昨日(11月1日)、ジブリパークが開園しました。2005年開催の愛・地球博(愛知万博)の会場だった愛知青少年公園が「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」となり、その中に従来の公園の自然環境などを生かす形で整備されたテーマパークです。愛・地球博のテーマだった「自然の叡智」の理念を引き継ぎ、東海地方の匠たちの創意工夫などの職人芸も十分に取り込まれ、アトラクションなどに頼らない「見る」「触る」「感じる」「発見する」という五感を刺激する体験型の空間が広がっています。スタジオジブリの理念とも共通する面が多く、まさに成るべくして成ったものと言えます。
各テレビ局が全国ニュースでも取り上げていたほど、国内外から注目度の高い施設です。ただし、「アニメ」の発音機会は、バラエティー番組を含めても皆無に近かったです。私が視聴した範囲では、TBS系の夕方の情報番組「Nスタ」のみで、キャスターを務める俳優のホラン千秋さんが起伏発音1回だけでした。なお、ホラン千秋さんは過去投稿では平板だったので、大変残念です。
各テレビ局が全国ニュースでも取り上げていたほど、国内外から注目度の高い施設です。ただし、「アニメ」の発音機会は、バラエティー番組を含めても皆無に近かったです。私が視聴した範囲では、TBS系の夕方の情報番組「Nスタ」のみで、キャスターを務める俳優のホラン千秋さんが起伏発音1回だけでした。なお、ホラン千秋さんは過去投稿では平板だったので、大変残念です。
さて、実は、本題はジブリパークではありません。開園に合わせて昨日のうちに投稿する予定だったのが、前述の各番組の視聴などで時間が取れなかったため、本日にずれ込んでしまいましたが。ジブリ作品の中で、メイキングビデオが市販されている「もののけ姫」を取り上げます。具体的には、1998年発売の『「もののけ姫」はこうして生まれた。』全3巻です。「アニメ」の発音機会は、4名の方が各1回ずつありました。
第1巻では、メイキングビデオ制作スタッフであるカメラマンの鈴木淳さんだと思われます(正確には不明)が、起伏でした。
第2巻では、宣伝スタッフ会議の場で、製作委員会の構成員である広告会社電通の福山亮一さんが、自然な平板発音でした。製作委員会の構成員はこうであってほしい、というお手本のようなものですが。
そして第3巻では、宮崎駿さんの才能を見出したあの徳間書店社長(当時)の徳間康快さんが、大変残念ながら起伏発音されました。しかし、大変嬉しいことに、乙事主役の俳優森繁久彌さんが、しっかりと平板発音。かつて1958年の東映動画長編第1作「白蛇伝」にも出演されたとはいえ、これほどの大御所の口から平板発音が自然と出てくることには感激しました。それだけ平板発音が本来の正統的な発音であることの証左であり、継承されるべきであると意を強くしました。
(諸般の事情により、動画投稿はありません。)
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