音楽関係者(いわゆるアーティスト)でアニソンに関わる方々も大勢いますが、比較的最近のテレビ番組から数名取り上げます。
フジテレビ系で放送中の「Love music」。
7月6日のアニソン特集では、「サイコパス」シリーズの主題歌などを手がけたバンド「凛として時雨」のボーカルTK(Toru Kitajima)さんが、しっかり自然な平板発音をされていて、とても嬉しくなりました。同番組ではナレーションのアイクぬあらさんもしっかり平板発音で、「アニメを取り上げる番組はやっぱりこうでなくちゃ」と嬉しかったです。司会の森高千里さんは、藤子不二雄原作ドラマのNHK銀河テレビ小説「まんが道・青春編」(1987年)に出演したり、アニソン(「おちゃめなふたご」(1991年)のOP「勉強の歌」・ED「いつまでも」)を歌ったこともありますが、基本的にはアニメ業界と縁が無いせいか、起伏発音でした。アイドルグループ「Snow Man」の佐久間大介さんが、アニメ好きの割には起伏発音ばかりだったのも残念です。アニメ好きで有名なお笑い芸人お2人のうち、向清太朗(天津向)さん(天津)は意図的に発音を避けていたような感じさえ受けましたが、岩井勇気さん(ハライチ)は当初は平板だったのが後半は起伏ばかりになり、いつもと違い3対5で起伏の方が発音回数が多かったのが気になりました。
BS11で放送中の「Anison Days」。
6月5日にはアニメ「鬼滅の刃」OP「紅蓮華」の作曲者として脚光を浴びた草野華余子さんが出演。2回の発音機会とも自然な平板発音でホッとさせられました。
7月10日には、唯一発音機会があった亜咲花さんが起伏発音でした。過去投稿にもある3月22日では平板発音だっただけに残念です。
7月17日には歌手デビュー50周年の串田アキラさんが2回目の出演(1回目は録画失敗で未視聴)。2回の発音機会とも起伏で、ベテランらしくなくガッカリ。司会の酒井ミキオさんまでも(以前はきちんと平板発音されていたのに)起伏で、正直ショックでした。こういった平板から起伏への「逆転現象」だけは何としても食い止めなければなりません。
7月31日(8月14日放送の未公開トーク部分を含む)にはReoNaさんが2回目の出演。過去投稿にある1回目と同様、起伏と平板が混在(3対1)でした。平板の割合が増えてほしいものですね。
8月7日(8月14日放送の未公開トーク部分を含む)には結城アイラさんが初出演。起伏と平板が1回ずつでした。夫のKATSUさん(angela)は基本的に平板発音されている方なので、平板がメインになっていっていただければなあと思います。(尤も、起伏発音された時は司会の森口博子さんに誘導されたような感じでしたので、基本的には平板発音されている方なのだろうと思われます。)
総じて、アニソンとの関係の深さに必ずしも比例はしませんね(むしろ反比例かも。)。周囲の影響もあるだろうし、個人的思い入れの深さもあるでしょう。でも、関わりが深くなれば必然的に結果を伴ってほしい、というのも正直な気持ちなのです。
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
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