2025年8月9日土曜日

投稿300件目(音楽関係者)

  ここ半年ほどの音楽関係者を中心にまとめます。前回の続きで、歌手以外の関係者(作曲家、評論家など)も取り上げます。


 2月6日にNHK総合で放送の「午後LIVEニュースーン」。放送中のアニメ「チ。」の音楽担当である作曲家牛尾憲輔さんがゲスト。起伏2回・平板1回(起伏が先)。ナレーションの局アナウンサー安藤結衣さんは徹底して起伏でしたが、別撮りのインタビュー内でも起伏2回のみ。大変残念です。作曲家は比較的深く作品と関わるため、平板発音を徹底していただきたいものです。

 5月22日にNHKBSで放送の「MUSIC AWARDS JAPAN 2025 直前スペシャル・レッドカーペットライブ」。今年から始まった音楽表彰イベントですが、現在も継続中で以前はテレビ中継もしていた「日本ゴールドディスク大賞」との関係がイマイチはっきりしませんが、少なくとも「日本レコード大賞」よりは有意義なもののようです。個人的にはあまり期待していませんが。その本番直前に会場から生中継された番組です。唯一発音機会があった音楽ジャーナリスト柴那典さんは、起伏1回のみ(ちなみに「ドラマ」は平板1回のみ)。大変残念です。過去投稿にあるように、世界的大ヒットとなったアニソン「アイドル」について平板発音で解説されていたのに、どうしてこうなってしまうのでしょうか。現在の音楽業界において、アニメ音楽は完全に一定の地位を確立していると思いますが、音楽関係を批評する立場の方であれば、アニメ業界の状況(平板が基本)に馴染んでいただければと思います。作曲家神前暁さんの1年後輩とはいえ、ご本人自身は元々アニメとあまり馴染みがないのかもしれませんが。

 5月18日にBSのWOWOWプラスで放送の「TM NETWORK 40th Anniversary Premium Talk Session」(全3回)の第2回(宇都宮隆ホスト回)。メンバー3名が交代で各回のホストを務める形の座談会番組です。他のゲストは一切出演せず、3名のみでの会話です。宇都宮隆さん小室哲哉さんがいずれも平板1回のみ(第1回は録画失敗で未視聴のせいもあり、木根尚登さんの発音機会はありませんでした。) 。最近では最も嬉しかった事例です。「シティーハンター」ED「Get Wild」は(個人的にはそれほどではありませんが)大人気のアニソンとして有名ですが、ソロの場合も含めて複数のアニソンを手がけていることもありますが、同日放送の第3回ではアニソンイベント(アニメロサマーライブ2023)出演時のアニメファンたちの反応に好感を持ったことも語られています。アニメに適度に馴染みがあるアーティストらしい、自然な平板発音での会話はとても心地良かったです。アニメ談義・アニソン談義はこうであっていただきたいものです。


 なお、今回は、当ブログでの私の投稿件数がちょうど300件目となります。まだまだ活動は続けますし、投稿ネタが尽きることもありません(以前に比べて関連ネタをとりまとめにくくなってはいますが。)。今後とも、よろしくお願いいたします。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


0 件のコメント:

コメントを投稿