2025年11月7日金曜日

コミケ当選14回目

 東京ビッグサイトで開催されている世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」。今冬のコミケ107に、サークル参加が無事決定しました。初申込から通算14回目の直接参加(委託も含めれば16回連続)です。 

 
 またいつもの評論・情報」ジャンルのみで、2日目(12月31日(水))東5ホール「ソ−26aです。
 コミケ102から全日(2日間)とも申込可能となって以来、まだ一度も「2日間共サークル参加」は実現していません。まるで前回1日目(「アニメ(その他)」)に当選したのは、2日目落選の救済策で特例だったかのようです。
 配置場所は、一番南寄りのホール端で、島の端(いわゆる「お誕生日席」の隣)です。過去にも数回経験している位置で、隣に隙間が空いているため出入りはしやすいため、正直モアベター(ベストはお誕生日席)で助かります。向かい側は別ジャンル(「ラブライブ!」)で、これも初めてではありませんが。
 当然ながら、アニメ評論系なサークルが固まっている場所です。右隣はお誕生日席(向きが90度異なる)で隙間も空くため会話は困難ですが、左隣は隣り合うのは初めてですが知っている(頒布物を入手したこともある)サークルさんです。大変硬派な評論サークルさんで、実は少しビビっているほどですが、多分当日は穏やかに簡単な会話くらいはできるとは思います。
 
 開始時刻は、相変わらず10時30分のままで、今回も改善されていません。特に2日目は、西ホールや南ホールへも行かざるを得ないため、巡回ルートなどにまたまた大変悩まされそうです。

 当日の頒布物(すべて無料)は、次の通りです。

 「アニメ」の発音問題に関する評論本アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」は、2023年冬コミで発行済みの「最終版」ですが、今回も大幅に増刷します(前回の残部が9部あり、51部増刷予定)。2024年からはかつて実施したアンケート協力者かどうかにこだわらず、ジャンルに関係なく頒布物を入手したサークル関係者の大半に積極的に贈呈しています。昨今の状況からすれば、日本人1億2千万人全員に頒布したいくらいの本なのです。なお、本誌から分離独立させ別紙付録に戻った形の「ブログ投稿タイトル一覧」は、コミケ開催直前までの内容を追加します。

 個人的感想文集のシリーズ本アニメ文化とこう関わってきたは、2024年から、まだ取り上げていない数多くの作品についての感想を時代順に取り上げる続編(無料コピー本)が始まりました。国産テレビ作品を基本とし、劇場単独の作品や海外作品もできるだけ取り上げます。また、シリーズ物は、初出年を基準に全てを一括して(ガンダムシリーズは例外的に作品別で、その他も内容面などから分離する場合あり)取り上げます。つい最近本放送されたばかりの続編までも含め、劇場版・OVA版・配信版など全てです。なお、印刷については、2024年(作品編④)からは、サークル贈呈は一切行わず、純粋に一般参加者頒布用のみです。
 今回は、「作品編⑦」です。1981年から1985年までです。一応、録画保存分がある作品のほぼ全てを再鑑賞(と言ってもほぼ全てが録画後初めての再生!)していますが、感想は書かずに済ませる作品もあり、視聴・録画履歴を枠囲いで取り扱う作品はごく一部で、単なるベタ打ちの作品が多いです。枠囲いになるのは、「うる星やつら」「聖戦士ダンバイン」「蒼き流星SPTレイズナー」くらいに留まりそうです。このうち「ダンバイン」「レイズナー」は3〜4年前に執筆済み(作品編③掲載候補作だったため)で、ようやく日の目をみることになります。
 海外作品は、録画保存していない「王と鳥」を簡単に取り扱うかもしれない程度で、ほぼ皆無です。
 アート系作品は、手塚治虫の「ジャンピング」「おんぼろフィルム」が対象となるほか、手塚治虫の複数の短編自主制作作品や、前回収録漏れした木下蓮三の「ピカドン」も取り扱う予定です。
 アニメブーム下の時期ということもあり、劇場単体作品やスペシャルアニメも結構あります。スペシャルアニメは、録画保存していないものが大半で、「ナイン」3部作くらいになりそうです。また劇場先行型の「ゴルゴ13」「21エモン」については、後のテレビシリーズも併せて取り扱います。OVA単体作品も、世界初の「ダロス」がついに対象となります。

 進捗状況は順調です。録画保存話数の多いものを優先しており、前回夏コミ前には前述の枠囲い3作品のほか「コブラ」「ボトムズ」の計5作品(さらに前述の「ダンバイン」「レイズナー」を含めれば計7作品も!)執筆完了してしまっています。そのため、心理的にもかなり余裕が持てており、視聴・感想執筆に丸1日以上を要する作品は、本日現在、「わたしのアンネット」「超時空要塞マクロス」「ゴルゴ13」「21エモン」くらいしか残っていません。劇場単体・OVA単体・スペシャルアニメ・アート系などは、まだ全て未着手ですが、心配はいりません。12月14日(日)までには全頁執筆完了し、12月19日(金)には校了・印刷できそうです。

 なお、無料の別紙付録「TAL版勝手にアニメ大賞」(2025年冬版)は、2024年からは、新刊に挟み込む形で頒布しています。(既刊だけを入手する一般参加者はおそらく皆無と思われるためです。)

2025年10月31日金曜日

一般芸能人 24

 最近(半年以上前のものも含む)のテレビ番組などの感想で、一般芸能人(声優などアニメ業界関係者を除く)の「アニメ」の発音について、まとめて取り上げます。


 BS日テレで放送中の「そのとき、歌は流れた・時代を彩った昭和名曲」。4月16日のアニメ・ドラマ主題歌特集回。発音機会があったのは3名のみ。アニメ歌手の堀江美都子さんは、当然ながら昔から変わらず平板1回のみ。司会のフリーアナウンサー吉川美代子さんは、大変残念ながら起伏4回のみ。司会のタレント太川陽介さんは、起伏3回・平板1回で、平板は最初のみ(ちなみに「ドラマ」は平板1回のみ)。最初の1回は堀江美都子さんに合わせた感じでした。残念なのは、過去投稿で取り上げたテレビ東京系で2月6日放送の「水バラ〜ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅・陣取り合戦15・松本~飯山へ!信州縦断SP」で、アニメ好きでプロのコスプレイヤーえなこさん起伏1回のみだったのに引っ張られた感じで起伏発音された後、自然な発声という感じでの平板発音だった、そういう状況から変わってしまっていたことです。平板基調の感じだったのが起伏基調に変わったのです。アニメ界隈の人間(特に若い世代)が起伏発音だと勘違いされ影響されてしまったのかもしれません。元々は平板発音に馴染んできた方のはずなのに、大変由々しきことです。

 7月5日にフジテレビ系で放送の「国民的アニメの祭典・55年分から選んだ激レアシーン2時間SP」。3回目の特番で、「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」「ゲゲゲの鬼太郎」「鬼滅の刃」の4本を中心に、30代以上が選ぶ懐かしい名曲アニメソングベスト50も発表。発音機会があったのは司会の4名のみ。川島明さんは、過去投稿にもあるように元々起伏平板混在の方なのですが、今回は起伏気味1回のみ。橋本環奈さんは、過去投稿では平板のみでしたが、今回は起伏1回のみ。お二人とも大変残念な結果です。一方で、お笑い芸人チョコレートプラネットのお2人は、長田庄平さん平板2回のみ、松尾駿さん平板1回のみ。長田さんは過去投稿では起伏の場合もあったのですが、今回はお二人とも徹底して平板で、とても嬉しかったです。このように、起伏平板混在から徹底した平板に変わっていくのが、アニメ業界と直接関係のない方々のあり方だと思います

 NHK総合で放送中の「あさイチ・プレミアムトーク」。7月25日のゲストは声優津田健次郎さん。残念ながら、津田健次郎さんご本人は起伏2回のみ(ちなみに「ドラマ」も起伏1回のみ)でしたが、司会2名のうち博多華丸さんに発音機会があり、平板2回のみでした。過去投稿では起伏のこともあったのですが、良い傾向です。ちなみに、司会の局アナウンサー鈴木奈穂子さんは、相変わらず起伏4回のみ。3名がお互いに影響し合うことはなかったようです。

 NHK教育でこの10月からレギュラー放送が始まった「ビストロボイス」。司会の声優山寺宏一さんが、声にまつわる話をゲスト2名と対談したり、専門のボイストレーナーが科学的・技術的に分析解説したりする番組です。10月4・11日放送のゲストは、俳優の伊藤沙莉さんとロックバンド「クリープハイプ」の尾崎世界観さん。伊藤沙莉さんは、アニメ「映像研には手を出すな!」で主役浅草みどり(過去投稿にもあるように本編中では徹底して起伏発音)を演じていますが、今回は起伏平板各1回(ちなみに「ドラマ」は平板1回)で、平板は11日放送時。基本的には起伏発音されてきた方なのでしょうが、役者の先輩でもある司会の山寺宏一さんの徹底した平板発音(通算5回)に影響されリスペクト的に合わせただけなのかもしれませんが、これを機会に今後はぜひとも平板基調に変わっていっていただければと思います。尾崎世界観さんは、直接の発音機会はなし。過去投稿にもあるように平板発音されている方ですが、資料映像内の歌唱場面ではなぜか起伏気味1回でした。ボイストレーナーの長塚全さんは、11放送時のみですが、起伏2回・平板2回。ひょっとすると普段は平板発音されている方なのかもしれませんね。今後は当番組内ではアニメ関連のゲストも多いようなので、ぜひとも徹底して平板発音していただけると嬉しいです。ちなみに、ナレーションの局アナウンサー千葉美乃梨さんは、起伏1回のみでした。


 以上です。「結局は個人」なのでしょうが、芸能人であれ誰であれ、アニメとの関わりの度合いは人それぞれですので、発音の変化があっても仕方ありませんが、願わくは起伏から平板へ」の形であっていただきたいものです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2025年10月12日日曜日

業界の周辺 3

  テレビ番組の感想で、アニメ業界周辺の方々(漫画家、脚本家、映画監督、テレビ局のドラマプロデューサーなど)について、まとめて取り上げます。一部は、アニメ業界人(アニメ制作会社)やアニメ業界関係者(声優、テレビ局のアニメプロデューサーなど)も含みます。


 NHKBSで放送中の「アナザーストーリーズ」。4月2日放送の「やなせたかし・アンパンがヒーローになった日」。やなせたかしさんの最後の担当編集者(朝日小学生新聞での連載「やなせたかしのメルヘン絵本」)となった朝日学生新聞社の平松利律子さん平板1回のみ。漫画雑誌でなくても新聞・雑誌編集者の方々は平板発音される方がまだまだ多いことの証明でもありますね。

 CSのフジテレビONEで不定期放送中の「漫道コバヤシ」。タレントのケンドーコバヤシさんが漫画家や漫画雑誌編集部を訪問する番組です。5月23日放送会の訪問先は「沈黙の艦隊」などで有名な漫画家かわぐちかいじさん。発音機会は1回のみですが、ごく自然な感じの平板発音。さすがですね、嬉しかったです。

 BS11で放送中のアニメ・ゲーム情報番組「アニゲー☆イレブン」。5月9日放送回のゲストは、アニメ雑誌『Newtype(月刊ニュータイプ)』編集長の角清人さん。今年が創刊40周年ということでの出演のようです。最初の1回のみ起伏でドキッとしましたが、その後は平板9回のみというえ徹底ぶり。さすがです、というかアニメ業界人ではなくても周辺メディア関係者なのですから当然ですね。司会(対談相手)の声優前田佳織里さんに発音機会はありませんでしたが、ナレーション(番組キャラクターのジェシカの声)の声優葉山いくみさんは残念ながら起伏6回のみでした。


 総じて、業界の周辺においても平板発音者が多いことが確認できて嬉しいですが、楽観はできないことのが現状ではあります。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2025年10月6日月曜日

素人 9

 特にアニメファンというわけではない「素人」の、単独語としての「アニメ」の発音について、落ち葉拾い的にまとめて取り上げます。


 CSのAT−Xで放送中の「Club AT-X」。4種類あるうち、「E」で始まる英単語にちなんだものを取り上げるため一番アニメと縁遠い感じの「夜NA夜NAサタデーE」。5月17日放送分(「Club AT-X」としての通算第540回)は「Estate」、不動産などの財産です。
 アニメ好きシェアハウスのオーナーである西松さんは、起伏1回・平板4回で、途中での1回(たまたまという感じ)を除き平板でした。アニメファンに理解のある方々であればこうであってほしいものです。インタビューをした女性スタッフも、相手に合わせたのか、起伏気味1回・平板1回でした。
 オタク社員がオタク向けに特化した不動産を取り扱う「おたくのやどかり」(株式会社グランツアセット)の代表取締役である平田知彬さんは、何と起伏3回のみ(ちなみに「ゲーム」は起伏2回・平板3回)でした。オタクを自負する方々であれば平板発音に徹していただきたいと切に願うものです。「ゲーム」が平板基調であることから、元々ゲーム系のオタクの方なのだとわかりますが。
 なお、地元住民(44歳女性)の方が、「アニメ」「ゲーム」の発音機会はありませんが、「コミケ」を起伏発音されていました。まあ、自然ですね。

 テレビ朝日系で放送中のドキュメンタリー「テレメンタリー2025」。7月19日放送の「さだむの夢は俺の夢・過疎の離島を世界のマンガ島へ」。瀬戸内海の高井神島を取り扱った回です。人口わずか10名程度の島ですが、2016年から島おこしとして著名漫画家の方々に(著作権者の許可もとった上で)屋外展示の「マンガ壁画アート」を制作してもらっていることで注目されています。
 発案者でもある住民の木村定(さだむ)さん(75歳男性)が、平板1回のみでした。アニメ化されている作品(何とあの「キャンディ・キャンディ」さえも!!!!)もありますが、特にアニメ好きの方というわけではありません。だから余計に嬉しいですね。
 なお、ナレーションの俳優上白石萌音さんは、大変残念ながら起伏1回のみ。アニメ映画「君の名は。」で主演しているのに。妹の上白石萌歌さんは、過去投稿にもある通り徹底して平板発音だったのに。


 まあ、「素人」にも色々いらっしゃるわけです。オタク系人間なのに起伏発音ばかりだったり、アニメに特に関心がない一般人なのに平板発音だったり。それだけ、元々平板発音が普通だったことの証左とも言えます。せめて「素人」の方々は、平板発音される方々が自然に増えていくような傾向であってもらいたいです。


 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)




2025年9月28日日曜日

最近の声優さん 5

 テレビアニメ作品出演の声優さんの発音について、特に 「その着せ替え人形は恋をする」の主人公喜多川海夢役の直田姫奈さんを軸に取り上げます。

 テレビアニメ「その着せ替え人形は恋をする」は、コスプレイヤー(大半が女性)とコスプレ衣装を制作する男性とのラブコメ作品(と言って良いはず)で、今年7〜9月に第2期がテレビ朝日系などで放送されました。最近とみに作品数が増えたオタク(アニメファンなど)青春群像劇の1本です。本編中で単独語としての「アニメ」が発音される機会がほぼ確実に発生する作品群の1本でもあります。
 第13話では、主人公の女子高校生喜多川海夢役の直田姫奈さん起伏平板各1回、老舗人形店「五条人形店」の若旦那である男子高校生五条新菜役の石毛翔弥さん起伏2回のみ(他に「アニメ通りに」は平板)、手芸用品専門店ユザワヤの男性店員宇佐見創役の佐々木睦さん平板1回のみ。
 第16話では、直田姫奈さんが起伏1回のみ。なお、「ドラマ」の発音機会があった同級生たちが複数あり、何と全員が平板。最初の発音者に引きづられたのでしょう。
 第17話では、同級生山内瑠音役の関根明良さん平板1回のみ。なお、「ドラマ」の発音機会があった同級生は1人のみで、村上公輝役の廣庭渓斗さん起伏1回のみ。前回とは異なりましたね。
 第20話では、直田姫奈さんが起伏1回のみ、女装コスプレイヤーの男性天野千歳役の村瀬歩さん起伏1回のみ、アマチュアカメラマンの伊藤涼香の友人アオイ役の千菅春香さん起伏1回のみ。
 第23話では、アマチュアカメラマンの伊藤涼香の友人緒方旭の母親役の種市桃子さん起伏1回のみ、緒方旭の中学時代の同級生役の長谷川愛さん朝日愛香さん(いずれか不明)が平板1回のみ。

 4月5日にBS11で放送の事前情報番組「その着せ替え人形は恋をする・推しが尊すぎてマジやばいんだけどっ! 」。直田姫奈さんは平板2回のみ。それどころか当作出演者の1人で当番組ナレーションの声優冨岡美沙子さん起伏平板各1回で、平板が先でした。嬉しかったですねえ。

 7月18日にCSのミュージックジャパンTVで放送の「アニメ大好き! 濃厚アニソンカウントダウン」。インタビュー出演で声優2名の発音機会があり、直田姫奈さんが起伏1回のみ、青山吉能さん起伏2回・平板1回(平板が先)。

 その青山吉能さんも山本役でレギュラー出演するテレビアニメ「フードコートで、また明日。」。今年7〜8月に全6話放送のうち、和田役の宮崎ヒヨリさんが、第1話で起伏気味1回のみ、第3話で平板1回のみ。


 以上です。
 直田姫奈さんは、過去投稿にもあるように元々は起伏平板が混在していた方だろうと思われますが、レギュラー出演する中で平板発音が通っぽいと一旦は考えた後で起伏基調に変えてしまわれた感じで残念です。そんな中、声優としても中堅のベテラン俳優(現在64歳)佐々木睦さんが、しっかり自然な平板発音を披露してくれたことが、嬉しかったですし救われましたね。
 アニメファンなどを主たるテーマに掲げる作品は、やはり平板(少なくとも平板基調。回を追うごとに平板基調が強まるとなお良い)であっていただきたいものです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2025年9月22日月曜日

学識経験者など 2

 学識経験者とは、基本的には大学教授(准教授、専任講師、名誉教授などを含む。)その他の学者を指します。アニメブーム(1977〜1985)の頃から、学識経験者で「アニメ」を平板発音される方は結構いましたし、過去投稿でも少し取り上げた通り現在でも決して少なくありません。最近のテレビ番組などでも、時折きちんと自然な平板発音を披露してくれる方がいて、ホッとさせられます。


 NHK総合で放送中の情報バラエティー番組「チコちゃんに叱られる!」。6月6日放送(私が視聴したのは翌7日の再放送)回で、「アニメキャラの髪の色はなぜカラフルか」というテーマが取り上げられました。横浜国立大学教授(専攻はアニメなどの文化研究など)須川亜紀子さん起伏1回・平板3回でした。途中で息継ぎのような感じで例外的に1回起伏発音されただけで基本は平板発音でした。他の発音機会があった出演者は、タレントの太田光さん平板1回のみ、タレントの岡村隆史さん(ナインティナイン)は起伏2回のみ、局アナウンサーの塚原愛さんは起伏1回。(過去投稿でも取り上げたようにナレーションの局アナウンサー森田美由紀さん平板8回のみ)。肝心()のチコちゃん(声はタレントの木村祐一さん)起伏3回・平板1回でしたが、最初が平板でした。アニメ関連番組では無くたまたまアニメが話題になったゴールデンタイムの(NHK総合の)番組にすぎませんが、それだけに普段の発音が出やすい環境かもしれません。

 NHK教育で放送中のドキュメンタリー「E T V特集」。8月2日放送の「火垂るの墓と高畑勲と7冊のノート」。早稲田大学文学学術院教授(専攻はジェスチャーや会話の分析など)の細馬宏通さん起伏2回・平板1回。アニメに関する著書も複数ある方なので、平板基調になっていただけることを望みます。

 NHK総合で不定期放送中のドキュメンタリー番組「最深日本研究・外国人博士の目」。4月30日放送の「クレーンゲーム」では、在日フランス人の社会情報学者ブノワ・ボトスさん平板2回のみ(「ゲーム」は起伏2回・平板3回)。さすがはラテン系言語圏であるフランス人、嬉しかったですね。8月26日放送の「キャラクター文化」では、日本語ペラペラのアメリカ人の言語人類学者デボラ・オチさんが(英語ですが)平板1回のみ。アニメや日本語がわかる外国人なら、やはりこうであってほしいものですね。


 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)





2025年9月6日土曜日

憂いと安堵(同調圧力)

 比較的最近のTV番組1本のみを取り上げ、その番組内の出演者同士での影響度合い(特に同調圧力との関係性)に重点を置き、番組の流れもできるだけ取り入れて語る。こういう形はあまりとってこなかったので、その点をわかりやすくする形の投稿を時々行なうようにしたいと思います。日本における同調圧力の強さは尋常ではなく、その現状をつぶさに見ることで、より良い未来へ進んでいけたらなと思うからです。今回は、その1回目です。


 テレビ朝日系で放送中の「EIGHT−JAM」(旧「関ジャム完全燃SHOW」)。SUPER EIGHT(旧:関ジャニ♾)がホストを務める音楽トークバラエティーです。8月10日の「進化を止めないアニソン業界の裏側」。約1年ぶり5回目のアニソン特集回です。
 単独語としての「アニメ」の発音機会があった方は、音楽評論家の冨田明宏さん、番組支配人として俳優の古田新太さん、タレントの足立梨花さん、お笑い芸人の山崎弘也さん(アンタッチャブル)、声優の高尾奏音さん、アニメ制作プロデューサー(アニメ制作会社サンジゲン社長)の松浦裕暁さんのみです。ナレーションは、声優の小野寺一歩さんです。

 番組全体の流れ(発音順)は次の通りです。ナレーションは、下記以外は全て起伏発音です。

○プロローグ
 足立梨花さん  平板

○国内・海外アーティストのアニソンでの活躍
 冨田明宏さん  起伏
 古田新太さん  起伏 
 冨田明宏さん  平板

○劇伴(BGM)
 冨田明宏さん  起伏 起伏 平板 起伏

○TVアニメ「BanG Dream!(バンドリ!)」シリーズ
 松浦裕暁さん  起伏
 古田新太さん  平板 平板
 松浦裕暁さん  起伏気味
 高尾奏音さん  起伏 
 松浦裕暁さん  起伏
 高尾奏音さん  平板 
 ナレーション  平板
 高尾奏音さん  平板 平板 平板 
 山崎弘也さん  平板
 高尾奏音さん  平板

○エピローグ
 古田新太さん  平板


 まとめると次の通りです。
 古田新太さんは、起伏1回・平板3回。過去投稿にもあるように、元々平板発音されてきたようですが、「深夜!天才バカボン」出演時や当番組でも最初は平板でも途中からは起伏に変わってしまうようになり、最近はほぼ起伏になってしまっていた方です。今回は、海外のジャズアーティストであるカマシ・ワシントンの話題の際に、冨田明宏さんの起伏発音の影響が大きいでしょうが、かなり言いづらそうに(詰まり気味から絞り出すように)起伏発音されました。しかしその後は、松浦裕暁さんの起伏発音に絡んでついうっかり(普段からそうなので)平板発音を立て続けに2回繰り返してしまいました。その後は高尾奏音さんの平板発音連発に救われたのか、エピローグでは吹っ切れたかのように自然な平板発音を披露してくれました。嬉しかったです。
 足立梨花さんは、平板1回のみ。過去投稿にもあるように、元々は平板だったのが一時は起伏ばかりになり、最近はまた平板に戻ってきた感じの方です。今回は序盤のみの発音機会で、他の出演者の影響を受けていないこともあるのか、自然な平板発音で、ホッとさせてくれました。
 山崎弘也さんは、平板1回のみ。過去投稿にもあるように、少なくとも当番組では平板発音のみで、今回も周りの平板発音が続いたこともあるでしょうが、当然かつ自然な平板発音を披露して、安心させてくれました。
 高尾奏音さんは、起伏1回・平板5回。最初こそ他の出演者の影響もあるのか起伏でしたが、アニメ表現と現実のバンド演奏との関連で独自の技を嬉々として語る場面では堰を切ったように平板発音を連発され、やはり元々は平板発音されている方なのだろうとわかり、好感が持てました。
 松浦裕暁さんは、起伏3回のみ(うち1回は起伏気味で平板に近いかも)。業界人(アニメ制作会社)でありながら、事実上起伏発音ばかりというのは困りものです。業界人の中でも最近少しずつ増えてきていると感じており、由々しき事態と危惧します。こういう番組への出演は、他の出演者や番組視聴者への悪影響もあるので、何とかしていただきたいですね。
 冨田明宏さんは、起伏4回・平板2回。過去投稿にもあるように、元々は(当然に)平板発音されていたのにだんだん起伏発音するようになり、起伏基調の傾向が強くなってきた方です。平板発音の2回は、少し緊張感が薄れた状況だったのかもしれませんが、本来の発音が出たとも考えられます。当番組のアニソン特集回のレギュラーで、スタッフとの事前打合せも行なっているとのことなので、どうかどうか自信と誇りを持って以前(当番組初出演時)のような平板発音に戻っていただきたいと切に思います。
 ナレーションの小野寺一歩さんは、起伏10回・平板1回。今回(少なくとも当番組のアニソン特集回では)初めて平板発音を披露してくれました。ナレーションは事前収録のはずなので出演者の影響などは無いはずですが、元々は平板発音されている方なのかもしれません。それならどうか、アニメ関連番組のナレーションでは平板発音を徹底していただきたいと思わずにいられません。
 なお、作曲家の林ゆうきさんは、「ドラマ」について1回のみ発音機会があり平板でした。まさかと思いますが、「アニメ」もきっと平板発音されている方だと信じたいです。


 以上です。初めてのやり方で結構長文になってしまいましたが、出演者同士の影響度合いがわかりやすくはなったと思います。「同調圧力」が強かろうが弱かろうが、出演者一人一人にはどうか、ご自身の普段の発音も踏まえ、アニメ業界関係者の発音も(決して鵜呑みにせず)あくまで参考にしながら、アニメ文化の伝統を尊重して平板発音に馴染んで積極的に取り入れていっていただきたいものです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2025年8月23日土曜日

コミケ106参加報告

 遅くなりましたが、8月16・17日に東京ビッグサイトで開催された同人誌即売会「コミックマーケット」(コミケ106)のサークル参加報告をさせていただきます。


1 概要

 コミケ91からの毎回参加で、通算13度目のサークル参加(他に別サークルへの委託参加も2回あり)、3度目の「アニメ(その他)」ジャンルで、1日目(8月16日(日))東6ホールキ−28b」です。

 2種類あり、全て無料です。

 既刊は、「アニメ」の発音問題に関する評論本アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」(以下「完全版」)。Q&Aなど当ブログでは直接そのままの形では公開していない内容も含んでいますが、間接的には各投稿の中で触れている内容がほとんどです。2023年12月(総集編のオンデマンド本と同時)発行した最終形のつもりのものです。すべて増刷です。
 新刊は、個人的感想文集のシリーズ本アニメ文化とこう関わってきた第11弾「作品編⑥(以下「作品編」)。前々回から、時代順に、これまで取り上げていない全作品を対象に、できるだけ多くの作品の感想・個人的エピソードを語るものです。シリーズ物は(ガンダムシリーズなどのように一部例外はありますが)、最初の作品の発表年(「初出年」)を基準に、その後の続編なども一括して取り上げます。テレビ版、劇場版、OVA版、配信版など全てで、海外作品やアート系作品も例外なく取り上げます。ただし、実写合成やモーション漫画などは、基本的に除外します。
 この他、別紙の自己紹介ペーパー「TAL版勝手にアニメ大賞」(2025年夏版)(以下「ランキング」)は作品編に、「ブログ投稿タイトル一覧」は完全版に、それぞれ挟み込む形にしています。基本的に、完全版のみを入手する方はいないと考え、全員の方が作品編は必ず入手するならば、わざわざ別に置く形にする必要がない、と割り切ったためです。


2 事前準備

 既刊は、何とサークル参加申込よりも前の1月31日に60部を、コミケの約1週間前の8月8日(金)に40部を、キンコーズで印刷。計100部(一般参加者頒布用18部+訪問サーク贈呈用82部)。余れば次回冬コミに回せば良いので、多めに印刷し、当日は全部持参しました。付録として挟み込むブログ投稿タイトル一覧も、100部を8月8日にキンコーズで印刷しましたが、今回は(前回の反省を踏まえて)縮小せず単純なB5判両面3枚(全6頁のうち1頁は白紙)としました。二つ折りにして(滑り落ちにくいように)真ん中部分の頁を挟み込む形です。二つ折りにして、薄いため尖りやすいホッチキス部分に怪我防止用のセロテープを貼り付けるところまでは、自宅で出発前に実施しました。
 新刊は、計21部(一般参加者頒布用18部+準備会提出用見本誌+私個人の保存用+次回冬コミ分と併せて友人に郵送するための分)。訪問サークル贈呈は行いません。当日は19部持参しました。付録として挟み込むランキングも、(夏は暫定版のため)18部+過去本のサークル贈呈用3部の計21部を8月8日にキンコーズで印刷しましたが、一般参加者頒布用18部への挟み込み作業も、今回初めて自宅で出発前に実施しました。


3 当日の流れ

 当日のサークル入場受付はエントランスホール入口から8時40分に入場。途中で一般参加者用の荷物置き場についてスタッフに確認していたため、サークルスペースへの到着はいつもと同じ9時ちょうど。見本誌提出専用袋の投函もすぐに済ませ、食事完了は9時30分、設営完了は10時15分。既刊100部への挟み込み作業はやはり結構時間がかかったためです。なお、今回は初めて、サークルスペース掲示物を、前回下地に貼り付けた時のまま(張り替えずに)流用しました。もちろん、今回のスペースナンバーのみ上から切り貼りしましたが、その切り貼り作業も自宅で出発前に実施済みのため、本当にただ広げるだけで済みました。楽ですねえ。
 角地ではない普通の配置で、(改修工事でスペース数が減っているためか)コロナ禍前のように両隣とも隙間なく配置されていました。




 経過は次の通りです。

 10:30 コミケ開始時刻。離席
       既刊18
部、新刊18を置く。
       訪問サークル贈呈用既刊(本日分60部の一部)を携帯
      
 12
:30 残り既刊15部、新刊15部確認
        (つまり3部・3部が捌けた!) 
       その後5分間に3組の一般参加者訪問があり手渡し
      (うち1組は日本人+外国人で、日本人のみに手渡し)
       
 13:30 残り既刊5部、新刊5部確認
        (つまり10部・10部が捌けた!) 
 
 14:20 残り既刊0部、新刊1部確認
        (つまり5部・4部が捌けた!) 
       ※隣のサークルに確認すると、既刊は14時には捌けていたよう

 14:35 既刊・新刊とも残部0
        (新刊も正確にはいつ捌けたか不明) 
        (訪問サークル贈呈用を補充)

 15:10 帰席(訪問サークル贈呈用を補充)

 15:30 完全に帰席
              
 15:50 撤収作業開始(購入同人誌の整理も)

 16:00 コミケ終了時刻
         (合計で既刊は18部+贈呈49部、新刊は18部頒布完了)

 16:10 撤収
       


4 感想

 一般参加者の午前入場のピークが12時過ぎから始まるため、12時半からの約1時間で一気に捌けていった感じですね。ただし、既刊の方が先に捌けたのには驚きました。そんな方がいるとは予想外でしたが、タイトル「アニメは本当に認められたの」に惹かれたのだとしたら嬉しい限りです。本命はあくまで既刊の方(だから毎回増刷)なのですから。正確な頒布終了時刻は不明ですが、新刊・既刊とも帰席前には頒布終了した形(例外的に偶然3名に直接手渡せましたが)のため、またしても一般参加者との交流はほぼ皆無でした。どうかご容赦ください。

 両隣のサークルさんとの交流は、右隣とは前述の通り既刊が捌けたタイミングの確認など会話がありましたが、左隣とは(挨拶すらろくにしないほど愛想のない方で)会話もほぼ皆無でした。どちらも頒布物を以前も(そして今回も)購入させていただいていますが、なかなか交流もうまくいかない場合があるのですねえ。撤収は、右隣→私→左隣の順でした。

 なお、既刊のサークル贈呈は、2日目も一般参加者として積極的に行いましたが、気力・体力・予算の都合もあり、9部残りました(つまり、2日間合計で73部贈呈できました。)。その分の付録(ブログ投稿タイトル一覧)は、一部頁の差し替えが必要になりますが、次回冬コミで活用します。  


5 今後

 次回は、1985年までの見込みです。新刊の後書きにも明記しましたが、「コブラ」シリーズが4月に、「装甲騎兵ボトムズ」シリーズが5月に、「聖戦士ダンバイン」シリーズ・「レイズナー」シリーズも数年前に、そして「うる星やつら」シリーズが8月(コミケ前)に、執筆完了しています。ただし、やはり長期の作品が多いですし、劇場版が初出の「ゴルゴ13」や「21エモン」も対象にせざるをえないし、劇場単体作品が結構あるし、OVAも本格化するし・・・。そして、今回はアート系をほぼ無視してしまいました(特に木下蓮三「ピカドン」を失念していたのは悔やまれます)が、やはり川本喜八郎作品などもどこかで言及すべきと感じています。次回は手塚治虫の実験作も再び取り上げざるを得ないし、場合によっては今回取り上げなかったものも併せて取り上げるかもしれませんが、時間の都合などから結局断念するかもしれません。
 とにかく、暇さえあれば先へ先へと進むことになり、せっつかれている感じで、気が休まる暇がない状態がまだ続きます。今回コミケ入手物(計171冊)の読了は10月5日(日)目標ですが、それでも新刊は12月26日(金)の印刷日ギリギリまでかかりそうです。そのせいか、2024年に引き続き2025年も、映画館へ足を運ばない状態が続いています。う〜ん、いかんなあ・・・

2025年8月13日水曜日

聖地巡礼とファン 4

  (最初の段落は、2022年8月27日・2023年7月22日・2024年4月13日の投稿と同文ですが、再掲します。) 
 アニメ聖地巡礼は、私も行ないますが、アニメファンの積極的行動形態の一つとして現在では広く知られるようになりました。自治体関係者や地元住民と積極的に関わるケースも珍しくなく、特に地元商店などとの交流やそこから派生する様々な動きは、(草の根の)地に足のついた息の長い交流形態として、真の意味での地域活性化の事例として社会的にも有意義なものと言えます。ある意味アニメ文化の最前線に立っていると言える一人一人のファンの言動は、とても大事です。「マナーが良い」「礼儀正しい」と各地でよく言われますが、それだけでなく特に単語としての「アニメ」の発音がしっかりしていないと困ります。アニメファンとまでは言えない多くの人々に対する「見本」「手本」となるからです。


 8月12日にTBS系で放送の「マツコの知らない世界〜アニメ地巡礼の世界第4弾」。タレントのマツコ・デラックスさんが司会のバラエティー番組で、何と4回目の特集です。今回から「アニメ地」「ゲーム地」という文言に変えたとのことです。今回は、ゲーム原作のアニメは「ゲーム地」として取り上げられました。聖地巡礼好きのアニメファン7名(初出演は2名)が出演されていました。なお、(   )内は過去出演時の数値で第3弾・第2弾・第1弾の順です。

 公務員の鯛さんは、アニメツーリズム協会で「アニメ聖地88旅の思い出レポートコンテスト」で大賞を受賞したほどの方です。起伏3(←3←1←7)回・平板1(←1←2←8)回で、今回も起伏基調だったのが大変残念です。最近の悪しき傾向に毒されず、どうかアニメファンとして自覚・意識していただきたいものです。
 動画クリエイターの中国人で来日後現在までに47都道府県の聖地を巡ったという軟軟冰(ビンビン)さんは、起伏0(←1←3←4)回・平板3(←3←5←6)回で、今回は(すべて愛知県豊橋市のロケ現場でですが)徹底して平板でした。最近の悪しき傾向に毒されず徹底していただけているようで、とても嬉しいです。
 大学教員の伊月(刑部慶太郎)さんは、「らき☆すた」のガイドブック制作者としてコミケでも有名な方です。発音機会は起伏0(←1←0←0)回・平板2(←2←1←1)回でした。前回は話の流れの中でつい起伏もという感じだったので、徹底して平板発音されている方として安心できます。
 公認会計士の夷(えびす)さんは、コミケで同人誌『聖地移住』も発行している方(「響け! ユーフォニアム」関連本も商業誌顔負けの超ハイレベル)です。秋田ご出身で当作がきっかけで宇治に移住された方です。起伏0(←0←1←(不参加))回・平板1(←5←5←(不参加))回で、今回は平板気味が1回のみでした。前々回は話の流れの中でつい起伏もという感じだったので、刑部さんと同様に徹底して平板発音されている方として安心できます。
 以上4名とはコミケ会場で直接お話ししたこともあります。(このうち刑部さんとは、当番組第1弾放送前から会話機会がありました。)

 大学生(早稲田大学社会科学部)の中村花音さん。アニメ聖地巡礼を卒論のテーマにする人は珍しくありませんが、この方もその1人です。起伏1(←3←(不参加)←(不参加))回・平板0(←3←(不参加)←(不参加))回で、今回はやや起伏気味が1回のみでした。前回は聖地巡礼の社会的・経済的効果を力説する場面では徹底して平板でしたが、最近の悪しき傾向に毒されてきているのだとしたら大変残念です。

 問題は初出演のお2人です。ご夫婦であるお2人は共に20代後半と思われますが、夫のショウさん起伏5回のみ、妻のモリーさんさんは起伏1回のみでした。モリーさんは日本語ペラペラのイギリス人で、イギリスの大学で出会ったとのことです。芸能人を含む外国人の間でのアニメ人気を解説してくれましたが、最近の若い世代にありがちな起伏発音同士の夫婦というのが大変気になりました。どうか、当番組出演もきっかけにして平板発音に馴染んでいただき、できれば平板基調になっていただければと切に思います。

 ナレーションの声優玄田哲章さんは、相変わらず徹底して起伏でした。
 肝心のマツコ・デラックスさんは、起伏5(←6←9←4)回・平板3(←2←4←8)回でした。今回も起伏基調でしたが、希望は持てます。


 総じて、大きな変化はありませんでした。数少ない出演機会はイヤでも印象に残ってしまうので、最近の悪しき傾向(起伏発音の蔓延)に毒されることなく、アニメファンらしい発音を徹底していただけることを心から望んでいます。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2025年8月9日土曜日

投稿300件目(音楽関係者)

  ここ半年ほどの音楽関係者を中心にまとめます。前回の続きで、歌手以外の関係者(作曲家、評論家など)も取り上げます。


 2月6日にNHK総合で放送の「午後LIVEニュースーン」。放送中のアニメ「チ。」の音楽担当である作曲家牛尾憲輔さんがゲスト。起伏2回・平板1回(起伏が先)。ナレーションの局アナウンサー安藤結衣さんは徹底して起伏でしたが、別撮りのインタビュー内でも起伏2回のみ。大変残念です。作曲家は比較的深く作品と関わるため、平板発音を徹底していただきたいものです。

 5月22日にNHKBSで放送の「MUSIC AWARDS JAPAN 2025 直前スペシャル・レッドカーペットライブ」。今年から始まった音楽表彰イベントですが、現在も継続中で以前はテレビ中継もしていた「日本ゴールドディスク大賞」との関係がイマイチはっきりしませんが、少なくとも「日本レコード大賞」よりは有意義なもののようです。個人的にはあまり期待していませんが。その本番直前に会場から生中継された番組です。唯一発音機会があった音楽ジャーナリスト柴那典さんは、起伏1回のみ(ちなみに「ドラマ」は平板1回のみ)。大変残念です。過去投稿にあるように、世界的大ヒットとなったアニソン「アイドル」について平板発音で解説されていたのに、どうしてこうなってしまうのでしょうか。現在の音楽業界において、アニメ音楽は完全に一定の地位を確立していると思いますが、音楽関係を批評する立場の方であれば、アニメ業界の状況(平板が基本)に馴染んでいただければと思います。作曲家神前暁さんの1年後輩とはいえ、ご本人自身は元々アニメとあまり馴染みがないのかもしれませんが。

 5月18日にBSのWOWOWプラスで放送の「TM NETWORK 40th Anniversary Premium Talk Session」(全3回)の第2回(宇都宮隆ホスト回)。メンバー3名が交代で各回のホストを務める形の座談会番組です。他のゲストは一切出演せず、3名のみでの会話です。宇都宮隆さん小室哲哉さんがいずれも平板1回のみ(第1回は録画失敗で未視聴のせいもあり、木根尚登さんの発音機会はありませんでした。) 。最近では最も嬉しかった事例です。「シティーハンター」ED「Get Wild」は(個人的にはそれほどではありませんが)大人気のアニソンとして有名ですが、ソロの場合も含めて複数のアニソンを手がけていることもありますが、同日放送の第3回ではアニソンイベント(アニメロサマーライブ2023)出演時のアニメファンたちの反応に好感を持ったことも語られています。アニメに適度に馴染みがあるアーティストらしい、自然な平板発音での会話はとても心地良かったです。アニメ談義・アニソン談義はこうであっていただきたいものです。


 なお、今回は、当ブログでの私の投稿件数がちょうど300件目となります。まだまだ活動は続けますし、投稿ネタが尽きることもありません(以前に比べて関連ネタをとりまとめにくくなってはいますが。)。今後とも、よろしくお願いいたします。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2025年8月4日月曜日

音楽関係者&声優

 ここ半年ほどの音楽関係者を中心にまとめます。


 3月31日にBSアニマックスで放送の「KING SUPER LIVE 2024・DAY2 後半」。2024年5月に横浜で開催されたキングレコード主催のイベントです。発音機会があった2名のうち、angelaのatsukoさんは過去投稿にもあるように最近は起伏発音ばかりになってしまっていますが、水樹奈々さんが意外にも起伏3回・平板2回(しかも平板が先)でした。過去投稿にもあるように、近年は平板発音も披露されるようになってきているので良い傾向ですし、しっかり平板基調(できれば徹底した平板)になっていただきたいものです。

 4月27日にBSアニマックスで放送の「ANIMAX MUSIX 2024 FALL   LIVE & BACKSTAGE」。2024年11月に横浜で開催されたアニマックス主催のイベントです。発音機会があったのは4名(うち2名は声優)。Sizuk(作曲家俊龍によるコラボプロジェクト)のボーカルAYAMEさ平板1回のみ、ASOBI同盟のとくみくすさん平板2回のみ。いずれも、まだアニメ業界へのなじみが薄いせいでもあるのでしょうが、嬉しかったですね。また、声優の2名は、アニメ「甘神さんちの縁結び」内ユニット甘神三姉妹として本渡楓さんが、起伏平板各1回。前回投稿にもあるように、平板発音の機会が増えていて、大変良い傾向です。一方、平野綾さんが、起伏平板各1回。本渡楓さんと同じ結果ですが、意味合いは全然違います。過去投稿にもあるように以前は徹底して平板発音されてきた方なので、最近は起伏発音を耳にする機会も増えており、本当に残念です。何とか徹底した平板発音に戻っていただきたいものです。

 CSのAT−Xで放送中の「Club AT-X」。7月12日初回放送ゲストの大槻ケンヂさんは、起伏4回・平板2回。過去投稿にもあるように元々混在(以前は平板基調)している方なのですが、起伏基調になっているのは、司会の声優鈴木達央さんがほぼ起伏ばかり(今回も起伏2回のみ)のためでしょう。

 BS11で放送中の「Anison Days(アニソン・デイズ) 」。1月10日ゲストのささきいさおさんは、やや起伏気味が1回ありヒヤッとしましたが他は平板2回のみでホッとしました(司会の森口博子さんは珍しく「ニ」にアクセントを置く形の起伏1回のみ)。1月17日のAnonymouz(現:Daizy)さんは、起伏気味3回・平板1回で、元々は平板発音している方なのかもしれません(司会の森口博子さん平板1回のみ)。2月28日放送の未公開映像内のFLOWで唯一発音機会があったギターのTAKEさん起伏1回のみ。4月11日ゲストの声優仲村宗悟さんは、平板1回のみで、過去投稿にもあるように元々平板基調の方なので嬉しかったですね。5月9・16日ゲストのJAM Projectの奥井雅美さんは、平板1回のみで、元々平板発音されている方なのでホッとしました。5月30日放送の未公開映像内のカノエラナさんは、前回と同様平板2回のみと徹底していました(司会の森口博子さん平板1回のみ)。6月6日ゲストの多次元アイドルプロジェクト「UniteUp!」内ユニットLEGITの坂田隆一郎さんは、平板3回のみで、まだアニメ業界へのなじみが薄いせいでもあるのでしょうが、好感を持ちました。7月11日ゲストのBACK-ONのTEEDAさんは、起伏平板各1回。7月18日ゲストのスピラ・スピカ(幹葉)さんは、平板2回のみで、過去投稿にもあるように最近は平板発音に徹している感じで大変好感が持てます。8月1日放送の未公開映像内の家入レオさんは、平板2回のみで、前回は混在だったので平板基調が強くなってきており大変嬉しいです。なお、もう一人の司会である酒井ミキオさん、3月14日ゲストの亜咲花さん(起伏2回のみ、森口博子さん起伏3回のみ)の回こそ起伏気味1回でしたが、その他(4月4日ゲストの堀江美都子さんの回、7月11日ゲストのBACK-ONさんの回、8月1日放送の未公開映像での保志総一朗さんの回)はいずれも平板各1回のみで、何とか平板発音を維持してくれていますが、安心しきれないのが現在の世相。


 長くなりましたので、続きは次回ということで、今回は以上です。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2025年7月19日土曜日

最近の声優さん 4

 ここ半年ほどの声優さんの状況をまとめて取り上げます。


 BSアニマックスで1月19日に放送の「Live & Documentary Movie   i☆Ris on STAGE」。メンバーで唯一発音機会があった久保田未夢さんは、起伏3回・平板1回。過去投稿にあるように平板発音もされるので、平板基調であっていただきたいものでする。ちなみに「ゲーム」は起伏発音1回でした。

 CSのAT−Xで放送中のR指定アニメ」。
 1月のゲスト本渡楓さんは、起伏5回・平板1回。大変珍しく(初めて!?)平板発音も披露されました。やればできるじゃないですか。司会のROLANDさん起伏気味5回、司会の松澤ネキさん起伏17回・平板5回と圧倒的な環境の中でですから、特に印象的でした。
 5月のゲスト伊東健人さんは、平板7回のみと徹底していて嬉しくなりました。やればできるじゃないですか。過去投稿にもあるように、元々は平板発音されてきたようですが声優個人として素で出演する番組以外はほぼ起伏発音されている方です。やはり本来は平板発音されている方であることが証明されましたので、出演番組にかかわらず自然に平板発音を披露していただければなあと思わずに入られません。ちなみに、司会のROLANDさんも平板2回のみ、司会の松澤ネキさん起伏4回・平板4回で、ゲストに合わせている感じも受けました。

 CSのAT−Xの配信チャンネル「AT−DX」内の番組の一つ「アニバ声優」。AT−XでTV放送された回で、デビュー15周年の声優徳井青空さん。発音機会は1回のみですがしっかり平板でした。最近は起伏発音ばかりの印象でしたが、元々平板発音されていた方なので、友人の声優南條愛乃さんとのロケ番組ともなると、素に戻る感じでリラックスできるからかもしれません。やはり、平板発音を貫いていただきたいものです。

 CSのAT−Xで放送中のClub AT-X」。
 4種類ある番組形態のうちお笑い芸人の天津飯大郎さんと声優の森川智之さんが司会の「夜NA夜NAサタデー とりあえず生!」。昨年10月5日初回放送の第529回と今年6月21日初回放送の第542回。天津飯大郎さんの代役で司会を務めた後藤邑子さんは、いずれも起伏発音(529回は1回、542回は2回)のみ。529回ゲストの冬馬由美さんは発音機会がありませんでしたが、542回ゲストの石上静香さん起伏発音4回のみ(ビデオ出演ゲストの津田健次郎さん起伏気味2回のみ)でした。問題は司会の森川智之さんで、529回は起伏平板各2回(後藤邑子さんの起伏発音の後は起伏1回のみ)だったのに、542回は起伏4回のみだったことです。この期間内の今年4月5日初回放送の第537回では、司会の天津飯大郎さんが発音機会7回とも徹底して平板発音だったことに合わせたのかもうすっかり平板発音に馴染んだのか平板2回のみだった(ゲストの久保ユリカさん起伏気味1回のみ)にも関わらずです。周りに合わせるのは間違いではありませんが、レギュラー司会者の天津飯大郎さんを見習って平板基調が定着していただけないのが大変残念です。

 4種類ある番組形態のうち声優の津田美波さん・上田瞳さん・大和田仁美さん3名が女子会トークを繰り広げる「22時のおやつ」。4月19日初回放送の第538回と6月7日初回放送の第541回。津田美波さんは、538回は発音機会無し(「ゲーム」は平板1回のみ)、541回は平板2回のみ。上田瞳さんも、538回は起伏1回のみに対し、541回は平板1回のみ。津田美波さんの発音後だったので合わせた(つられたのか、元々そうだったのか)のかもしれません。お二人とも初めて平板発音されるのを耳にしたのですが、驚きました。しかも541回は、ゲストの声優高橋ミナミさんが過去投稿と同様に起伏1回のみだったのですから。やればできるじゃないですか。なお、大和田仁美さんは、いずれも起伏発音のみ(538回は2回、541回は1回)で、過去投稿でも平板発音が徹底していたTVアニメ「SHIROBAKO」出演者とは思えない(徹底して平板発音してくれるわけではない)現状が大変残念です。
 
 CSのAT−Xで7月4日放送(YouTubeで6月22日配信されたものにアフタートークを追加した特別版)の「次クール、何くーる? 2025夏」。司会の声優福山潤さん(画面上はぬいぐるみキャラの「たいが」)は、徹底して起伏発音(計5回)だったのが残念です。過去投稿にもあるように、以前は他番組も含めて平板基調だったのに、どうしてこうなってしまうのでしょか。大変残念です。それにつられたのか、ゲスト司会の声優2名は、櫻井孝宏さん起伏3回のみ、西山宏太朗さん起伏2回のみ。ただし、複合語である「アニメ専門チャンネル」などの発音は、櫻井孝宏さんが平板2回のみ、西山宏太朗さんも平板1回のみ。さすがに複合語の発音はしっかりしてますね。なお、解説のAT−X社員安井さんは、「アニメ専門チャンネル」が相変わらず起伏1回のみだった一方、「アニメ公式の〜」では平板1回のみでした。やればできるじゃないですか。アニメ専門局の関係者なのですから、平板発音を徹底できないのはとても恥ずかしいことだと自覚していただきたいですね。


 総じて、「結局は個人」ですね。声優さん自身も、発音の揺れがあったりするわけですが、強い指導がなければ(指導があること自体問題ですが)、変に忖度したり同調したりせず、ご自身の普段の発音を貫いていただきたいですし、元々は平板発音が正統ということを意識して平板基調に努めていただきたいと思います。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2025年6月28日土曜日

NHKアナウンサー(ナレーション)

 NHKの局アナウンサー(元職を含む)は、アナウンサーの中でもとりわけ目立つ存在であり、認知度も高いため、アナウンサーの代表と見られることもあります。アクセント辞典を唯一発行している放送局ということもあり、一種の権威性も帯びているとさえ言えるかもしれません。

 NHK総合で放送中の情報バラエティー番組「チコちゃんに叱られる」。6月6日放送(私が視聴したのは翌7日の再放送)回で、「アニメキャラの髪の色はなぜカラフルか」というテーマが取り上げられました。当番組のナレーションをずっと担当している元・局アナウンサー(現在はフリー)の森田美由紀さんは、何と発音機会8回とも徹底して平板発音。近年稀に見る嬉しい事例で、本当に癒されましたし、将来に希望が持てました。やはり大ベテランは違いますね。数々のニュース番組を中心に、真面目で落ち着いた語り口が印象に残っている方です。私より3歳年上で、ほぼ同世代と言えます。きっと昔から当然に平板発音し続けてこられたものと断言できます。ナレーションは、発音機会が多くなりがちのため、発音が徹底していると番組全体の流れもスムーズに感じられほど影響力も大きいのです。アニメを話題にする番組のナレーションはこうであってほしいものです。

 平板発音されるNHKアナウンサーさんは、1970年代のアニメブームの頃から決して少なくはありません。過去投稿でも触れた、山根基世さん(1989年に実例あり)、上田早苗さん(2001年に実例あり)、渡邊あゆみ(旧:久能木あゆみ、黒田あゆみ)さん(2022年などに実例あり)川野一宇さん(1984年に実例あり)、塩澤大輔さん(2017年に実例あり)、宮﨑慶太さん(2024年に実例あり)などです。
 最近は世代を問わず起伏発音が大半になっていることが大変残念なのです。また、前述の方々でも、過去投稿にあるように、塩澤大輔さんのように最近は起伏発音が目立つ場合や、ごく最近は渡邊あゆみさんのような大ベテランでさえ唯一の発音機会が起伏発音の場合さえあります。まさか同調圧力(指導まではいかなくとも誰かに意見されたとか)の結果なんてことはないと信じたいですが。

 過去投稿の繰り返しになりますが、個々の単語の発音について局側から指導を受けることは基本的に無いらしいし、自学自習の基準となるであろうアクセント辞典でも、「アニメ」という単語の平板発音はしっかり認められています。その掲載基準は、「放送で用いるのにふさわしい」「ある程度あらたまった場面で使っても、多くの人に自然に受け入れられる」「特定の地域や年代を連想させない(東京方言や若者アクセントも排除)」で、「現代における公的な場面でのことばのドレスコード」とのことです。複数併記の場合の優劣も、使用場面や聞き手によって使い分けてよい旨の解説が放送文化研究所のホームページでなされています。
 
 以前のように平板発音する人がもっと増えてくれることを願ってやみません。特にアニメを話題にする番組では局アナウンサー(すなわちアニメ業界関係者ではない方々)と言えども「通」の発音として平板発音を心がけていただければと思います。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2025年6月13日金曜日

9周年

   活動開始から昨日(6月12日)でちょうど9年になりました。その9年分の総括です。(詳しすぎるでしょうが、備忘録のつもりですのでご容赦ください。)


当ブログ自体(全295件。本件が296件目)

 アクセス総数17355回。この1年間で3500回強の増加(日平均10回弱)なわけですが、特定の月に集中的にアクセスがあったため、例年より大幅に多いです。通算では、1日平均5回強です。
 1月当たりでは、昨年7月が歴代最高(ブログ開設当初の657回を含めても!)の1352回(1日平均43回強)。海外(大半が香港からの同一人物と思われるが、それ以外にも強い関心を寄せる複数の方々が含まれると思われる)からのアクセスが連日続きほぼ全ての投稿・常設ページにアクセスしていただけたせいですね。2023年12月が歴代2位の494回ですが、昨年6月が歴代3位の443回、昨年11月が歴代7位の381回、今年2月が歴代8位の348回、昨年8月が歴代9位の333回と、この1年間でアクセス集中月が5回(うち4回は1日平均10回以上)もあります。一方で、今年4月は42回(1日平均が2回未満なのは2018年2月の44回以来の3度目で、過去3番目の少なさ。過去最低はブログ開設まもない2016年11月の33回)、今年3月は62回、昨年10月は69回と、この1年間で2桁の月が4回もありました。 
 1日当たりでは、最高は今年2月20日の228回で、当該月1か月間が前述の通り348回なので約66%を1日だけで稼いだことになります。(過去最高は2023年12月17日の380回で、当該月1か月間が前述の通り494回なので約77%を1日だけで稼いだことになります。) 
 特に極端な変動があったこの1年間でしたね。やはり、特定個人などが大いに興味を持って多くの投稿・常設ページにアクセスしていただける時期が時々訪れる、そういう状況に救われているのが現実です。もう少し安定的にアクセス数が多い状況になってほしいものです。新規投稿の有無とは関係ない(投稿直後のアクセスは極めて少ない)のも辛いですね。
まあ、フォロワーはいまだにゼロですが。

 海外からのアクセスが、依然として半数近くも占めているのは驚きです。通算では、アメリカ(3510回)、香港(1387回)、フランス(1106回)、ドイツ(845回)の順で、シンガポール、イギリス、イスラエル、ロシア、カナダ、ベトナム、ウクライナ、インドネシアと続き、この12か国・地域(+日本)が100回を超えています。この1年間は、香港が1017回(大半が昨年6〜7月)でダントツの1位、シンガポールが590回で2位合計約60か国・地域からありますが、「不明な地域」も少なからずあるのが困ったものです。特定の国から集中する日もあります。全体的に、在外日本人の方々が多いのでしょうか?(翻訳機能があるとはいえ)本当にわかるのかなあ?

 各投稿別のアクセス数(直接そのページを開いた場合のみカウント)は、全投稿295件中、100回以上は11件のみです。2019年1月1日投稿の「新年ごあいさつ&冬コミ報告」に対して、6年半経ってもアクセスは若干有り917でダントツのトップです。219回で3位の「方言との関係」は、その直前の投稿のため続けてアクセスする方々が多いことが原因なのは明らかですね。因みに2位は、林原めぐみさんなどを取り上げた「ベテラン声優さん3」の294回。これら11件を含めて80回以上17件、それらを含めて50回以上が21件、30回以上なら69件、20回以上なら167件、10回以上なら277件になります(この1年間の投稿に限ると、32回が最高で、1桁のままのものは11件です。)。周年総括やコミケ関係の投稿がアクセス少なめなのは全く問題ありませんが、同趣旨の連続案件なのにアクセス数が数倍(時には10倍以上)差がつくことがあるのはよくわかりません。
 常設ページへのアクセス(開かなければ読めないため読者数と一致)は、「初めての方へ」は通算330回、「まとめ」は通算464回、「まとめ(要約版)」は通算429回とまずまずですが、正直にいえばもっと増えて欲しいです。「コミケ参加者アンケート」は通算298回、2018年12月に作成した「参考文献」は通算86回と少なめですが、同年1月に作成した「「起伏」「平板」の意味」が307回と堅調です。そもそも言葉の意味がわからないという方がやはり多いことを証明していますね。なお、私の真意がより伝わりやすくなるようにするためなどで、2021年11月21日と12月5日に「まとめ」ページの「結章」部分などを大幅に改定し、さらに、2023年12月20日に「まとめ」ページの「アクセント辞典」の部分に重要な追記を行なっています。

 コメント(感想メールも)が、YouTubeの「クイズダービー」関連の投稿に対するコメントをくれた方(1名)が、より詳しく引き続く形で「まとめ(要約版)」の方に2022年4〜5月のゴールデンウィーク頃に合計6件もしていただけました。それに対する私の返信も3件あります。アクセントを含む言語関係に関心の高い方らしく、大変有益な情報も教えていただけました。やっと本格的に突っ込んだ議論ができて、大変嬉しかったです。その他それ以前にあった投稿は3件ありますが、1件は証拠資料映像の無編集完全版を欲しいというものなので(データ容量や提供方法の問題が大きいため)無視し、残り2件は「「アニメ」の発音については、原語「アニメーション」と比較して、起伏発音は矛盾する」という趣旨のものでした。もちろん返信しましたが、原語と異なるのは間違いではないこと、起伏発音は強く意識しないとできない発音であること、を明記しておきました。
 なお、約5年前にYouTubeの「20世紀の群像・手塚治虫」関係の投稿の方にブログの感想をくれた方が1名いらっしゃいます。一部を引用しておきます。

 「力の入ったブログで読んでいて楽しかったです。個人的な感覚としては、(特に早期の)起伏発音者にアニメを貶める意識は無い気がします。ただの「抑揚が不思議な現象」の一つかなと。正しい発音が広まって欲しいなとは思うので、自分もこれまで以上に気を付けようかなと思いました。『SHIROBAKO』で平板・起伏が使い分けられているという話には「確かに!」と膝を打ってしまいました。」(以下略)



公開証拠資料としてのYouTube投稿動画(全51件)

 ネタは事実上使い切っており、総数51件(厳密には諸般の事情で2件のみ非公開)は今後も変わらない見込みです
 アクセス総数は、約126万回(1日平均約380回、最高は2020年5月9日の約4万6059回)で、この1年間では約1万回しか増えていません。トップは、2019年6月22日公開の宮村優子さん&大月俊倫さんのBSアニメ夜話〜新世紀エヴァンゲリオン約43万7千回(2021年9月5日に40万回突破)。2位は、2016年7月24日公開の林原めぐみさんの「徹子の部屋」の約21万9千回(2022年5月26日に20万回突破)。この2件が10万回超えです。それらを含めて17件が1万回を突破し、それらを含めて43件が1千回を突破しています。
 海外からのアクセスは、全体の3%程度です。
 性別では、男性82%・女性18%と、男性が圧倒的多数ですが、ここ1年ほどは男性が大半になっています。
 年齢別では、18歳未満2%、18〜24歳16%、25〜34歳23%、35〜44歳24%、45〜54歳25%、55〜64歳9%、65歳以上1%と、まあまあのバランスです。
 なお、65歳以上が、2022年4〜6月頃は10〜20%(そのほぼ全てが女性)、2023年2月頃にも6〜8%を占めるという、驚くべき結果が出ています。今までにない集中ぶりで、特定の投稿が特に引っ張っているという感じは無く、原因は全く不明です。

 コメント数は約1200個(このうち私自身のコメント数は約130個)で、私以外のコメントが10個以上(最高は348個)ついたものが16件あります。
 高評価数(「いいね」)は約10500個で、1000個以上が2件(最高3098個、次が2039個)、それを含めて100個以上が14件、それらを含めて10個以上は38件あります。なお、低評価数も計約240個(最高は約60個)あり、高評価数との比率は約43対1となります。高めなのか低めなのか相場は不明です。
 チャンネル登録者(フォロワー)数は1482名とまずまずの結果です。一方で登録解除された方も約600
名いらっしゃいます。多めなのか少なめなのか相場は不明ですが、個人的には多めな気がします。つまり、一度でも登録した方の総数は約2080名ということになります。また、海外からのチャンネル登録者数は現在不明です。(2周年の時点では17名でした。)
 (投稿動画の)共有登録数も約2100個あり、多めか少なめか相場は不明ですが、興味を持ってくれる方が少なくないことは大変嬉しいです。
 YouTubeから当ブログへのアクセスも時々ある(通算推定約870回)ので、少しは広報効果があるようですが、もっともっと増えてほしいですね。
 外部(YouTubeでの直接検索以外)からのアクセスも数%ほどあり、グーグル約1万5千回、ヤフー約3400回が突出していますが、ツイッター約1000回、フェイスブック約360回です。肝心の当ブログからは、約80回あるようですが、期待よりも大幅に少ないですね。このほか、2(4)チャンネルからは70数回程度、ミクシィからは10数回程度あります。(この「外部からのアクセス」データは、不備があり、5周年の時点での数値と同じになっています。)

 

ブログ投稿文への窓口としてのTwitter(現:X)(全455件、本件投稿に関するツイート(ポスト)が通算430件目)

 正確な分析ができなくなってしまったため、通算のデータも正確ではありません。

 アクセス総数(他者への返信ツイートに対するアクセスを含む。)は、通算では推定約22万(1日平均は、約65回で、4年前までの通算よりも35回程度の大幅な低下)。最高は、2017年6月の8673回(最高日は1176回)。この1年間での最高は、今年5月14日の518件です(なぜか本日6月12日が1085件あったようですが。)。逆に、しばらくツイートしなければアクセス数ゼロの日もありますが、2年ほど前からゼロの日がかなり増えました。月当たりでは数百回程度、1件当たりでは何と数十回程度にまで落ち込んでいます。原因は不明です。

 返信数は、2019年正月に初めて2名の方から計3個ありました。そのうち1名の方はフォロワーになっていただけましたが、同年末にアカウント自体を削除してTwitterから撤退されてしまったのが残念です。(なお、ダイレクトメッセージをくれた方が2019年末に1名ありましたが、コミケで頒布した別テーマの同人誌の感想でした。)。また、2023年12月31日にコミケで頒布したオンデマンド本の感想をツイートされた方がいて通知が届き、返信を含めて2回ほどやりとりがありました。

 ツイート別アクセス数は、全ツイート486件(リツイート1件、他者への返信ツイート30件を含む。)中2件が突出。うち1件は2020年11月3日の「鬼滅の刃」関連で過去最高の5240回(当日が1日約1100回、2日後の11月5日が1日約1300回)。もう1件は2019年3月16日の「冬コミ購入同人誌(CDなど含む)全て読了」のリンクなしツイートで4194回(ほんの数日で2千回超えという恐ろしいほどの集中アクセス。海外のサイトででも紹介された?) 。これらを含めて約13件が2千回超えです。
 1千回超えは、これらも含めて約55件ですが、この4年間では、今年1月24日の1件のみで、本件投稿とは無関係なつぶやき(ソニーのブルーレイディスク製造中止に関する計13件の連続投稿の4件目)です。異常なほどの落ち込みで、まさか前述の鬼滅の刃関連でリンク先のブログの方に懐疑的なコメントを書いたせいかもと本気で疑ったほどです。リンク先のブログへのアクセスは8回しかないので、その可能性は無いはずですが。抽象的な表現にとどめず有名芸能人の個人名を明記した場合でも大半は変わらないので、極端な激減の原因は不明です。 コミケ関連などリンクのないものに限って100回超えする傾向があります。有名人の個人名を出しても100回に届かないことさえあります。この1年間では、計51件のうち100回以上は26件(前回と同数)に過ぎず、最高は前述の今年1月24日のブルーレイディスク製造中止に関する1015回、2位は今年6月6日の夏コミサークル参加決定の394回です。以上2件のみが300回以上です。
 なお、私自身がリツイートしたのは、2019年8月の京アニ事件関連で1件だけあります。

 フォロワー数は、入れ替わりもありつつ、一時は過去最大の9名に達しましたが、現在は8名で安定しています。
 いいね数は、現在は24件の投稿に対し計30個。最大5個ついたものがありますが、本件投稿とは無関係なつぶやき(ソニーのブルーレイディスク製造中止に関する計13件の連続投稿)です。2個ついたもので現存しているのは、京アニ事件関連のリンクなしリツイート、聖地巡礼レポート関係のリンクありツイート、この2件だけ。以前はあったのに消えてしまったものもあり、安心はできません。
 リツイート数は、現在は10件の投稿に対し計11個。うち4件はブログへのリンクを貼っていないもの。2個ついたものが1件だけ(聖地巡礼レポート関係のリンクありツイート)ありますが、以前よりも減ったものもあります。リンクを貼ってある6件は、コミケがらみが2件、アニメジャパンがらみが2件、朝ドラ「なつぞら」がらみが1件、聖地巡礼レポート関係が1件です。ブログへのアクセスが大きく増えることはありませんでした。なお、「リツイート」「いいね」の両方が付いたものは5件で、コミケがらみが1件、アニメジャパンがらみが2件、本件投稿とは無関係なつぶやき(ソニーのブルーレイディスク製造中止に関する計13件の連続投稿)が2件です。

 エンゲージメント(開封閲覧などの反応)数がなかなか増えないのが痛いですね。正直言ってリンクから当ブログへアクセスしてもらわなければ何にもなりませんので。エンゲージメントのうち当ブログへのアクセス数自体は、Twitter側では推定で通算推定約390回です。このうち通算10回超えしたのは、2017年10月13日のTVアニメ「アニメガタリズ」関連(12回)、2019年1月2日の声優関智一さんへの返信(14回)、アニメ&実写の「映像研には手を出すな!」関連2件(26回、18回)、2020年5月10日の一般芸能人の個人名を並べたテレビ番組感想の紹介(13回)だけです。最多の26回は、2020年2月8日のTVアニメ「映像研には手を出すな!」関連でした。(この1年間では、今年6月6日の夏コミサークル参加決定の5回が最多です。)  なお、ブログ側では通算約790回あり、この差が海外からのアクセス分のようです。実は、ツイートして1分もたたないうちにブログへのアクセスが2〜5件あることが以前は多かったのですが、最近はそれが無いこともあります。「1分も経たないうちの2〜5件」は相変わらず海外ばかりですが、フォローしていなければ絶対無理のはずなのに、なぜ?(海外からの場合はフォロワー数にカウントされないのでしょうか?) 


 以上です。
 総じて、発音問題自体に関心を持ってもらえる方はなかなか増えていないように思われますし、アクセスが明らかに低調になってきています。当ブログにアクセスされた方はどうか本当に簡単なつぶやき程度で結構(批判的内容ももちろんOK)ですので、ぜひコメントをしていただければと思います。
 特に、2022年5月にブログへコメントをくださった方が、「WEBアクセント辞典」的なサイトで「アニメ」が起伏発音のみの表記になっている、という恐るべき情報を提供してくださったことで、危機感が高まりました。活動の必要性を痛感しているところです。
 昨年あたりから、活動の仕方をもう少し工夫する必要性を強く感じていますが、具体的にはもうしばらく静観することになりそうです。

2025年6月6日金曜日

コミケ当選13回目

  東京ビッグサイトで開催されている世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」。今夏のコミケ106に、サークル参加が無事決定しました。初申込から通算13回目の直接参加(委託も含めれば15回連続)です。 

 
 久々のアニメ(その他)」ジャンルで、1日目(8月16日(土))東6ホール「キ−28bです。
 コミケ102から全日(2日間)とも申込可能となって以来初めて、1日目(「アニメ(その他)」)に当選です。4回連続落選中だったため、「以前は3回連続落選者は優遇して当選」という暗黙のルールが有ったのに自然消滅してしまったのかと思っていましたが、何とか当選にこぎつけました。その代わり、2日目(「評論・情報」)は落選で、「全日サークル参加」の夢はやはり実現しませんでした。会場の一部が改修工事中のため抽選が厳しくなることは周知の事実だったので、2日間とも落選で委託参加を余儀なくされる状況にならずに済んだのは幸いです。ただし、「アニメ(その他)」ジャンルでのサークル参加は、通算5回目(直接参加ではコミケ91・100に次ぐ3回目)となります。 
 配置場所は、一番シャッターに近い(北寄り)島の中腹で、ガレリアからは遠いですが、まあ普通でしょう。東7ホールへも近いので、買物にも都合が良くて助かります。
 当然ながら、アニメ評論系なサークルが固まっている場所です。同じ島の反対側は声優系なサークルが固まっています。お隣は左右とも、隣り合うのは初めてですが知っている(頒布物を入手したこともある)サークルさんです。
 
 開始時刻は、相変わらず10時30分のままで、今回も改善されていません。特に2日目は、西ホールへも行かざるを得ないため、巡回ルートなどに大変悩まされそうです。

 当日の頒布物(すべて無料)は、次の通りです。

 「アニメ」の発音問題に関する評論本アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」は、2023年冬コミで発行済みの「最終版」ですが、今回も大幅に増刷します(既に半分以上を印刷済み)。前々回から、かつて実施したアンケート協力者かどうかにこだわらず、ジャンルに関係なく頒布物を入手したサークル関係者の大半に積極的に贈呈しています。昨今の状況からすれば、日本人1億2千万人全員に頒布したいくらいの本なのです。なお、本誌から分離独立させ別紙付録に戻った形の「ブログ投稿タイトル一覧」は、コミケ開催直前までの内容を追加します。

 個人的感想文集のシリーズ本アニメ文化とこう関わってきたは、前々回夏コミから、まだ取り上げていない数多くの作品についての感想を時代順に取り上げる続編(無料コピー本)が始まりました。国産テレビ作品を基本とし、劇場単独の作品や海外作品もできるだけ取り上げます。また、シリーズ物は、初出年を基準に全てを一括して(ガンダムシリーズは例外的に作品別で、その他も内容面などから分離する場合あり)取り上げます。つい最近本放送されたばかりの続編までも含め、劇場版・OVA版・配信版など全てです。なお、印刷については、前々回夏コミ(作品編④)からは、サークル贈呈は一切行わず、純粋に一般参加者頒布用のみです。
 今回は、「作品編⑥」です。1976年から1980年までなんとか終われそうです。一応、録画保存分がある作品のほぼ全てを再鑑賞(と言ってもほぼ全てが録画後初めての再生!)していますが、感想は書かずに済ませる作品もあり、視聴・録画履歴を枠囲いで取り扱う作品はごく一部で、単なるベタ打ちの作品が多いです。枠囲いになるのは、「銀河鉄道999」「若草のシャルロット」「ペリーヌ物語」くらいに留まりそうです。この3作品のうち「若草のシャルロット」以外は既に執筆完了していますが、実は「ペリーヌ物語」は2〜3年前に執筆済み(作品編③掲載候補作だったため)で、ようやく日の目をみることになります。
 海外作品は、劇場版「ネオ・ファンタジア」くらいしかないですね。
 今回は、取り上げるかどうか悩まされている作品が多いです。まず、スペシャルアニメが多い期間なのですが、同一原作で後に違う制作会社でTVシリーズが作られたものが結構あります。具体的には、1990年の「私のあしながおじさん」、1993年の「若草物語 ナンとジョー先生」、2007年の「レ・ミゼラブル 少女コゼット」。これらは今回は見送る可能性が高いです。一方で、スペシャルアニメが初出で完全に同一シリーズとみなせる「キャプテン」は「プレイボール」まで含めて完全に取り上げます。また、「火の鳥」は、完全オリジナルとはいえ劇場版「火の鳥2772・愛のコスモゾーン」をシリーズ初出作と考えるべきで、2004年のTV版まで網羅せざるを得ないでしょう。そのほか、「銀河鉄道999」シリーズについては、「銀河鉄道物語」だけは、別シリーズと考えて今回は見送る予定です。
 
 進捗状況は順調です。録画保存話数の多いもの(「銀河鉄道999」「あらいぐまラスカル」など)を優先しています。ミケ開催直前の夏季一斉休暇期間(8月9日からの9連休)は、次回冬コミ用(1981〜1985年)に取り掛かっていたいと考えており、既に1982年の「コブラ」と1983年の「装甲騎兵ボトムズ」はゴールデンウィーク終了までに、1983年の「聖戦士ダンバイン」と1985年の「蒼き流星SPTレイズナー」は(作品編③掲載候補作だったため)2〜3年前に、各々執筆完了済みです。今回分は前日の8月15日(金)にキンコーズでコピーすれば間に合うので、次回分もできるだけ先取りしていきたいですね。

 なお、無料の別紙付録「TAL版勝手にアニメ大賞」(2025年夏版)は、今年上半期(6月まで)の内容を追加した上、前回保留していた昨年のランキング等を正式に決定・発表します。前々回夏コミからは、新刊に挟み込む形で頒布しています。(既刊だけを入手する一般参加者はおそらく皆無と思われるためです。)