2021年9月30日木曜日

最近どーよ!?(情報番組など)

  ここ3〜4か月ほどのテレビ番組の感想の4回目(最後のはずがもう1回増やして全5回になりました。ごめんなさい!)です。アニメ関連の情報番組などが中心です。


 6月27日にTBS(関東ローカル。他地区は7月18日など)で放送の「それSnowManにやらせて下さい〜超人気声優下野紘と即興アフレコ対決! 」。ナレーションを担当した子役(12歳)の矢作由紗さんが、4回の発音機会のうち最初の1回だけですが平板発音されました。普段は平板発音であり途中で意識して起伏発音に変えたのかもしれません。大変残念なことではありますが、一方で将来に希望が持てる出来事ではありました。是非とも平板発音を意識して続けていただきたいものです。

 7月25日にBS11で放送の「マギアレコード 魔法少女まどか⭐︎マギカ外伝2nd SEASON 放送直前特番」。司会の松澤千晶さんやナレーション担当の声優堀川さつきさん起伏発音で大変残念でした(なお、「ゲーム」も両名とも起伏でした。)が、他に発音機会があった方々は平板発音ばかりでした。アニプレックスのプロデューサー石川達也さんは業界人なので当然ですね
(「ゲーム」は5回の発音機会のうち1回を除き平板でしたが。)。声優の麻倉ももさんは、少し意外でしたが、それだけにとても嬉しかったです(「ゲーム」も平板でした。)。歌手のカレンさん(ClariSの現在のお2人のうちの1人)も、2014年からメンバーになったとは言えまだお若いのによくぞ、と嬉しかったです。

 CSのAT−Xで不定期放送中の「R指定アニメ!」。人気ホストで最近アニメにハマりだしたというROLANDさんが司会で、ゲストとともにアニメについて語る番組です。今年3月に続く第2弾として、事前特番として7月2日に放送の「ROLANDとAT−Xの歴史」では、フリーアナウンサーの松澤千晶さん・田口尚平さんと3人で語りまくりました。実は、松澤千晶さんこそ5回の発音機会とも起伏でしたが、田口尚平さんは8回の発音機会のうち起伏平板が半々、ROLANDさんは11回の発音機会のうち平板が3回ありました。そして本番として8月28日に放送の「「長門有希ちゃんの消失」生放送スペシャル」では、松澤千晶さんが1回のみの発音機会で起伏、ROLANDさんが2回の発音機会とも起伏だったのに対し、ゲスト声優の白石稔さんは3回の発音機会のうち(1回のみは起伏気味でヒヤリとさせられましたが)基本的に平板でホッとさせられました。ただし、もう一人のゲスト声優である桑谷夏子さんが4回の発音機会いずれも起伏だったので、気分的にはすっきりしませんでした。結局は個人なのですが、ROLANDさんが起伏になびきつつあるのが残念です。アニメに最近ハマりだしたというタイプの方々には、是非とも正統的な発音である平板発音の方に馴染んでいただきたいので、良いお手本と接しないといけないのに、ゲストなどの人選に影響されてしまいますねえ。こればっかりは(平板発音が基調の人を選ぶといった風に)意図しないとできないことなので実現困難なわけで、運を天に任せるしかないのが何とも・・・。

 
 長くなるので、予定変更で今回はここで打ち切ります。もう1回だけで「まとめ」は終わります。音楽番組関係を取り上げます。別テーマの投稿も控えていますが、もうしばらくお待ちください。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2021年9月23日木曜日

最近どーよ!?(ナレーションなど)

 ここ3〜4か月ほどのテレビ番組の感想の3回目です。一般芸能人を中心に、特にナレーションを務める声優さんなどにも重点を置きます。


 5月29日にテレビ東京系で放送の「出没!アド街ック天国」。秋葉原の回です。出演者で唯一発音機会があったお笑いタレントの村上さん(マヂカルラブリー)が平板発音されていました。一方で、ナレーションを務めている声優の津野まさいさんは、発音機会がありませんでしたが、「ゲーム」を徹底して平板発音されていましたので、ひょっとすると「アニメ」も同様かもしれません。

 6月8日にフジテレビ系で放送の「セブンルール」。毎週放送されている情報バラエティ番組で、作曲家の梶浦由記さんの回です。司会の尾崎世界観さん(クリープハイプ)は、過去にアニメ主題歌を担当したこともあるロックバンドのボーカルですが、きちんとした平板発音をされました。一方で、ナレーションを務めている声優の小野賢章さんは、起伏発音ばかりでした。

 6月9日にNHK教育で放送の「浦沢直樹の漫勉neo」。漫画家の浦沢直樹さんが他の漫画家の仕事場を訪問する番組で、アニメーターでもある安彦良和さんの回。両名とも当然ながら平板発音ばかりでした(安彦良和さんは1回だけ「ニ」にアクセントを置く起伏発音気味の時がありました。浦沢直樹さんは「ゲーム」も平板発音でした。)。一方で、ナレーションを務めた俳優の葵わかなさんは、残念ながら起伏発音ばかりでした。ご本人はアニメ好きな方らしいですが、(ナレーションの収録は必ず事後のため)是非とも出演者の平板発音に馴染んでいっていただきたいものです。

 6月26日にNHK総合で放送の「SONGS OF TOKYO」。月1回放送されている番組です。司会の村上信五さん(関ジャニ∞)が過去投稿にもあるようにきちんと平板発音で、ホッとさせられました。一方で、ナレーションを務めている声優の水瀬いのりさんは、いつもと変わらず起伏発音。このような出演者(特に司会者)とのアンバランスさがやはり気になってしまいます。

 6月27日に日本テレビ系で放送の「行列のできる法律相談所〜人生を変えたアニメSP」。放送開始当初はともかく現在は"看板に偽りあり"(弁護士も出演しているだけで法律の話題はほぼ皆無。この10月からは「法律」の文字が削られるそうです。)の大変砕けた高視聴率バラエティー番組です。発音機会があった出演者の大半が起伏発音の中、唯一松村沙友理さん(乃木坂46。ただし現在は卒業)が2回のうち1回だけ平板発音をされました。ただしインタビュービデオ映像内であり、会場内では起伏発音でした。普段は平板発音なのに会場の雰囲気に負けてしまったということなのでしょうか?だとしたら大変残念です。同じ元・乃木坂46で局アナウンサーの市來玲奈さんが、会場内での2回の発音機会とも起伏発音だったことで余計に。ちなみに、ナレーションを務めている俳優の林田尚親さんも、アニメ出演経験もある方ですが、起伏発音ばかりでした。

 7月21日に日本テレビ系で放送の「映画「竜とそばかすの姫」その魅力を豪華キャスト&細田守が語り尽くすSP」。ナレーションを含めて唯一発音機会があったのが細田守さん。当然ながら綺麗で自然な平板発音でした。「ドラマ」も平板発音されましたが、もしかすると一般芸能人との交流が増えた影響なのかもしれませんね。

 8月20日にNHK総合で放送の「アニ×パラスペシャル・東京大会直前」。数年前から放送されてきた番組ですが、東京パラリンピック直前の特別版です。広瀬アリスさんが徹底して平板発音だったのが、過去投稿(「ミュージック・ステーション」出演時)の頃から変わっておらず、ホッとさせられました。一方で、ナレーションを務めた2人の声優(梶裕貴さん安元洋貴さん)が、いずれも以前と変わらず起伏発音だったのが、余計に歯がゆかったですね。


 総じて、ナレーションについては、必ず事後収録なので、直接の番組出演者(特に司会者は重要)の発音を視聴する機会は必ずあるわけですが、番組の趣旨や雰囲気によって変える、ということはなさそうですね。(かと言って、普段は平板発音の人がナレーションを起伏発音で行うのは困りますが。)
 
 今回はここまで。あと1回で「まとめ」は終わりで、その後すぐに別テーマの投稿も予定しています。ネタが尽きることはないですねえ。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2021年9月16日木曜日

最近どーよ!?(声優など2)

   ここ3〜4か月ほどのテレビ番組の感想を数回(全4回予定)に分けてまとめています。2回目の今回は、声優さんを中心にした2回目(後半)です。

 (なお、声優さんの年代区分として、声優歴3年未満は「新人」、声優歴10年未満は「若手」、声優歴30年未満は「中堅」、声優歴50年未満は「ベテラン」、声優歴50年以上は「大ベテラン(レジェンド)」としています。)


 7月15日にNHK教育で放送の「きょうの健康」。洋画吹き替えでの活躍が目立つベテラン森川智之さんが、とても自然な平板発音をされていました。過去投稿でアニメ「深夜天才バカボン」出演時に起伏発音されていたと紹介しましたが、アニメ出演も決して少なくはない方なので、こういう素で出る番組ではやはりベテランらしく平板発音されるのだなあ、と嬉しくなりました。アニメ界隈に疎い方々は、声優でも一般芸能人でも、意外と平板発音される方も少なくないのですが、森川智之さんの場合は、洋画・アニメバランスよく関わっているため、「わかった上で」平板発音されているわけで、大変心強いです。
 
 8月20日にCS日テレプラスで全3回放送の「豊崎愛生と漫画とグルメ」。既に中堅の豊崎愛生さんが、グルメ漫画について原作者と対談したうえ料理も実践するというバラエティー番組です。原作者側に「アニメ」の発音機会はありませんでしたが、「ドラマ」については、原作者(第1回「孤独のグルメ」の久住昌之さん)が起伏平板が2回ずつだったのにも関わらず、豊崎愛生さんは2回の発音機会とも平板でした。それだけに余計に、「アニメ」については豊崎愛生さんが徹底して起伏発音だったのが、大変ショックでした。過去投稿にもある通り、むしろ平板発音が多かった方なのですが、最近は起伏発音ばかりで、大変歯がゆい思いをしています。特に今回のように、「ドラマ」だけ平板発音というのは、アニメ業界関係者としてはあるまじきことで忸怩たる思いです。何かきっかけがあったのかもしれないですが、どうか「アニメ」も平板発音に戻っていただきたいと強く願います。

 8月22日にCSのAT−Xで放送の「スーパーカブで紡ぐ世界」。今年4〜6月にBS11などで放送されたアニメ「スーパーカブ」の特別番組です。主人公小熊役の若手夜道雪さんが、起伏平板がほぼ半々でした。起伏発音はファンのメッセージを読み上げる時などで、個人的な話の際はほぼ平板でしたので、基本的には平板発音されている方なのだと思われます。対談相手であるユーチューバーの茅ケ崎みなみさんは残念ながら起伏でしたが、 それに引っ張られる感じは全くなかったので。

 8月23〜27日にCSカートゥーンネットワークで全4回放送の「声優聖地めぐり」。アニメ「弱虫ペダル」第1・第2シリーズのメイン声優3名(ギリギリまだ若手の山下大輝さん、中堅の福島潤さん、同じく中堅で最年長の鳥海浩輔さん)が自転車でインターハイのコースを実際に辿るというものです。鳥海浩輔さんには発音機会がありませんでしたが、福島潤さん起伏のみ、山下大輝さん平板起伏が混在でした。起伏のうち1回は「ニ」にアクセントがある感じでした。ナレーションを担当したギリギリまだ若手の諏訪彩花さんは、徹底して起伏でした。アニメ本編でも皆さん起伏ばかりでしたから、予想はしていましたが、一番若手の山下大輝さんが平板発音もされていたことで、少し希望は持ちました。本放送当時も思いましたが、できればアニメ本編でも「アニメファン(オタク)」設定らしく平板発音して欲しかったと切に思います。

 ちなみに、現在放送中のアニメの中でも、本編中で声優さんに「アニメ」の発音機会がある作品はやはりいくつかあります(私が視聴している範囲では「ぶらどらぶ」「かげきしょうじょ!!」「ぼくたちのリメイク」)。今の所その全てが起伏発音で、大変悔しい思いです。何とかならないものでしょうか。(「ぶらどらぶ」なんか、総監督の押井守さんが業界人として当然の徹底した平板発音なのにも関わらずですし、さらに過去投稿にもあるように徹底して自然な平板発音のCF(CM)が番組内で流れ続けているわけで、余計に悔しいです。)


 声優さんがらみはまだあるのですが、残り2回は、他のアニメ業界関係者・芸能関係者・メディア関係者などが中心の番組を取り扱います。いずれも、今月中の投稿予定です。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2021年9月7日火曜日

最近どーよ!?(声優など1)

  ここ3〜4か月ほどのテレビ番組の感想を数回に分けてまとめます。今回は、声優さんを中心に、同じ番組に出演された他の芸能関係者にも言及します。
 (なお、声優さんの年代区分として、声優歴3年未満は「新人」、声優歴10年未満は「若手」、声優歴30年未満は「中堅」、声優歴50年未満は「ベテラン」、声優歴50年以上は「大ベテラン(レジェンド)」としています。)


 5月30日にCSファミリー劇場で放送(2月21日に配信済み)の「声優紅白サンライズ ONLINE  LIVE」。
 ベテランの井上和彦さん郷田ほづみさん平板発音で安心させてくれました。中堅の野島裕史さん平板発音で嬉しかったです。
 ベテランの矢尾一樹さんは、初の主役を演じた「機動戦士ガンダムZZ」の前期OP「アニメじゃない」を歌唱されました。インタビュー時に1回だけ起伏気味の発音をされドキッとさせられましたが、その後の3回の発音機会は全て同曲同様にしっかり平板発音され、安心しました。まとめページや過去投稿にもあるように、同曲は当然に徹底して平板発音の曲だから、まかり間違っても発音を変えてはなりませんからねえ。
 司会のベテラン浪川大輔さんは、今回も起伏発音され、最近は起伏ばかりの感じで危惧させられます。もう一人の司会で既にベテランの域に達しようとしている阪口大助さんは、起伏平板が半々でした。ベテランらしい発音を望みます。
 ちなみに、声優さん以外で発音機会があったのは、コーラスのENA☆さんだけですが、残念ながら起伏でした。


 6月6日にBSアニマックスで放送の「Sphere 10th anniversary document 高垣彩陽’s side」。
 中堅の高垣彩陽さんが3回の発音機会のうち1回だけですが平板発音されました。初めて耳にしたので、「おおっ!」と思わされました。以前は起伏発音ばかりだったので、良い方向への「変化の兆し」ならいいのですが
 なお、他に発音機会があったのは作曲家の上松範康さんだけで、いつものように平板発音でした。やはりこういう番組ではこの感じがしっくりきますね。


 6月9日に日本テレビ系で放送の「ウチのガヤがすみません」。
 最近テレビでの顔出し出演が目立つ中堅の下野紘さんは、相変わらず起伏発音でした。声優の代表格として出演機会が多いということは世間一般への影響もその分無視できないので、大変残念な思いです。


 6月28日にNHK総合で放送の「アニソン! プレミアム! 〜ラブライブSP」。
 ナレーションを務めた既に中堅の域に達した新田恵海さん佐倉綾音さんは、いつものように起伏発音ばかりでしたが、1回ずつ発音機会があった既に中堅の徳井青空さんと若手の鈴木愛奈さんは、意外にも平板発音で、とても嬉しくなりました(鈴木愛奈さんは過去投稿で起伏平板が混在でしたが。)。やはり、アニメ関係者はこうであってほしいものです。


 7月11日にテレビ朝日系で放送の「声優パーク建設計画VR部〜バーチャル六本木SP」。
 既にベテランの域に達した関智一さんが、実に久々に平板発音されていて感激しました。近年は起伏ばかりで大変残念な思いをしていましたが、以前のように平板が当たり前の状態に戻っていただければと強く望みます。
 それだけに余計に、ナレーションを務めたベテランの高山みなみさんがいつものように起伏発音で、残念な思いです。


 7月13日に日本テレビ系で放送の「夏の超特大さんま御殿!! 3時間SP〜超人気声優が夢の共演」。
 明石家さんまさんは、たった一度だけ起伏発音されましたが、他は5回の発音機会全て平板発音で安心させられました。(6月18日にフジテレビ系で放送の「さんまのまんま」でも、2回の発音機会全て平板でしたので、以前のように平板発音を貫いていただきたいものです。「ビッグ3」と呼ばれるほど影響力の大きい方なので特に切望します。) 
 中堅の下野紘さんは前述の通り起伏でした。
 若手の楠木ともりさんが(3回の発音機会とも)徹底して平板発音で、大変好感を持ちました。
 中堅の竹達彩奈さん平板発音だったのも、嬉しかったですが少し意外でした。夫の梶裕貴さんは起伏発音が目立つので、夫婦間の会話ではどんな感じなのか気になります。どうか決して起伏発音ばかりになったりしないよう希望します
 ベテランの松本梨香さん起伏発音だったのはショックでしたが、ベテランの山寺宏一さん平板発音の一方でたった一度だけ起伏気味の発音をされたのにもドキリとさせられました。ベテランらしく平板発音を徹底していただきたいです。
 そんな中一番驚いたのは、ベテランの日高のり子さんが2回の発音機会とも平板発音だったことです。近年はナレーションなどでも起伏発音ばかりで残念な思いをしていたので、実に久々で、大変興奮しました。これを契機に以前のような平板発音に戻っていただければと強く願うものです。
 なお、27歳のコスプレイヤーえなこさんは今回は残念ながら2回の発音機会とも起伏でした。中川翔子さんも、(発音機会は1回ずつですが)「ゲーム」を平板発音されたので余計に「アニメ」を今回は起伏発音されたのが残念でした。


 長くなるので今回はこのくらいにしておきます。近日中に続きを投稿します。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)