去る3月22・23日に東京ビッグサイトでパブリックデーが開催された「アニメジャパン」。今回は、昨年復活したビジネス系ステージがまた消滅してしまったうえ、興味深いステージは全てインターネット配信されることがわかったため、直接参加は取りやめました(チケットも購入せずじまい)。このような状況が続くと、次回以降も直接参加はせず配信視聴のみになりそうです。パブリックデーでのビジネス系ステージを復活させてほしいものです。
独立したステージイベントのみ(各ブースでのミニステージは後日投稿予定)を取り上げます。REDステージ・GREENステージ・BLUEステージ・WHITEステージの4種類があり、BLUEステージ・WHITEステージの後方のみが無料の立席となる以外は、全て事前抽選です。
インターネット配信は、YouTube(一部はニコニコ生放送)で無料アーカイブ(生配信後も一定期間視聴可能)で観られるものは全て完全視聴しました。そのうち、「アニメ」の発音機会があったステージを全て取り上げます。
業界人の方々。今回視聴した中ではアニプレックスの有名プロデューサー高橋祐馬さんのみ。過去投稿にもあるように最近は起伏発音ばかりになってしまっているようです。アニプレックスは業界でも業績が良く大変目立つ企業なので、業界人としての自覚を一層強く持ち、きちんと平板発音していただかないと困りますね。
業界関係者(異業種クリエイター、評論家などを含む)の方々。過去投稿にもあるように、作家の福井晴敏さんは元々起伏発音のみ、アニメ・特撮研究家の氷川竜介さんは元々平板発音のみの方です。福井晴敏さんは、ヤマトシリーズの最新作では総監督までも務めるわけですので、そろそろ平板発音に馴染んで平板基調になっていただきたいものですね。
フリーのアナウンサーや司会者(タレントを含む)の方々。松澤ネキ(旧:松澤千晶)さんと田口尚平さんは、起伏基調で平板も混在でした。天津飯大郎(旧:天津向)さんは、今回視聴した中では平板基調で起伏気味が2回ありました。
ただ、上表中15番「薬屋のひとりごと」関係ステージでは、司会者(登壇者も)の比較的若い女性が、自己紹介が最後まで無く氏名不詳ですが、平板発音でした。ぜひお名前を知りたかったのですが、もしかするとプロデューサーかフリーの司会者かもしれません。
アーティスト(音楽関係者)の方々。上表中7番「ヴィジランテ」関係ステージで、ED主題歌を担当するバンド「yutori」のボーカル佐藤古都子さんが、起伏・平板1回でしたが、普段は平板発音という感じだったのが嬉しかったですね。上表中16番「ガンダム」関係ステージで、ED主題歌(劇場先行版では挿入歌として使用)を担当するバーチャルアイドル歌手の星街すいせいさんが、起伏のみでしたが、最近のバーチャル系タレント(Vtuberなど)はネット社会の最前線で活動している方々なので、平板基調であってほしいものですね。
声優で司会を担当された方々。上表中5番「ONE PIECE」関係ステージで、山口勝平さんが、起伏・平板が各6回でしたが、元々平板発音してきたベテランなので、最近の悪しき傾向に影響されつつある感じを受けました。上表中17番「Dr.STONE」関係ステージで、河西健吾さんが、起伏1回・平板2回で、平板発音が先でした。ゲスト登壇された上表中3番「怪獣8号」関係ステージでも起伏・平板各1回でした。この方はやはり元々平板基調の方なのだと確信できました。その他、若手の坂泰斗さんと新祐樹さんは、いずれも起伏のみでした。
ゲスト登壇された声優の方々。
起伏のみだったのは、加藤渉さん・金本涼輔さん・中村悠一さん・梅田修一朗さん・狩野翔さんをはじめ、元々起伏発音のベテラン宮本充さん・置鮎龍太郎さんのほか、過去投稿では起伏・平板が混在の田中真弓さん・大久保瑠美さん・石見舞菜香さん・小林千晃さん・花江夏樹さん・小松未可子さん・小林裕介さん、過去投稿では起伏ばかりの中井和哉さん・木村昴さん・福西勝也さん・潘めぐみさん・林勇さん・悠木碧さん・小野大輔さん。
平板のみだったのは、永瀬アンナさん・土屋神葉さんのほか、長谷川育美さん・島崎信長さん・豊崎愛生さん。永瀬アンナさんは、今年1〜3月に放送のTVアニメ「全修。」でアニメ監督役(主役)を演じる中で3回発音機会があり、第2・3話で起伏各1回だったものが第8話で平板1回のみでした。元々平板発音されてきた方なのか、それとも私のSNSでの指摘を理解して平板発音に変えていただけたのかは不明ですが、大変良い傾向だと思います。土屋神葉さんは、「機動戦士ガンダム・ジークアクス」劇場先行版アンバサダーも務めるなどメディア露出も結構あるので、平板発音を今後も徹底していただけることを切に望みます。豊崎愛生さんは、前回投稿にもあるように、元々は平板発音されていたのに起伏基調になってきていた方なので、大変嬉しかったです。
起伏・平板が混在したのは、大塚剛央さん・佐倉綾音さん・小野賢章さん。大塚剛央さんは、過去投稿では平板で、昨年6月2日放送の「【推しの子】振り返り特番」では起伏だったので、元々は平板発音されてきた方なのかもしれませんが、平板基調であっていただきたいものです。佐倉綾音さんの平板発音は初めて耳にしたので、大変驚きました。小野賢章さんは、時間的に先だった上表中21番「ラスカル」関係ステージで起伏1回のみだったのに、時間的に後だった 上表中19番「カラオケ行こ」関係ステージでは平板2回のみに変わっていたのはなぜでしょうか。過去投稿にもあるように、元々どちらかだったのかはっきりしない方なので、状況に応じて使い分けているのかもしれませんが。
以上です。「結局は個人」な情勢は変わりありませんね。アニメジャパンにおいても平板発音される方が減少傾向の気がしますが、意外な方が平板発音を披露されることもあるため、希望は残っています。アニメ界隈は本当にイベント過多で、声優さん同士などでも互いに影響しあったりもするでしょうから、予断を許しません。アニメ界に関わる方々全てが、「アニメは元々平板発音が正統」ということをどれだけ理解していただけているかが肝だとは思っていますので、この活動の意味はあると信じています。
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