ここ4か月ほどのテレビ番組の感想をまとめて書かせていただきます。
BS11で放送中の「Anison Days 」。過去投稿でも取り上げた作曲家の神前暁さんのほか、一般芸能人のゲストである藤井フミヤさん・八神純子さんがいずれも平板発音され、大変嬉しかったです。他にも、GRANRODEOの両名(谷山紀章さん、飯塚昌明さん)とも、いつものようにしっかり平板発音でした。また司会の森口博子さんが、6月17日放送の未公開トーク場面や7月19日放送のデーモン閣下の回では珍しく平板発音される場面があり「ついに元に戻ってくれたか」と思いきや、その後はまた起伏発音ばかりになっています。何とかならないものでしょうか。
BSプレミアムで放送中の「アニソン! プレミアム!」。6月2日に放送された声優ユニットのスフィア特集では、高垣彩陽さんは残念ながら起伏でしたが、豊崎愛生さんが2回ともしっかり平板で、大変嬉しかったです。司会の一人である若手声優の相良茉優さんもしっかり平板で、今後とも変わらないでいてほしいと願うばかりです。6月29日の生放送3時間スペシャルでは、GRANRODEOの両名のほか、大原ゆい子さんやRevoさん(Linked Horizon)も平板でした。7月7日に放送された声優アイドルユニットのi☆Ris特集では、若井友希さんが平板、久保田未夢さんが起伏でした。(若井友希さんは、テレビアニメ「八十亀ちゃんかんさつにっき」では特番も含めて起伏でしたが。)
BSフジで放送中の「アニソンラバーズ」。5月12日放送の声優ユニットPoppin'Partyの大塚紗英さんは、起伏と平板が混在していました。また司会のオーイシマサヨシ(大石昌良)さんは、今年は複数のアニソン番組の司会を務めるなど活躍が目立ちますが、過去投稿でも取り上げたように起伏と平板が混在しており、最近はまた起伏が多いようです。ゲストなど周りに合わせるのではなく徹底して平板になってくれるようなら大変嬉しいのですが。
7月7日にBS11で放送された「「センコロールコネクト」公開記念特番」では、アイドルユニット22/7の河野都(倉岡水巴さん)がしっかり平板でした。
6月13日にNHK総合で放送された「日本人のおなまえっ!」の必殺技の回では、局アナウンサーの赤木野々花さんが起伏の一方、お笑いコンビよゐこの濱口優さんが平板でした。
6月24日に日本テレビ系で放送された「人生が変わる1分間の深イイ話」のi☆Ris紹介コーナーでは、ナレーションを担当したフリーアナウンサー城ケ崎祐子さんが、起伏が多い中1回だけですがはっきり平板発音されました。
7月26日にNHK総合で放送された「あさイチ」。ゲストの山寺宏一さんは当然に平板(「ゲーム」「ドラマ」も平板)でしたが、レギュラー司会者の博多華丸さん・博多大吉さんの両名とも平板で、大変嬉しかったです。局アナウンサーの近江友里恵さんだけが起伏で目立っていました。こういう時ぐらい平板になってくれても良さそうなものですが、難しいのでしょうか。
8月8日にCS時代劇専門チャンネルで放送された「これが伝説の舞台裏! てなもんや奮闘記」(伝説の超人気バラエティー「てなもんや三度笠」の放送記念特番)では、アナウンサーの徳光和夫さんがしっかりした平板発音で、大変嬉しかったです。
8月12日にNHK総合で放送された「笑アニさまがやってくる in 宮城県多賀城市」では、発音機会のあった出演者の中で唯一でしたが武田玲奈さんが徹底して平板だったことに救われましたし、好感度が上がりました。
8月20日にBSプレミアムで放送された「アナザーストーリーズ」のルパン三世の回では、元・漫画雑誌編集者の原美千子さんがしっかり平板で、さすがと唸らされました。インタビュー出演の演出家おおすみ正秋さんも当然に平板でした。(司会の松嶋菜々子さんは、アニメをテーマにした朝ドラ「なつぞら」に出演中にもかかわらず起伏で大変残念でしたが。) おおすみさんはBSシネフィルWOWOWで月1回放送中の「世界がふり向くアニメ術」のルパン三世の回でも同様でしたし、同番組の銀河鉄道999の回での監督のりんたろうさんも当然に平板でした。
8月3日にテレビ東京系で放送された「新・美の巨人たち」の高畑勲特集では、ナレーションの市川実日子さんが起伏ばかりだったのに対し、ベテラン声優の杉山佳寿子さんは当然のごとく平板でした。
9月10日にBS日テレで放送された「ぶらぶら美術・博物館」の高畑勲特集では、過去投稿でも取り上げた山田五郎さんが(起伏の時も2回ありましたが)平板発音を約10回も連発されておりホッとさせられました。女優の高橋マリ子さんも起伏と平板が混在していました。
今回はこのくらいにさせていただきます。なお、NHK朝ドラ「なつぞら」関連については、最終回放送後にまとめて取り上げる予定です。
総じて、個人個人の判断で発音がなされていると言えますが、周りに合わせたり、忖度などで普段の発音と変えてしまったりする方もいらっしゃるようなのが残念です。放送局側からの指導はないはずですが、その方ご自身がどのくらい意識されているのかにもよるのでしょう。
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
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