2019年3月9日土曜日

映画賞

 毎日映画コンクールは、毎日新聞社主催(1983年からはスポーツニッポン新聞社も共催)で1946年から開催されている割と権威ある映画賞です。アニメに関しても「大藤信郎賞」のほか1989年からは「アニメーション映画賞」(あの「となりのトトロ」が前年にグランプリに相当する「日本映画大賞」を受賞してしまったため分離独立)もあります。
 去る3月3日にBSトゥエルビで今年度分である「第73回毎日映画コンクール表彰式」が録画中継されました。その中で映画監督の上田慎一郎さんと司会の田村あゆちさんにだけ「アニメ」の発音機会がありました。 
 上田慎一郎さんは、昨年大いに話題を呼び、昨日地上波でテレビ放送もされた「カメラを止めるな!」の監督で、今回見事に監督賞を受賞されました。妻が同じ映画監督で主に自主制作アニメーションを発表されているふくだみゆきさんで、昨年度(第72回)のアニメーション映画賞を受賞されている関係からのお話の中で一度だけ、大変自然な感じで平板発音されました。さすがアニメ関係者の家族がいる方は違いますね。好感度もさらにアップしました。
 一方で、田村あゆちさんは、フリーアナウンサーですが、大変残念ながら起伏発音でした。アニメ自体のイベントではないため仕方ありませんが、もう少し意識していただければありがたいです。
 
 この3月8〜11日には「東京アニメアワード」も開催されており、自主制作などアート系作品とテレビなど商業系作品の両方が表彰される貴重なアニメイベントとなっています。私は、(前身の東京国際アニメフェア時代を除き)足を運んではいませんが、表彰式の司会者などのスタッフの方々は、(日本動画協会主催でもあるので)ちゃんと平板発音であると信じたいですが、部外者を起用していたりするとわかりませんね。実際はどうなんでしょうか・・・。 

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

0 件のコメント:

コメントを投稿