12月29・30日に東京ビッグサイトで開催された同人誌即売会「コミックマーケット」(コミケ105)のサークル参加報告をさせていただきます。
1 概要
コミケ91からの毎回参加で、通算12度目のサークル参加(他に別サークルへの委託参加も2回あり)、10度目の「評論・情報」ジャンルで、2日目(12月30日(月))東3ホール「イ−46a」です。
新刊は1種です。全て無料です。
既刊は、「アニメ」の発音問題に関する評論本「アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」(以下「完全版」)。Q&Aなど当ブログでは直接そのままの形では公開していない内容も含んでいますが、間接的には各投稿の中で触れている内容がほとんどです。前々回発行した最終形のつもりのものです。すべて増刷です。
新刊は、個人的感想文集のシリーズ本「アニメ文化とこう関わってきた」の第10弾「作品編⑤」(以下「作品編」)。前回から、時代順に、これまで取り上げていない全作品を対象に、できるだけ多くの作品の感想・個人的エピソードを語るものです。シリーズ物は(ガンダムシリーズなどのように一部例外はありますが)、最初の作品の発表年(「初出年」)を基準に、その後の続編なども一括して取り上げます。テレビ版、劇場版、OVA版、配信版など全てで、海外作品やアート系作品も例外なく取り上げます。ただし、実写合成やモーション漫画などは、基本的に除外します。
この他、別紙の自己紹介ペーパー「TAL版勝手にアニメ大賞」(2024年冬版)(以下「ランキング」)は、前回から作品編に挟み込む形にしています。また、「ブログ投稿タイトル一覧」は、前々回から完全版に挟み込む形にしています。基本的に、完全版のみを入手する方はいないと考え、全員の方が作品編は必ず入手するならば、わざわざ別に置く形にする必要がない、と割り切ったためです。
2 事前準備
既刊・新刊とも、コミケ直前の12月27日(金)にキンコーズで印刷。当日は年末年始休暇で休み。新刊の校正も前日26日には完了していたのですが、昨年冬発行の総集編オンデマンド本などを久々の参加で今回やっと贈呈できるサークルさんの分や知人への贈呈(郵送)分などの雑務があり、印刷作業は夕方となりました。
既刊は、3月に印刷済みの40部では足りず、20部を追加印刷で、計60部(一般参加者頒布用18部+訪問サーク贈呈用42部)。付録として挟み込むブログ投稿タイトル一覧も20部を追加印刷(実はもう20部必要なことに前夜に気づき、当日朝移動途中のコンビニ(セブンイレブン)で印刷)。今回追加となる2024年分のみのA5判片面印刷分は、あらかじめA4判原稿を2枚出力し併せてA4判1枚(A5判2枚分)に縮小印刷して裁断する形をとりました。境目に黒い影が出てしまい、それを取り除くべく余分にカットしたことで、大半のページがA5判よりも小さくなってしまいましたが、まあ許される範囲でしょう。
新刊は、計20部(一般参加者頒布用18部+準備会提出用見本誌+私個人の保存用)。訪問サークル贈呈は行いません。ランキングは18部ではなく少し余分に25部印刷。コピー機の不具合かやや斜めに印刷されてしまったものが15部あり、予備として持参。
3 当日の流れ
当日のサークル入場受付はエントランスホール入口から9時ちょうどに入場。サークルスペースへの到着は9時05分。見本誌提出専用袋の投函もすぐに済ませ、食事完了は9時30分、設営完了は10時05分。これはいつもよりも早いペース。大半の挟み込みを事前に行っていたためです。
コミケ95以来6年ぶり2回目の、角地(いわゆる「お誕生日席」)かつ中央の幅広の東西通路沿いで、スペース番号が印刷された公式の黄色い紙が貼られる位置は初めてです。そのため、紙による案内表示も前回同様のパターン(A4判横長4枚)となりました。すなわち、スペース番号&サークル名、「無料」の強調、「左(小)が既刊」、「右(大)が新刊」の4種類です。なお、今回初めてガムテープを(前回までの白ではなく)黒にしてみました。黒い下地にすっきり収まり、ご覧のようにかなり見栄えが良くなったと思います。今後はこれでいきましょうか。
(以下の写真は、拡大表示などの編集ができない形でのアップロードになっています(原因は不明)が、どうかご容赦ください。)
10:30 コミケ開始時刻。離席
既刊18部、新刊18部を置く。
訪問サークル贈呈用既刊(本日分18部)を携帯
11:55 残り既刊7部、新刊4部確認
(つまり11部・14部が捌けた!)
12:00 離席(訪問サークル贈呈用既刊は残り9部)
13:05 既刊・新刊とも残部0!
(つまり7部・4部が捌けた!)
訪問サークル贈呈用既刊は残り6部の状態
直後に一般参加者が訪問し、訪問サークル贈呈用から既刊1部
手渡し
13:10 離席(訪問サークル贈呈用既刊は残り5部)
15:40 帰席
訪問サークル贈呈用も残部0
予備1部(差込付録なしと勘違いしていた)を1サークルに贈呈
しに行く
15:50 撤収作業開始(購入同人誌の整理)
16:00 コミケ終了時刻
(合計で既刊は19部+贈呈18部、新刊は18部頒布完了)
16:10 撤収(机・椅子の片付けを若干手伝い)
4 感想
全体的に参加者が多い印象があり、12時前に新刊が14部も捌けるとは予想外でした。ただし、新刊と既刊に3部もの差が出たのも初めてです。どうやら常連さんができてきたようで、嬉しいですね。正確な頒布終了時刻は不明ですが、新刊・既刊とも13時前には頒布終了した形です。後ろのサークルさんに聞くと、時間のズレはあったが既刊でもかなり前に頒布完了したらしいです。中央通路沿いのお誕生日席なので、もう少し部数を増やしても良かったのかもしれませんが、今後も部数は変えないつもりです。
両隣のサークルさんとの交流は、左隣(同じ机を使用)が欠席でした。初めての経験です。以前に昔の作品のしっかりした研究本を発行されているサークルさんで期待していたのですが、残念です。そのため、交流は後ろのサークルさんに限られました。特にお願いはしていませんでしたが、当サークルの頒布終了状況もある程度意識してもらえてたので恐縮でした。新刊を入手していただけたとのことで、嬉しい限りです(既刊も入手されたようですが、元々前回贈呈させていただいたサークルさんです。お渡しした方とは別人なら構いませんが)。撤収は私よりも後でした。
一般参加者の方々との交流も、結局直接お会いできたのは頒布終了済みの13時以降に2名ほど。既刊を訪問サークル贈呈用から取り出しお見せすると、1名のみ持って行かれました。これほど一般参加者との交流が少なかったのは初めてです。良くないとは承知していますが、その分安心して買い物に専念できましたし、どうかご容赦ください。
5 今後
次回は、1980年までの見込みです。「銀河鉄道999」シリーズが関連OVAも含めて最大ボリュームと思われます。同じ松本零士関連で、「宇宙海賊キャプテンハーロック」シリーズもあり、両者のコラボ的な作品も含めて、まとめてゴールデンウィークに集中鑑賞することになりそうです。後は、全話録画できておらず市販ブルーレイソフトをわざわざ最近購入した「若草のシャルロット」が楽しみです。「伝説巨神イデオン」は、過去に全話鑑賞して感想メモもとっていますが、改めて鑑賞することになりそうです。なお、「ペリーヌ物語」は、2023年に再鑑賞&感想執筆完了済みです。
とにかく、暇さえあれば先へ先へと進むことになり、せっつかれている感じで、気が休まる暇がない状態が今後も続きます。(そのせいか、2024年は、物心ついて以降おそらく人生初の映画鑑賞ゼロの年(映画館へ1回も足を運ばなかった年)となりました。コロナ禍でさえ毎年数回は足を運んでいたのに。)