2020年1月1日水曜日

コミケ委託参加報告

 新年あけましておめでとうございます。
 
 さっそくですが、先日(12月28〜31日)開催された同人誌即売会「コミックマーケット」(コミケ97)の委託参加報告をさせていただきます。 


1 概要
 コミケ91からの連続サークル参加が6回で途切れ、以前から馴染みのあるサークルさん(ケ07b「劇伴倶楽部」様)への委託となりました。1回目(コミケ91)以来のアニメ(その他)(日目=12月28日(土))での参加です。
 前回から発行の無料頒布のシリーズ本で、毎回その回限りの発行のアニメ文化とこう関わってきた」。第2弾の今回は「音楽編」。知っている全てのアニソンから紙幅の都合などで特に印象に残る楽曲計479曲を厳選して年代別一覧表にし、さらに厳選した計214曲についての感想文集です。同様に、歌手については60組を厳選した中からベテラン名についての感想、作曲家については100名を厳選した中から名についての感想(特撮などの実写関係やBGMも少しあり)もあります。作詞やBGMを含むアニメ音楽全般についてのコラムあります。B5判中綴じ60頁。本当はもっともっと感想をたくさん書きたかったのですが、やはり紙幅や時間の制約から諦めました。

 前回のシリーズ本「声優編」も、前回不参加のサークルさんなどに配布するため少しだけ増刷(もちろん誤字などは修正済み)しました。
 なお、既刊2種類を合本再構成・加除修正した完全版として、アニメは本当に認められたの(アンケート結果報告付完全版)」を作成し、アンケート結果報告書をまだ渡していない一部のサークルさんと、これまでアンケート自体を行えなかったサークルさんのうち特に聖地巡礼関係を中心に数か所に、無料配布しました。
 別紙付録(「TAL版勝手にアニメ大賞」)も、最新の内容にバージョンアップ(2019年本放送開始作品の追加など)させたものを作成し、シリーズ本を手渡したサークルさんのうちの一部に手渡しました。


2 事前準備
 シリーズ本新刊は見本誌を含めて45部、シリーズ本既刊は7部、合本再構成完全版は15部(印刷自体は次回以降分も含めて50部)
 シリーズ本既刊と合本再構成完全版は、11月29日(金)(キンコーズの半額サービス期間の最終金曜日で、通常の金曜日の単価6円がさらに半額の3円に)に印刷。シリーズ本既刊はこの時点では5部。
 シリーズ本新刊は、開催1週間前の金曜日(キンコーズの割引デーで、通常8円が6円になる。)に中綴じ製本まで自動印刷。データ自体はA4判で作成してありますが、印刷用の原紙はB5判片面で出力したので、とても楽でした。
 なお、やはり新刊に誤字や情報もれを計4箇所発見しましたが、印刷し直しまでは必要なく、修正液による消去や切り貼りで開催3日前に対処しました。
 別紙付録は、コミケ開催前日(12月27日(金))に、20部印刷(印刷直前に、追加データを手書きで補記)しました。この時に、シリーズ本既刊も2部増刷して計7部となりました。


3 当日の流れ
 当日の委託サークルスペースへの到着は、予想より30分も早い10時30分。一般参加での入場自体が10時10分で、身だしなみなどの準備を済ませ、南2ホール内のサークル窓口で見本誌提出手続をしたのが10時25分。通常のサークル受付と変わらずあっさり済んでしまいました。
 ブロックの端にやや近い席ですが、アニソン関連サークル(数箇所しかないですが)が固まっているところです。
 なお、委託先のご好意でポップスタンドを使うよう勧められたため、写真のようなポップを自作して提示しました。
 なお、当日のスペースの風景写真を撮り忘れてしまったので、自宅で撮影した写真でどうかご容赦ください。
 



 経過は次の通りです。

 10:30 頒布開始時刻。
       30部(互い違いに重ねることで全て机上に)
 12:30 残り25部(?)(つまり5部が捌けた!)
 13:40 残り15部((?)(つまり15部が捌けた!)
 15:05 残り8部(つまり22部が捌けた!)
 16:00 コミケ終了時刻。撤収開始
       8部残存。(一般参加者分としては22部捌けた)
       なお、サークル参加者分としては8部配布
   
  ※最終的には、次のようになりました。
    シリーズ本新刊   45部中8部残存
    シリーズ本既刊    7部中2部残存
    合本再構成完全版  15部中2部残存
    別紙付録      20部中3部残存



4 感想
 南ホールへの配置は初めてでしたが、場所的な問題はありません。「アニメ(その他)」ジャンルの配置日は「評論・情報」ジャンルの配置日に比べて参加者が数万人少なくなることから、頒布部数が減ることは予想されましたが、30部が捌き切れなかったのは予想外でした。呼び込みも一切していないため、特に最終1時間で1部も捌けなかったのが響いた感じです。いつもは40部前後は捌けていたので、少しショックでした。アニメ音楽系サークル自体が少ないためか新規の一般参加者にもヒキが少なかったのかもしれません。(委託先サークル様には何の責任もありませんので、誤解なきよう。)
 サークル参加者との交流は、それなりに良かったです。委託先サークル様とは貴重な情報のやり取りもできましたし、アニメ音楽系サークルの皆様からは大変好意的な反応をいただきました。(「欲しいと思って訪問するはずだったサークルの本かも」と言っていただいたサークルさんや、お渡しした当日に感想のメールをくれたサークルさんもありました)
 合本再構成完全版の方も、特に聖地巡礼系でアンケートを実施したくても状況的に困難だったサークルさんなどに手渡せて本当に良かったです。アニメ系以外でも少し配布でき、発音問題への関心を拡げる努力は惜しまないよう努めることができてほぼ満足です。


5 今後
 シリーズ本の第3弾は、スタッフ編です。アート系など海外作家を含む「監督(演出家)」、プロデューサーや企画会社を含む「制作会社」が中心です。他に恐らくはコラムの形で、脚本家、作画監督(アニメーター)、美術監督、音響監督なども取り扱う(京アニ事件についても、コラムの形で私見を述べさせていただく)予定です。シリーズ全7巻中最少の40頁程度に収まる見込みです。何しろ、次回のコミケ98はゴールデンウィーク開催で制作期間が特に短いですから。 
 合本再構成完全版については、今後も様々なサークルさんに手渡ししたりコミケ以外のイベントでも配布していくつもりです。
 「声優編」「音楽編」は、新規または欠席サークルさんに配布することはあり得ますが、増刷することはもう無いと思います。

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