本日7月22日(投稿日は23日になってしまいましたが)は、ビデオ購入記念日です。今年でちょうど40年となります。
高級品なので購入を親に懇願していたわけですが、1979年の今日、父が仕事上の取引先のソニーショップへ連れて行ってくれたのです。ソニーのベータマックスJ7(ベータ方式。初の2か国語・ステレオ放送対応、最大予約数1)とビクターの最新型(VHS方式。最大予約数5)で正直迷いましたが、前者を選択したのが運命。約28万円のところを父との義理で約23万円に割り引いてもらえました。
当日は日曜日で高校は夏休みに入っており、午後3時頃父の運転するクルマで持ち帰ったビデオデッキを自分でセットし、試し録りをしました。たまたま放送されていたのが国鉄(現:JR)初のミステリー列車「銀河鉄道999号」の特集番組(「銀河鉄道999ロマンの旅」?)でした。まさにその日運行されたもので走行シーンを生(?)中継している部分を録りました。生テープが大変高価(2時間録画で約4800円)なので、迷わず削除。(数年後に後悔しましたが、2015年10月10日にCSテレ朝チャンネル2で放送されたドキュメンタリー「鉄道の時代」の第13回「上野駅物語」の中で素材映像が流れ、無事録画保存に成功しました。)
因みに購入動機は、次のようなものです。学習塾の夏期講習(6日間)に通うよう父から厳命されており、翌23日から再放送(月〜金曜日の朝)が始まるアニメ「野球狂の詩」の第1週分が一切観られなくなることに耐えられなかったため、「ビデオを買ってくれるなら通う」という交換条件を出したのです。「CMカットや早送りもできるので時間短縮になる」と強調して説得もした結果、父が渋々承諾してくれたのです。
あれから40年、現在は一部を除きメディア変換(テープなどからのダビング)して、全てブルーレイディスクでの録画保存となっています。私的録画としての所有枚数は約1200枚。データベースも2010年に完成させ随時更新中。番組数(OP・EDだけの場合なども1件扱い)約2万7千件。件数ベースで約6割(録画時間ベースで約5割)がアニメに関係したもの(作品、情報バラエティー、ドキュメンタリー)です。
この膨大な映像資料から抜粋して、この活動で「アニメ」の発音に関する私的証拠資料として活用しているわけです。可能な限りの映像記録を保存してきて本当に良かったと思います。
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