今年(一部は昨年)放送されたテレビ番組のうちまだ触れていないものにつき、まとめて取り上げます。今回は、エンタメ関係第1弾(特に音楽関係)です。
最近アニソン番組がやたら増えましたね。
BS11で放送中の「Anison Days 」では、瀧川ありささん・牧野由依さん・奥井雅美さんとゲストが立て続けに徹底した平板発音され、大変嬉しかったです。
BSプレミアムで今月から始まった「アニソン! プレミアム!」。3月31日に放送されたプレ番組では、司会の声優鈴村健一さんが自然な平板発音をされ驚きました。「おそ松さん」のイヤミ役では起伏発音ばかりだったので、意外でした。しかし、4月に入ってからは起伏発音ばかりになり大変残念な思いです。同番組のゲストでは、LiSAさんや影山ヒロノブさんが、過去投稿でも取り上げたようにいつもは平板なのに今回は一度だけ起伏発音もあり、少し心配になりました。周りの起伏発音者の悪影響があるのかもしれません。
4月21日にNHK総合で放送された「SONGS OF TOKYO」では、声優の水樹奈々さん・宮野真守さんがゲスト。水樹奈々さんはいつものように起伏発音ばかりでしたが、宮野真守さんは自然な感じで平板発音されました。普段からそうなのなら大変嬉しいですがどうなのでしょうか。
また、同番組ではファンの外国人も多数出演されていました。トルコ人の方は起伏と平板が混在、ベネズエラ人の方は平板気味(「ニ」にアクセントのよう)でした。スペイン語は後ろから2音目にアクセントが来るのが大原則なので、母国語の原則に従って発音されたのかもしれません。
このほか、声優さんでも、4月7・14日にBSアニマックスで放送の「ANIMAX MUSIX 2019 OSAKA」に出演された寺島拓篤さんは、2回の発音機会のいずれも平板発音されていました。ミュージシャンでも、昨年ですが9月16日にTOKYO MXなどで放送の「アニ☆ステ」に出演されたORESAMAのぽん(女性ボーカルの方)さんも、自然な平板発音をされていました。結局は個人によるということなのでしょう。
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
アニメは、本当に文化として認められ市民権を得たと言えるのでしょうか?人々の意識・認識は本当に変わったのでしょうか?実はそのことを端的に表してくれるのが、「アニメ」の単語としての発音の仕方なのです。詳しくは「まとめ」ページをご覧ください。 SPPALP (スッパルプ) = Station for Preserving and Promoting "Anime" pronounced with Level Pitch
2019年4月27日土曜日
2019年4月24日水曜日
最近の感想1(ビジネス)
今年放送されたテレビ番組のうちまだ触れていないものにつき、まとめて取り上げます。今回は、ビジネス関係です。
2月19日にBS11で放送された「報道ライブ インサイドOUT」のインバウンド(訪日外国人観光)特集。当然のようにアニメの聖地巡礼についても取り上げられました。
インタビュー出演された豊島区の課長さんは、残念ながら起伏発音でした。自治体関係者で平板発音していただける方はまだまだごく少数ですね。
インバウンド関係のコンサルタントである村山慶輔さんは、大半が起伏発音で平板発音は1回のみでした。本当は平板発音にも馴染んでいるのに世間一般に合わせているということなのでしょうか。アニメツーリズム協会の理事でもあるので、どうか積極的に平板発音していただきたいものです。
明治大学政治経済学部准教授(経済政策)の飯田泰之さんは、最初だけ起伏発音でその後は平板発音ばかりでした。普段はもっぱら平板発音されているのでしょう。アニメ聖地巡礼に関心がある方は、学識経験者であってもアニメ文化との親和性も高いのか、やはり違いますね。
3月5日にNHK総合で放送された「クローズアップ現代+」の「アニメにチャイナ旋風」の回。司会の局アナウンサー武田真一さん・田中泉さんは共に起伏発音でした。(武田真一さんは「好きなアニメ」に私も大好きな「宇宙よりも遠い場所」を掲げており、大いに共感はできるのですが・・・残念です。)ナレーションの古谷徹さんも、起伏1回・平板2回でまだ不安定な印象です。そんな中さすがの貫禄だったのは、アニメ制作会社マッドハウスの元・社長でアニメ産業研究家の増田弘道さんです。インタビューに徹底して平板発音で回答されていましたが、もともとアニメ業界人でもあるので当然ですし、安心して拝聴できますね。
それなのに3月25日に日本テレビ系で放送された「news zero」のアニメジャパン特集では、あろうことか日本動画協会の長谷川雅弘さん(役員ではなく事務局の方です。)が起伏発音でインタビューに回答されていました。仮にもアニメ業界人であるので、発音のあり方にもしっかり気を配っていただきたいものです。
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
2月19日にBS11で放送された「報道ライブ インサイドOUT」のインバウンド(訪日外国人観光)特集。当然のようにアニメの聖地巡礼についても取り上げられました。
インタビュー出演された豊島区の課長さんは、残念ながら起伏発音でした。自治体関係者で平板発音していただける方はまだまだごく少数ですね。
インバウンド関係のコンサルタントである村山慶輔さんは、大半が起伏発音で平板発音は1回のみでした。本当は平板発音にも馴染んでいるのに世間一般に合わせているということなのでしょうか。アニメツーリズム協会の理事でもあるので、どうか積極的に平板発音していただきたいものです。
明治大学政治経済学部准教授(経済政策)の飯田泰之さんは、最初だけ起伏発音でその後は平板発音ばかりでした。普段はもっぱら平板発音されているのでしょう。アニメ聖地巡礼に関心がある方は、学識経験者であってもアニメ文化との親和性も高いのか、やはり違いますね。
3月5日にNHK総合で放送された「クローズアップ現代+」の「アニメにチャイナ旋風」の回。司会の局アナウンサー武田真一さん・田中泉さんは共に起伏発音でした。(武田真一さんは「好きなアニメ」に私も大好きな「宇宙よりも遠い場所」を掲げており、大いに共感はできるのですが・・・残念です。)ナレーションの古谷徹さんも、起伏1回・平板2回でまだ不安定な印象です。そんな中さすがの貫禄だったのは、アニメ制作会社マッドハウスの元・社長でアニメ産業研究家の増田弘道さんです。インタビューに徹底して平板発音で回答されていましたが、もともとアニメ業界人でもあるので当然ですし、安心して拝聴できますね。
それなのに3月25日に日本テレビ系で放送された「news zero」のアニメジャパン特集では、あろうことか日本動画協会の長谷川雅弘さん(役員ではなく事務局の方です。)が起伏発音でインタビューに回答されていました。仮にもアニメ業界人であるので、発音のあり方にもしっかり気を配っていただきたいものです。
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2019年4月6日土曜日
ガンダム&マクロス
ガンダムとマクロス。どちらもアニメブーム(1977〜1985年)の頃に放送された完全オリジナルのテレビアニメシリーズで、現在まで多くの新作が作られ続けている人気シリーズです。最近(3月30日)立て続けに、NHKで取り上げられましたね。
地上波(総合)で放送された「ガンダム誕生秘話」。あくまでテレビ版の苦労が主であるため1981年2月の映画宣伝屋外イベント「アニメ新世紀宣言」にごくわずかしか触れなかったのは残念ですが、存命中のめぼしい方々のインタビューは大体揃っていました。個人的には元・キングレコードのスターチャイルドレーベル創設者である藤田純二さんのお話が良かったです。BGMの商業的可能性を切り開いた方とも言えます。元・アニメック編集長の小牧雅伸さんも、元気な姿を見せてくれました。
「アニメ」の発音機会があったのは3名のみ。アニメーターの板野一郎さんは業界人なので当然に平板。声優の池田秀一さんは残念ながら起伏と平板が1回ずつ。ナレーションの俳優田辺誠一さんは、起伏と平板が混在し起伏の方が多かったです。(因みに、田辺誠一さんは「ドラマ」も平板、富野由悠季さんは「映画」は起伏でした。)
衛星波(BSプレミアム)で放送された「歴史秘話マクロスヒストリア」。個人的にはガンダムと違い思い入れが全くないシリーズですが、アニソンのあり方や声優のアイドル化にも一役買った点が番組中でも強調されていました。
「アニメ」の発音機会があったのは3名のみ。過去投稿でも取り上げている評論家の氷川竜介さんは当然平板ですが、元・ビクター(現・フライングドッグ)の音楽プロデューサー佐々木史朗さんも業界関係者として当然に平板でした。何よりも、司会・解説の局アナウンサー渡邊あゆみさん(黒田あゆみさん、久能木あゆみさん)が、過去投稿でも取り上げた昨年の「歴史秘話ガンダムヒストリア」と同様に徹頭徹尾平板で、大変嬉しかったです。やはりこの方は本物ですね。(私より少し年上で、ほぼ同世代の方なので、定年も近いのが残念です。) 聴いていて何だかとても心地良かったです。流れるような自然な平板発音が繰り返されるのがこんなにも気持ち良いものなのだ、と再認識させられました。他の若いアナウンサーの方々もぜひ見習っていただきたいものです。
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
地上波(総合)で放送された「ガンダム誕生秘話」。あくまでテレビ版の苦労が主であるため1981年2月の映画宣伝屋外イベント「アニメ新世紀宣言」にごくわずかしか触れなかったのは残念ですが、存命中のめぼしい方々のインタビューは大体揃っていました。個人的には元・キングレコードのスターチャイルドレーベル創設者である藤田純二さんのお話が良かったです。BGMの商業的可能性を切り開いた方とも言えます。元・アニメック編集長の小牧雅伸さんも、元気な姿を見せてくれました。
「アニメ」の発音機会があったのは3名のみ。アニメーターの板野一郎さんは業界人なので当然に平板。声優の池田秀一さんは残念ながら起伏と平板が1回ずつ。ナレーションの俳優田辺誠一さんは、起伏と平板が混在し起伏の方が多かったです。(因みに、田辺誠一さんは「ドラマ」も平板、富野由悠季さんは「映画」は起伏でした。)
衛星波(BSプレミアム)で放送された「歴史秘話マクロスヒストリア」。個人的にはガンダムと違い思い入れが全くないシリーズですが、アニソンのあり方や声優のアイドル化にも一役買った点が番組中でも強調されていました。
「アニメ」の発音機会があったのは3名のみ。過去投稿でも取り上げている評論家の氷川竜介さんは当然平板ですが、元・ビクター(現・フライングドッグ)の音楽プロデューサー佐々木史朗さんも業界関係者として当然に平板でした。何よりも、司会・解説の局アナウンサー渡邊あゆみさん(黒田あゆみさん、久能木あゆみさん)が、過去投稿でも取り上げた昨年の「歴史秘話ガンダムヒストリア」と同様に徹頭徹尾平板で、大変嬉しかったです。やはりこの方は本物ですね。(私より少し年上で、ほぼ同世代の方なので、定年も近いのが残念です。) 聴いていて何だかとても心地良かったです。流れるような自然な平板発音が繰り返されるのがこんなにも気持ち良いものなのだ、と再認識させられました。他の若いアナウンサーの方々もぜひ見習っていただきたいものです。
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