それにちなんだ(?)テレビ番組が早くも目立ちます。
8日(日)のNHK-BSプレミアム『アニメ100人くらいに聞きました』。
司会の上川隆也さんが「アニメ」ではなく「アニメーション」とこだわって発音されているのがとても印象的でした。本当に好きな人なのだということが伝わってきました。
多くの方がインタビューに答えていましたが、養老孟司さんがしっかり平板発音されていたのには、「さすが!」とうならされました。この方は昔からきちんと平板発音されている学識経験者のお一人です。
その一方で、ナレーションを務めた声優の御二方(朴璐美さん、浪川大輔さん)がいずれも起伏発音だったのには、「あなた方までですか!しかもこんなときにまで!」と思わざるを得ませんでした。昔はきちんと平板発音していた中堅どころの御二方でさえこんな状況なんだ、と大変心配になりました。
9日(月)のテレビ朝日系『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙3時間SP』。
5年ほど前(2011年8月27日)にも『お願い! ランキングGOLD・2時間スペシャル~人気声優100人が本気で選んだスゴイと思う声優ランキングBEST25』という番組があったため「また似たような企画だなあ」と思わされました。1位はどちらも山寺宏一さんでしたし。出演者も、野沢雅子さんや山寺宏一さんなど同じようなメンバーが多かったですが、今回の方が大ベテランクラス(例:柴田秀勝さん)の出演が目立ったのは良かったですね。個人的には榊原良子さんが出演してくれてうれしかったです。(古谷徹さんや小山茉美さんの名前が出なかったのは意外でした。)
2011〜2012年頃やたら多かった"声優さん大集合"的番組では結構飛び交った「アニメ」という単語自体(もちろん当時出演した声優さんは全員平板発音)が、今回は他の芸能人なども含めてほぼ皆無だったのが意外でした。アニメファンを公言している乃木坂46の生駒里奈さんは起伏・平板が混在していて、「頑張れ!胸を張って平板発音するようになってほしいなあ!」と応援しながら観ていました。これらのため余計にナレーションを務めた声優の立木文彦さんの起伏発音が気になりました。(この方は昔から起伏発音ですが。)
ただ、既にベテランの域に達した林原めぐみさんが今回もランクインしているのに、ポリシーのため(なのか?)出演どころかコメントすら出してくれないのは、昔からのファンとしては少し残念です。
その影響としか思えないのですが、資料映像を保存・公開している動画サイトの当ブログ専用チャンネルの方で、同日夜から林原さんを中心に声優さん関連動画へのアクセスが激増しました(林原めぐみさんの某動画は通常の約10倍!)。2日経った今夜もまだその影響が残っています。テレビの影響力の大きさを痛感させられました。だからこそ、ナレーションも含めて声優さんらの言動は大事なのですが・・・
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
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