2023年2月26日日曜日

げんしけん再び

 「げんしけん」は、過去投稿(2016年12月)でも取り上げていますが、改めてその意義深さを再認識したため、再び取り上げます。

 大学のアニメ系サークル「現代視覚文化研究会」(モデルは原作者の出身である筑波大学の同名サークルで、略称「現視研」)に集う男女の、熱くもぬるい、ぬるくも熱い、青春群像劇です。原作漫画は、講談社「月刊アフタヌーン」で2002〜2006年に発表され、続編(2代目)も2010〜2016年に発表されました。最初の方と最後の方ではまるで雰囲気の違う内容になっていますが、「こういう(遅めだが)青春もあって良いのだ」と、大変共感できる内容でした。私個人も、大学でアニメ系サークルに2年間だけ入会しており、似たような雰囲気を実体験しています。なお、私自身はアニメから入りましたが、2004年と2007年に1クールずつ放送された後、2代目も2013年に放送されました。原作の全てがアニメ化されたわけではありませんが、原作に忠実でした。原作漫画の単行本も全巻所有しています。
 2002年12月単行本化された第1巻に収録された、非アニメファン(非オタク。つまり「素人」)の女性である春日部咲がそのサークル室を初めて訪れた際、「アニメ」を素人らしく起伏発音で連発する場面があります。げんしけん会員は当然に全員平板発音です。そして、原作漫画には、春日部咲のセリフの中の「アニメ」に「※」がつけられ、欄外に「咲ちゃんは"ア"にアクセントを置いてます。」と注釈がつけられていました。つまり、玄人(濃いアニメファン)は平板発音が当たり前であり、だからこそ素人である春日部咲の発音の「異質さ」を強調しているわけです。これは、少なくともこの頃(2000年代)までは、まともなアニメファンが起伏発音することは想定されていなかったわけであり、平板発音こそがアニメファン(オタク)の証明だったことの、何よりの証拠なのです。原作者の実体験(皮膚感覚)が反映されているのは確かでしょうが、世のアニメファンたち(私も含みます)の正直な感覚だったと思われます。

 ところが近年(2010年代以降)は、アニメファンを描くアニメが増加していながら、作品本編中でも大半が起伏発音になってしまっており、由々しき事態と危惧しています。現実(本物)のアニメファンたちに逆に悪影響を与えてしまっている面すらあります。何より、少なくとも平板発音が正統(昔からの伝統)であるという歴史的事実を知らない者が増えているのです。今改めて当作を取り上げるのは、前述のような原作漫画の記述(それを忠実に再現したアニメ)の意味を再確認し、現在の若い(若くない者も含めざるを得ないが)アニメファンたちに広く知ってほしいのです。当作のような良いお手本を広く知らしめる良い方法はないものでしょうかねえ。当作は、若い世代には決して知名度が高くないようなので、本当に忸怩たる思いです。

 ※原作漫画の該当頁コピーを含めた画像(音声のみ)
   著作権者 原作漫画:木尾士目、講談社
        アニメ1期:現視研研究会
        アニメ2期:コミフェス準備会


2023年2月25日土曜日

NHKアナウンサー(松本零士)

 予定を急遽変更し、投稿させていただきます。 

 つい先日、漫画家の松本零士さんが亡くなりました。かつてのアニメブーム(1977〜1985年頃)においては、メディアでの露出も大変多く、手塚治虫さんの次に顔をよく知られている漫画家だったかもしれないほどです。ただし、必ず「アニメーション」と発音されており、「アニメ」と発音されるのを聞いたためしがありません。(余談ですが、私にとっては「笑わない人」というイメージが強かったですね。この方がにこやかに笑う姿を一度も見たことがありません。真面目な印象の方でした。)
 1984年11月19〜22日にNHK教育で放送された「訪問インタビュー」に出演されていました。19日(第1回)は、「鉛筆からコンピーューターまで」と題して、翌年に開催されるつくば科学万博で上映されるオリジナルアニメ「アレイの鏡」の制作現場でインタビューが行われていました。松本零士さん(当時46歳)としても初めてコンピューターグラフィックス(CG)を一部取り入れた作品です。写真と絵画の違いや、手書きとコンピューターの違いについて、ご本人の当時の考え方が披露されており、大変貴重な記録となっています。
 インタビューは、局アナウンサーの川野一宇さんが行なっています。「アニメ」の発音機会は(全4回を通じて)1回のみあり、自然な平板発音をされていました。この当時は、NHKに限らず、テレビ局のアナウンサーでも平板発音は珍しくありませんでした。これは厳然たる事実です。ところが最近は、NHKでも民放でも、若手を中心に起伏発音ばかりで、大変残念です。ごく一部のベテランは現在でも平板発音されていますが、どうして若手はそれをもっと見習わないのでしょうか。せめてアニメ関連の特集番組では、意識していただきたいものだと切に思います。


 ※「訪問インタビュー」(NHK教育)
   https://youtu.be/D0gtU79nHGw


2023年2月18日土曜日

最近どーよ!?(声優特集番組)

 最近半年間程度のテレビ番組などの感想をまとめます。今回は、声優さんを特集した地上波の番組に絞って取り上げます。

 昨年12月20日に日本テレビ系で放送の「踊る!さんま御殿‼︎ 3時間スペシャル」。ベテランから若手まで錚々たる声優さん9名が出演し、うち4名に「アニメ」の発音機会がありました。榎木淳弥さん・春川芽生さん・森久保祥太郎さんが平板1回のみ、大橋彩香さんが起伏1回のみでした。森久保祥太郎さんは、以前は起伏発音ばかりだったのが、平板発音もされるようになり、今回は平板だったわけです。大変良い傾向で嬉しいです。一方で、大橋彩香さんは、以前からずっと平板発音ばかりだったはずなのに、この番組の環境の中で声優側では唯一起伏だったわけです。ショックでしたし、どうしてなのか理由を知りたいくらいです。以前のような平板発音に戻っていただきたいものです。なお、司会の明石家さんまさんは平板4回のみ、ゲストの市川紗椰さんは平板2回のみで、お2人とも以前と変わらず平板発音が徹底しておりホッとしました。今後も変わらないでいていただきたいものです。ゲストの宮田俊哉さんは、起伏3回・平板1回で、久しぶりに平板発音も聴かれました。この番組の環境に影響されたのかもしれませんが、是非とも平板発音に馴染んでいただき、テレビなどでの露出も多いので自信を持って積極的に平板発音をするようになっていただければ、と切に願っています。

 1月4日にテレビ朝日系で放送の「Z世代声優が選ぶ! 昭和アニメのスゴい声優50人はこれだ!SP」。ベテラン中心のさらにすごい声優特集番組で興奮しました。発音機会があった声優さんは若手(Z世代側)の阿座上洋平さん1名のみでしたが、平板気味1回のみでした。意外でしたが嬉しかったです。ナレーションを担当した声優の松岡禎丞さん・佐倉綾音さんは以前と変わらず徹底して起伏発音でしたが、このようなアニメ関連番組では是非とも平板発音してみていただきたいと思います。なお、ゲストの一般芸能人のうち、世界(EXILE)さんは起伏1回のみ、川島明さんは起伏・平板各1回でした。川島さんは、アニメにも理解がある方なので、自信を持って平板基調を強めていただければと感じています。

 日本テレビ系で放送中の「アナザースカイ」に昨年11月4日に、NHK総合で放送中の「あさイチ・プレミアムトーク」に昨年12月16日に、声優の梶裕貴さんが顔出し出演されました。過去投稿にもあるように、基本的には起伏発音なのですがたまに平板発音もされる(つまり起伏「基調」の)方です。前者では、起伏6回・平板1回でした。ナレーションの声優バッキー木場さんが、過去投稿にもあるように徹底して平板発音の方ですが、引きずられることなくしっかり平板1回でホッとさせられました。むしろ、梶さんの方にこそ、もっと意識して平板発音に変えていただければなあと感じました。後者では、残念ながら起伏5回のみでした。司会の博多大吉さんは平板3回のほか起伏気味2回(うち1回は「ニ」にアクセント)、博多華丸さんも起伏気味1回(「ニ」にアクセント)、局アナウンサーの鈴木奈穂子さんは起伏1回でした。大吉さんや華丸さんは、過去投稿では平板だったので、どうか変な影響で変わらないでいただきたいものです。

 総じて、声優さんは、露出も多く、世間一般的にはアニメ業界関係者としてみられるので(番組共演者に対しても含めて)影響力が大きいですから、「アニメ声優」としての出演時には発音をくれぐれも意識していただきたいものです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)





2023年2月4日土曜日

素人 4

 最近半年間程度のテレビ番組などの感想をまとめます。今回は、アニメ業界とは直接関係のない方々(いわゆる「素人」。司会者を除く。)を取り上げます。

 昨年12月13日に、アニメ歌手水木一郎さんの訃報が流れ、ニュースやワイドショー番組で特集されました。その中で、テレビ朝日系の「羽鳥慎一モーニングショー」で、「素人」の発音機会がありました。元フジテレビアナウンサーの弁護士菊間千乃さんは残念ながら起伏発音でしたが、早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄さんが自然な平板発音をされていました。同番組では、ナレーションの声優四本木典子さんが、徹底して起伏発音(発音機会3回)だったのが残念です。また。映像が紹介された2002年放送の「徹子の部屋」出演時に、司会の黒柳徹子さん(いつも起伏発音)に引っ張られたのか、現在まで基本的に平板発音が徹底している水木一郎さんが発音機会3回中2回は起伏発音だったのがショックでしたが、その場の司会者につい合わせてしまっただけだと理解しています。
 CSのAT−Xで放送中のアニメ情報番組「Club AT-X」。今年1月7日初回放送の回では、作家で動物研究家のパンク町田さんが、自然な平板発音を連発(発音機会4回すべて)されていて、とても嬉しくなりました。その際司会の吉野裕行さんも堰を切ったように平板発音を連発(発音機会5回すべて)されたので、気が合ったのかもしれませんね。
 また、機会があって視聴することができたテレビ愛知制作の「データで解析! サンデージャーナル」では、昨年8月7日本放送の「ローカル鉄道事情」特集回で、三重県北部の三岐鉄道の社員野原浚大さんが、発音機会が1回あり、自然な平板発音でした。鉄道むすめを生かした取り組みの紹介場面だったのですが、アニメ作品ではありませんがアニメ的デザインのため触れられたのだと思われます。何だかとてもホッとさせられました。

 以上のように、素人の自然な平板発音を耳にすると、玄人が発音する場合以上にホッとさせられますね。「アニメ」の平板発音が広く深く浸透している証明であり、未来に希望を失わずにいられます。本来は、玄人の側にこそもっと安定して平板発音を聞かせていただきたいのが正直な想いですが。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


 


2023年1月17日火曜日

学校教育

 今朝見た夢の中のお話です。(全く予定外の内容の投稿ですが、できたてホヤホヤのうちにと思いまして・・・)

 とある中学(?)での男性教師による授業風景。「アニメ」の発音を話題にしており、「昔はなあ、みんなこういう発音だったんだぞう。」と先生が言い、「アニメ〜」「アニメ〜」「アニメ〜」と生徒たちに平板発音で3回唱和させたのです。あまりのストレートな教育方法に感激して、それを見ていた私が拍手をしてしまいました。ふと周りを見ると、授業参観日なのか、大人の男女が大勢周りにいて、帰り始めていました。その後は、なぜかその教師は、教師ではなく学習塾などの教育産業関係者(?)として、あちこち車で動き回ったりしていました。

 まあ、夢なので、支離滅裂だったり、肝心なところはぼやけていたり、ご都合主義だったりしますが、夢自体滅多に見ない私ですが、こんな(「アニメ」の発音自体が話題になる)夢は初めてです。とうとうこの発音問題が私自身の潜在意識を蝕むまでになったということかもしれませんが(笑)・・・

 ここからが本題です。ふと思ったのです。学校教育の中で実際に、このように発音指導が行われることがあるのだろうか、と。教科としては、国語か英語くらいしか考えづらいです(他にも美術の時間はあり得ます)が、ひょっとするとホームルームの時間かもしれません。先の夢では中学あたりのようでしたが、話の発端は先生の個人的体験に基づくもののようなので、ホームルームが一番可能性がありそうですが。英語なら、現実の外国人(アメリカ人など)は結構平板発音してくれていますが、英和辞典では起伏発音で載っているので、「辞書を鵜呑みにするな」という教育かもしれませんが、生徒は混乱するでしょうね。もっとも、これが海外での日本語教育の場だったら、十分ありうる光景だとは言えます。

 要は、今の若い世代は、「アニメ」が元々平板発音だったという歴史を知らなさすぎるのです(若者が歴史を知らないのは、どの分野でも言えることですが)。本当は、このように学校教育(義務教育)の中で発音指導の機会(その大前提としてまず歴史的経緯の解説)があると良いなあ、と思った次第です。まあそれが無理でも、先の先生のように、「昔はなあ」と昔話でも良いから話題にされることが必要なのです。
 まさか本当に、指導されたり「昔はこうだった」と話題にされた経験があるという方々は、いらっしゃいますでしょうかねえ?

2023年1月1日日曜日

コミケ101参加報告

   昨年12月30・31日に東京ビッグサイトで開催された同人誌即売会「コミックマーケット」(コミケ101)のサークル参加報告をさせていただきます。

1 概要

 コミケ91からの毎回参加で、通算10度目のサークル参加(別サークルへの委託参加1度を含む)、7度目の「評論・情報」ジャンルで、2日目(12月31日(土))東5ホール「へ−47a」です。新刊は1種です。全て無料です。
 既刊は、コミケ99で完成版を発行した「アニメ」の発音問題に関する評論本「アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」(以下「完全版」)。Q&Aなど当ブログでは直接そのままの形では公開していない内容も含んでいますが、間接的には各投稿の中で触れている内容がほとんどです。結章(結論)部分を私の真意が伝わりやすいように全面的に書き換え、新しい言い回しの追加なども行なった「完全版」です。一応最終形のつもりで作成した「決定版」です。コミケ100での在庫7部は全てサークル贈呈用で、一般参加者用はすべて増刷です。ただし、巻末のブログ投稿タイトル一覧に2022年分を追加したため、奥付が55頁目から56頁目へ移動しました。そのため、奥付には「(追補)」という形にして目次も修正(ペンで補記)しました。在庫7部については、一番外側の紙のみ差し替える形です。一応「2版」扱いで、準備会提出用見本誌にも加えました。
 新刊は、個人的感想文集のシリーズ本「アニメ文化とこう関わってきた」第6弾「ファン活動編(上)」。本当の自分史で、同人など私自身が能動的に関わったと言える活動を中心にしています。具体的には、ファンクラブ(公式、私設)、大学サークル、地元上映会グループ、同人誌即売会(コミケ、その他)、通販などで入手した同人誌、即売会以外で交流があったサークル、同人サークル主催イベント(上映会、歌会)、インターネット上での活動(電子掲示板などへの投稿)、当会(SPPALP)としての活動、その他の問合せ・投書・提言行動です。
 特に今回は、私自身の還暦&サークル参加10回目&コミケリアル開催100回目記念として、新刊のみビニルパック入りとしました。別紙付録として以下の3点も本誌の真ん中に挟み込みました。
 ①  昔の同人誌などのカラー写真集6頁
   (B4判両面二つ折り+B5判両面1枚、ホッチキス止めなし)
 ②  あとがき(いつもの「書いてみて感じたこと」の代わり)1頁
   (B5判片面1枚)
 ③  自己紹介ペーパー「TAL版勝手にアニメ大賞」(2022年冬版)
  (以下「ペーパー」)4頁
   (B4判両面二つ折り。今回のみの特別仕様で、裏面の全話視聴作品リス
  ト等をいつもの過去3年分ではなく3倍増の過去9年分に)


2 事前準備

 今回は、まず新刊(上巻)を先に、12月23日(金)に準備会提出用見本誌や私個人の保存用を含めて20部(つまり頒布可能部数は18部)印刷。これは過去最少部数です。実は公開がためらわれる内容が複数含まれている(個人的に恥ずかしかったり、今回参加サークルやその代表者も複数登場していたり、本来は極秘にすべきと思われたりする)ため、サークル贈呈は一切しないからです。
 別紙付録のカラー写真集の一部も同日印刷。
 しかし、今回初めてキンコーズのパソコンで原紙出力したせいか、サイズ設定ミス(中身はB5判なのに用紙だけA4判になる、用紙はB5判なのに中身だけA4判に拡大されるなど)が相次ぎ、カラー写真集は印刷し直しが必要になりました。新刊用原紙(片面印刷)のミスした分の一部は、当日「内容見本」としてゼムクリップ留めして活用しました。
 既刊のうち、1日目(一般参加日)のサークル贈呈用8部分は、前々日の28日(水)に時間の都合で通常のコンビニ(ローソン、セブンイレブン)で原紙出力・印刷。丸ごと1冊印刷は1部のみで、残り7部は一番外側の紙1枚のみの差替え。私物の中綴じ用ホッチキスの針はキンコーズの自動中綴じ用よりも貧弱で、出来栄えもやはりキンコーズより少し見劣りしましたが、やむを得ません。
 1日目(金)の夜にキンコーズで残りを全て印刷。既刊は、2日目用として28部(準備会提出用見本誌1部+一般参加者用18部+サークル贈呈用9部)。カラー写真集とあとがきは、19部(うち1部は、提出用見本誌同封分としてまとめて自分の手でホッチキス綴じ)。ペーパーは、23部(新刊パック入り用18部+既刊サークル贈呈用追加分5部)。今回初めて原紙自体をB5版で出力しているため、既刊サークル贈呈用はA4判(さらに二つ折りしてA5判にする前提)に拡大すべきなのを失念してB5版で印刷してしまい、A5判の既刊本誌とサイズが不一致となるミスもありました(設営時に気づいたため、そのままに)。
 いつも印刷(中綴じ製本まで全自動)しているビジネスコンビニ「キンコーズ」は、毎週金曜日がサービスデーで、税込単価がゴールド会員通常8円(カラーは36円)のところ実質7円(カラーは33円)程度(税抜きは6円(カラーは30円))に値下げされるため、このような日程になりました。


3 当日の流れ

 今回も一般参加者入場時刻が10時30分(そのためサークル入場締切時刻も東ホール1階入口は9時30分)のまま。サークル入場受付はエントランスホール入口(9時締切)から8時54分入場。サークルスペースへの到着は前回より若干遅い9時8分。見本誌提出専用袋の投函もすぐに済ませ、食事完了は9時35分。ビニルパック詰め作業は10時10分開始で約10分で終了、設営完了は10時23分。
 ホールのガレリア側出入口に近いため、強風対策は全く不要でしたが、中綴じ本の積み上げは崩れやすいため工夫が必要。新刊は、表向き・裏向きを交互に重ねて1山ずつ作る方法を採用。既刊は、表向きのみの山と裏向きのみの山とを1山ずつにした上で(前回同様に)原紙の束を透明な袋に入れて封印して一番上に重しとして乗せる方法を採用。




 経過は次の通りです。

 10:30 コミケ開始時刻。離席
       新刊(特別付録3点同封のビニルパック入り)・既刊とも18部
       を設置
       訪問サークル贈呈用本日分(既刊10部、ペーパー7部)を携帯
      
 
12:30 いったん帰席
       残り既刊13部、新刊15部確認
        (つまり5部・3部が捌けた!) 
       何と机上(ちょうど既刊と新刊の間)に隣接サークル(カバーをかけ
      て離席中)の値札「どちらも300円」が鎮座!!すぐにどける。直後
      に「無料なんですか」と一般参加者が訪問。2部欲しいとのこ
      とで各2部手渡し。その後も3名の訪問があり、各1部手渡し
 12:45 残り既刊7部・新刊9部の状態で、離席 
        (つまり14部・13部が捌けた!) 
 
 13:45 いったん帰席
       残り既刊4部、新刊5部確認
        (つまり14部・13部
が捌けた!) 
        
 14:40 帰席
       残り既刊3部、新刊4部確認
        (つまり15部・14部
が捌けた!) 

 15:00 既刊が頒布終了
       (保存用1部とサークル贈呈用1部は残存)
       (ペーパーは残部無し)
                       
 15:08 新刊が頒布終了
       (保存用1部は残存)
       荷物整理を始める

 16:00 コミケ終了時刻 



4 感想

 ガレリア側出入口から最初のブロックで、1列だけ奥の「お誕生日席」隣接位置。人通りも多めだし、立地条件は十分良好。参加者は各日9万人と抑えられていますが、賑わいは戻ってきた感じでした。前述の通り、最初の約2時間の離席中に、(どのくらい前からか不明ですが)謝って右隣のサークルの値札が、あろうことかちょうど良い位置に存在しており、いったい何人の一般参加者が手に取ることをやめたかと思うと怒り心頭。隣のサークルに文句を言うことはしませんでしたが、「このせいで完売(頒布完了)にならなかったら許さないぞ」と正直はらわたが煮えくり返っていました。いつものように、少しでもこちらを向いた人には「無料ですのでどうぞ」と声かけをしていました。結構な人数が「無料なら」と言う感じだったので、積極的に手渡ししました。そのおかげで15時過ぎには完売(頒布完了)できてホッとしました。既刊を手渡したいサークルは大手なのでもう撤収している時刻と判断し、その他時間の関係でパスしたサークルを訪問することもせず、荷物整理を時間内に行い、16時にはすぐ退去できる状態に。久々に撤収を少しは手伝いたかったですが、椅子の集積場所もはっきりしなかったため断念。16時7分には退去しました。もちろん、反省会には参加しました。
 一般参加者との交流は、会話らしい会話はほぼなかったですが、最初に2冊手渡した人以外は、「たまたま通りかかった」感じの人ばかりで、既刊9部・新刊10部を直接手渡し(直接手に取られた人もいましたが)できたわけで、以前の水準に戻った感じです。あくまでサークル参加者である以上、やはり今回のように最低10人程度は手渡しなど交流をしたいですね。
 なお、既刊のみを持って行った人が2名、新刊のみを持って行った人も2名(うち1名は最後の1冊となった15時8分)いたことになります。新刊のみの残り1名だけが常連ということでしょうか。それなら、既刊のみの2名は、「ファン活動編」には興味を示さなかったということでしょうか。既刊こそが本命(新刊はあくまでおまけ)なので、既刊の方が早く捌けたのは、予想外でしたが、喜ぶべきなのかもしれません。
 右隣のサークルさんとは、最初と最後(15時頃退去)のあいさつだけでした。左隣のサークルさんとは、隣同士になるのは3回目ですが、今回はご友人の方としゃべっている時間が長く、直接の会話はほぼありませんでした(15時30分頃退去)。新刊等を贈呈してくれるサークルさんなので、元々アンケート協力サークルの1つでもあり、お返しに既刊とペーパーのみお渡ししました。サークルスペースの後方など空間が広く、出入りしやすいのはありがたかったです。もう少し空間を詰めてもいい感じはしますが、コロナ禍が終わるまでは仕方ないのかも。


5 今後

 次回は、「ファン活動編(下)」がメインで、「作品編3」も出す予定です。前者は、旅行がらみが中心です。聖地巡礼、公式イベント(特に、広島国際アニメーションフェスティバル、東京国際アニメフェア)、メディア接触(雑誌、ラジオなど)です。総論の補足も書くかもしれません。何にしても、資料調査がまだまだ不十分で、気候の良いゴールデンウィーク頃には終わらせたいですね(今回のコミケでの収穫本は142冊と例年より大幅に少ないため、3月中には作業再開できそう)。後者は、候補作のうち3本ほどは既に執筆済みですが、どの作品を選定するかは全く流動的です。ただし、最大の目玉とも言える「進撃の巨人」が最終回まで放送完了していることが前提です。
 次々回(来年冬のコミケ103)には、オフセット(ではなく恐らくオンデマンド)本での総集編(ファン活動編は対象外。声優編を始め大幅な加筆修正あり)の発行を検討中ですが、データ入稿上での問題があり、色々試行錯誤が必要そうな状況です。
 これからも頑張らなければならない状況(何だか追い立てられている感じ)が続き、息が抜けないですねえ。



2022年12月26日月曜日

アニメの中の「アニメ」

 アニメ作品の本編中に「アニメ」という単語が出てくることは、もはや珍しいことではありません。アニメやアニメファンを直接題材にしなくても、いつ出くわすかわからないほど一般化した気配すらあります。今年2022年に本放送された作品で、いつくか例を挙げます。


 1〜6月本放送の「CUE!」では、声優事務所を舞台にした新人女性声優たちの悲喜こもごもを描いた作品のため当然に発音機会があります。実は第23・24話しか視聴していないのですが、第23話では1名(1回)のみ、第24話では5名(各1回)に発音機会がありました。その中で第24話での天童悠希役の鷹村彩花さんのみが平板でした。アニメ好きの程度が高そうな設定の役柄ではありますが、ご本人もやはり普段から平板発音されている方なのだろうと推測されます。

 1〜3月本放送の「その着せ替え人形は恋をする」では、主役である喜多川海夢役の直田姫奈さんは、第1話で起伏1回、第2話で平板1回、第10話で起伏・平板各1回でした。ギャルっぽいけどコスプレ大好きな少女という役柄なので、第2話では「通」っぽい言い回しとして平板発音してくれた感じがしました。第10話が混在となったのも、元々直田姫奈さんご本人が普段は平板だからという気がしました。この手の「オタク」が主役の作品では、遠慮せずに平板発音で押し通して欲しかったと思います。一方で、もう1人の主役である五条新菜役の石毛翔弥さんは、元々は門外漢だったのが喜多川海夢に影響を受けてコスプレ衣装作りにはまっていく役柄のせいか、発音機会2回(第6話・第7話での各1回)とも起伏でした。

 4〜6・10〜12月本放送の「SPY×FAMILY」では、子供のアーニャがテレビでアニメを観たりする場面があるため、アーニャ役の種崎敦美さんやロイド役の江口拓也さんが数回発音機会がありました。ほとんど起伏でしたが、第20話の前半でロイドの「何のアニメで覚えた」という台詞のみ平板でした。普段の(素の)江口拓也さんが出たとも考えられますが、たまたまだったようにも思われます。なお、CF(CM)でも、お二人を始めダミアン役の藤原夏海さんも起伏発音されており、残念でなりません。お三方でそれとなく合わせてしまっているのでしょう。そのほか、第20話の後半でも、近所のおばさん役の岸本百恵さんも起伏でした。

 10〜12月本放送の「ぼっち・ざ・ろっく」では、実は本編中では発音機会がありませんでしたが、主役の後藤ひとり役の青山吉能さん(熊本ご出身ですが元・Wake up,Girls)がCF(CM)で起伏発音されていますが、10月2日BS11で放送の「ぼっち・ざ・ろっく! #宇宙 #日本 #下北沢 #放送直前特番」では「アニメ」の発音機会はなく「ドラマ」を平板発音されていたのが気になります。一方、バンドリーダー伊知地虹夏役の鈴代紗弓さんは、同番組内で自然な平板発音をされていました。(ベースの山田リョウ役の水野朔さんは、残念ながら起伏発音でしたが。)

 何が言いたいかと言いますと、「結局は個人」なのですが、若手の声優さんでもきちんと平板発音できる方々は決して少なくないのでもっと頑張っていただきたいということと、中堅やベテランも含めて、周りに遠慮することなく、普段の発音を出して良い(ただし、アニメファンや業界人などアニメに特別な関わりがある設定・役柄のキャラを演じる際は特に意識していただきたい)ということです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2022年12月10日土曜日

玄人(研究者)

 「玄人」とは、アニメ業界人・アニメ業界関係者・濃いアニメファンを指す言葉として私は使用していますが、大学で講師や特任教授をされながら在野でアニメーションを研究したり評論活動をしたりされている方は少なくありません。基本的には、私のいう「玄人」(アニメの良き理解者)側と位置付けられるでしょう。
 津堅信之さんは、そんな中のお1人です。主にアニメーション史を研究されています。1990年代前半にはアニメ評論系の同人誌を執筆されていました(コミケでも頒布されていました)し、2020年には『京アニ事件』(平凡社新書)を出版されたりもしています。

 日本テレビ系で放送中の「世界一受けたい授業」。11月19日放送の「最強エンタメ2時間スペシャル」では、1時間目として「 世界が絶賛!アニメ海外ヒット年表」が特集されていました。そして、おそらく地上波のゴールデンタイムのバラエティー番組には初出演となるであろう津堅信之さんが、講師として出演されていました。最初は当然に平板発音されていましたが、途中から起伏発音を連発され、びっくりしてしまいました。最後はしっかり平板発音に戻られていましたが、全体では起伏5回・平板7回という結果でした。また、『日本人がいつまでも誇りにしたい39のこと』などの著者でもある在日アメリカ人の実業家ルース・マリー・ジャーマンさんが、もう1人の講師として出演されていました。アニメ関連では昨年6月12日の放送にも出演されており、過去投稿にもあるようにとても自然な平板発音をされていたのに、今回は、前半は起伏発音、後半は平板発音になっていました。全体では起伏5回・平板3回でした。ショックでした。司会者(レギュラー陣)側では、堺正章さんが起伏2回の一方、過去投稿では起伏発音のみだった上田晋也さん(くりいむシチュー)が最初の1回のみ起伏気味だったほか平板2回でした。ゲストでは、
声優の木村昴さんが以前と変わらず起伏1回のみだったほか、過去投稿で平板発音として取り上げた俳優の寺田心さんも起伏1回でした。やはり一番大きいのは、通算12回とも徹底して起伏発音だったナレーションの声優落合福嗣さんの影響でしょう。それにつられて津堅さんやルースさんも起伏発音に引っ張られた感じがあります。逆に、上田さんは津堅さんに引っ張られた気もします。
 
 これは由々しき事態です。過去に自然に平板発音されていた方々が、ナレーションなど発音機会が多い者の発音に引きづられたり、他の「素人」の発音に合わせてしまう事態が、また発生してしまっているのです。大学での講義などではおそらくそのようなことはないでしょうが、テレビだと起きやすいのでしょう。こういう現象が今後も繰り返されてはなりません。「玄人」側の方々は、どうか伝統を守り自信と誇りを持って平板発音し続けていただきたいものです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2022年11月26日土曜日

素人 3

    アニメ業界関係者(業界人以外の声優なども含む)を「玄人」、それ以外を「素人」と位置付けていますが、最近のテレビ番組などで見聞する「素人」の方々の、「アニメ」の発音例をいくつか挙げてみます。

 11月2日にBSプレミアムで放送の「ニッポンぶらり鉄道旅」の「東京メトロ千代田線」の回。「千駄木」駅付近の琵琶教室が取り上げられていました。今年1〜3月に放送されたアニメ「平家物語」の影響で琵琶に興味を持った若い女性(中には小学生もいるらしい)が訪れているとのこと。20歳前後くらいの女性の生徒2人がともに各1回平板発音されていました。「これがホントだよなあ」というのが感想です。
 11月3日にテレビ朝日系で放送のニュース番組「Jチャンネル」内で、ジブリパーク開園関連ニュースとして2005年の「愛・地球博(愛知万博)」での「サツキとメイの家」設置の発案者として矢内廣さんがインタビューされていました。当時は愛知万博催事担当プロデューサーで、ぴあ株式会社の創業者で現在も社長を務めている方です。宮崎駿監督と散歩しながらの雑談で、現実の建築物として「サツキとメイの家」を作ったらどうかと提案されたそうです。そして、当時を振り返る中でしっかりと(発音機会は1回のみですが)平板発音されていました。とても嬉しかったです。
 11月11日にテレビ朝日系で放送の「ミュージックステーション」では、「40代以上の大人世代に刺さった! 21世紀アニメソングTOP10」「10代・20代に刺さった20世紀アニメソングTOP3」が特集されていました。スタジオ出演者には発音機会が無く、ビデオ出演者(取材先)で「素人」にのみ各1回発音機会がありました。20代男性で1人が起伏気味・1人が平板気味でした。50代男性で上野広小路にある「アニソンBARあにすた!」の店長さんが平板発音されており、「さすが!」と唸らされました。ナレーションの声優服部潤さんは、相変わらず起伏発音ばかり(発音機会は5回)繰り返されていましたが。

 以上、本当に最近の例だけですが、「素人」でも、決して世間の風潮に染まっている方々ばかりでなく、伝統をごく自然に踏襲してくれている方々があちこちにいることがわかり、ホッとするとともに勇気づけられました。もっともっと耳にする機会が増えると嬉しいですね。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2022年11月11日金曜日

コミケ通算10回目

  東京ビッグサイトで開催されている世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」。今冬のコミケ101に、サークル参加が無事決定しました。初申込から通算9回目の直接参加(委託も含めれば10回連続)です。 
 新型コロナウイルス対策の影響で、サークル用会場は以前と変わらない程度の広さにとどめた形での2日間開催で、サークル総数はたったの2万(従来の6割程度)。落選しても当然だったわけですが、今回も前々回・前回同様に当選できて、本当にホッとしました。前回初めて実施された10時30分開場は、今のところ今回も適用されるようですが、ぜひ10時開場に戻してほしいものです。

 今回は、「評論・情報」ジャンルに戻り、2日目(12月31日(土))東5ホール「ヘ−47b」です。
 通算2度目の「お誕生日席(島角席)」です。角そのものではなく全4スペース中の中寄り2席の1つです。出入口に一番近いブロックになりますが、中央通路のような広い通路に面しているわけでもないので、頒布数に大きな影響はないでしょう。サークル窓口も近く、トイレもまあまあ近いです。左隣は、何と通算3度目となるお馴染みのサークルさんです。右隣は、初めてのサークルさんです。

 当日の頒布物は、次の2種類です。
 「アニメ」の発音問題に関する評論本「アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」は、前々回(昨年12月)発行済みで、前回の残部(5部)を含め20部程度に減らすつもりです。
 個人的感想文集のシリーズ本「アニメ文化とこう関わってきた」での続刊は1種類です。散々迷いましたが、「総集編」はオンデマンド(オフセット)印刷にあたってのデータ入稿の制約が判明し、相当な検討(修正)が必要となるため、来年冬に延期し、「ファン活動編」に変更しました。正確に執筆するためには過去の様々な資料を確認する必要があり、まだまだ調査が残っているのですが、還暦記念(コミケリアル開催100回記念、サークル参加通算10回記念)としては、やはり「自分史」の色が濃いものの方がふさわしい、と覚悟を決めました。
 内容は、以下の5点です。最初に、概要説明(生まれてから60年間の総括)を書く予定です。第2に、同人活動です。コミケなどの同人誌即売会への参加記録はもちろん、大学サークル、公式または私設のファンクラブ、地元の自主上映会グループ、投稿したり個人的に懇意になった同人サークル、同人サークルの主催イベント参加、私自身の個人誌などです。第3に、マスメディア関係です。ラジオなどのアニメ情報番組の聴取記録、数は少ないですが雑誌社・テレビ局・アニメ制作会社などへの投書・電話などによる要望・提言行動です。第4に、聖地巡礼です。国内・海外とも取り上げます。作品別ではなく、場所別にする予定です。第5に、公式イベントです。講演会、展示会、オフシアター上映会、オールナイト上映会、コンサート、朗読劇、各種ファンイベント、国際映画祭などです。特に、広島国際アニメーションフェスティバルについては、作品の感想も含めて詳しく執筆するつもりです。以上の多種多様な「一アニメファンの具体的活動」を、後述の記録や記憶にある限り詳しく、うまくまとめあげたいと思っています。
 プライバシーを相当さらけ出すことになる(私の素性がバレバレになるし、恥を晒すような内容も複数あり)ため、今後発行予定の総集編にも組み込む考えは無く、贔屓のサークルさんへの贈呈もしないつもりです。本当に、今回私のサークルスペースを訪れた方だけが手にすることができる、正真正銘の限定本(見本誌用・保存用を含めても20部限定)となります。内容が内容だけに、私自身が関わったサークルの同人誌やイベントパンフレットの表紙、印象的なイベントの風景写真などを載せた、オールカラーの別紙付録も作成します。A3判二つ折りの4頁を予定していますが、6頁または8頁に増えるかもしれません。

 このほか、別紙付録「TAL版勝手にアニメ大賞」(2022年冬版)も、もちろん発行します。内容は大きくは変わりませんが。
 発行済みのシリーズ本各種は、贈呈したいサークルさんは今回は欠席ばかりで、他に贈呈予定のサークルさんは皆無に近いです。


 以下は、蛇足かもしれませんが、「資料」「調査」の実態をご参考までにお知らせするものです。
 前述の「資料」は、ごく一時期を除きかなり詳細な記録が残っています。小学5年生の時に学習雑誌に触発されて始めた「家庭新聞」、その1コーナー「家族の生活記録」(私個人から見た家族4人の様子)が親戚などに大変好評で、中学校に進級することを契機に廃止しようとしたところ、父の発案で各自が記録する「家族日誌」が始まりました。大学ノートに毎日原則1頁(4人で1頁)、4人が各々自由な内容でメモするもので、私自身も高校生以降はテレビ番組の視聴・録画記録も記入するようになりました。大学4年間は特に詳細に記録しており、イベント参加の内容や感想、友人・知人との会話内容までしっかり残っています。1986年4月、社会人になるにあたり、「家族日誌」は廃止となり、私個人の「生活日誌」が、社会人最初の職場での3年間続きました。詳細さでは大学時代を上回るほどです。あまりに詳細に書くため時間的にも負担となり、4年目の人事異動に伴い「生活日誌」を廃止し、職場で支給される業務用手帳にメモするだけとなりました。それも1997年限りでやめ、自宅で新聞販売店からもらえる無料の月別カレンダーにメモするだけの状態が2002年まで続き、その後はパソコンの簡易表計算ソフトに移行しましたが、長続きしませんでした。2006年にパソコン買替えとともに現在も使用しているEXCELでの自作の家計簿ファイル内にある生活メモ専用シートに入力する形が現在まで続いています。これとは別に、旅行中の記録は、時間がなくて作成できないまま終わることもありますが、A4判上質紙にメモ書きしてホッチキス綴じした形で別途保存しています。例えば、先日の北陸への聖地巡礼(前々回投稿)は、挫折することなく久々に、全3日間の詳細な記録を残せています。
 前述の「調査」は、これら各種の日誌からの抜粋作業が完了し、各種の同人誌などの内容確認も終了し、旅行のメモなどを調査する作業が残っています。そして、いわば空白の3年間(2003〜2005年)と業務用手帳が唯一見つからない1996年の合計4年分が、悩ましい課題です。旅行のメモだけでも見つけないと、おぼろげな記憶だけでは大変心もとないです。旅行関係は、旅行中に使用したバッグや予備の手提げ袋に入れて押入れ内や保存部屋の床の上に置いてあり、検索は大変な労力が要りますが、何とか本が出せる程度までは(寒くならないうちに)実行するつもりです。正直、コミケに間に合うかどうかギリギリになってきていますが、本は必ず出します。



2022年11月2日水曜日

もののけ姫

  昨日(11月1日)、ジブリパークが開園しました。2005年開催の愛・地球博(愛知万博)の会場だった愛知青少年公園が「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」となり、その中に従来の公園の自然環境などを生かす形で整備されたテーマパークです。愛・地球博のテーマだった「自然の叡智」の理念を引き継ぎ、東海地方の匠たちの創意工夫などの職人芸も十分に取り込まれ、アトラクションなどに頼らない「見る」「触る」「感じる」「発見する」という五感を刺激する体験型の空間が広がっています。スタジオジブリの理念とも共通する面が多く、まさに成るべくして成ったものと言えます。
 各テレビ局が全国ニュースでも取り上げていたほど、国内外から注目度の高い施設です。ただし、「アニメ」の発音機会は、バラエティー番組を含めても皆無に近かったです。私が視聴した範囲では、TBS系の夕方の情報番組「Nスタ」のみで、キャスターを務める俳優のホラン千秋さんが起伏発音1回だけでした。なお、ホラン千秋さんは過去投稿では平板だったので、大変残念です。

 さて、実は、本題はジブリパークではありません。開園に合わせて昨日のうちに投稿する予定だったのが、前述の各番組の視聴などで時間が取れなかったため、本日にずれ込んでしまいましたが。ジブリ作品の中で、メイキングビデオが市販されている「もののけ姫」を取り上げます。具体的には、1998年発売の『「もののけ姫」はこうして生まれた。』全3巻です。「アニメ」の発音機会は、4名の方が各1回ずつありました。
 第1巻では、メイキングビデオ制作スタッフであるカメラマンの鈴木淳さんだと思われます(正確には不明)が、起伏でした。
 第2巻では、宣伝スタッフ会議の場で、製作委員会の構成員である広告会社電通の福山亮一さんが、自然な平板発音でした。製作委員会の構成員はこうであってほしい、というお手本のようなものですが。
 そして第3巻では、宮崎駿さんの才能を見出したあの徳間書店社長(当時)の徳間康快さんが、大変残念ながら起伏発音されました。しかし、大変嬉しいことに、乙事主役の俳優森繁久彌さんが、しっかりと平板発音。かつて1958年の東映動画長編第1作「白蛇伝」にも出演されたとはいえ、これほどの大御所の口から平板発音が自然と出てくることには感激しました。それだけ平板発音が本来の正統的な発音であることの証左であり、継承されるべきであると意を強くしました。

 (諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2022年10月25日火曜日

聖地巡礼先で

 当初の予定を変更して、急遽(珍しく旬にこだわったため)投稿することにしました。去る22〜24日の2泊3日で、約3年ぶりの聖地巡礼を行いました。これは同時に、約3年ぶりの観光旅行(聖地巡礼は立派な観光旅行!!)でもあります。当ブログでは大変珍しい旅行記的な内容となります。


 巡礼先は、2011年放送の「花咲くいろは」の舞台モデルとなった金沢市の湯涌温泉などです。当作に登場する架空のお祭りが現地の意向で現実のお祭りとして同年秋から挙行され、現在まで10年以上に渡って継続開催(コロナ禍で過去2年間は中止)されている、全国でもここだけという特異な事例です。「第10回湯涌ぼんぼり祭り」。10回記念として、私自身も2013年10月の第3回以来9年ぶり2度目の参加です。湯涌温泉自体は、3度目の訪問です。今回は、物販の会場などは当日参加もOKなのですが、夕方から始まる本祭の入場者数をコロナ対策としてわずか1500人(ピーク時の約1割‼︎)に制限した上で事前申込制となったため、当日の本祭の人出はかなり少ない印象を受けました。私自身は、初めて個人協賛し、私の名前(本名の方々も多いですが、私は匿名)を記された「ぼんぼり」が7月の点灯式から本祭当日まで湯涌稲荷神社への参道である階段の脇に吊るされています。しかも今回は「買取」(本祭終了後整備の上自宅へ郵送されてくる)もできるとあって、散々迷った末「買取」を選択しました。最初で最後だと思います。

 さて、本祭では多数の来賓が挨拶されたのですが、「アニメ」の発音機会がどのくらいあるかは、大勢の地元関係者とアニメファンの双方が集う場所なので大変気になっていました。
 司会者は比較的若い女性でした(開始時点で私はその場にいなかったため、氏名不詳)が、数回の発音機会全てで起伏発音だったのは、大変残念でした。当作の製作側からは、株式会社インフィニットとして寄付を行った当作プロデューサーの永谷敬之さんや、アニメ制作会社株式会社ピーエーワークスの堀川憲司社長が挨拶されましたが、御二方とも発音機会はありませんでした。この御二方は、あの徹底した平板発音で私を狂喜乱舞させてくれた「SHIROBAKO」製作スタッフですので、当然に平板発音なのはわかりきっているのですが、正直戦々恐々でしたので、ホッとしました。湯涌温泉観光協会の安藤有会長や金沢市の村山卓市長にも、発音機会はありませんでしたがホッとしました。
 出演声優のうち伊藤かな恵さんと小見川千明さんが登壇されたのには驚くとともに感激しましたが、小見川千明さんのみに発音機会がありました。大変残念ながら起伏2回のみでした。その後に続いて登壇された主題歌等の歌手nano.RIPEのボーカルのきみコさんは、過去投稿では平板で、本祭直前の歌唱奉納時には発音機会がありませんでしたが、この時は1回だけあり他者に引きづられたのか起伏でした。結果的に、小見川千明さんの発音が目立つことになり、地域イベントの場での発音なので影響力は大きく、少し心配です。

 ところが、翌23日(日)、当作に関するもう1つの聖地巡礼先であるのと鉄道西岸駅。のと鉄道利用時には、運良く特別観光列車「のと里山里海号」の第◯号に乗車でき、沿線観光ガイドを車内アナウンスで行うアテンダントさん(40代くらいの女性。氏名不詳)が、西岸駅付近に限らずアニメを話題にしてくれ、発音機会4回とも全てきれいな平板発音だったことに感動しました。地域におけるアニメの認知・浸透が進んでいけばこうなるはずという見本のようで、「聖地(やその近隣)」のあるべき姿を見た思いがしました。聖地に限らず、アニメとあまりなじみのなかった方々がアニメ作品やアニメ業界関係者・アニメファンと触れ合う中でこのように自然な平板発音をしてくれるのが理想の姿なのですから。当作のラッピング車両は、点検整備中とのことで見ることはできませんでした(10年前には初代に乗車しています)が、大変満足のいく乗車体験でした。
 なお、西岸駅へは2012年4月以来約10年ぶり2度目の訪問です。当作の本放送から約11年経ちますが、聖地巡礼ノートは42冊目で、全冊にサーっと目を通すだけでも大変でした。翌24日(月)にやはり10年ぶりで聖地巡礼としては2度目の訪問となった城端駅では、2008年本放送のアニメ「true tears」のノートはまだ9冊目(しかもアニメ「サクラクエスト」なども混じっている)でした。城端にも「true tears」に登場した麦端祭りのモデルである曳山まつり(ユネスコの無形文化遺産にもなっているほど)とむぎや祭りがあるのに、この差は何なのでしょうか。
 なお、西岸駅滞在中には、何と有志による貸切コスプレ列車(しかも当作関連の「急行ゆのさぎ」などのヘッドマーク付き)が停車し、なぜかアニメ「けものフレンズ」を中心としたコスプレをした女性たちや見学の男性たちが大勢降りてきました。のと鉄道自体、当作に限らずアニメとの結びつきが深いようで、集客に苦しむローカル鉄道の救済にも結びついているのが、アニメファンとして大変嬉しいです(「アニメ」の発音は耳にしませんでした。) 。色々な意味で公共交通を含む地域振興とアニメとの良き関係を実感できた西岸駅訪問でした。

 聖地巡礼については、コミケで発行しているシリーズ本の次回テーマの1つであり、今回の旅行を含めたもっと詳細な内容になりますので、コミケ参加予定の方々はどうぞお楽しみに。


 今回は、大変珍しく旅行写真を投稿します。雰囲気を感じてもらえれば幸いです。

 ① 扇階段(湯涌稲荷神社への参道で、ぼんぼりが吊るされている)



 ② 玉泉湖(祭りのラストである、のぞみ札のお焚き上げ)




 ③ 10回記念の約5分間の花火打上げ(中間頃)
  



 ④ 10回記念の約5分間の花火打上げ(最終盤)
 



2022年10月19日水曜日

最近どーよ!?(その他)

 ここ3〜4か月ほどのテレビ番組のうちまだ取り上げていないものの感想について、まとめて取り上げます。今回は、シリーズ最後として、その他諸々を取り上げます。


 6月26日にCSファミリー劇場で放送の「声優だって好きなんだ!〜 宝塚声優編」。◯◯◯が大好きというゲストの声優3名が語り合うバラエティー番組で、宝塚歌劇がテーマの回です。3名のうち千葉翔也さんにだけ「アニメ」の発音機会があり、最初の1回は平板でしたが、後半2回は起伏になってしまいました。司会の天津向さんにも1回だけ発音機会があり、あろうことか起伏でした。(過去投稿では、基本的に平板発音されている方ですが、最近は起伏になることもあり、不安を駆り立てられます。)
 7月30日にBSプレミアムで放送の「歴史秘話ウルトラマンヒストリア」。司会の局アナウンサー渡邊あゆみさんは、いつものように「アニメ」を発音機会2回ともごく自然に平板発音されました。私と同世代(といっても1960年1月生まれなので私より約3歳上)の方らしく、分かっている方ならではの自然さが滲み出ており、いつもながらウキウキワクワクさせてくれます。

 8月13日にNHK教育で放送の「NHKアカデミア〜細田守・拡大版」。アニメ映画監督の細田守さんに、視聴者からの色々な質問に答えてもらう番組です。「アニメ」の発音機会は1回のみでしたが当然に平板のままでした。地上波のテレビで発言する機会は少ないと思いますので、もっと発音機会が多いと「業界人の発音の見本」として一般視聴者への訴求力が高まるのですが。
 8月25日にBS日本映画専門チャンネルで放送の映画「ピンクリボン」。ピンク映画(成人映画、ポルノ映画)の歴史を監督ら多くのスタッフにインタビューしていく形の2005年公開のドキュメンタリーです。アニメとは無縁なはずですが、黒沢清さんにだけ「アニメ」の発音機会がありました。1回のみですが平板でした。とても好感度が上がりましたし、やはり映画人たるものアニメの本質を理解できそうと思われる方々は平板発音してくださるのです。「映画」についても平板1回でしたが。他の監督では、池島ゆたかさんが「ドラマ」が平板1回でした。

 8月20日にBSプレミアムで放送の「たけしのこれがホントのニッポン芸能史〜アクション」。ビートたけしさんと所ジョージさんが司会で不定期に放送されているバラエティー番組の第30回で、千葉真一出演「キイハンター」などが取り上げられた大変興味深い内容でした。ゲームのモーションキャプチャーなどを実践するモーションアクター古賀亘さんにだけ「アニメ」の発音機会がありました。1回のみですが自然な感じの平板発音で、とても嬉しかったです。「ゲーム」についても平板1回でしたが。
 10月5日にテレビ東京系で放送の「いよいよ放送直前!TVアニメ「チェンソーマン」徹底解剖SP!!」。「アニメ」の発音機会は普通ですかね。ナレーションの後藤ヒロキさんが発音機会3回とも起伏でしたが、意外にも司会のお2人は、タレントのケンドーコバヤシさんが起伏・平板各1回、フリーアナウンサーの松澤千晶さんが平板2回のみ。特にお2人が声を続けて平板発音されたのが「アニメ関連番組の司会者のあるべき姿」を見た思いがして嬉しかったです。未来に希望が持てそうです。当作が好きというラッパーの呂布カルマさんやお笑い芸人の野田クリスタルさん(マヂカルラブリー)が共に起伏3回のみだったことは、「まだまだアニメ初心者の方々だな」と思わされました。ビデオ出演された声優ファイルーズあいさんは、いつも起伏発音ばかりの方で、今回も起伏1回のみでした。しかし、一番嬉しかったのは、ビデオ出演された主題歌担当のアーティスト米津玄師さんが、しっかりと自然な感じで平板発音されたことです。アニメ主題歌に積極的に取り組む姿勢を持つアーティストはこうであってほしいですね。

 7月26日に日本テレビ系で放送の「踊る! さんま御殿!!〜大人気声優&アニメ好き芸能人夢の共演スペシャル!」。「アニメ」の発音機会は割と多めでした。司会の明石家さんまさんは、いつものように発音機会4回とも徹底して平板で、ホッとしました。しかも「ドラマ」は発音機会1回のみですが起伏でしたので、理想的なパターン(「アニメ」は登場当初の1970年代から平板、「ドラマ」は1990年代頃から一部平板化という形で、「アニメ」の方が平板発音の歴史がずっと古いので、明石家さんまさんのような組合せが自然)で嬉しかったです。お笑い芸人の岩井勇気さんは、起伏1回・平板2回で、今回は残念ながら平板で徹底しませんでした。発音機会があった声優では、古谷徹さんが平板1回のみ、本渡楓さんが起伏5回のみ、岡咲美保さん・浪川大輔さんが共に起伏1回のみ。大ベテランの古谷さんは当然として、過去投稿では平板基調だった岡咲さんや浪川さんが起伏基調になってきているのが大変気がかりです。本渡さんは、元々起伏発音ばかりの方なのですが、こういう機会にでも平板発音に馴れていっていただきたい方のお1人です。男性アイドルグループKis-My-Ft2の宮田俊哉さんは、アニメがテーマのバラエティーに最近は出ずっぱりの感じの方ですが、起伏1回のみでした。
 NHK総合で放送中の平日朝のバラエティー番組「あさイチ」。10月5日の「#教えて推しライフ!〜声推し」の回。声優など声を売りにしている職業の方々のファンの思いを披露する内容です。唯一スタジオゲスト出演された声優の福山潤さん。「アニメ」の発音機会は1回のみでしたが、綺麗な平板でした。正直ホッとしました。過去投稿では起伏と平板が混在されていますが平板基調になっていただければと思います。一方で、アイドルタレントの宮田俊哉さんは、発音機会2回とも起伏でした。
 10月16日にテレビ朝日系で放送の「関ジャム完全燃SHOW〜進化するアニソン特集」。同番組では約3年ぶり3回目のアニソン特集回です。業界寄りの立場で解説する側の3名のうち2名に「アニメ」の発音機会がありました。作曲家の上松範康さんは発音機会1回のみですがいつものように平板で、ホッとしました。音楽評論家の冨田明宏さんは、過去投稿では徹底して平板でしたが、今回は起伏7回・平板9回と、平板基調ではありましたが起伏発音を連発されることも多く、大変残念です(「ゲームは」起伏1回のみ)。周りに引っ張られたり息継ぎの関係でつい起伏になってしまったという感じはありますが、以前のように徹底していただきたかったです。一方、解説を聞く側の芸能人の方々のうち発音機会があった3名は、起伏ばかりでした。フリーアナウンサーでタレントの新井恵理那さんは、アニメ好きと言いつつ起伏2回のみ。今年3月までNHK教育「沼にハマってきいてみた」の司会を務めアニメ特集も何度も担当したお笑い芸人の高橋茂雄さんは、起伏3回のみ。そして、またしてもアイドルタレントの宮田俊哉さんは、起伏3回のみ。司会の村上信五さんは、起伏2回・平板4回で、過去投稿でも明らかなように元々は平板基調の方ですが、ゲストに合わせたりしているのか、結構ブレました。ただ喋り方を聞いている限りではやはり平板が基本の方だなと感じました。冨田さんや村上さんがブレるのに、宮田さんがほぼブレない(過去に平板発音をされたこと自体はありますがすぐに起伏で言い直しているほど)のが、何とも悔しいです。ナレーションの小野寺一歩さんが(前述の「沼にハマってきいてみた」内で平板発音されたこともありますが、)、10数回の発音機会全て徹底して起伏だったことも影響していると思われます。ナレーションの影響力の大きさを感じますね。宮田さんのように笑顔でアニメ好きを公言されるタレントの方々には、是非とも本来の「通」の発音である平板発音に是非馴染んでいただき、自然に平板基調に変わっていっていただきたいものだと痛切に痛切に感じます。


 今回はシリーズ最後のため少しボリュームが多くなりました(初めて取り上げる方々は少なめで申し訳ありません)が、次回・次々回のテーマは決まっており、さらにその次もほぼ候補が固まってきています。投稿は間隔をある程度保ちつつ行なっていますので、旬を過ぎた話題となっていてもどうかお許しください。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2022年10月10日月曜日

最近どーよ!?(アニメ情報番組)

 ここ3〜4か月ほどのテレビ番組のうちまだ取り上げていないものの感想について、まとめて取り上げます。今回は、衛星波(BS、CS)のアニメ情報番組です。主に、アナウンサーさんです。


 CSのAT−Xでほぼ月1回ペースで生放送中の「R指定アニメ」。人気ホストのROLANDさんがメインで放送当日一挙放送されるアニメの感想を語り合う番組です。司会はフリーアナウンサーの松澤千晶さんや田口尚平さんが務めることが多いです。
 5月放送分の「かくしごと」特集では、松澤千晶さんが起伏1回・平板5回で、最後の1回以外は平板だったのが嬉しかったです。監督の村野佑田さんは当然に平板でしたが、原作者の漫画家久米田康治さんが起伏2回だった(過去投稿では平板基調で混在)のが残念です。
 6月放送分の「オーバーロード」特集では、ROLANDさんにも発音機会があり平板1回でした。司会の松澤千晶さんは、前回と全く同じ起伏1回・平板5回で、最初の1回以外は平板だったのが「良い傾向だ」と感じました。ゲストのお笑い芸人みちおさん(トム・ブラウン)は、起伏3回・平板1回で、平板発音もちゃんとされるので今後はもっと平板発音を増やしていただければいいなと感じました。
 8月放送分の「ばらかもん」特集では、ROLANDさんにも発音機会があり、今回は起伏1回でした。司会の田口尚平さんは、起伏3回・平板2回で、最初と最後が平板だったことで、まだグラついているなあと感じました。
 9月放送分の「School Days」特集では、ROLANDさんにも発音機会があり、今回は起伏・平板各1回でした(「映画」も起伏1回でした)。司会のお2人は、松澤千晶さんが起伏2回のみだったのに対し、田口尚平さんは起伏3回・平板1回とあくまで起伏基調でした。ゲストの声優お2人のうち、河原木志穂さんは発音機会がなく、岡嶋妙さんは起伏1回でした。

 CSのAT−Xで月2回ペースで生放送中の「Club AT-X」。声優の吉野裕行さんとフリーアナウンサーの松澤千晶さんが司会の情報番組です。
 6月後半の第477回では、松澤千晶さんは起伏3回・平板5回で平板基調ではありました。普段は平板発音の吉野裕行さんまでが、平板1回のほか、アニメスタッフからのメッセージ代読時に2回起伏発音されました。ゲストの歌手田村直美さんが発音機会11回全て徹底して平板で、気持ち良いくらいだったことで救われました。
 7月前半の第478回では、若手声優の真白健太朗さんが平板1回でした。松澤千晶さんは、起伏1回・平板3回で徹底しません。
 7月後半の第479回では、松澤千晶さんは起伏4回・平板2回と起伏基調に後退していました。ゲストの声優三宅麻理恵さんが平板3回のみだったことで救われました。
 8月前半の第480回では、松澤千晶さんは起伏5回のみでした。ゲストの声優小野坂昌也さんが起伏3回・平板2回とどっちつかずな感じで、それに引っ張られたのか吉野裕行さんも発音機会4回のうち1回は起伏でした。別のコーナーでのゲストの声優野水伊織さんが、平板2回のみで少し意外でしたが救われました。
 8月後半の第481回では、松澤千晶さんは平板2回のみ、ゲストの声優三上枝織さんも平板2回のみで、起伏発音が全く聞かれない大変落ち着いた気分で視聴できた回でした。ちなみに、「ゲーム」も、ゲストのお2人(三上枝織さん、榊原ゆいさん)とも平板でしたが。
 9月前半の第482回は、上半期アニメランキング発表会でゲスト無しでしたが、すごかったです。吉野裕行さんが起伏・平板2回ずつ、松澤千晶さんが起伏5回・平板2回と、張り合っているような感じさえ受けました。せめて吉野裕行さんには、平板発音に徹していただきたいです。
 9月後半の第483回では、ゲストの歌手福山芳樹さんが起伏1回だった割には、松澤千晶さんは平板1回でした。
 10月前半の第484回では、吉野裕行さんは平板2回のみでしたが、松澤千晶さんは起伏1回・平板4回で最後の1回のみ残念ながら起伏になってしまっていました。ゲストの若手声優稲垣好さんが、途中1回のみ起伏気味でしたが、他は平板4回で、平板基調の方だと思われ、好感を持ちました。新潟ご出身とのことですが、新潟は東京式アクセントの地域なので、方言とは全く関係ないことがここでもはっきりしますね。別のコーナーのゲストの歌手栗林みな実さんが起伏4回のみだったのは残念です。ちなみに、「ゲーム」も、吉野裕行さんは平板1回、栗林みな実さんは起伏2回・平板1回でした。


 以上、長々と書き連ねて申し訳ありません。要するに、司会者はしっかりしていただきたいということです。特にアナウンサーの方々は、アクセントにも色々悩まれるのかもしれませんが、迷わないことです。少なくともアニメ情報番組などアニメ関連の番組・イベントでは平板基調(できれば平板発音の徹底)を実践していただきたいということです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2022年9月23日金曜日

最近どーよ!?(音楽番組)

  ここ3〜4か月ほどのテレビ番組のうちまだ取り上げていないものの感想について、まとめて取り上げます。今回は、音楽番組です。


 NHK教育で放送中の「クラシックTV」。5月12日放送は、特撮を中心にアニメも多く手がける大ベテラン作曲家の渡辺宙明さんがゲスト。私も大好きな作曲家の1人です。個人的には、「野球狂の詩」や「人造人間キカイダー」の各楽曲などが特に忘れられません。約1か月後の6月23日に亡くなったため実質最後のテレビ出演でした。東京国際アニメアワードの授賞式(功労賞)会場で至近距離(ロビーのためわずか数メートル)で直接お見かけしたこともありますし、昔のラジオのアニメ情報番組に出演されたことがあるかもしれません(録音が残っているかどうか未確認)が、テレビ出演は(私のビデオライブラリーにも皆無のため)ほぼ初めてかもしれません。やっと確認の機会が得られたわけですが、大変残念ながら起伏(発音機会は1回のみ)でした。これほどの大ベテラン(満96歳)でも、と軽いショックを受けました。司会のピアニスト清塚信也さんやナレーションの服部伴蔵門さんも、起伏1回ずつでした。

 NHK総合で放送中の「SONGS」。6月23日の放送ではテレビアニメ「SPY×FAMILY」の特集があり、OPを歌うOfficial髭男dismのボーカル藤原聡さんに発音機会がありましたが、起伏4回のみでした。「ドラマ」が平板1回だったため余計に目立ちました。一方で、EDを歌う星野源さんは、平板1回でした。この人の声や話し方はなぜか生理的にイマイチ好きになれないのですが、好感度は上がりました。

 7月3日にCSファミリー劇場で放送の「声優紅白歌合戦2022」。1月4日に開催されたものです。発音機会があったのは3名。折笠愛さんは、残念ながら起伏1回のみ。山口勝平さんは、過去投稿では徹底して平板だったのに、今回は起伏1回のみ。悪しき傾向です。一方、司会の森田成一さんは、平板1回のみ。過去投稿と変わっておらず、ホッとしました。

 BS11で放送中の「Anison Days(アニソン・デイズ)」。
 5月27日のSajiの3名のうち発音機会があった2名(ボーカルのヨシダタクミさん、ギターのユタニシンヤさん)は、いずれも平板(ヨシダさんは2回とも)でした。ただし、後日放送の未公開場面では、ヨシダタクミさんが起伏1回でした。司会の森口博子さんは起伏1回でしたが、それに引っ張られたのでしようか。。
 6月3日(9月9日も)の大原ゆい子さんは、いつもと変わらず平板2回でした。司会の森口博子さんも、珍しく平板発音が1回ありましたが、初めて「ニ」にアクセントを置く起伏発音も1回ありました。
 6月17日のcadodeの3名のうち発音機会があった2名(ボーカルのKoshiさん、ギターのebaさん)は、起伏・平板が1回ずつでした。どちらの基調かは不明ですが、平板基調になっていただけたら嬉しいですね。
 7月22日の岡咲美保さんは、過去投稿では平板でしたが、今回は起伏4回・平板1回と起伏基調だったのが残念です。
 8月5日のZAQさんは、起伏・平板が1回ずつでした。もともと混在されている方のようですが、できれば平板基調になっていただきたいものです。司会の森口博子さんも起伏1回でした。
 8月19日のhalcaさんは、過去投稿では平板でしたが、今回は起伏1回でした。司会の森口博子さんが、また「ニ」にアクセントを置く起伏1回でした。
 8月26日の前島麻由さんは、起伏3回でそのうち1回は「ニ」にアクセントがありました。司会の森口博子さんも起伏1回でした。


 以上のように、音楽関係者も、起伏と平板が混在しているわけですが、どうか平板基調の方々がもっともっと増えていただきたいものですね。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2022年9月10日土曜日

最近どーよ!?(バラエティー)

 ここ3〜4か月ほどのテレビ番組のうちまだ取り上げていないものの感想について、まとめて取り上げます。今回は、地上波のバラエティー番組です。


 7月4日に日本テレビ系で放送の「しゃべくり007〜トップ声優と超名作アニメの祭典スペシャル」。出演された声優さん3名いずれも発音機会があり、花江夏樹さんは起伏2回・平板1回、梶裕貴さんは起伏1回のみ、小野賢章さんは平板1回のみでした。花江夏樹さんが久々に平板発音してくれて少し希望が湧きましたが、最初の1回のみだったので残念な気持ちになりました(後述のように司会者の発音に引っ張られたのかもしれませんが。)。小野賢章さんは、過去投稿では起伏ばかりのナレーションだったとして取り上げていますが、いつも起伏発音ばかりの花澤香菜さんと夫婦である割りには平板発音もしていただけることがわかり、少し希望が持てました。司会のお笑い芸人さんたちの中ではくりいむしちゅーのお2人(上田晋也さん、有田哲平さん)に発音機会がありましたが、上田晋也さんが起伏2回のみ、有田哲平さんが起伏1回のみでした。ナレーションの同局アナウンサーラルフ鈴木さんも起伏1回のみでした。

 8月1日にフジテレビ系で放送の「ネプリーグ〜全問アニメ・漫画常識クイズスペシャル」。ナレーションのフジテレビアナウンサー(男性の伊藤利尋さん、女性の小澤陽子さん)がいずれも徹底して起伏だったのは(予想していたとはいえ)ガッカリしましたが、スタジオ出演者の中で唯一発音機会があった23歳の俳優浅川梨奈さんが(発音機会は1回のみですが)しっかり平板発音されたのがとても嬉しかったですし好感を持ちました。なお、ビデオ出演の声優田中真弓さんが(発音機会は1回のみですが)起伏発音だったのは大変残念です。最近のベテラン声優にありがちな(以前は平板発音していたにも関わらず)起伏発音化の一例ですが、由々しき事態が進行していると言わざるを得ません。

 8月6日にフジテレビ系で放送の「超逆境クイズバトル! 99人の壁〜ワンピースクイズ王決定戦」。発音機会があったのは、タレントの伊集院光さんが起伏1回のみと、女性ナレーションが起伏1回のみと、挑戦者の1人である一般人の主婦武沢奈津美さんの平板1回のみ(「アニメ「ワンピース」」と作品名の前につける複合語的な言い回しなので、日本語の原則からは当然ですが)です。男性ナレーションが、複合語について「アニメ制作会社」を起伏発音したのに対し「アニメ放送」を平板発音されていました。複合語で前につく方の単語は必ず平板発音するのが日本語のルールなので、しっかりしていただきたいものです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2022年8月27日土曜日

聖地巡礼とファン

 アニメ聖地巡礼は、私も行ないますが、アニメファンの積極的行動形態の一つとして現在では広く知られるようになりました。自治体関係者や地元住民と積極的に関わるケースも珍しくなく、特に地元商店などとの交流やそこから派生する様々な動きは、(草の根の)地に足のついた息の長い交流形態として、真の意味での地域活性化の事例として社会的にも有意義なものと言えます。ある意味アニメ文化の最前線に立っていると言える一人一人のファンの言動は、とても大事です。「マナーが良い」「礼儀正しい」と各地でよく言われますが、それだけでなく特に単語としての「アニメ」の発音がしっかりしていないと困ります。アニメファンとまでは言えない多くの人々に対する「見本」「手本」となるからです。

 去る8月2日にTBS系で放送の「マツコの知らない世界〜超機密・日本全国観光地化計画・アニメ聖地巡礼の世界」。タレントのマツコ・デラックスさんが司会のバラエティー番組です。聖地巡礼好きのアニメファン3名が出演されていました。
 公務員の鯛さんは、アニメツーリズム協会で「アニメ聖地88旅の思い出レポートコンテスト」で大賞を受賞したほどの方ですが、起伏7回・平板8回(沼津ロケを含む)とほぼ半々でした。特に序盤は平板が徹底していたのに後半はほとんど起伏だったのが残念です。複合語である「アニメ聖地巡礼」でさえ、後半では起伏発音されており、日本語として問題です。アニメツーリズム協会とも関わりがあるならなおのこと、発音には留意していただきたいものです。ちなみに、アニメツーリズム協会の会長富野由悠季さんは当然ながら(私の知る限り)徹底して平板発音されている方ですが、過去投稿で取り上げた関係者(通算3名)もバラバラ(起伏のみ、平板のみ、混在)でしたし、関係者の皆様が徹底して平板発音になっていただかないと立つ瀬がありませんが。
 動画クリエイターの中国人で来日後現在までに47都道府県の聖地を巡ったという軟軟冰(ビンビン)さんは、起伏4回・平板6回で、やはり後半の方が平板が減っていった感じで、大変残念でした。日本人の悪い見本に感化されないことを願っています。
 大学教員の伊月(刑部慶太郎)さんは、「らき☆すた」のガイドブック制作者としてコミケでも有名な方です。発音機会はたった1回でしたが、当然ながら(以前と変わらず)平板のままで安心しました。コミケ会場でも何度も言葉を交わしていますが、今夏(コミケ100)は離席中でお会いできず当番組について(裏話なども含めて)話題にできなかったのが大変残念です。
 なお、ビデオ出演(沼津でのロケ現場)された鯛さんのご友人のmisshuさんも、発音機会は1回のみで起伏でした。
 ナレーションの声優玄田哲章さんは、大変残念ながら徹底して起伏でしたが、複合語の「アニメ聖地巡礼」は(プロとしては当然ですが)徹底して平板でした。
 マツコ・デラックスさんは、起伏4回・平板8回と混在でしたが、ここぞという大事な箇所では平板だった感じです。過去投稿では起伏基調(稀に平板)でしたが、平板基調に変わってきている感じで、大変良い傾向です。ちなみに、「コミケ」も発音機会1回のみですが平板発音されていました。

 出演したアニメファンの御三方は、司会のマツコ・デラックスさんが前述のような状況なので、それに引きずられたわけではないはずですが、地上波のプライムタイムのテレビ番組にスタジオゲスト出演されるような場合に平板発音が徹底しないのはやはり困りものです。良くも悪くもファン以外の耳目に触れる機会も増えてしまった現在の一人一人のファン。アニメ文化の明るい未来のためにも、ファンの自覚を促す必要を改めて感じています。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2022年8月14日日曜日

コミケ100参加報告

  昨日(8月13日(1日目のみ参加))開催された同人誌即売会「コミックマーケット」(コミケ100)のサークル参加報告をさせていただきます。今回は、私にとっては初めて(元々コミケ全日程を欠席している場合を除きます。)の、一般参加日無し(サークル参加日のみ)のコミケとなります。反省会も、不本意ながら欠席(初めてではないですが)となります。


1 概要

 コミケ91からの毎回参加で、通算8度目のサークル参加(他に別サークルへの委託参加も1回あり)、2度目(別サークルへの委託参加も含めれば3度目)の「アニメ(その他)」ジャンルで、1日目(8月13日(土))東6ホール「ニ−18b」です。
 新刊は1種です。全て無料です。

 既刊は、「アニメ」の発音問題に関する評論本「アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」(以下「完全版」)。Q&Aなど当ブログでは直接そのままの形では公開していない内容も含んでいますが、間接的には各投稿の中で触れている内容がほとんどです。結章(結論)部分を私の真意が伝わりやすいように全面的に書き換え、新しい言い回しの追加なども行なった「完全版」です。一応最終形のつもりで作成した「決定版」です。在庫が無いのですべて増刷です。
 新刊は、個人的感想文集のシリーズ本「アニメ文化とこう関わってきた」第5弾「作品編②」。国産テレビアニメ歴代総合ランキングでの第20位候補10作品と国産劇場アニメ歴代総合ランキングでの第2位の、併せて11作品を(続編・リメイク・スピンオフや劇場版・OVAも含めて)取り上げています。
 この他、別紙の自己紹介ペーパー「TAL版勝手にアニメ大賞」(2022年夏版)(以下「ペーパー」)も、前回からは一般参加者にも配布しています。


2 事前準備

 既刊は、コミケ1週間前の8月5日(金)に31部印刷。
 新刊は、コミケ前日の8月12日(金)に準備会提出用見本誌や私個人の保存用を含めて32部(つまり頒布可能部数は30部)印刷。ペーパーは前回と同じ40部、既刊も1部追加印刷して32部で揃えました。なお、前回の「作品編①」(在庫2部)も、前回渡せなかったサークルさんへの贈呈用が不足するため2部追加印刷しました。
 いつも印刷(中綴じ製本まで全自動)しているビジネスコンビニ「キンコーズ」は、毎週金曜日がサービスデーで税込単価がゴールド会員通常8円のところ実質7円程度(税抜きは6円)に値下げされるため、このような日程になりました。今回もコミケの一般参加人数制限がありますが前回の5.5万人から9万人へ大幅に増加していること、「アニメ(その他)」「評論・情報」が同日のため(さらには「アニメ(その他)」は久しぶりなため)潜在的には手に取ってくれる方々が増える期待があったこと、W E Bカタログでのお気に入り登録者数が前回開催直前の70人から今回開催直前で75人へと微増していること、で少し強気な部数になりました。
 なお今回は、USBメモリーでデータをコンビニコピー機(キンコーズのパソコンやプリンタを含む)から出力しようとしましたが、Mac(自宅パソコン)で使用したUSBメモリーからはフォーマットの関係で読み込みできないことがコミケ前々日の8月11日に判明。クラウド、Gmailからの転送、自宅のインクジェットプリンタからの出力など検討しましたが、結局従来通りCDからの読み込みによるコンビニコピーであっけなく解決。いやホント、焦りましたよ。最悪の場合、新刊発行自体ができなくなりますから。


3 当日の流れ

 今回は一般参加者入場時刻が初めて繰り下げられて10時30分(そのためサークル入場締切時刻も従来から繰り下げられて9時30分)になったため、全体的に30分程度ずつ繰り下がりました。当日のサークルスペースへの到着は9時5分。見本誌提出専用袋の投函もすぐに済ませ、紙袋と冊子版カタログ(100回記念の特集記事が掲載されているらしい)を購入に向かい、カタログが本日分完売だったのはショックでしたが、食事完了は9時40分。設営完了は10時20分。
 シャッターから離れており、台風接近中とはいえ強風対策は全く不要でしたが、前回同様に原紙の束を透明な袋に入れて封印して一番上に乗せる方法を採用。





 経過は次の通りです。

 10:30 コミケ開始時刻。離席
       既刊20部、新刊24部、ペーパー30部
を置く。
       訪問サークル贈呈用本日分(既刊12部、新刊7部、
      ペーパー10部)を携帯
      
 
12:50 残り既刊12部、新刊16部、ペーパー25部確認
        (つまり8部・8部・5部が捌けた!) 
       直後に一般参加者が訪問し、各1部手渡し
       サークル贈呈用で既刊2部・新刊4部・ペーパー5部を追加携帯 

 15:05 帰席
       残り既刊6部、新刊7部、ペーパー15部確認
        (つまり11部・13部・10
部が捌けた!) 
       紙折れなどの不良発生の既刊1部を除外
       
 15:10 贈呈が必要なサークルへ行くため数回離席
       サークル贈呈用で新刊1部・ペーパー2部を追加携帯

 15:30 再び帰席 
       残り既刊6部、新刊6部、ペーパー13部で残数不変

 15:45 近隣のサークルさん1箇所へ既刊・ペーパーを贈呈
       
 16:00 コミケ終了時刻。撤収開始
       既刊5部・新刊6部・ぺーパー12部残存。 
       (つまり一般参加者分としては、既刊
15部・新刊
      13部・ペーパー10部が捌けた!)



4 感想

 位置的にはやや外(北・東)寄りで、島中でしたが、決して悪く無い配置です。今回も、新型コロナウイルス対策で、左右どちらかに必ず空白がある形で出入りもしやすいし、サークルスペース全体に余裕が感じられました。人通りも前回よりは増えたはずですが。
 頒布数は、新刊は20部はいくだろうという期待を裏切られました。それでも、前回のスタッフ編17部・作品編①14部よりも少ない13部で、少し残念です。既刊が、前回の13部よりも多い15部も捌けたのは、やはり新規の方々が多いということなのでしょうから、今後もしっかり頒布し続ける必要がありますね。

 両隣のサークルさんとの交流は、今回は最初のあいさつ程度しかできませんでした。15時5分に帰席した時点で既に両隣とも帰られた後でした。
 一般参加者の方々との交流も、結局直接手渡しできたのは12時50分の帰席時に偶然できたお1人のみで、15時5分に帰席して以降は、1人もありませんでした。
 予想通りだったとはいえ15時以降の帰席は、サークル参加者としては交流不足と言わざるを得ませんし、反省すべきですね。とにかく今回は、開始時刻がいつもより30分遅い上に、私にとっての3大ジャンル(「評論・情報」「アニメ(その他)」「鉄道・旅行・メカ・ミリタリー」)がすべて同一日という、サークル参加開始後では初めての割り振りとなったことが原因です。それらがすべて同一ホール(東4・5・6ホール内)配置という奇跡に助けられ、お目当てのサークルはほぼ回れましたので、コミケ参加全体としてはほぼ満足できます。


5 今後

 次回は、還暦記念もあり、いよいよオフセット(実際はたぶんオンデマンド)による総集編の発行を予定しています。「作品編③」は、作品の関係で次回(今冬)は発行不可能なため、次々回(来夏)となります。場合によっては、「ファン活動編」を一部(例えば同人関係のみ)を発行する形に変更するかもしれませんが、現時点では断言できません。なお、還暦記念にかこつけて、やはり無料頒布するつもりです。オフセット本(厚手の表紙)の無料頒布はめったにないでしょうから、逆に頒布部数は減ってしまうかもしれませんが、サークルなどへの贈呈用も大幅に増えますので、50部作成予定です。
 総集編は、「人物編」と題して、「声優編」、「スタッフ編」の全部と「音楽編」の歌手・作曲家が入ります。掲載人物の数も増やします(特に声優はほぼ倍増予定)し、元々掲載済みの人の記述もかなり加除修正するつもりです。還暦記念としては、これまで発行したもの全部(つまり作品編も)を一括した方がふさわしいかもしれませんが、「作品編」として数年後には総集編第2弾を発行するつもりです。
 何にしても、今後発行する総集編やファン活動編の内容・発行時期は、まだまだ流動的ではあります。「作品編」も、今回発行の「作品編②」の後書きにも詳しく書きましたが、歴代ランク上位の作品(特に書きたい作品とほぼ同義)を優先的に執筆・発行し、残りは年代別に少ない頁数で数年かけて発行する形となりました。末長くお付き合いいただければ幸いです。