2023年3月26日日曜日

アニメジャパン(配信のみ)

 世界最大の商業アニメイベント「アニメジャパン」。

 東京ビッグサイトでの開催で、3月25日(土)・26日(日)がパブリックデー、27日(月)・28日(火)がビジネスデーです。新型コロナウイルスの影響も薄らぎ、4年ぶりの完全リアル開催(マスクは必須だが、イベントでの声出しOK)となり、4年前と異なり大半のステージが無料配信される形となりました。前回同様、ビジネスセミナーなどは一般開放されなかったのが大変残念です。今年は10周年(10回目)なのに、実行委員会企画の特別展示もありませんでした。これでは、2012・2013年に「東京国際アニメフェア」と分裂開催されていた「アニメコンテンツエキスポ」とほとんど変わりません。「アニメコンテンツエキスポ」も2012年の2日目のみ参加しましたが、大変物足りなかったことを憶えています。結局、私自身は、昨年同様、自宅での配信視聴のみとなりました。

 視聴した全イベントのうち単独語としての「アニメ」の発音機会があった以下のイベント(計11本)のみをまとめます。総視聴本数(
全46本中15本)は、昨年よりさらに減りました。

1:『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』スペシャルステージ
2:「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」TVアニメ10周年直前スペ
 シャルステージ
3:ネトフリアニメ スペシャルステージ
  (独占配信アニメ「PLUTO」など)
4:TVアニメ「ホリミヤ」AnimeJapan超微炭酸ステージ
5:「2.5次元の誘惑(リリサ)」アニメ化記念スペシャルステージ
6:TVアニメ「山田くんとLv999の恋をする」~放送直前オフ会~
7:『GAMERA -Rebirth-』ガメラ、復活!新情報発表トークショー
8:『SPY×FAMILY』AnimeJapanスペシャルステージ
9:ワールドダイスター TVアニメ放送直前キャストトークショー
10:劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」AnimeJapanスペシャルステ
 ージ
11:TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season完結編スペシャルステージ


 司会者(声優(ナレーターを含む)以外)のうち発音機会があったのは、4・7のフリーアナウンサー中倉隆道さん起伏のみ(4で1回、7で2回)、6のフリーアナウンサー森遥香さん起伏のみ(1回)、11のフリーアナウンサー松澤千晶さん起伏のみ(3回)でした。
 中倉隆道さんは過去投稿(2022年のアニメジャパン)と同様でした。「アニメ研究家」の肩書もお持ちなので、(過去投稿と同じ感想ですが)是非とも「アニメ」の発音の歴史についても研究していただき、平板発音に変わっていっていただきたいものです。
 森遥香さんは、過去投稿(2019年のアニメジャパン)では平板だったのに、意識して変えたのかどうか不明ですが、大変残念です。
 松澤千晶さんは、昨年11月開催の「進撃の巨人」関連イベントでは平板だったのに、また戻ってしまったのでしょうか。

 声優(ナレーターを含む)のうち発音機会があったのは、1で司会を務めた花澤香菜さん起伏1回、1で関智一さん平板2回・起伏1回、2で司会を務めた堀井茶渡さん起伏4回・平板1回、東山奈央さん起伏のみ(1回)、佐倉綾音さん起伏のみ(2回)、3で司会を務めたサッシャさん起伏のみ(6回)、4・6で内山昂輝さん起伏のみ(4で2回、6で1回)、
8で司会を務めた江口拓也さん起伏のみ(1回)、8で種崎敦美さん起伏のみ(1回)、9で司会を務めた森なな子さん起伏のみ(2回)、9で石見舞菜香さん起伏2回・平板1回、9で天城サリーさん起伏のみ(2回)、10で井上麻里奈さん起伏のみ(1回)、10で早見沙織さん起伏のみ(1回)、11で梶裕貴さん起伏のみ(3回)、石川由依さん平板のみ(2回)でした。
 内山昂輝さんや江口拓也さんは、過去投稿でも起伏基調でしたが、完全に起伏になってしまったのだとしたら残念です。
 石見舞菜香さんと井上麻里奈さんは、過去投稿では平板だったのでショックです。しかも石見舞菜香さんが今回平板だったのは「アニメ本編」でなので、複合語としてなら当然な発音であり対象外です。堀井茶渡さんも平板だったのは「アニメ10周年」でなので、同様に複合語としてなら当然な発音であり対象外です。
 ちなみに、佐倉綾音さんは、「コミケ」を2回平板発音されていました。
 サッシャさんは、ドイツ出身で、「進撃の巨人」の主題歌を担当していたLinked Horizonにも参加されている方ですが、日本の悪い面に染まってしまっているのでしょうか。
 そんな中で、関智一さんの平板発音を久々に耳にしました。今後も続けていただきたいものですが。そして、石川由依さんは、以前と変わらず徹底して平板でホッとさせてくれました。今後も絶対に変わらないでいただきたいと切に願っています。

 5では、コスプレイヤー3名がゲストとして登壇しましたが、発音機会があったのはびぃと。さんのみで、残念ながら起伏のみ(1回)でしたが、「コミケ」は平板のみ(2回)でした。

 3では、映画監督(ヴィジュアリスト)の手塚眞さんが、基本的に平板のみ(3回)でしたが、うち1回は周りを意識したのか起伏気味になっていました。当然に昔から平板発音されているはずですが、変に悪影響を受けて勘違いして起伏発音するようにだけはならないでいただきたいので、少し心配です。(ちなみに、アニメジャパン初登壇の浦沢直樹さんは、同様に過去投稿では徹底して平板でしたが、今回は発音機会がありませんでした。)

 総じて、今回は(特にゲストの)発音機会自体が少なかったですが、司会もゲストも起伏発音者が大半で、しかもその中には過去には平板だった方々も含まれており、大変由々しき事態です。何とか、この悪い流れを食い止めたいのですが、良い方法はないものでしょうか。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


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