最近半年間程度のテレビ番組などの感想をまとめます。今回は、音楽関係の番組に絞って取り上げます。
昨年11月17日にBS−TBSで放送の「昭和歌謡ベストテンDX」。司会の関根勤さんに発音機会はありませんでしたが、局アナウンサーの長峰由紀さんが(発音機会1回で)残念ながら起伏でしたが、歌手のささきいさおさんは発音機会2回とも平板で安定していました(一時期は起伏発音が聞かれたのですが、無事元に戻られたようで何よりです。)。
昨年12月28日にBSプレミアムで放送の「魂のアニソンシンガー水木一郎」。ナレーションを担当した歌手の堀江美都子さんは、いつもと変わらず当然に発音機会2回とも平板でした。
1月2日にNHK総合で放送の「SONGS OF TOKYO 2022」。ゲストの歌手宮田俊哉さん(発音機会2回)や歌手影山ヒロノブさん(発音機会1回)のほか司会のホラン千秋さん(発音機会2回)までが起伏発音ばかりの中、司会の村上信五さんが発音機会3回のうち最後の1回のみ起伏気味でその前の2回は平板でした。元々は平板基調なのに、他の出演者に引きづられて起伏になった感じで、同調圧力が働いていると言える状況は本当に危惧します。影山ヒロノブさんも、前述のささきいさおさんや堀江美都子さんのように、以前のような平板発音に早く戻っていただきたいと切に思います。
1月31日にNHK総合で放送の「うたコン生放送!」。アニメ「マクロス」シリーズの音楽特集の回です。局アナウンサーの赤木野々花さんは残念ながら起伏発音でしたが、司会の俳優谷原章介さんが平板発音をされ、とても嬉しかったです。アニメへの出演経験もあるせいか、アニメへの理解がある方だとお見受けしました。
2月10日にテレビ朝日系で放送の「ミュージックステーション2時間スペシャル」。杏里さんが「CAT'S EYE」を歌唱した回ですが、発音機会があったのは家入レオさんだけで、起伏・平板が1回ずつ(起伏が先)でした。アニソンも複数歌っていることもあり、普段は平板基調の方なのだろうと推測されますが、周りに遠慮せず平板発音に徹してもらえればなあと感じました。
3月7日にCSのフジテレビONEで放送(地上波での本放送は1979年7月2日)の「夜のヒットスタジオ」。ゴダイゴが「銀河鉄道999」を同番組初披露した回と思われますが、タケカワユキヒデさんが(発音機会は1回のみですが)きちんと平板発音されていました。現在まで変わらず平板発音されている方なので、アニメブーム当時はこれが当然だったことからも、とてもホッとしました。
アニメ音楽のライブイベントの中継番組をまとめて取り上げます。
昨年12月18日にBSアニマックスで放送の「「パリピ孔明」歌いまくり・Party Time! 昼の部」。昨年9月4日に幕張国際研修センター シンポジウムホールで開催されたものです。司会の声優福山潤さんが(普段は平板発音されている方なのに)発音機会3回とも起伏だったのが残念なほか、歌手の96猫さんが(発音機会1回のみですが)起伏だったのがとても残念です。
1月1日にBSアニマックスで放送の「ゾンビランドサガLIVE〜佐賀よ共にわいてくれ」。2021年10月17日に幕張メッセで開催されたものです。いずれの方も発音機会は1回のみですが、田中美海さんや本渡楓さんがいつものように起伏発音で、ゲストの徳井青空さんも起伏発音の中、種田梨沙さんだけが過去投稿にもあるようにきちんと平板発音でした。同調圧力に負けていないことに勇気付けられましたし、このまま変わらないでいただきたいと切に願っています。
2月25日にBSアニマックスで放送の「進撃の巨人 The Final Season SP EVENT 2022・第1部オーケストラコンサート」。昨年11月に開催されたものです。作曲家のKOHTA YAMAMOTOさんが、明確な平板発音をされ、安心しました。やはりアニメ作品に直接関わる方々はこうでなくてはいけません。
BS11で放送中の「Anison Days」。昨年9月以降本日までのゲストについてまとめます。
起伏発音のみだった方々は、安月名莉子さん(2回)、鈴木このみさん(1回)、中川翔子さん(4回)、藍井エイルさん(6回)、栗林みな実さん(2回)、YURiKAさん(2回)、鈴木みのりさん(1回)、井上苑子さん(1回)、TRUEさん(1回)です。また、司会の森口博子さんも、鈴木このみさん・栗林みな実さん・TRUEさんの回に各1回です。
起伏発音と平板発音が混在だった方々は、小林愛香さん(各1回)、島谷ひとみさん(起伏気味1回、平板2回)です。
平板発音のみだった方々は、斉藤朱夏さん(1回)、タイ人のMindaRynさん(4回)、鈴木杏奈さん(1回)、ももいろクローバーZの百田夏菜子さん(1回)、作曲家の草野華余子さん、スピラ・スピカの幹葉さん(1回)です。
鈴木このみさんは、(過去投稿にあるように)以前は平板だったのに起伏に変わってしまった方で、最近は起伏で固定してしまっているようで大変残念です。大阪出身の方ですが、「平板発音は方言」と勘違いされているのかもしれず、同様の例が他にもありそうで大変危惧します。MindaRynさんは、2020年に日本で歌手デビューした外国人で、元々はYouTuberですが、アニメに親しんでいることがよくわかり、外国人としての良きお手本と言えます。また、島谷ひとみさんは、以前からアニソンも複数歌唱されており(特に「ブラックジャック21」OP「Destiny -太陽の花-」は、私個人もかなり気に入っている曲)、今後も平板発音に徹していただければ(「自信を持って良いんですよ」と私から言ってあげたいくらいですね)と思います。幹葉さんは、過去投稿では混在でしたが、今回は自然に出てきたという感じで良かったです。
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
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