、普段は平板発音されている方々がナレーション(やアニメ本編中)のみ起伏発音される事例が後をたたないのですが、指導なのか忖度なのかはともかく、アニメ文化の正しい歴史認識に基づいていただかなくては本当に困ります。

 日本の(アニメ文化の)将来に不安を抱かざるを得ず、放送後しばらくは鬱な気分が続いたほどでした(前述の井澤詩織さんの例は、スタジオでも聴こえているはずのナレーションに少し影響されたのかもしれない、と二重の不安を覚えます。)。まだまだこの「SPPALP」の活動は続ける意義があると再認識しましたが、平板発音を「保全」「促進」する有効な手立てがなかなか・・・。とにかく、めげずに頑張ります。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2023年10月21日土曜日

最近どーよ!?(音楽関係者中心)

  最近のテレビ番組の感想で、音楽関係者などの「アニメ」の発音をまとめて取り上げます。


 4月2日にBSアニマックスで放送された「ANIMAX MUSIX 2022 PART2」。昨年11月19日に横浜アリーナで開催されたアニソンフェスのテレビ放送版後半です。発音機会があったのは3名のみ(テレビ放送版前半は皆無)。声優の小倉唯さん起伏1回のみ、アニメ「てっぺん」出演声優によるてっぺんオールスターズの1名(氏名未確認)が平板1回のみ、KEIGOさん(FLOWのボーカル)が起伏気味・平板各1回(平板が先)でした。KEIGOさんは、過去投稿にあるように従来は平板だったのに、世間に影響されたのか起伏(気味の)発音もするようになってしまったようで残念です。
 CSのAT−Xで放送中の「Club AT-X」。6月3日初回放送の第500回のゲスト歌手のたいらいさおさん平板2回のみ、6月17日初回放送の第501回のゲスト歌手の美郷あきさん起伏平板各2回でした。「伝説巨神イデオン」OP「復活のイデオン」で有名なたいらいさおさんは、かつてのアニメブーム時に活躍されたベテランらしく、さすがです(松澤千晶さんの代理で同回の司会を務めた結さんは、残念ながら起伏1回のみ)。美郷あきさんは、最初は起伏発音だったのですが、司会の吉野裕行さん(徹底して平板)・松澤千晶さん(当回全体では起伏平板がほぼ半々)に影響されたのか、平板発音も披露してくれたという感じです。
 BS11で放送中の「Anison Days (アニソン・デイズ)」。過去投稿では起伏平板が混在だったReoNaさん起伏2回のみだったのは残念です。麻倉未稀さん起伏気味2回のみ、石田燿子さん起伏気味1回、atsukoさん(angela)起伏1回のみでした。atsukoさんは、ユニットを組むKATSUさんが基本的に平板なので見習っていただければと思いますし、過去投稿にもあるように元々起伏平板が混在している方でアニメ「生徒会役員共ED「蒼い春」では明らかに平板発音で歌唱されていますので、何とかなるはずです。一方で、YouTubeシンガーなすお☆さん起伏気味・平板各1回、  YUKAさん(RYTHEM)と岩田陽葵さん(harmoe)がいずれも平板1回のみでした。タイ出身のMindaRynさん(過去放送時の未公開部分のみ)が平板1回のみで、過去放送分も含めて全て平板のみとわかりホッとしました。

 以下はいずれも、偶然視聴機会が得られた番組です。
 CBC(TBS系ですが関東ではネット配信のTVerでのみ視聴可能)で放送中の「歩道・車道バラエティ  道との遭遇」。道に関する様々なマニア(非芸能人)が全国の面白い道路(廃道なども含む)を案内する旅バラエティー番組です。番組内の音楽情報コーナーで、「宇宙戦艦ヤマト2199」ED「愛詞」も歌唱している中嶋美嘉さんが、自然な平板発音1回でした。やはり、アニソンに関わる一般アーティストはこうであってほしいものです。
 三重テレビ(独立UHF)で約半年間(全9回のうち第5回以降のみ視聴)不定期放送されていた「旅とアニメと音楽と」。アニメ聖地巡礼の旅バラエティー番組で、インディーズ系歌手(アニソンコピーバンドなど同人音楽系)の詩 万利衣さんとギタリストの中村圭之介さんのお2人がレギュラーです。詩 万利衣さんは(私が視聴した限りでは)徹底して平板発音、中村圭之介さん起伏平板が混在(起伏基調)でした。中村さんが詩さんから良い意味で影響を受けて平板基調になっていただければ嬉しいです。なお、素人の方で(私が視聴した限りでは)唯一発音機会があったのは、香川県土庄町(「からかい上手の高木さん」の聖地)の飲食店「園村」店長の望月敦子さんが自然な平板発音で、とても嬉しかったです。なお、ナレーションの演出家・俳優近藤ヒデシさんは、(私が視聴した限りでは)起伏発音ばかりでした。


 次回は、ナレーションについて大変気になることがあったのでまとめて取り上げる予定です。

 (諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2023年10月8日日曜日

最近どーよ!?(芸能人中心)

  最近のテレビ番組の感想で、原則として一般芸能人を中心にまとめて取り上げます。ただし、音楽関係者については、別途改めて投稿する予定です。


 フジテレビ系で放送中の「ぽかぽか」。お笑い芸人ハライチのお二人(岩井勇気さん、澤部佑さん)がゲストの芸能人と繰り広げるトークバラエティーで生放送です。
9月7日放送ではアニメ好きで有名な佐久間大介さん(Snow Man)がゲスト。岩井勇気さん澤部佑さんはいずれも(「アニメ」の発音機会は4回ずつでしたが)徹底して平板発音でホッとしましした。佐久間大介さんは、そんな司会のお二人につられた面もあるのか安心したのか、平板発音で始まり、起伏3回・平板4回でした。過去投稿にもあるように起伏発音ばかりの印象だったのに、ちゃんと平板発音できる方なんだとわかり、とても嬉しかったです。普段は平板基調の方なのかもしれません。生放送のスタジオで見学のファンを始め全国の視聴者に良い影響を与えたと思います。大の仲良しという先輩で年上の宮田俊哉さん(Kis-My-Ft2)が、過去投稿にもあるように基本的に(稀に平板発音しそうになって慌ててやめるほど)起伏発音ばかりなのですが、佐久間さんにはどうか平板発音に心がけて宮田さんを感化し安心して平板発音していただけるように変えていただければと強く思います。何しろ人気の芸能人で(ピンでの)露出も多いお二人ですから。ちなみに、「コミケ」は、「アニメ」の発音機会がなかった局アナウンサーの神田愛花さんも含めて全員が平板発音ばかりでした。
 なお、岩井勇気さんは、CSのAT−Xで放送の「あにめすこ〜ぷ・アニメを本職に見せたら聞いた事ない話が飛び出した件」では、声優徳井青空さんと司会を務めていますが、(もともと平板発音だった徳井さんも含め)タイトルコールを始め起伏発音が目立ちます。5月放送の第5・6回の女性アイドル物「シャインポスト」の回では、起伏1回・平板2回と同番組では珍しく平板基調でした。ゲストの中田花菜さん(元乃木坂46)・篠崎こころさん(元プティバ)がいずれも起伏発音ばかりだった中で、ちゃんと平板発音されているわけです。前述のようなアニメ関連ではない一般のバラエティー番組でさえ徹底できるのですから、少なくともアニメ関連番組(特にAT−Xのようなアニメ専門チャンネル)では意識して平板発音を徹底していただければと切に思います。

 日本テレビ系で放送中の「ぐるナイ(ぐるぐるナインティナイン Hi-Tension TV) 〜グルメチキンレース・ゴチになります!」。お笑い芸人ぐるぐるナインティナインが司会で、高級レストランで料理を味わって値段を当てるクイズ形式のコーナーです。9月7日はレギュラーの宮野真守さんを含む男性声優3名が出演。全出演者の中で発音機会があったのは計3名。一般芸能人で唯一発音機会があった盛山晋太郎さん(見取り図)が自然な平板発音1回のみで、とても嬉しかったです。コーナー司会のフリーアナウンサー(元日本テレビ)羽鳥慎一さんが相変わらず起伏発音気味1回のみ、声優の木村昴さんが相変わらず起伏発音2回のみだった中でなので、もともと平板発音されている方だと確信できますから。

 BSフジで放送中の「ビルふら!」。雑居ビルなどの訪問バラエティー番組です。今年1月17日本放送の第14回では、神田古書センターが取り上げられていました。俳優の梶原善さんが自然な平板発音1回のみでした。なお、他に発音機会があったのは、5階の絵本専門店「みわ書房」店長の三輪峻さん(79歳)のみで、残念ながら起伏1回のみでした。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

 

2023年9月30日土曜日

最近どーよ!?(素人中心)

 最近のテレビ番組の感想で、原則として芸能人以外(異業種人、素人、外国人など)を中心にまとめて取り上げます。近日中に芸能人中心の関連投稿を行う予定です。


 7月18日に日本テレビ系で放送の「news zero」の京アニ事件4周年関連報道内で、メディアアーティストの落合陽一さんが、しっかりと平板発音されていました。京アニのファンとのことで、アニメに関心のある研究者としてごく自然なことなので安心しました。

 8月28日にNHK総合で放送の「今夜はとことん異世界スペシャル」。異世界転生物のアニメ3作品(「転生したらスライムだった件」「無職転生」「盾の勇者の成り上がり」)の第1話を丸々放送しゲストが感想を述べ合う特別番組です。最近のNHKは本当に、アニメ作品の解説系番組が増えましたね。ナレーションの局アナウンサー浅野里香さんこそ徹底して起伏発音(ただし発音機会7回中1回は「ニ」にアクセント)でしたが、作家の石田衣良さんは発音機会3回とも自然な感じの平板発音で、嬉しくなりました。お笑い芸人でもあるサンキュータツオさんは発音機会1回のみで起伏発音気味(過去投稿ではほぼ平板)でしたが、コスプレイヤーの伊織もえさんも発音機会1回のみですが自然な平板発音で、ホッとしました。このほかKADOKAWAのプロデューサー三坂泰二さんにも発音機会が1回のみありましたが、業界関係者(製作側なのでほぼ業界人)なので当然に平板発音でした。

 7月1日にBS1で放送の「世界の貨物列車」。ドイツ人男性の機関士がドイツ語で「アニメ」を平板発音していました。フランスほどではないにしろ日本のアニメが浸透してきている国なので、不思議でもなんでもありませんが、嬉しかったしホッとしました。
 7月25日にNHK総合で放送の「クローズアップ現代」で韓国の"イエスジャパン"現象を取り上げた回。日本語インタビュー出演の韓国人の20代女性2名のうち、1名が「アニメ」、もう1名が「ドラマ」について、各1回発音機会があり、いずれも平板発音でした。

 CBC(TBS系ですが関東ではネット配信のTVerでのみ視聴可能)で放送中の「歩道・車道バラエティ  道との遭遇」。道に関する様々なマニア(非芸能人)が全国の面白い道路(廃道なども含む)を案内する旅バラエティー番組で、既に1年半も続いており、JNNネットワーク協議会賞のエンターテインメント番組奨励賞を受賞したほどの知る人ぞ知る人気番組です。数多くの素人(マニアにお供する出演者もマイナー芸能人やスタッフの知人などの素人ばかり)が案内役で出演していますが、第65回となる7月4日の放送では、初めて「アニメ」の発音機会があり、坂マニアの52歳男性沢村耕太さんが、アニメ映画「天気の子」などに登場した東京都豊島区の通称「のぞき坂」訪問場面で、発音機会1回のみですが平板発音でした。アニメファン以外の様々なファン(マニア、オタク)は、起伏発音者も多いのですが、大変嬉しく思いました。


 総じて、様々な素人が平板発音してくれるのは、将来に希望が持てる嬉しい事象なので、今後も接触(視聴)機会が増えてほしいものです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2023年9月16日土曜日

続・「アニメ」と「ドラマ」

 ドラマ(実写映画を含む)本編の中で「アニメ」が発音される機会は本当に増えました。過去投稿(「映像研には手を出すな!」「ヲタクに恋は難しい」など)にもあるように、アニメ版と実写版がある場合、むしろ実写版の方が多く平板発音されていたりすることさえあります。

 今年7〜9月にTBS系で放送のドラマ「トリリオンゲーム」。1兆ドルを稼ぐことを目標にベンチャー企業を立ち上げドンドンのし上がっていく型破りなストーリーですが、私が視聴したのは第8話と第10(最終)話のみです。たまたま9月1日放送の第8話の内容が新作アニメの独占配信をめぐるIT企業間の駆け引きで、興味を大変そそられたためです。なかなか凝った展開で、架空のアニメ制作会社「スタジオポポラ」も登場しますが、原作漫画には無いオリジナルストーリーとのこと。「アニメ」の発音機会があったのは、主役コンビの片方である平学(愛称ガク)、スタジオポポラ所属のカリスマ的アニメ監督宇佐美マリの2名のみで、いずれも発音機会は1回のみで自然な平板発音でした。ガク役の佐野勇斗さんは、ボーカルダンスユニットM!LKのメンバーですが、普段から平板発音されているのだとしたらとても嬉しいです。宇佐美マリ役の麻生祐未さんは、役柄がバリバリのアニメ業界人なので当然と言えば当然(もしも起伏発音だったら私は激怒していたところです)なのですが、スタッフからの指導があったのかご本人の判断なのかは不明ですが、やはり普段から平板発音されている方のようにお見受けします。いずれにしろ、ホッとしました。(最新情報によれば、当作は何と今秋テレビアニメ化されるそうです。このアニメがらみの展開がアニメ化される場合、当作ドラマ版のように徹底して平板発音になることを信じたいですが・・・。)

 2020年に公開された実写映画「前田建設ファンタジー営業部」。実在のゼネコン前田建設工業がゼネコンのイメージアップのために2004年に発売して話題を呼んだ同名単行本の第1弾(「マジンガーZ」光子力研究所格納庫兼プール建設編)を映画化したものです。永井豪さんも少しだけ出演されています。「アニメ」の発音機会があったのは6名。そのうち、オタク設定らしい近田博樹役の本田力さん、当作に協力した日立造船の実在の技師(氏名不詳)の2名(発音機会は各1回)が平板、他の4名は起伏でした。オタクは平板発音という判断だったのか本田さんご本人が普段からそうなのかは不明ですが、実在の現場の技師さんが平板だったことも含め、何だか救われた気分でした。

 業界筋の発音を尊重するという観点に立つならば、アニメ本編の中で「ドラマ」が発音される場合も気になります。今年話題を呼んだテレビアニメ「推しの子」(続編制作決定済み)。発音機会があったのは7名。まずは第3話、ルビー役伊駒ゆりえさんと斉藤ミヤコ役Lynnさんが発音機会各1回でいずれも平板なのに対し、有馬かな役潘めぐみさんが発音機会2回とも起伏。続く第4話。有馬かな役潘めぐみさんが発音機会1回のみで起伏、漫画家のアシスタント役の橋本結さん夏目妃菜さんは発音機会各1回で平板(夏目さんはやや平板気味という感じ)、ドラマ原作漫画家吉祥寺頼子役伊藤静さんは発音機会1回のみで起伏。最後に第5話。寿みなみ役羊宮妃那さんは発音機会1回のみで起伏。このように若手は平板が目立つ中で、既に中堅クラスの潘めぐみさんが徹底して起伏なことに、大変ホッとしました。この方は実は「アニメ」も起伏発音ばかりなようのため、もしも「ドラマ」を平板発音されていたらショックが大きかったところです。同調圧力(?)に負けておらず安心しました。(過去投稿にもあるように、伊駒ゆりえさんや伊藤静さんは「アニメ」も平板発音されています。)

 総じて、少なくとも業界筋では平板発音が自然な場合は、業界物の作品であれば当然それを尊重すべきです。アクセント辞典にも基づいて、起伏発音しか明記されていない「ドラマ」と異なり、起伏発音・平板発音が完全併記されている「アニメ」は、特に意識してアニメ・実写問わず制作にあたっていただきたいと切に思います。特に、「アニメ」「ドラマ」を両方発音する機会があった場合(幸か不幸かまだそういう事例に出くわしていませんが)は、特に留意していただきたい事項です。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2023年9月3日日曜日

最近の声優さん 2

  最近のテレビ番組での声優さんの「アニメ」の発音機会をまとめて取り上げます。

 5月6日にCSのTBSチャンネル2で放送の「中二病でも恋がしたい!  10周年記念イベント」。昨年11月12日にJ.comホール八王子で開催されたものです。発音機会があったのは声優3名。内田真礼さん平板2回のみ、上坂すみれさん平板1回のみ、福山潤さん起伏1回のみでした。内田真礼さんは、過去投稿では起伏でしたので、良い傾向です。上坂すみれさんは、過去投稿にもあるように起伏平板が混在している方ですが、こういうリラックスした雰囲気のイベントならさりげなく平板発音できるとわかり嬉しいです。
 7月1日にCSのAT−Xで放送の「次クール、何くーる」。6月24日に公式YouTubeチャンネルで配信された内容にアフタートークが追加されたものです。こちらでは、前述の福山潤さんは、平板2回のみでした。過去投稿にもあるように、昨年12月のイベントでは起伏、今年1月の同名番組では平板1回の後起伏2回でしたが、元々は平板発音されている方なので、本来の姿に戻られたとも言えます。

 NHK教育で放送中の「青のオーケストラ・5分で楽しいクラシック」。冒頭ナレーションでは声優の葉翔也さんが各回とも起伏1回のみ、第11回では声優の榎木淳弥さん起伏1回のみ(「映画」「ゲーム」も起伏)でした。千葉翔也さんは、過去投稿にもあるように、起伏平板が混在されている方なのですが、NHK教育ということも意識したのか徹底して起伏発音されてしまっているのが残念です。榎木淳弥さんは、過去投稿にもあるように、元々は平板発音されている方なのですが、出演番組内での同調圧力に負けてしまっている感じだったこともありましたし、千葉翔也さんと同様に当番組でも起伏なのは残念です。

 CSのAT−Xで放送の「Club AT-X」。6月17日初回放送分では、声優の日笠陽子さんが、発音機会2回とも平板で、過去投稿にもあるように起伏発音ばかりの方だったので、大変意外でした。一方で、7月1日初回放送分では、声優の大橋彩香さんが、発音機会2回とも起伏でした。元々は平板発音されていた方なのに、最近は起伏ばかりなのが大変残念です。

 CSのAT−Xで放送の「R指定アニメ」。5月21日放送の「ゆゆ式」特集では、出演声優の大久保瑠美さんが、自然な平板発音1回のみで、好感を持ちました。

 今年4〜7月に放送されたテレビアニメ「ぐんまちゃん」(2期)の第1話では、あおまの父役の声優(俳優)の森田順平さんが、発音機会2回とも平板でした。作品本編中ではナレーション(残念ながら起伏)以外に発音機会は無い(全話視聴していないので正確には不明)ので、ご本人が元々平板発音されているのだと推測されます。

 8月22日に日本テレビ系で放送の「さんま御殿・真夏の2時間スペシャル〜夏休みだよ! 国民的アニメ声優祭り!!」。発音機会があった声優は5名。ナレーションの日高のり子さんこそ起伏1回のみ(過去投稿にもあるように、本来は平板発音できる方なのに、忖度してなのかナレーションはいつも起伏)でしたが、青木志貴さんがやや起伏気味ながら平板1回のみ、伊駒ゆりえさん平板1回のみ、関智一さん平板1回のみ、古谷徹さん平板2回のみ(「ゲーム」は起伏)でした。テレビアニメ「推しの子」が初めてのオーディションだったという伊駒ゆりえさんが平板発音だった(ちなみにアニメ本編中では「アニメ」は無いが「ドラマ」も平板1回)のは、とても嬉しかったし大変好感を持ちました。大ベテランの古谷徹さんが(過去投稿にもあるように一時は起伏発音のナレーションもされていましたが)きちんと平板発音に戻っているのは当然ですが、関智一さんの平板発音は大変久しぶりです。司会の明石家さんまさんが、いつものように徹底して平板(発音機会は3回)なのが影響しているのかもしれませんが、大変良い傾向です。

 8月29日にNHK総合で放送の「地域局発〜アニメ聖地旅・大崎下島」(個人的には「たまゆら」の聖地としての印象が強いですが、映画「ももへの手紙」の聖地としてのみの取扱い。)。広島局で8月25日に放送されたものの全国放送版です。ナレーションの山寺宏一さんが、あろうことか徹底して起伏(発音機会は6回。「映画」も起伏)だったことです。過去投稿にもあるように、元々はベテランらしく平板発音されている方で、一時ナレーションで起伏だったことがありますが、その後は徹底した平板発音に戻られていたので安心していたのです。それなのに・・・とにかく落ち込みました。放送局側から指導でもあったのでしょうか、それともNHK総合ということでの忖度なのでしょうか。どうかどうか、元のように徹底した平板発音に戻って、ベテランとしての範を示していただきたいものだと切に思います。

 総じて、(当然かもしれませんが、) 声優さんたちも色々変わるものだと実感しています。起伏発音ばかりだと思っていた方が平板発音を披露して驚きつつも嬉しくなったり、長らく平板発音で安定していた方が起伏発音ばかりに変わっていてショックを受けたり。(前述のつい先日の山寺宏一さんの事例は、いったん安心させられてからの再発の出来事なので、本当に大変なショックでした。)
 放送局側からの指導などは基本的には無いはずですが、忖度だけは何とかやめていただきたいものです。そして、一人でも多くの声優さんが自然な平板発音を披露していただけることを願ってやみませんが、今後も注意深く耳を立て続けざるを得ませんね。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)