2025年10月6日月曜日

素人 9

 特にアニメファンというわけではない「素人」の、単独語としての「アニメ」の発音について、落ち葉拾い的にまとめて取り上げます。


 CSのAT−Xで放送中の「Club AT-X」。4種類あるうち、「E」で始まる英単語にちなんだものを取り上げるため一番アニメと縁遠い感じの「夜NA夜NAサタデーE」。5月17日放送分(「Club AT-X」としての通算第540回)は「Estate」、不動産などの財産です。
 アニメ好きシェアハウスのオーナーである西松さんは、起伏1回・平板4回で、途中での1回(たまたまという感じ)を除き平板でした。アニメファンに理解のある方々であればこうであってほしいものです。インタビューをした女性スタッフも、相手に合わせたのか、起伏気味1回・平板1回でした。
 オタク社員がオタク向けに特化した不動産を取り扱う「おたくのやどかり」(株式会社グランツアセット)の代表取締役である平田知彬さんは、何と起伏3回のみ(ちなみに「ゲーム」は起伏2回・平板3回)でした。オタクを自負する方々であれば平板発音に徹していただきたいと切に願うものです。「ゲーム」が平板基調であることから、元々ゲーム系のオタクの方なのだとわかりますが。
 なお、地元住民(44歳女性)の方が、「アニメ」「ゲーム」の発音機会はありませんが、「コミケ」を起伏発音されていました。まあ、自然ですね。

 テレビ朝日系で放送中のドキュメンタリー「テレメンタリー2025」。7月19日放送の「さだむの夢は俺の夢・過疎の離島を世界のマンガ島へ」。瀬戸内海の高井神島を取り扱った回です。人口わずか10名程度の島ですが、2016年から島おこしとして著名漫画家の方々に(著作権者の許可もとった上で)屋外展示の「マンガ壁画アート」を制作してもらっていることで注目されています。
 発案者でもある住民の木村定(さだむ)さん(75歳男性)が、平板1回のみでした。アニメ化されている作品(何とあの「キャンディ・キャンディ」さえも!!!!)もありますが、特にアニメ好きの方というわけではありません。だから余計に嬉しいですね。
 なお、ナレーションの俳優上白石萌音さんは、大変残念ながら起伏1回のみ。アニメ映画「君の名は。」で主演しているのに。妹の上白石萌歌さんは、過去投稿にもある通り徹底して平板発音だったのに。


 まあ、「素人」にも色々いらっしゃるわけです。オタク系人間なのに起伏発音ばかりだったり、アニメに特に関心がない一般人なのに平板発音だったり。それだけ、元々平板発音が普通だったことの証左とも言えます。せめて「素人」の方々は、平板発音される方々が自然に増えていくような傾向であってもらいたいです。


 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)




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