2020年4月11日土曜日

続・転倒?!

 何と何と、あの「映像研には手を出すな」の実写テレビドラマが今週からTBS系で始まりました。近々実写の劇場版も公開されるそうです。もうほんとに最近の安易なメディアミックスばやりは、どうも・・・。この題材を実写でやるのはどうにも疑問ですが、それならば単語としての「アニメ」の発音がどうなっているかを確認しないわけにはいきません。
 そして何と何と、主役の浅草みどり役の齋藤飛鳥さんは、4回の発音機会すべてが平板発音でした。他のメインキャラ2名である水崎ツバメ役の山下美月さんと金森さやか役の梅澤美波さんは、いずれも起伏発音ばかりでしたので、少なくとも監督などの発音指導がないのは確かです。すなわち、齋藤飛鳥さんは、きちんとキャラ設定を考えた自然な平板発音をされているわけです。ご本人も普段から疑問なく平板発音されているのでしょう。大変嬉しかったですし、配役した関係者の人選も良かったと褒めてあげたいです。
 過去投稿で取り上げたアニメ版では、メインキャラ3名が全員(ほぼ)起伏発音だったのとは対照的です。アニメファンやアニメサークルがテーマの作品なのにです。やはり、「転倒している」と言わざるを得ません。
 願わくは、他のメインキャラ2名(少なくとも水崎ツバメ)は平板発音に変わっていってほしいものですし、間違っても齋藤飛鳥さんの発音が起伏に変わることがないよう心底願っています。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

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