2025年3月31日月曜日

アニメジャパン(個別ステージ)

  去る3月22・23日に東京ビッグサイトでパブリックデーが開催された「アニメジャパン」。各ブースでのミニステージ(「個別ステージ」。前回投稿の独立した4大ステージは「全体ステージ」)について、その一部を初めてアーカイブ配信で視聴しましたので、「アニメ」の発音機会があったステージを全て取り上げます


 業界人の方々。今回視聴した中ではアニプレックスの広告担当プロデューサー竹下小春さんのみで、起伏3回・平板1回。アニプレックスは業界でも業績が良く大変目立つ企業ですし、特に広告担当ということならば、平板発音を徹底していただかないと困りますね。

 フリーのアナウンサーや司会者(タレントを含む)の方々。フリーアナウンサーの森遥香さんは、私が視聴した範囲では上表中5番の1件のみで、徹底して起伏発音。過去投稿にもあるように以前は平板基調だったので、大変残念な思いです。主にインターネット上で活動しているタレントの百花繚乱さんは、過去投稿にもあるように起伏平板が混在しており、今回も12回中1回だけとはいえ平板発音されましたので、平板基調に戻していただければと思います。フリーアナウンサーの松井佐祐里さんは、自然な感じの平板発音1回のみで、好感を持ちました。平板発音に馴染み、平板発音であり続けていただきたいものです。

 声優の方々。
 起伏のみだったのは、木野日菜さん小市眞琴さん天麻ゆうきさん七海ひろきさん春瀬なつみさん春海百乃さん林咲紀さん月城日花さん土岐隼一さん石上静香さん濱野大輝さん新崎瑞季さん遠野ひかるさん石毛翔弥さん青山吉能さん上田麗奈さん内田雄馬さん古賀葵さん鬼頭明里さん直田姫奈さん大塚剛央さんのほか、ベテラン〜中堅の小桜エツコさん佐藤聡美さん古木のぞみさん日笠陽子さん小野大輔さんこのうち、大塚剛央さんは、全体ステージでは混在でしたが、過去投稿にもあるように元々平板発音されてきている方のようですので、由々しきことです。また、小野大輔さんも、全体ステージでも起伏のみでしたが、2010年頃放送されていたTV番組「M・A・Gネット」の頃から一貫して起伏ばかりの方です。さらに、日笠陽子さんは、過去投稿にもあるように元々ほぼ起伏でたまに平板発音されることもある方なので、平板基調になっていただければと願っています。
 平板のみだったのは、三川華月さん根本京里さん水中雅章さん斉藤壮馬さん若山詩音さん富田美憂さん諏訪部順一さん。特に三川さん・根本さんはまだ若手なので、どうか悪い事例に惑わされずに平板発音を続けていただきたいものです。若山さんや富田さんは、過去投稿にあるようにいつも徹底して平板発音なので、どうか変わらないでいただければと切に思います。諏訪部さんは、過去投稿にあるように混在していますが起伏基調の方なので、平板基調になっていただければと思います。
 起伏平板が混在したのは、梶原岳人さん安済知佳さん瀬戸麻沙美さん戸谷菊之介さん伊藤彩沙さん。梶原さんは、普段は平板発音されている方と思われるくらい自然な平板発音を披露されました。過去投稿にもあるように、安済さんは元々平板基調、瀬戸麻沙美さんは元々起伏基調の方ですが、場面場面で変わるようで、特に意識して発音されてはいないようです。戸谷さんと伊藤さんは、過去投稿ではほぼ起伏だったので、平板発音に馴染みつつあるということならとても嬉しいですね。


 以上です。前回投稿の全体ステージも含め、「結局は個人」「場面により違う」といった点は変わりありませんね。アニメジャパンにおいても平板発音される方が減少傾向の気がしますが、若手でも平板発音の方々が少なくないので、希望はあります。アニメ界隈は本当にイベント過多で、声優さん同士などでも互いに影響しあったりもするでしょう。本当に予断を許しませんねえ。

2025年3月29日土曜日

アニメジャパン(全体ステージ)

  去る3月22・23日に東京ビッグサイトでパブリックデーが開催された「アニメジャパン」。今回は、昨年復活したビジネス系ステージがまた消滅してしまったうえ、興味深いステージは全てインターネット配信されることがわかったため、直接参加は取りやめました(チケットも購入せずじまい)。このような状況が続くと、次回以降も直接参加はせず配信視聴のみになりそうです。パブリックデーでのビジネス系ステージを復活させてほしいものです。
 独立したステージイベントのみ(各ブースでのミニステージは後日投稿予定)を取り上げます。REDステージ・GREENステージ・BLUEステージ・WHITEステージの4種類があり、BLUEステージ・WHITEステージの後方のみが無料の立席となる以外は、全て事前抽選です。
 インターネット配信は、YouTube(一部はニコニコ生放送)で無料アーカイブ(生配信後も一定期間視聴可能)で観られるものは全て完全視聴しました。そのうち、「アニメ」の発音機会があったステージを全て取り上げます






 業界人の方々。今回視聴した中ではアニプレックスの有名プロデューサー高橋祐馬さんのみ。過去投稿にもあるように最近は起伏発音ばかりになってしまっているようです。アニプレックスは業界でも業績が良く大変目立つ企業なので、業界人としての自覚を一層強く持ち、きちんと平板発音していただかないと困りますね。

 業界関係者(異業種クリエイター、評論家などを含む)の方々。過去投稿にもあるように、作家の福井晴敏さんは元々起伏発音のみ、アニメ・特撮研究家の氷川竜介さんは元々平板発音のみの方です。福井晴敏さんは、ヤマトシリーズの最新作では総監督までも務めるわけですので、そろそろ平板発音に馴染んで平板基調になっていただきたいものですね。

 局アナウンサーの方々。日本テレビの佐藤梨那さん、テレビ東京の竹﨑由佳さん、いずれも起伏発音のみ。最近の局アナウンサーさんの発音傾向ではありますが、30歳前後の比較的若い世代のためでしょうか。なお、ニッポン放送の吉田尚記さんは、今回視聴した中では起伏発音のみでした。
 フリーのアナウンサーや司会者(タレントを含む)の方々。松澤ネキ(旧:松澤千晶)さん田口尚平さんは、起伏基調で平板も混在でした。天津飯大郎(旧:天津向)さんは、今回視聴した中では平板基調で起伏気味が2回ありました。
 ただ、上表中15番「薬屋のひとりごと」関係ステージでは、司会者(登壇者も)の比較的若い女性が、自己紹介が最後まで無く氏名不詳ですが、平板発音でした。ぜひお名前を知りたかったのですが、もしかするとプロデューサーかフリーの司会者かもしれません。

 アーティスト(音楽関係者)の方々。上表中7番「ヴィジランテ」関係ステージで、ED主題歌を担当するバンド「yutori」のボーカル佐藤古都子さんが、起伏平板1回でしたが、普段は平板発音という感じだったのが嬉しかったですね。上表中16番「ガンダム」関係ステージで、ED主題歌(劇場先行版では挿入歌として使用)を担当するバーチャルアイドル歌手の星街すいせいさんが、起伏のみでしたが、最近のバーチャル系タレント(Vtuberなど)はネット社会の最前線で活動している方々なので、平板基調であってほしいものですね。

 声優で司会を担当された方々。上表中5番「ONE PIECE」関係ステージで、山口勝平さんが、起伏平板が各6回でしたが、元々平板発音してきたベテランなので、最近の悪しき傾向に影響されつつある感じを受けました。上表中17番「Dr.STONE」関係ステージで、河西健吾さんが、起伏1回・平板2回で、平板発音が先でした。ゲスト登壇された上表中3番「怪獣8号」関係ステージでも起伏平板各1回でした。この方はやはり元々平板基調の方なのだと確信できました。その他、若手の坂泰斗さん新祐樹さんは、いずれも起伏のみでした。

 ゲスト登壇された声優の方々。
 起伏のみだったのは、加藤渉さん金本涼輔さん中村悠一さん梅田修一朗さん狩野翔さんをはじめ、元々起伏発音のベテラン宮本充さん置鮎龍太郎さんのほか、過去投稿では起伏平板が混在の田中真弓さん大久保瑠美さん石見舞菜香さん小林千晃さん花江夏樹さん小松未可子さん小林裕介さん、過去投稿では起伏ばかりの中井和哉さん木村昴さん福西勝也さん潘めぐみさん林勇さん悠木碧さん小野大輔さん
 平板のみだったのは、永瀬アンナさん土屋神葉さんのほか、長谷川育美さん島崎信長さん豊崎愛生さん。永瀬アンナさんは、今年1〜3月に放送のTVアニメ「全修。」でアニメ監督役(主役)を演じる中で3回発音機会があり、第2・3話で起伏各1回だったものが第8話で平板1回のみでした。元々平板発音されてきた方なのか、それとも私のSNSでの指摘を理解して平板発音に変えていただけたのかは不明ですが、大変良い傾向だと思います。土屋神葉さんは、「機動戦士ガンダム・ジークアクス」劇場先行版アンバサダーも務めるなどメディア露出も結構あるので、平板発音を今後も徹底していただけることを切に望みます。豊崎愛生さんは、前回投稿にもあるように、元々は平板発音されていたのに起伏基調になってきていた方なので、大変嬉しかったです。
 起伏平板が混在したのは、大塚剛央さん佐倉綾音さん小野賢章さん。大塚剛央さんは、過去投稿では平板で、昨年6月2日放送の「【推しの子】振り返り特番」では起伏だったので、元々は平板発音されてきた方なのかもしれませんが、平板基調であっていただきたいものです。佐倉綾音さんの平板発音は初めて耳にしたので、大変驚きました。小野賢章さんは、時間的に先だった上表中21番「ラスカル」関係ステージで起伏1回のみだったのに、時間的に後だった 上表中19番「カラオケ行こ」関係ステージでは平板2回のみに変わっていたのはなぜでしょうか。過去投稿にもあるように、元々どちらかだったのかはっきりしない方なので、状況に応じて使い分けているのかもしれませんが。
 

 以上です。「結局は個人」な情勢は変わりありませんね。アニメジャパンにおいても平板発音される方が減少傾向の気がしますが、意外な方が平板発音を披露されることもあるため、希望は残っています。アニメ界隈は本当にイベント過多で、声優さん同士などでも互いに影響しあったりもするでしょうから、予断を許しません。アニメ界に関わる方々全てが、「アニメは元々平板発音が正統」ということをどれだけ理解していただけているかが肝だとは思っていますので、この活動の意味はあると信じています。


2025年3月23日日曜日

最近の声優さん 3

 ここ半年ほどの声優さんの状況をまとめて取り上げます。


 CSのAT−Xで不定期放送の「音で聴くAT−X」。昨年8月31日放送の「夏色スペシャル」の回。司会(DJ)の豊崎愛生さんは、最近は起伏発音ばかりになってしまっているのですが、起伏8回・平板1回で、久しぶりに平板発音を聞かせていただけました。やはり元々平板発音で馴染んできた方とお見受けしますので、平板基調に戻ってもらいたいなあと思います。

 昨年放送されたアニメ「2.5次元の誘惑」。発音機会があった出演者は全員が起伏発音でした。過去投稿にあるように平板発音も多い鬼頭明里さんでさえも。メインキャラ奥村政宗役の榎木淳弥さんは、本編では通算8回すべて起伏発音。ところが、特別編では平板1回。過去投稿にもあるように、元々平板発音されてきた方のようなので、自主的に起伏発音に変えてきていたのでしょう。どうか本編でも(指導は特にないはずですので)平板発音していただきたかったものです。
 なお一方で「コミケ」については、いずれも女性コスプレイヤーの役柄ですが、前田佳織里さん平板のみ通算3回、鈴代紗弓さんM・A・Oさん平板のみ通算各1回でした。漫画家役の諏訪部順一さん起伏のみ通算1回、コスプレカメラマン役の杉田智和さんは(特別編のナレーションを含めて)起伏のみ通算2回でした。役柄というよりはご本人の普段の発音(コミケへの関心度)が反映されているような気がしますが。

 昨年放送されたアニメ「【推しの子】」第2期。通算第13話のみ発音機会があり、漫画家役の伊藤静さん起伏1回のみでした。第1期と同様ですが、過去投稿にあるようにかつては平板発音もされていただけに、残念です。
 なお一方で「ドラマ」については、通算第16話で、伊駒ゆりえさん小林裕介さんがいずれも平板各1回でした。業界人的発音としてそうしたのかご本人が元々そうなのかは不明です。過去投稿にもあるように、伊駒ゆりえさんは「アニメ」も平板、小林裕介さんは「アニメ」はほぼ起伏の方です。
 いずれにしろ、そのため余計に、「アニメ」と「ドラマ」への認識の差が気になりました。当作の世界観自体は明らかに「ドラマ」中心なわけですが、声優さんご本人の普段の意識・認識はどちらが主なのかです。

 BS11で放送中の「Anison Days(アニソン・デイズ) 」。岡咲美保さん平板1回、初出演の内田彩さん起伏気味1回・平板1回でした。過去投稿にあるようにお2人とも元々は平板基調の方だったので、どうか平板発音を貫いていただきたいものです。3人組声優ユニットPROTOSTARは、山口諒太郎さんこそ起伏1回のみでしたが、過去投稿で起伏だった戸谷菊之助さん平板1回のみ、元々俳優の平井亜門さん平板3回のみ。少し意外でしたが、とても嬉しかったです。グループ内で感化し合って3人とも平板発音が徹底すると良いですね。

 CSのAT−Xで放送中のClub AT-X」。4種類ある番組形態のうちお笑い芸人の天津飯大郎さんと声優の森川智之さんが司会の「夜NA夜NAサタデー とりあえず生!」。昨年12月7日初回放送の第532回。藤田咲さんは、起伏2回・平板1回で、平板が先でした。三上枝織さんは、起伏1回。過去投稿にもあるように徹底して平板発音の方だったのに、徹底して起伏発音の大和田伸也さんとともにAT−DX(AT−Xの配信専門チャンネル)「大和田伸也のチンボラソ・トゥーハン」の司会を務めているせいかも。大変残念ですが、平板発音を(できれば大和田伸也さんを感化するほどに)貫いていただければと切に思います。


 総じて、声優さん自身も、発音の揺れがあったりするわけですが、強い指導がなければ(指導があること自体問題ですが)、変に忖度したり同調したりせず、ご自身の普段の発音を貫いていただきたいですし、元々は平板発音が正統ということを意識して平板基調に努めていただきたいと思います。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2025年3月1日土曜日

最近どーよ!?(落ち葉拾い4)

 ここ半年ほどのテレビ番組の感想から落ち葉拾いをします。今回は、アニメ業界関係者以外の素人や一般芸能人を中心に紹介します。


 テレビ東京系で昨年9月6・13日放送のドラマ「鉄オタ道子、2万キロ〜秩父編」。ローカル鉄道駅周辺を舞台にした鉄道オタクたちを描いたセミドキュメンタリー風の作品です。秩父ゆかりのアニメ「心が叫びたがってるんだ。」などの聖地巡礼が話題となり、発音機会がありました。主演女性の玉城ティナさんは残念ながら起伏1回のみでしたが、ゲスト出演の聖地巡礼者カップル役の女性滝沢恵さん起伏1回・平板2回でした。アニメファンらしい平板発音をしてくれて嬉しかったですし、実写・アニメ問わずアニメファンはこう描かれてほしいと思いました。

 BSスターチャンネルで昨年10月13日放送の「「宇宙戦艦ヤマト」放送50周年記念!特別無料生放送SP」。アシスタントのタレント市川紗椰さんは、起伏2回のみ。アニメファン&鉄道ファンとしても知られており、過去投稿では徹底した平板発音だったのに、どうしてしまったのでしょうか。まさか周りの悪影響で勘違いで変えてしまったのだとしたら、由々しきことです。一方、司会の映画研究家よしひろまさみちさんは、平板2回のみ。市川紗椰さんよりも後に発音機会があったにも関わらずですから、元々平板発音されてきている方なのでしょう。特にアニメ好きというわけではないようですが、それだけに嬉しかったです。なお、ゲスト2名(実写映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」監督でもある山崎貴さん、お笑い芸人濱口優(よゐこ)さん)には発音機会がありませんでした。

 テレビ朝日系で放送中のドキュメンタリー「テレメンタリー2024」。昨年11月23日放送の「ジャンプの夢・現代版トキワ荘まんが道」。ナレーションのフリー(元テレビ朝日)アナウンサー渡辺宜嗣さんは残念ながら起伏1回のみでしたが、漫画家育成事業「トキワ荘プロジェクト」を担うNPO法人LEGIKA(レジカ)の理事長小崎文恵さん平板1回のみで、とても勇気付けられました。アニメ文化に積極的に接触する素人の方々はやはり平板発音であってほしいですから。


 今回は、以上です。意外な方が意外な発音を披露されることは今後も続くでしょうが、大勢として平板発音者が増えていってくれればと思わずにいられません。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2025年2月1日土曜日

最近どーよ!?(落ち葉拾い3)

 ここ半年ほどのテレビ番組の感想から落ち葉拾いをします。今回は、音楽関係者を中心に紹介します。


 CSのAT−Xで放送中の「Anison Days (アニソン・デイズ)」。
 声優では、富田美憂さんは、平板3回のみで以前と変わらずホッとさせてくれました。過去投稿では平板だった保志総一朗さん起伏1回のみだったり、茅原実里さんは以前から変わらず起伏1回のみだったりはしますが。以前は平板だったのに最近は起伏ばかりになってしまった寺島拓篤さん熊田茜音さんもやはり起伏でしたし。
 家入レオさんは、起伏気味2回・平板4回で、完全な平板基調でした。過去投稿(別番組)では起伏平板が同程度だったので、大変良い傾向です。一方、丁(tei)さんは、起伏2回・平板1回で、以前は平板のみだったのに少し不安になりました。
 中国人のLiyuuさんは以前と変わらず平板1回のみの一方、タイ人のMindaRynさんは以前と異なり起伏気味1回のみだったのが気がかりです。お2人とも、周囲の日本人から悪影響を受けないことを心から願っています。
 元々平板だったのが一時は起伏に変わってしまっていた鈴木このみさん平板1回のみだったり、起伏平板が混在気味で起伏基調のTRUEさん平板2回のみだったり、うれしくなる要素も結構あります。
 司会の森口博子さんは、家入レオさんの回ではゲストに合わせたのか平板1回のみでした。ももいろクローバーZの回ではメンバーの中から平板発音が出ていない(唯一発音機会があった高城れにさん起伏1回のみ)のに起伏平板各1回でした。ゲストの様子を常にうかがって対応しているわけではないようです。
 司会の酒井ミキオさんは、保志総一朗さんの回で久々に発音機会があり、以前と変わらず平板2回のみでした。森口博子さんに引っ張られることなく、今後もずっと変わらないでいただければと願っています。

 CSのAT−Xで放送中の「Club AT-X」。
 11月2日初回放送の第530回のゲスト歌手の酒井法子さんは、大変残念ながら起伏6回のみ。司会の声優鈴木達央さんは、起伏6回・平板1回。ゲストが起伏ばかりなのに、いつも起伏ばかりのところ途中で珍しく平板だったのに少し驚きましたが続きませんでしたね。一方で、「ドラマ」は、酒井さんが起伏1回・平板4回、鈴木さんが平板1回のみで、お2人とも元々平板基調のようです。一般芸能人でもアニメに関わりが深くなければやはり「ドラマ」の方が平板になりやすいのでしょう。
 1月4日初回放送の第534回のゲスト歌手の桑田靖子(1994年頃は彩子)さんは、平板5回のみで、徹底した平板発音ぶりがとても嬉しかったです。最近のアニメ界と変に関わりが深くないせいか、昔から平板発音されてきた方なのだろうと思われます。それでも司会の鈴木達央さんは、起伏2回のみでしたが。

 BSアニマックスで昨年8〜9月に放送された「KING SUPER LIVE」(5月11・12日開催、視聴したのはDAY1後半・DAY2前半のみ)では、発音機会があった他の出演者が起伏ばかりの中、sajiのボーカル&ギター担当ヨシダタクミさん平板1回のみでした。少し救われた気分になりました。

 NHK教育で放送中の「沼にハマってきいてみた」。11月2日放送の「アニソンダンスバトルSP」。ダンスパフォーマンスグループ「s**t kingz」リーダーshojiさん起伏1回のみ、司会のサーヤさん起伏1回のみでした。オーイシマサヨシさんは、起伏4回のみで、元々起伏平板混在だったのが(番組によっては)すっかり起伏ばかりになってしまった感じで大変残念です。

 日本テレビ系で1月9日放送の「ガンダム×ZIP!」。ガンダムシリーズ最新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の紹介番組です。唯一「アニメ」の発音機会があった米津玄師さんは、起伏3回のみ。過去投稿(一昨年の「チェンソーマン」の特集番組内でのビデオ出演時)にあるように以前は平板だったのに、どうしてしまったのでしょうか。まさか勘違いして起伏に変えてしまったのではないか、と不安になりました。


 今回は以上です。一喜一憂する状況ではありますが、救われる場面はまだまだ多いです。音楽関係者がアニソンを通じて「アニメ」の発音(元々平板発音で発展してきたこと)にも配慮してもらえることを願ってやみません。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2025年1月25日土曜日

「アニメ」と「ゲーム」

 単独語としての「アニメ」の発音を考えるに当たって、隣接分野や関連語とも言える「マンガ」「ドラマ」「映画」「コミケ」について過去に取り上げましたが、今回初めて「ゲーム」について正面から取り上げます。


 2024年8月にNHK教育でも放送の「世界サブカルチャー史・欲望の系譜4・21世紀の地政学〜ゲーム編」(全3回)。「アニメ」の発音機会はありませんでしたが、「ゲーム」の発音機会は2名ありました。ジャーナリストの徳岡正肇さん起伏3回・平板4回(最初は平板)、ゲームデザイナー(個人的にはアニメ中心サブサル雑誌『月刊OUT』の「ゆう坊の出たとこまかせ」で、ドラクエで有名人になる前から知っていた)堀井雄二さん起伏3回のみ。ただし、堀井雄二さんは1988年当時の映像内でのものです。

 2024年8月30日にCSのAT−Xで放送の「AT−Xが海外にちょっと行ってみた」。アメリカのアニメエキスポ2024の現地レポート番組です。「アニメ」の発音機会は、一般参加者としてのアニメファン男女各1名、出展企業関係者としてのアニメイト外川明宏さん、ナレーション担当の声優ゆかなさんにありました。アニメファンはいずれも日本人声優による吹替音声で日本人声優(坂征蔵さん日野まりさん)が徹底して起伏発音のみでしたが、ゆかなさん起伏平板各1回(最初は起伏)でした。しかし、外川明宏さんは、起伏1回のみでした。その外川さんにのみ「ゲーム」の発音機会もり、何と平板1回のみでした。アニメ関連店舗であるアニメイトの関係者が「アニメ」よりも「ゲーム」を平板発音するなんて、由々しき事態です。

 2024年6月にCSのAT−Xで初回放送の「Club AT-X」第520回(「22時のおやつ」)では、声優の津田美波さん「ゲーム」のみ発音機会があり平板2回のみでした。ゲーム好きなら、声優さんなどでも平板発音される方はいらっしゃいますね。「アニメ」もきちんと平板発音していただければ問題ないのですが。(同回では、過去投稿で取り上げたフリーアナウンサーの檜山沙耶さんが、「アニメ」平板2回のみで「ゲーム」起伏1回のみだったわけですから。)

 2024年12月13日にNHK教育で放送の「スイッチインタビュー〜バカリズム×堀井雄二(2)」。「ゲーム」については、前述の堀井雄二さんは今現在の発音としては平板1回のみ、バカリズムさん起伏6回のみ、ナレーションの古田新太さん起伏1回のみでした。なお、「ドラマ」については、最初に発音機会があった堀井雄二さんが平板8回のみと徹底していたせいか、それにつられた感じのバカリズムさんも起伏1回・平板10 回(起伏は途中でたまたまいつもの発音に戻ったという感じで出ただけ)、古田新太さんは起伏4回・平板1回(最初だけ平板)でした。「ドラマ」の平板発音化が進んでいる感じがある中、「アニメ」の発音機会がありそうで戦々恐々とさせられました。最終的には誰も発音機会なしでホッとさせられました。過去投稿にもあるようにバカリズムさんは「アニメ」は徹底して平板ですが、もしも堀井雄二さんが起伏発音したとしたらつられて起伏になった可能性はゼロではないですから。なお、「映画」については、バカリズムさんにのみ発音機会があり、平板1回のみでした。


 「アニメ」「ドラマ」「ゲーム」は、ある意味ライバル関係にあります。発音のあり方は、その人にとっての馴染みの深さが反映される(馴染み深いものほど平板化しやすい)はずですので、いつもドキドキものです。できれば、過去投稿でも取り上げたアクセント辞典の記述からもわかるように、平板発音比率は「アニメ」が最も高い状況が続いてほしいと願っています。 
 
 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2025年1月1日水曜日

コミケ105参加報告

  12月29・30日に東京ビッグサイトで開催された同人誌即売会「コミックマーケット」(コミケ105)のサークル参加報告をさせていただきます。



1 概要

 コミケ91からの毎回参加で、通算12度目のサークル参加(他に別サークルへの委託参加も2回あり)、10度目の「評論・情報」ジャンルで、2日目(12月30日(月))東3ホールイ−46a」です。
 新刊は1種です。全て無料です。

 既刊は、「アニメ」の発音問題に関する評論本アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」(以下「完全版」)。Q&Aなど当ブログでは直接そのままの形では公開していない内容も含んでいますが、間接的には各投稿の中で触れている内容がほとんどです。前々回発行した最終形のつもりのものです。すべて増刷です。
 新刊は、個人的感想文集のシリーズ本アニメ文化とこう関わってきた第10弾「作品編⑤(以下「作品編」)。前回から、時代順に、これまで取り上げていない全作品を対象に、できるだけ多くの作品の感想・個人的エピソードを語るものです。シリーズ物は(ガンダムシリーズなどのように一部例外はありますが)、最初の作品の発表年(「初出年」)を基準に、その後の続編なども一括して取り上げます。テレビ版、劇場版、OVA版、配信版など全てで、海外作品やアート系作品も例外なく取り上げます。ただし、実写合成やモーション漫画などは、基本的に除外します。
 この他、別紙の自己紹介ペーパー「TAL版勝手にアニメ大賞」(2024年冬版)(以下「ランキング」)は、前回から作品編に挟み込む形にしています。また、ブログ投稿タイトル一覧は、前々回から完全版に挟み込む形にしています。基本的に、完全版のみを入手する方はいないと考え、全員の方が作品編は必ず入手するならば、わざわざ別に置く形にする必要がない、と割り切ったためです。


2 事前準備

 既刊・新刊とも、コミケ直前の12月27日(金)にキンコーズで印刷。当日は年末年始休暇で休み。新刊の校正も前日26日には完了していたのですが、昨年冬発行の総集編オンデマンド本などを久々の参加で今回やっと贈呈できるサークルさんの分や知人への贈呈(郵送)分などの雑務があり、印刷作業は夕方となりました。
 既刊は、3月に印刷済みの40部では足りず、20部を追加印刷で、計60部(一般参加者頒布用18部+訪問サーク贈呈用42部)。付録として挟み込むブログ投稿タイトル一覧も20部を追加印刷(実はもう20部必要なことに前夜に気づき、当日朝移動途中のコンビニ(セブンイレブン)で印刷)。今回追加となる2024年分のみのA5判片面印刷分は、あらかじめA4判原稿を2枚出力し併せてA4判1枚(A5判2枚分)に縮小印刷して裁断する形をとりました。境目に黒い影が出てしまい、それを取り除くべく余分にカットしたことで、大半のページがA5判よりも小さくなってしまいましたが、まあ許される範囲でしょう。
 新刊は、計20部(一般参加者頒布用18部+準備会提出用見本誌+私個人の保存用)。訪問サークル贈呈は行いません。ランキングは18部ではなく少し余分に25部印刷。コピー機の不具合かやや斜めに印刷されてしまったものが15部あり、予備として持参。


3 当日の流れ

 当日のサークル入場受付はエントランスホール入口から9時ちょうどに入場。サークルスペースへの到着は9時05分。見本誌提出専用袋の投函もすぐに済ませ、食事完了は9時30分、設営完了は10時05分。これはいつもよりも早いペース。大半の挟み込みを事前に行っていたためです。
 コミケ95以来6年ぶり2回目の、角地(いわゆる「お誕生日席」)かつ中央の幅広の東西通路沿いで、スペース番号が印刷された公式の黄色い紙が貼られる位置は初めてです。そのため、紙による案内表示も前回同様のパターン(A4判横長4枚)となりました。すなわち、スペース番号&サークル名、「無料」の強調、「左(小)が既刊」、「右(大)が新刊」の4種類です。なお、今回初めてガムテープを(前回までの白ではなく)黒にしてみました。黒い下地にすっきり収まり、ご覧のようにかなり見栄えが良くなったと思います。今後はこれでいきましょうか。
(以下の写真は、拡大表示などの編集ができない形でのアップロードになっています(原因は不明)が、どうかご容赦ください。)







 経過は次の通りです。

 10:30 コミケ開始時刻。離席
       既刊18
部、新刊18を置く。
       訪問サークル贈呈用既刊(本日分18部)を携帯
      
 
11:55 残り既刊7部、新刊4部確認
        (つまり11部・14部が捌けた!) 
        
 12:00 離席(訪問サークル贈呈用既刊は残り9部)
 
 13:05 既刊・新刊とも残部0
        (つまり7部・4部が捌けた!) 
       訪問サークル贈呈用既刊は残り6部の状態
       直後に一般参加者が訪問し、訪問サークル贈呈用から既刊1部
      手渡し

 13:10 離席(訪問サークル贈呈用既刊は残り5部)

 15:40 帰席
       訪問サークル贈呈用も残部0
       予備1部(差込付録なしと勘違いしていた)を1サークルに贈呈
      しに行く
 15:50 撤収作業開始(購入同人誌の整理)

 16:00 コミケ終了時刻
         (合計で既刊は19部+贈呈18部、新刊は18部頒布完了)

 16:10 撤収(机・椅子の片付けを若干手伝い)
       


4 感想

 全体的に参加者が多い印象があり、12時前に新刊が14部も捌けるとは予想外でした。ただし、新刊と既刊に3部もの差が出たのも初めてです。どうやら常連さんができてきたようで、嬉しいですね。正確な頒布終了時刻は不明ですが、新刊・既刊とも13時前には頒布終了した形です。後ろのサークルさんに聞くと、時間のズレはあったが既刊でもかなり前に頒布完了したらしいです。中央通路沿いのお誕生日席なので、もう少し部数を増やしても良かったのかもしれませんが、今後も部数は変えないつもりです。
 両隣のサークルさんとの交流は、左隣(同じ机を使用)が欠席でした。初めての経験です。以前に昔の作品のしっかりした研究本を発行されているサークルさんで期待していたのですが、残念です。そのため、交流は後ろのサークルさんに限られました。特にお願いはしていませんでしたが、当サークルの頒布終了状況もある程度意識してもらえてたので恐縮でした。新刊を入手していただけたとのことで、嬉しい限りです(既刊も入手されたようですが、元々前回贈呈させていただいたサークルさんです。お渡しした方とは別人なら構いませんが)。撤収は私よりも後でした。
 一般参加者の方々との交流も、結局直接お会いできたのは頒布終了済みの13時以降に2名ほど。既刊を訪問サークル贈呈用から取り出しお見せすると、1名のみ持って行かれました。これほど一般参加者との交流が少なかったのは初めてです。良くないとは承知していますが、その分安心して買い物に専念できましたし、どうかご容赦ください。
 

5 今後

 次回は、1980年までの見込みです。「銀河鉄道999」シリーズが関連OVAも含めて最大ボリュームと思われます。同じ松本零士関連で、「宇宙海賊キャプテンハーロック」シリーズもあり、両者のコラボ的な作品も含めて、まとめてゴールデンウィークに集中鑑賞することになりそうです。後は、全話録画できておらず市販ブルーレイソフトをわざわざ最近購入した「若草のシャルロット」が楽しみです。「伝説巨神イデオン」は、過去に全話鑑賞して感想メモもとっていますが、改めて鑑賞することになりそうです。なお、「ペリーヌ物語」は、2023年に再鑑賞&感想執筆完了済みです。
 とにかく、暇さえあれば先へ先へと進むことになり、せっつかれている感じで、気が休まる暇がない状態が今後も続きます。(そのせいか、2024年は、物心ついて以降おそらく人生初の映画鑑賞ゼロの年(映画館へ1回も足を運ばなかった年)となりました。コロナ禍でさえ毎年数回は足を運んでいたのに。)

2024年12月21日土曜日

素人 7

 比較的最近のテレビ番組の感想の中で、素人のアニメファンなどを中心にまとめます。前回取り上げなかった分を取り上げます。


 8月4日にテレビ東京系で放送の「ガンダム 45th Anniversary Party!」。ガンダム45周年にまつわるスタジオトークバラエティーで、過去投稿で既に取り上げていますが、素人のアニメファンについては触れていませんでした。「アニメ」の発音機会があったのは2名のみ。息子さんと一緒に楽しんでいると語る福岡の30代男性平板1回、高校のガンダム研究部部長の10代男性起伏1回でした。昔からのファンは平板が多く、最近の若いファンは起伏が多い、と単純には言えませんが、一般的な傾向に近いとは思われます。アニメ関連のクラブ・サークル活動を積極的に行う方々が起伏発音なのは、アニメ文化の将来に大変危惧を抱かざるを得ません。

 9月13日にテレビ朝日系で放送の「ミュージック・ステーション」の「国民的アニメ名曲2時間スペシャル」。出演ゲストに発音機会はなく、唯一発音機会があった局アナウンサーの鈴木新彩さん起伏2回のみでしたが、インタビュー出演の一般のアニメファンの中で1名ありました。10代の日本人女性で、しっかり平板発音1回の後、やや起伏気味の発音でもう1回でした。10代の若いファンの中にも、発音の揺れが起きているのでしょうか。

 9月26日にTBS系で放送の「大切なことはすべてアニメが教えてくれた」。出演ゲストの芸能人などは起伏発音ばかりでしたが、インタビュー出演の一般のアニメファンの中で1名のみありました。「BANANA FISH」のTシャツを着た日本人女性で、平板1回。救われた気分でした。なお、別に「コミケ」の発音機会も2名あり、いずれも日本語で、オーストリア人女性が平板1回、イタリア人女性が起伏1回。外国人にも「コミケ」が浸透してきている様子がうかがえますね。


 以上のように、アニメファンといえども、年齢・性別・国籍を問わず、起伏平板の混在傾向が見られます。昔は平板のみが大勢だったのに、本当に由々しき事態です。何とかならないかと頭を変えてしまいますが、私にできることは何でもしたいと考えている今日この頃です。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2024年11月30日土曜日

素人 6

  比較的最近のテレビ番組の感想の中で、素人のアニメファンなどを中心にまとめます。分量が結構多いので、今回はCSのAT−Xで放送中のアニメ情報番組2本のみ取り上げ、その他は後日とさせていただきます。

 「あにめすこ〜ぷ・アニメを本職に見せたら聞いた事ない話が飛び出した件」。声優の徳井青空さんとお笑い芸人の岩井勇気さんが司会で、1本のアニメを取り上げ、それにまつわる本職(素人)に当該アニメを観せて意見を聞く番組です。11月放送分は宇宙よりも遠い場所」編。南極観測隊経験者4名が出演されましたが、発音機会があったのは2名。第57次夏隊(2015〜2016年)の同行者(参加当時:総合研究大学院大学総合科学研究科の院生)で当作の監修も行なっている白水薫さんは、自然な平板発音2回のみでした。第64次夏隊(2022〜2023年)の観測隊員(参加当時:高知工科大学システム工学群の特任助教)で当作がきっかけで参加したという西川泰弘さんは、アニメ好きであるにも関わらず起伏発音1回のみでした。監修を行なうような方は、アニメ制作会社(当作はマッドハウス)と直接関わる中で自然に平板発音に馴染む面もあるとはいえ、さすがですね。ちなみに、司会の岩井勇気さんは、(冒頭の番組紹介を除き)平板2回のみでした。ナレーションのテレビ東京アナウンサー角谷睦子さんは、残念ながら起伏2回のみでしたが、何とかなりませんかねえ。(後述の「
Club AT-X」のように)アニメ専門チャンネルの取材スタッフが平板なのは極めて当然のことですが、その中でのオリジナル番組のナレーションがそうでないのは、残念を通り越して憤りさえ感じますので。

 Club AT-X」。4種類あるうち、「E」で始まる英単語にちなんだものを取り上げるため一番アニメと縁遠い感じの「夜NA夜NAサタデーE」。10月2日放送分(「Club AT-X」としての通算第527回)は「Effect」。オタク向け美容サービスの紹介で、秋葉原の美容室、神田のネイルサロン、池袋のパーソナルカラー診断サロン、池袋の美容クリニックが紹介されましたが、単独語としての「アニメ」の発音機会があったのは2箇所のみ。秋葉原の美容室「OFF-KAi!!」では、平板1回のみ(「ゲーム」は起伏1回のみ)の男性スタイリスト起伏3回のみの男性スタイリスト平板3回のみ(「ゲーム」は起伏1回のみ)の男性スタッフのほか、お客である男性アニメファン平板1回のみ、当番組取材スタッフの女性平板1回のみでした。池袋の美容クリニック「フローラクリニック」では、男性院長起伏2回のみ(「ゲーム」は起伏1回のみ)でした。アニメファンも店員も、特に秋葉原では(「ゲーム」と違い「アニメ」は)ちゃんと平板発音が主流なのだと安心できました。既にオタク(アニメファンなど)の街ではなくなりつつある秋葉原も、さすがというかまだまだ大丈夫と言える気も少しします。


 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2024年11月9日土曜日

コミケ当選12回目

  東京ビッグサイトで開催されている世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」。今冬のコミケ105に、サークル参加が無事決定しました。初申込から通算12回目の直接参加(委託も含めれば14回連続)です。 

 
 いつもの評論・情報」ジャンルで、2日目(12月30日(月))東3ホール「イ−46aです。
 コミケ95以来年ぶり2回目の、角地(いわゆる「お誕生日席」)かつ中央の幅広の東西通路沿いです。しかもすぐ隣が別ジャンルということもなく、風で寒いという心配もなく、過去最高のロケーションと言ってもよいでしょう。だからと言って、印刷部数を増やす気はありませんが。
 いつも通り、アニメ評論系なサークルが固まっている場所です。お隣は、隣り合うのは初めてですが知っているサークルさんです。斜め後ろも、頒布物を入手したことのあるサークルさんです。何よりも、公式のスペース番号が張り出される位置なので、自サークル案内用にいつも机の前に垂らす幕にはスペース番号はいらないかもしれません。まあ、一応小さめに表記した上で、前回のように「すべて無料」を書くのは確実ですが、さらにアニメの具体的作品名を書くかもしれません。
 1日目(「アニメ(その他)」ジャンル)も申し込んだのですがまたしても落選で、これで4回連続です。3回連続落選の場合は優遇されることになっているはずですが、何か不備があるのでしょうか。
 開始時刻は、相変わらず10時30分のままで、今回も改善されていません。特に2日目は、西ホールへも行かざるを得ないため、巡回ルートなどにまた悩まされそうです。

 当日の頒布物(すべて無料)は、次の通りです。

 「アニメ」の発音問題に関する評論本アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」は、前々回冬コミで発行済みの「最終版」ですが、大幅に増刷します(既に印刷済み)。前回夏コミからは、かつて実施したアンケート協力者かどうかにこだわらず、ジャンルに関係なく頒布物を入手したサークル関係者の大半に積極的に贈呈しています。昨今の状況からすれば、日本人1億2千万人全員に頒布したいくらいの本なのです。なお、本誌から分離独立させ別紙付録に戻った形の「ブログ投稿タイトル一覧」は、今年1年分を追加します。

 個人的感想文集のシリーズ本アニメ文化とこう関わってきたは、前々回冬コミの総集編オンデマンド本で一区切りつき、前回夏コミから、まだ取り上げていない数多くの作品についての感想を時代順に取り上げる続編(無料コピー本)が始まりました。国産テレビ作品を基本とし、劇場単独の作品や海外作品もできるだけ取り上げます。また、シリーズ物は、初出年を基準に全てを一括して(ガンダムシリーズは例外的に作品別で)取り上げます。つい最近本放送されたばかりの続編までも含め、劇場版・OVA版・配信版など全てです。なお、印刷については、前回夏コミ(作品編④)からは、サークル贈呈は一切行わず、純粋に一般参加者頒布用のみです。
 今回は、「作品編⑤」です。1970年から始まり、当初は1974年までの予定でしたが1975年までなんとか終われそうです。一応、録画保存分がある作品のほぼ全てを再鑑賞(と言ってもほぼ全てが録画後初めての再生!)していますが、感想は書かずに済ませる作品もあり、視聴・録画履歴を枠囲いで取り扱う作品はごく一部で、単なるベタ打ちの作品が多いです。枠囲いになるのは、「ルパン三世」「宇宙戦艦ヤマト」「荒野の少年イサム」「魔女っ子メグちゃん」くらいに留まりそうです。この4作品は既に執筆完了していますが、実は「イサム」「メグ」は2〜3年前に執筆済み(作品編③掲載候補作だったため)で、ようやく日の目をみることになります。
 海外作品は、「まんが宇宙大作戦」くらいしかないですね。
 劇場単独作品は、東映と虫プロの主な長編映画を取り上げます。東映は「ちびっ子レミと名犬カピ」以降の東映まんがまつりのほぼ全作品、虫プロは「クレオパトラ」「哀しみのベラドンナ」を取り上げます。
 アート系は、「ファン活動編(下)」などで既に取り上げたため、今回は特にありません。

 進捗状況は順調です。録画保存話数の多いもので未着手なのは、1974年まででは「空手バカ一代」くらいしかなく、1975年のものでは「フランダースの犬」と「タイムボカン」シリーズくらいですね。コミケ開催前々日の12月27日(金)にキンコーズでコピーすれば間に合うので、ギリギリまで頑張るつもりです。「ルパン三世」「宇宙戦艦ヤマト」「マジンガーZ」「科学忍者隊ガッチャマン」「キューティーハニー」「天才バカボン」「ドラえもん」など長期シリーズ物が全て執筆完了している(ただし「ガッチャマンクラウズ」は、別作品扱いで、今回は対象外の予定。なお、「デビルマンレディー」は、今回の対象。)ので、気は楽ですが、油断は禁物ですね。

 なお、無料の別紙付録「TAL版勝手にアニメ大賞」(2024年冬版)は、前回からは直近3年分(モノクロ両面印刷1枚)という元の形に戻っており、(夏版では上半期のみの暫定でしたが)今年1年分の総括が追加となります。各年別の全話視聴作品リスト(作品のランクづけ、特に気になった声優(役者)、主題歌ランキングも)です。前回夏コミからは、新刊に挟み込む形で頒布しています。(既刊だけを入手する一般参加者はおそらく皆無と思われるためです。)


2024年10月26日土曜日

業界人 5

  アニメ業界人が出演した最近のテレビ番組について、まとめて取り上げます。


 BS−TBS系で放送中のトークバラエティー「X年後の関係者たち・あのムーブメントの舞台裏」。7月29日・8月5日放送回は「タツノコプロ」。全盛期を思い起こさせる錚々たる顔ぶれに興奮しました。笹川ひろしさん平板10回のみ、大河原邦男さん平板5回のみ(「ドラマ」も平板1回のみ)、天野喜孝さん平板6回のみ(「ゲーム」も平板4回のみ)、石川光久さん起伏気味2回・平板1回。アニメ・特撮研究家の氷川竜介さんは当然に平板6回のみ、ナレーションの局アナウンサー豊田綾乃さんは相変わらず起伏3回のみ。司会のカズレーザーさんは、起伏1回・平板7回で、最初の1回以外は徹底して平板でしたが、ゲストに合わせたのでしょう。8月12日放送回は「魔法の天使クリィミーマミ」。望月智充さんは、平板1回のみでさすがです。高田明美さんは、終盤に起伏気味1回のみ。夫である伊藤和典さんが、今回は発音機会がありませんが過去投稿では起伏気味でしたので、夫婦で影響しあっているのでしょう。司会のカズレーザーさんは、起伏平板各1回で、やはりブレがあります。

 TBS系で放送中のドキュメンタリー「情熱大陸」。10月6日放送回は京都アニメーション出身の監督山田尚子さん。当然ながら平板1回のみ。

 WOWOWプライムで10月4日放送の「劇場アニメ「がんばっていきまっしょい」公開記念特番・制作の裏側」。インタビュー出演の監督櫻木雄平さん。やはり当然ながら平板2回のみ。

 CSのAT−Xで不定期放送中の明日へのセル画」。第5・6回(9月26・27日初回放送分)は、背景美術専門の株式会社美峰に所属のお二方。谷岡善王さんは、平板5回のみ。野村正信さんは、「アニメ」の発音機会はありませんでしたが、「ゲーム」について起伏1回・平板2回でした。司会のお笑い芸人前田裕太さん(ティモンディ)は、起伏平板各1回で、最初は平板。ナレーションの声優黒沢ともよさんは、残念ながら過去投稿同様に起伏7回のみ。

 CSのAT−Xで不定期放送中の松倉家」。第9・10回(10月11・25日初回放送分)は、引き続き音響関係者2名がゲストです。音響監督の岩浪義和さんは、起伏(気味)2回・平板3回でしたが、起伏は終盤のみです。作曲家の菅野祐悟さんは、起伏3回・平板6回で、最初の2回は起伏でしたがその後は最後を除き徹底して平板でした。普段は起伏基調だがアニメ業界人の影響で平板にも馴染んでいるという印象を受けました。司会のプロデューサー松倉友二さんに発音機会がありませんでしたが、アシスタントのフリーアナウンサー八木美佐子さんが(使い回しの冒頭ナレーションを除き)本編中では久々に平板1回のみで嬉しかったです。ちなみに、「ドラマ」は、岩浪さんが起伏1回・平板2回、菅野さんが起伏1回・平板3回、松倉さんが平板1回のみでした。

 NHK教育で放送中の「ねほりんぱほりん」。司会を含む全員が人形の姿(アナログのアバター的存在)で声のみ出演する形のトークバラエティーです。ゲストは全員仮名です。10月18日放送回は「アニメ制作進行」。スタジオ出演2名、インタビューのみ4名の、実に6名の業界人が声の出演をしました。全員が20〜30代で経験年数1〜5年の若手ばかりです(激務で離職率も高い職種という面はありますが)。スタジオ出演2名のうち、20代で5年目の男性仮名ヒデアキさんは、元々アニメに興味はなかったとのことですが、起伏平板各1回で、最初は平板。30代で3年目の男性仮名ミノリさんは、「聲の形」がきっかけで業界をめざしプロデューサー志望とのことですが、驚愕の起伏6回のみ。ちなみに、「アニメーター」は、全員が平板でした。なお、ナレーションのフリーアナウンサー(70代、元NHK)石澤典夫さんは、起伏7回のみ(「アニメーター」も)。司会2名は、お笑い芸人山里亮太さん起伏3回・平板4回、タレントYOUさん起伏平板各2回で、両名とも最初は平板でした。


 総じて、業界人でさえ、平気で起伏発音ばかり披露する方が出てきている状況には、大変危惧を覚えます。ベテランの方々は当然に徹底して自然な平板発音を披露してくれますが、若手の方々は世間の悪しき状況に少しずつ侵食されつつあるのかもしれません。どうか歴史をきちんと知ってほしいですし、自信と誇りを持った自然な平板発音が徹底されないと困ります。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2024年10月12日土曜日

アナウンサー

 今回は、ここ半年ほどのテレビ番組の中でこれまで取り上げていない「落ち葉拾い」的な内容です。アナウンサーのみに特化するのは、実はこれが初めてです。

 ここ数年のアナウンサーは、右を見ても左を見ても、単独語としての
「アニメ」を(ひどい場合は、「アニメ制作会社」などの複合語の場合でさえも、日本語発音ルールに反して!)起伏発音する方々が大半という感じ。特に、テレビ局アナウンサーは、ひどいです。昔はそうでもなかったのに、NHK自身が発行しているアクセント辞典では起伏平板の完全併記なのに、インターネット上の無料のアクセント辞典的なサイトがあろうことか起伏のみ(「まとめ(要約版)」のコメント欄参照)なことも関係があるのか、NHK・民放問わず本当に起伏だらけという現状です。そんな中で、気になった事例が2件ありました。

 CSのAT−Xのオリジナル番組「Club AT-X」。昨年12月からリニューアルされて4種類ほどの異なる形態の番組の統一名称となっていますが、その中で声優の津田美波さん・大和田仁美さん・上田瞳さん3名が女子会トークを繰り広げる「22時のおやつ」。その3回目(「Club AT-X」としての通算第520回)の6月1日放送回。ゲストのフリーアナウンサー(元・「ウェザーニューズ」所属の気象キャスター)檜山沙耶さん(30歳)が、発音機会2回とも自然な平板発音。ちなみに、「ゲーム」は起伏発音。過去投稿にもあるように、昨年12月18日放送の「R指定アニメ」「ARIA」の回にゲスト出演された際は、発音機会2回とも起伏発音だったので、「良い方向に変わった」とも言え、大変嬉しかったです。もともとアニメ好きとのことですが、特にフリーアナウンサーさんは、アニメ特集番組での司会などの機会も多いので、今後もどうか平板発音を徹底していただきたいものです。未聴取ですが、この10月からラジオ(文化放送)で冠番組「檜山沙耶のアニウラ〜アニメの裏側を覗く」も始まったそうですので、是非ともお願いしますね。

 NHK総合で平日のみの毎日午後に放送中の報道・情報番組「午後LIVE ニュースーン」。8月30日放送回ではアニメ監督の山田尚子さんと新海誠さんの対談(録画)を特集。対談後のレポート総括(生放送)の中で、レポーターの局アナウンサー宮﨑慶太さん(推定30代)が、発音機会は1回のみですが平板発音(若干つかえた感じでしたが)。ちなみに、「映画」も平板発音。NHKの局アナウンサーが生放送とは言え平板発音してくれたのは久々だったので、意外ですが嬉しかったです。私生活では平板発音されている方なのかもしれません。ご出身の仙台市は方言として平板アクセントが基本の地域ですが、外来語由来である「アニメ」に方言はもともと無関係ですので念のため(別投稿「方言との関係」参照)。どうか昔のように、もっともっと自然に、本来の正統的な発音である平板発音を披露してくれる局アナウンサーさんが増えて(復活して)いただきたいものですね。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2024年10月5日土曜日

世界サブカルチャー史

 1〜4月にBS(プレミアム4Kのみ)で放送され、4〜9月にNHK教育で放送された「世界サブカルチャー史・欲望の系譜4・21世紀の地政学」。 2021年からBSで放送されてきたシリーズの第4弾は、ジャンル別に取り扱うものとなりました。「アイドル編」「ヒップホップ編」「ポップス編」「ゴシック編」「サイバーパンク編」「ゲーム編」「アニメーション編」「ジャポニズム編」の計8編が、各3回放送されました。この中で、単語としての「アニメ」の発音機会があったものをまとめて取り上げます。結果的に、ナレーション以外は大半が外国人となりました。(「ゴシック編」は、ナレーションを含めて発音機会ゼロでした。なお、「ゲーム編」は、唯一日本人ばかりとなった一方、単語としての「アニメ」の発音機会がありませんでしたが、単語としての「ゲーム」との比較について後日別途取り上げる予定です。)

 「アイドル編」では、1969年生まれのアメリカ人で東京大学大学院情報学環教授のジェイソン・カーリンさんが、平板1回のみ(日本語)。アニメ「ルパン三世・カリオストロの城」のクラリスを話題にする中での発音でしたので、アニメ好きと考えていいですね。
 「サイバーパンク編」では、1958年生まれのアメリカ人で南カリフォルニア大学教授(映画芸術)のヘンリー・ジェンキンズさんが、起伏1回のみ(英語)。実写映画「マトリックス」(アニメ「攻殻機動隊」も)を話題にする中での発音でした。
 「ジャポニズム編」では、1976年生まれのフランス人で白百合女子大学准教授(戦後日本史)のトリスタン・ブルネさんが、起伏2回・平板3回(全て日本語)で、起伏発音は最終回での最後の発言の際のみ。1964年生まれのアメリカ人でイェール大学教授(日本映画)のアーロン・ジェローさんは、平板1回のみ(英語)。1973年生まれのアメリカ人でサブカルチャー研究家(株式会社アルトジャパン副社長)マット・アルトさんは、起伏1回のみ(日本語)でした。大学で日本語を専攻したほどの方ですが、悪い影響を受けてしまっいるのかもしれませんね、残念です。ちなみに、フランス人の出版芸術家パキート・ボリノさんが、「マンガ」のみ発音機会があり、平板1回のみ(フランス語)。
 そして真打ち「アニメーション編」。「アニメ」ではなく「アニメーション」としているのは、海外作品を含む芸術としての側面もきちんと捉えようとしているからのようです。まさか直接的な発音機会(アクセント)を避ける意図があったとも思えませんし。1955年生まれのアメリカ人でタフツ大学教授(日本文化)のスーザン・J・ネイピアさんは、起伏2回のみ(英語)。過去投稿では日本語で平板発音のみだったのに、今回のように英語では辞書的な発音になるわけで、意識して日本語の場合(平板が正統的な発音)と英語の場合(起伏が辞書上の発音)を使い分けているのなら大変素晴らしいとも言えますが。1979年生まれのアメリカ人で日本のアニメスタジオ「デ・アート・シタジオ」CEOアーセル・アイソムさんは、起伏2回・平板1回(全て英語)。1982年生まれのアメリカ人で専修大学准教授(文化人類学)のパトリック・W・ガルブレイスさんは、起伏2回・平板気味1回(全て英語)で、「マンガ」も平板1回のみ発音機会あり。そして、1951年生まれの日本人で映画監督(出演者中唯一の業界人)の押井守さんは、当然ながら平板3回のみ。このほか、来日中の外国人アニメファンへのインタビューもあり、唯一発音機会があったカナダ人男性は平板1回のみ(英語)でした。

 なお、全体を通じて、ナレーションは俳優の玉木宏さん。「アイドル編」は起伏1回のみ、「ジャポニズム編」起伏12回のみ、「アニメーション編」は起伏20回・平板1回。なお、8月5日放送の「特別編・フランス興亡の60S」でも起伏1回のみ発音機会あり。「アニメーション編」は、複合語の「アニメ新世紀宣言」なども日本語の発音ルールに反して起伏発音が3回ありましたが、一方で最後の1回だけですが平板発音も披露されたわけです。過去投稿にもあるように、元々普段は平板基調の方だったようですので、NHKということで忖度(NHK側からの指導はないことは明らか)してしまったのかしれません。ちなみに、「コミケ」も発音機会があり、起伏1回のみでした。普段は馴染みのない(であろう)ものに対する自然な発音ですね。

 総じて、外国人であっても、辞書通りの発音(英語は起伏、フランス語は平板)である場合はともかく、日本在住の場合は特に起伏・平板の混在傾向が見られるなど、予断を許しませんね。ナレーションも、特にアニメが直接のテーマの場合は、変な忖度をせず、普段のご自身の発音で通していただければなあとも思います。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2024年9月29日日曜日

現代誤訳

 この夏クール(7〜9月)の新作アニメの中でも異色の存在だった「現代誤訳」。声優の津田健次郎さん&浪川大輔さんがプロデュース(アニメ本編中にも出演)し、岩井勇気さんをはじめとするお笑い芸人が書いた脚本(偉人の名言をコンセプトにしたコント)で、動物着ぐるみ姿のキャラが演じる舞台劇(楽屋も含む)アニメ、そのメイキング(アニメ制作よりも企画段階が中心。アフレコならぬプレスコ現場の音響監督側からの中継もあり)のドキュメンタリー、の二部構成の30分深夜オリジナル作品(全12話)です。キングレコードなどが制作に関わっています。

 アニメ作中では、どのキャラにも「アニメ」の発音機会はありませんでした。メイキングでも、スタッフ側ではキングレコードのプロデューサーと思われる方1名(林玄規さんと思われますが正確には不明)にのみ発音機会があり、業界関係者として当然ながら平板2回のみ(第1・4話)でした。また、岩井勇気さんは、平板2回のみ(第11・12話)でした。さすがです。

 津田健次郎さんは、起伏2回(第1・4話)、平板2回(第4・5話)。浪川大輔さんは、起伏16回(第1・2・4・6・10・12話。うち第10話では「ニ」にアクセントありが1回)、平板8回(第1・4・7・9・10話)。浪川さんは、特に第4話では、林プロデューサー(と思われる)や津田さんに合わせたのか平板発音を連発していましたが、終盤は起伏発音に変わりました(それにつられてか津田さんも最後は起伏)し、その後も第7・9話で良い感じの平板発音を続けていたのに、最終第12話では起伏発音に戻ってしまっていた、という感じです。どうしてこうなるのでしょうか。過去投稿にもあるように、両名とも起伏平板が混在している方々なのですが、特に浪川さんは、ベテランでありながら周りを意識して起伏発音に変えてきている感じなのが大変残念です。ちなみに、第2話では「ドラマ」についても発音機会があり、津田さんと浪川さんが平板各1回でした。「アニメ」の発音と比べると、由々しきことです。

 声優は、露出も多く目立つ存在なので、その動向を注視して行かざるを得ないのが実情です。こういった内輪ネタ暴露(メイキングのドキュメンタリー)がある作品は、実情がよくわかるので大変ありがたいです。もっともっと知りたいものです。
 また、「誤訳」ではないですが、「誤発音」ならぬ「不適切発音」「問題発音」を取り上げる番組があっても良いかも、という気も少しします。世間の関心を高めるためにも。
 
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2024年9月21日土曜日

一般芸能人 21

 一般芸能人(アニメ歌手・声優以外の芸能人)について、最近気になったことがあったので優先して取り上げます。


 NHKBSで放送中の音楽番組「The Covers」。8月22日放送の「80年代アニメソングスペシャル」の回。ゲストは工藤静香さん。ナレーションの局アナウンサー池田伸子さんこそ徹底して起伏発音(計6回)でしたが、他のスタジオ出演者全員が起伏発音・平板発音の混在でした。司会2名のうちリリー・フランキーさんは、最初の2回は起伏でしたが、上白石さんの平板発音の後は平板になり、最後は起伏平板と続き、最終的には各3回。もう一人の司会である上白石萌歌さんは、過去投稿にもあるように元々平板発音されている方ですが、リリー・フランキーさんの起伏発音での解説の後、最初に工藤さんに呼びかけた際は平板、その後の会話の中では起伏気味で、最終的には各1回。ゲストの工藤静香さんは、大のアニメ好きとのことで、最初は明確に平板で、その後上白石さんが起伏気味に発音した後に2回連続で起伏気味になり、最終的には起伏気味2回・平板1回。何だか、お互いに意識し合っているような感じも受けましたが、どうもいけません。結局お三方とも元々平板発音してきているように思われますので、自信と誇りを持って平板発音に徹していただきたいというしかありません。

 8月4日にテレビ東京系で放送の「ガンダム 45th Anniversary Party!」。ガンダム45周年にまつわるスタジオトークバラエティーです。司会のカズレーザーさんは、最初のうちは平板でしたが、途中から起伏ばかりとなり、最終的には起伏5回・平板2回。発音機会があったゲストは2名のみで、歌手の西川貴教さんは、起伏で始まり、途中から平板になり、最終的には各2回。俳優の本郷奏多さんは、平板のみ(1回)。残念ながら、局アナウンサーの中原みなみさん起伏のみ(2回)、ナレーションの声優池田秀一さん起伏のみ(1回)。カズレーザーさんは、その場の状況に応じて変わるような感じで、今回は起伏が多かったのは、元々ご本人が起伏基調の方だったからということのようです。本郷さんは、ガンダム(ガンプラ)好きで複数のアニメ作品に出演経験があるせいか自然な平板発音で、好感を持ちました。西川さんも、平板基調に戻りつつあるようで、もっと自信と誇りを持って徹底していただければと思います。


 総じて、一般芸能人の方々は、アニメ業界との最近の関わり方によって(声優などから)悪影響を受けたりするので、むしろ直接の関わりが全く無いかしばらく無いような方々が平板発音されるケースも多いです。工藤静香さんなどはその例かもしれませんが、本郷奏多さんのような例もあるので、単純ではありませんが。とにかく、平板発音する(し続ける)方々が決して減ることのないように、と切に願うものです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)