総合2位になったのが「ルパン三世」。1988〜1994年にNHKで放送されていた「クイズ百点満点」で、「ICPO」がテーマの回に「ルパン三世でおなじみですね」と解説されたくらい、日本人の教養(一般常識?)と言っても過言ではないほどの国民的人気作です。
その原作者である漫画家モンキー・パンチさんは、アニメスタッフに全幅の信頼を置くほどのアニメに理解のある方です。当然にほぼ徹底した平板発音でした。
(因みに、同番組内で、永井豪さんは起伏発音のようでした。)
日本特撮も、昨年が国産テレビ特撮第1号「ウルトラQ」から数えて50周年でしたが、CSのキッズステーションでは同じ2000年の3月26日に「日本特撮60年の軌跡・うしおそうじ物語」という特別番組がありました。
故・うしおそうじ(鷺巣富雄)さんは、「マグマ大使」を始めとした特撮などで有名な映像制作会社ピー・プロダクションの創設者であり、漫画家でもあった方です。そのため、「アニメ」という単語についても、「マグマ大使」制作裏話やハリウッド版ゴジラ批判などの中できちんと平板発音されています。
漫画業界や特撮業界は、基本的に異業種ですが、アニメに関わりの深い方はやはり平板発音の方が多いです。手塚治虫さんのような例外もありますが。(過去投稿にあるように、手塚さんでさえ平板発音の場合はありますし、赤塚不二夫さんはいつも平板でしたし。)
他にも、石ノ森章太郎さんや藤子不二雄さん(両名とも)のようなアニメ化作品も多いトキワ荘世代の大御所などは(私的資料の範囲内では)発音が不明な方も多いですし、松本零士さんのように「アニメーション」としか発音しない方もいますが、是非確かめてみたいものです。
モンキー・パンチ
アニマックス「日本のアニメベスト100」
https://youtu.be/lVohWU0gMtI
うしおそうじ
キッズステーション「うしおそうじ物語」
https://youtu.be/WPvgsMAb6y4
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