予定を急遽変更し、投稿させていただきます。
つい先日、漫画家の松本零士さんが亡くなりました。かつてのアニメブーム(1977〜1985年頃)においては、メディアでの露出も大変多く、手塚治虫さんの次に顔をよく知られている漫画家だったかもしれないほどです。ただし、必ず「アニメーション」と発音されており、「アニメ」と発音されるのを聞いたためしがありません。(余談ですが、私にとっては「笑わない人」というイメージが強かったですね。この方がにこやかに笑う姿を一度も見たことがありません。真面目な印象の方でした。)
1984年11月19〜22日にNHK教育で放送された「訪問インタビュー」に出演されていました。19日(第1回)は、「鉛筆からコンピーューターまで」と題して、翌年に開催されるつくば科学万博で上映されるオリジナルアニメ「アレイの鏡」の制作現場でインタビューが行われていました。松本零士さん(当時46歳)としても初めてコンピューターグラフィックス(CG)を一部取り入れた作品です。写真と絵画の違いや、手書きとコンピューターの違いについて、ご本人の当時の考え方が披露されており、大変貴重な記録となっています。
インタビューは、局アナウンサーの川野一宇さんが行なっています。「アニメ」の発音機会は(全4回を通じて)1回のみあり、自然な平板発音をされていました。この当時は、NHKに限らず、テレビ局のアナウンサーでも平板発音は珍しくありませんでした。これは厳然たる事実です。ところが最近は、NHKでも民放でも、若手を中心に起伏発音ばかりで、大変残念です。ごく一部のベテランは現在でも平板発音されていますが、どうして若手はそれをもっと見習わないのでしょうか。せめてアニメ関連の特集番組では、意識していただきたいものだと切に思います。
インタビューは、局アナウンサーの川野一宇さんが行なっています。「アニメ」の発音機会は(全4回を通じて)1回のみあり、自然な平板発音をされていました。この当時は、NHKに限らず、テレビ局のアナウンサーでも平板発音は珍しくありませんでした。これは厳然たる事実です。ところが最近は、NHKでも民放でも、若手を中心に起伏発音ばかりで、大変残念です。ごく一部のベテランは現在でも平板発音されていますが、どうして若手はそれをもっと見習わないのでしょうか。せめてアニメ関連の特集番組では、意識していただきたいものだと切に思います。
※「訪問インタビュー」(NHK教育)
https://youtu.be/D0gtU79nHGw
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