アニメオタクを集めたというゲスト出演者の皆さんは、タレントの足立梨花さん、(プロ)コスプレイヤーの五木あきらさん、プロボクサーの井上浩樹さん、お笑い芸人の(はりけ〜んず)前田登さん・(天津)向清太朗さん、フリーアナウンサーの松澤千晶さん、レポーターとしてビデオ出演のお笑い芸人(ハライチ)岩井勇気さんです。司会は、お笑い芸人の(南海キャンディーズ)山里亮太さん、そしてもちろん(元SMAP)中居正広さんです。なお、ナレーションは声優の平田広明さんです。
「アニメ」の発音機会は、意外にも松澤千晶さん以外の全員にありました。
向清太朗さんと岩井勇気さんは、第1弾にも出演されたとのことですが、期待通り徹底して平板発音でした。さすがです。「本物」ですね。(岩井勇気さんは過去投稿でも触れたように稀に起伏発音されることもある方ですが、今回は徹底しておりホッとさせられました。)
五木あきらさんと井上浩樹さんは、ほぼ平板発音でしたね。井上さんは起伏発音のこともありましたが、普段は特に発音を意識されていないことがうかがえます。その一方、起伏発音も多かったのが、前田登さんです。アニメ日記を19年間も書き続けているという筋金入りの方なので、徹底して欲しかったですね。
逆に、足立梨花さんと山里亮太さんは、起伏発音ばかりでした。足立さんは、過去投稿でも触れたBSアニマックスのアニメ関連インタビュー番組「アニカル部! 」でも、たまに平板発音されているので、今回のような一般大衆(?)が観る地上波バラエティー番組では意識して欲しかったですね。ナレーションの平田広明さんも、(元々アニメ出演は少なめな方ですが)残念ながら起伏発音ばかりで、「収録現場で指導でもあるのか?」と疑いたくなるほどです。
さて、やっと本題です。(元)SMAPの中居正広さん。何とほぼ全回平板発音でした。しかも、もう1人の司会の山里さんが起伏発音ばかりなのにそれに引っ張られることは一切無くです。これは大変意外で嬉しい発見でした。
もともとSMAPは、アニメとの親和性は比較的有るグループでした。音楽面では、1991年のCDデビュー以後比較的早い時期にアニソンも複数歌っており、特に、「姫ちゃんのリボン」の主題歌「笑顔のゲンキ」(1992年)、「赤ずきんチャチャ」の主題歌「君色思い」(1994年)の2曲は、オリコンの週間ベスト10入りもしているし、今でもファンの間では愛されている名曲ですね。演技(声優)面でも、「姫ちゃんのリボン」には草彅剛さんが脇役で、「赤ずきんチャチャ」には香取慎吾さんが主役級で出演されています。木村拓哉さんは、映画「ハウルの動く城」に主役級で出演された他にも数本のアニメ作品の声優経験があります。
そんな中、中居正広さんは稲垣吾郎さんと並んで2014年の「サザエさんスペシャル」での本人役(メンバー5名全員)での出演くらいしかアニメ出演経験がなく、メンバーの中でアニメとは一番縁遠い方だと思っていました。それなのに、何と何と「通」の発音とも言うべき平板発音を連発してくださるとは。例えばNHK紅白歌合戦の司会などでもメンバーの口からは起伏発音しか聴いたことがなかったし、まさかと思いました。
昔(1990年代頃まで)は一般芸能人も多くが平板発音だったのですから、全然おかしくはありませんが、特に2010年代に入ってからは起伏発音される一般芸能人が明らかに増加しており、将来を憂いている私でした。中井さんのようなテレビ出演も多い超有名人がちゃんと平板発音を連発してくれるのは大変心強いです。今後も変わらずに(芸能界を)リードしていってほしいですね。
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
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