8月11・12日に東京ビッグサイトで開催された同人誌即売会「コミックマーケット」(コミケ104)のサークル参加報告をさせていただきます。
1 概要
コミケ91からの毎回参加で、通算11度目のサークル参加(他に別サークルへの委託参加も2回あり)、10度目の「評論・情報」ジャンルで、2日目(8月12日(月))東3ホール「ウ−13a」です。
新刊は1種です。全て無料です。
既刊は、「アニメ」の発音問題に関する評論本「アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」(以下「完全版」)。Q&Aなど当ブログでは直接そのままの形では公開していない内容も含んでいますが、間接的には各投稿の中で触れている内容がほとんどです。前回発行した最終形のつもりのものです。すべて増刷です。
新刊は、個人的感想文集のシリーズ本「アニメ文化とこう関わってきた」第9弾「作品編④」(以下「作品編」)。今回から、時代順に、これまで取り上げていない全作品を対象に、できるだけ多くの作品の感想・個人的エピソードを語るものです。シリーズ物は(ガンダムシリーズなどのように一部例外はありますが)、最初の作品の発表年(「初出年」)を基準に、その後の続編なども一括して取り上げます。テレビ版、劇場版、OVA版、配信版など全てで、海外作品やアート系作品も例外なく取り上げます。ただし、実写合成やモーション漫画などは、基本的に除外します。
この他、別紙の自己紹介ペーパー「TAL版勝手にアニメ大賞」(2024年夏版)(以下「ランキング」)は、今回からは作品編に挟み込む形にします。また、「ブログ投稿タイトル一覧」は、前回から完全版に挟み込む形にしています。基本的に、完全版のみを入手する方はいないと考え、全員の方が作品編は必ず入手するならば、わざわざ別に置く形にする必要がない、と割り切ったためです。
2 事前準備
既刊は、はるか以前の3月下旬に3回に分けて計140部を印刷済み。冬コミサークル贈呈用も含めて早めに印刷しておこうと3月に印刷しようとしたら、キンコーズが4月から会員制度を変更するため、冬コミ分まで見据えて大量に印刷することにしたもの。4月以降は会員には事実上なれず、会員・非会員が同一価格となる金曜日しか利用困難なためですが、元々割引価格となる金曜日しか利用していなかったので、実質変わりませんが。なお、「ブログ投稿タイトル一覧」も3月にとりあえず120部印刷済みですが、冬コミでは今年(2024年)分も含める必要から紙を1枚増やすしかないため、全体を印刷し直す可能性も見込んで少し減らしました。結局、夏コミ当日は、計100部持参(一般参加者頒布用18部+訪問サーク贈呈用82部)。
新刊は、コミケ開催前々日の8月9日(金)に準備会提出用見本誌や私個人の保存用を含めて20部(つまり頒布可能部数は18部)印刷。ランキングは18部のみ印刷。今後はずっとこのパターンになりそうです。2日間とも当選した場合はもう少し増やしますが。まあ、「アニメ(その他)」では当初から落選続き(制度改正からの3回とも)なので、コミケの暗黙のルールとして「3回連続落選のサークルは優先的に当選」が適用されるならば、次回冬コミでは初の2日間サークル参加となるかもしれませんが。なお、訪問サークルへの贈呈は一切行いません。
3 当日の流れ
当日のサークル入場受付はエントランスホール入口から9時5分入場。サークルスペースへの到着は9時15分。見本誌提出専用袋の投函もすぐに済ませ、食事完了は9時40分。ここまではいつものペース。今回の設営完了は9時58分。開場30分以上前に完了したなんて初めて!。新刊・既刊とも挟み込みがありますが、全て事前に済ませており、ただ並べるだけで良かったからですね。しかも、別冊付録置場も必要なく、非常にすっきりしたレイアウトにできたからです。
なお、前回同様お誕生日席すぐ後ろでほぼ角地のため、スペースナンバー&サークル名は前回同様A4判(A3判サイズに拡大せず!)で、「無料」を強調した紙(A4判)と横一列に並べる形です(スペースナンバー&サークルを2枚並べることも考えましたが、そこまでしなくても視認性は十分あるため、やめました。)。頒布物の紹介も、左(小)が既刊、右(大)が新刊、それぞれ「無料」を強調、と横一列に並べるだけです。(既刊用は「左(小)」を明記した物(最終バージョン)も用意していたのですが、一つ前のバージョンの物を誤って貼ってしまいましたが。)
10:30 コミケ開始時刻。離席
既刊17部、新刊17部を置く。
隣接サークルさん(ウ13−b)に各1部贈呈済み
訪問サークル贈呈用本日分(既刊44部)を携帯
12:15 残り既刊11部、新刊8部確認
(つまり6部・9部が捌けた!)
直後に一般参加者が訪問し、各1部手渡し
訪問サークル贈呈用は残り24部の状態
13:15 残り既刊7部、新刊5部確認
(つまり3部・2部が捌けた!)
訪問サークル贈呈用は残り10部の状態
14:05 残り既刊4部、新刊2部確認
(つまり3部・3部が捌けた!)
直後に一般参加者が訪問し、各1部手渡し
(WEBカタログチェックで来訪された方で、「レインボー戦
隊ロビン」について少し会話)
訪問サークル贈呈用は残り5部の状態
※新刊は残り1冊の状態に!
(隣接サークルさんに「最後の1冊が持って行かれた時刻」の確
認を依頼した上で離席)
14:27 いったん帰席
既刊・新刊とも残部0確認!
隣接サークルさんに「ほんの1〜2分前」「既刊については不
明」と確認。付箋を譲ってもらい、各々に「14:25完売」と
書き、本を置く位置に貼付
訪問サークル贈呈用は残り4部の状態
※既刊について、1部をスペースに置きいったん離席するがすぐ
に撤回して、サークルスペース机上はゼロに
15:32 正式に帰席
訪問サークル贈呈用が1部余ったため、机上に置く
15:40 昨日(一般参加)訪問サークルで贈呈したサークルの代表者(昨日
は不在で売り子に手渡し)が、わざわざ挨拶に来訪。最後の1冊
(昨日の売り子さんの分)を贈呈。
16:00 コミケ終了時刻。撤収開始
既刊・新刊全て(贈呈用も含む)が残部0は久々 4 感想
位置的にはやや内(北・東)寄りで、島中でしたが、決して悪く無い配置です。人通りも前回並みなのではないかなあ。
頒布数は、18部は正直困難と思っていましたが、杞憂でした。意外にも14時半頃に頒布終了してしまい、嬉しい驚きでした。昔の作品ばかりなのであまり興味を持たれないかと思っていましたが、さすが年齢層が幅広いコミケ。ただし、途中まで既刊が残部多めだったのに、最終的には同時に残部0になったのは解せません。既刊のみを持ち帰った方が数名いらっしゃるということです。アニメ感想本に興味はなかった(1969年以前は古すぎて興味が持てなかった)ということでしょうか。
両隣のサークルさんとの交流は、ほぼ左隣(同じ机を使用)に限られましたが、頒布終了時刻確認や付箋提供などご協力いただけて恐縮でした。16時まで一緒でした。
一般参加者の方々との交流も、結局直接お会いできたのは3名ほど。すぐに持って行かれた方、「レインボー戦隊ロビン」について語ってくれた方、完全版を昨日贈呈したお礼にわざわざ来訪された方(「アニメレコードの本」のサークル代表者)だけでした。サークルスペースにて色々お話がしたいのはヤマヤマですし、そこにこそサークル参加の意義がある事も重々承知していますが、買物の方を優先してしまうのは今後も変わらないと思われます。どうかご容赦ください。
5 今後
次回は、1974年(可能なら1975年)までの見込みです。実は、1971年初出の「ルパン三世」は、ゴールデンウィークに約8日間を費やして再鑑賞・感想執筆(感想というより作品解説が多めの文章)済みです。そのしわ寄せで、今回1970年以降まで取り上げられなかったとも言えます。他にも、感想執筆済みが複数(「荒野の少年イサム」「魔女っ子メグちゃん」)あります。それでも、「科学忍者隊ガッチャマン」「マジンガーZ」「デビルマン」「キューティーハニー」「宇宙戦艦ヤマト」など、続編などが多いシリーズ物が目白押しで、さてどうなることやら・・・。どこまでを続編と捉えるかも悩みどころです(「デビルマンレディー」「ガッチャマンクラウズ」などは、続編として次回掲載対象に含めて良いものかどうかなど)。
とにかく、暇さえあれば先へ先へと進むことになり、せっつかれている感じで、気が休まる暇がありません。こんなのが後4〜5年も続くことになるのかと思うと、少し憂鬱だったりします。まあ、楽しんで書ければいいんですけどねえ・・・
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