昨日(8月13日(1日目のみ参加))開催された同人誌即売会「コミックマーケット」(コミケ100)のサークル参加報告をさせていただきます。今回は、私にとっては初めて(元々コミケ全日程を欠席している場合を除きます。)の、一般参加日無し(サークル参加日のみ)のコミケとなります。反省会も、不本意ながら欠席(初めてではないですが)となります。
1 概要
コミケ91からの毎回参加で、通算8度目のサークル参加(他に別サークルへの委託参加も1回あり)、2度目(別サークルへの委託参加も含めれば3度目)の「アニメ(その他)」ジャンルで、1日目(8月13日(土))東6ホール「ニ−18b」です。
新刊は1種です。全て無料です。
新刊は1種です。全て無料です。
既刊は、「アニメ」の発音問題に関する評論本「アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」(以下「完全版」)。Q&Aなど当ブログでは直接そのままの形では公開していない内容も含んでいますが、間接的には各投稿の中で触れている内容がほとんどです。結章(結論)部分を私の真意が伝わりやすいように全面的に書き換え、新しい言い回しの追加なども行なった「完全版」です。一応最終形のつもりで作成した「決定版」です。在庫が無いのですべて増刷です。
新刊は、個人的感想文集のシリーズ本「アニメ文化とこう関わってきた」第5弾「作品編②」。国産テレビアニメ歴代総合ランキングでの第20位候補10作品と国産劇場アニメ歴代総合ランキングでの第2位の、併せて11作品を(続編・リメイク・スピンオフや劇場版・OVAも含めて)取り上げています。
この他、別紙の自己紹介ペーパー「TAL版勝手にアニメ大賞」(2022年夏版)(以下「ペーパー」)も、前回からは一般参加者にも配布しています。
2 事前準備
既刊は、コミケ1週間前の8月5日(金)に31部印刷。
新刊は、コミケ前日の8月12日(金)に準備会提出用見本誌や私個人の保存用を含めて32部(つまり頒布可能部数は30部)印刷。ペーパーは前回と同じ40部、既刊も1部追加印刷して32部で揃えました。なお、前回の「作品編①」(在庫2部)も、前回渡せなかったサークルさんへの贈呈用が不足するため2部追加印刷しました。
いつも印刷(中綴じ製本まで全自動)しているビジネスコンビニ「キンコーズ」は、毎週金曜日がサービスデーで税込単価がゴールド会員通常8円のところ実質7円程度(税抜きは6円)に値下げされるため、このような日程になりました。今回もコミケの一般参加人数制限がありますが前回の5.5万人から9万人へ大幅に増加していること、「アニメ(その他)」「評論・情報」が同日のため(さらには「アニメ(その他)」は久しぶりなため)潜在的には手に取ってくれる方々が増える期待があったこと、W E Bカタログでのお気に入り登録者数が前回開催直前の70人から今回開催直前で75人へと微増していること、で少し強気な部数になりました。
なお今回は、USBメモリーでデータをコンビニコピー機(キンコーズのパソコンやプリンタを含む)から出力しようとしましたが、Mac(自宅パソコン)で使用したUSBメモリーからはフォーマットの関係で読み込みできないことがコミケ前々日の8月11日に判明。クラウド、Gmailからの転送、自宅のインクジェットプリンタからの出力など検討しましたが、結局従来通りCDからの読み込みによるコンビニコピーであっけなく解決。いやホント、焦りましたよ。最悪の場合、新刊発行自体ができなくなりますから。
3 当日の流れ
今回は一般参加者入場時刻が初めて繰り下げられて10時30分(そのためサークル入場締切時刻も従来から繰り下げられて9時30分)になったため、全体的に30分程度ずつ繰り下がりました。当日のサークルスペースへの到着は9時5分。見本誌提出専用袋の投函もすぐに済ませ、紙袋と冊子版カタログ(100回記念の特集記事が掲載されているらしい)を購入に向かい、カタログが本日分完売だったのはショックでしたが、食事完了は9時40分。設営完了は10時20分。
シャッターから離れており、台風接近中とはいえ強風対策は全く不要でしたが、前回同様に原紙の束を透明な袋に入れて封印して一番上に乗せる方法を採用。
経過は次の通りです。
10:30 コミケ開始時刻。離席
既刊20部、新刊24部、ペーパー30部を置く。
訪問サークル贈呈用本日分(既刊12部、新刊7部、
ペーパー10部)を携帯
12:50 残り既刊12部、新刊16部、ペーパー25部確認
(つまり8部・8部・5部が捌けた!)
直後に一般参加者が訪問し、各1部手渡し
サークル贈呈用で既刊2部・新刊4部・ペーパー5部を追加携帯
15:05 帰席
残り既刊6部、新刊7部、ペーパー15部確認
(つまり11部・13部・10部が捌けた!)
(つまり11部・13部・10部が捌けた!)
紙折れなどの不良発生の既刊1部を除外
15:10 贈呈が必要なサークルへ行くため数回離席
サークル贈呈用で新刊1部・ペーパー2部を追加携帯
15:30 再び帰席
残り既刊6部、新刊6部、ペーパー13部で残数不変
15:45 近隣のサークルさん1箇所へ既刊・ペーパーを贈呈
16:00 コミケ終了時刻。撤収開始
既刊5部・新刊6部・ぺーパー12部残存。 (つまり一般参加者分としては、既刊15部・新刊
13部・ペーパー10部が捌けた!)
4 感想
位置的にはやや外(北・東)寄りで、島中でしたが、決して悪く無い配置です。今回も、新型コロナウイルス対策で、左右どちらかに必ず空白がある形で出入りもしやすいし、サークルスペース全体に余裕が感じられました。人通りも前回よりは増えたはずですが。
頒布数は、新刊は20部はいくだろうという期待を裏切られました。それでも、前回のスタッフ編17部・作品編①14部よりも少ない13部で、少し残念です。既刊が、前回の13部よりも多い15部も捌けたのは、やはり新規の方々が多いということなのでしょうから、今後もしっかり頒布し続ける必要がありますね。
両隣のサークルさんとの交流は、今回は最初のあいさつ程度しかできませんでした。15時5分に帰席した時点で既に両隣とも帰られた後でした。
一般参加者の方々との交流も、結局直接手渡しできたのは12時50分の帰席時に偶然できたお1人のみで、15時5分に帰席して以降は、1人もありませんでした。
予想通りだったとはいえ15時以降の帰席は、サークル参加者としては交流不足と言わざるを得ませんし、反省すべきですね。とにかく今回は、開始時刻がいつもより30分遅い上に、私にとっての3大ジャンル(「評論・情報」「アニメ(その他)」「鉄道・旅行・メカ・ミリタリー」)がすべて同一日という、サークル参加開始後では初めての割り振りとなったことが原因です。それらがすべて同一ホール(東4・5・6ホール内)配置という奇跡に助けられ、お目当てのサークルはほぼ回れましたので、コミケ参加全体としてはほぼ満足できます。
5 今後
次回は、還暦記念もあり、いよいよオフセット(実際はたぶんオンデマンド)による総集編の発行を予定しています。「作品編③」は、作品の関係で次回(今冬)は発行不可能なため、次々回(来夏)となります。場合によっては、「ファン活動編」を一部(例えば同人関係のみ)を発行する形に変更するかもしれませんが、現時点では断言できません。なお、還暦記念にかこつけて、やはり無料頒布するつもりです。オフセット本(厚手の表紙)の無料頒布はめったにないでしょうから、逆に頒布部数は減ってしまうかもしれませんが、サークルなどへの贈呈用も大幅に増えますので、50部作成予定です。
総集編は、「人物編」と題して、「声優編」、「スタッフ編」の全部と「音楽編」の歌手・作曲家が入ります。掲載人物の数も増やします(特に声優はほぼ倍増予定)し、元々掲載済みの人の記述もかなり加除修正するつもりです。還暦記念としては、これまで発行したもの全部(つまり作品編も)を一括した方がふさわしいかもしれませんが、「作品編」として数年後には総集編第2弾を発行するつもりです。
何にしても、今後発行する総集編やファン活動編の内容・発行時期は、まだまだ流動的ではあります。「作品編」も、今回発行の「作品編②」の後書きにも詳しく書きましたが、歴代ランク上位の作品(特に書きたい作品とほぼ同義)を優先的に執筆・発行し、残りは年代別に少ない頁数で数年かけて発行する形となりました。末長くお付き合いいただければ幸いです。
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