比較的最近のテレビ番組の感想の中で、素人のアニメファンなどを中心にまとめます。前回取り上げなかった分を取り上げます。
8月4日にテレビ東京系で放送の「ガンダム 45th Anniversary Party!」。ガンダム45周年にまつわるスタジオトークバラエティーで、過去投稿で既に取り上げていますが、素人のアニメファンについては触れていませんでした。「アニメ」の発音機会があったのは2名のみ。息子さんと一緒に楽しんでいると語る福岡の30代男性は平板1回、高校のガンダム研究部部長の10代男性は起伏1回でした。昔からのファンは平板が多く、最近の若いファンは起伏が多い、と単純には言えませんが、一般的な傾向に近いとは思われます。アニメ関連のクラブ・サークル活動を積極的に行う方々が起伏発音なのは、アニメ文化の将来に大変危惧を抱かざるを得ません。
9月13日にテレビ朝日系で放送の「ミュージック・ステーション」の「国民的アニメ名曲2時間スペシャル」。出演ゲストに発音機会はなく、唯一発音機会があった局アナウンサーの鈴木新彩さんが起伏2回のみでしたが、インタビュー出演の一般のアニメファンの中で1名ありました。10代の日本人女性で、しっかり平板発音1回の後、やや起伏気味の発音でもう1回でした。10代の若いファンの中にも、発音の揺れが起きているのでしょうか。
9月26日にTBS系で放送の「大切なことはすべてアニメが教えてくれた」。出演ゲストの芸能人などは起伏発音ばかりでしたが、インタビュー出演の一般のアニメファンの中で1名のみありました。「BANANA FISH」のTシャツを着た日本人女性で、平板1回。救われた気分でした。なお、別に「コミケ」の発音機会も2名あり、いずれも日本語で、オーストリア人女性が平板1回、イタリア人女性が起伏1回。外国人にも「コミケ」が浸透してきている様子がうかがえますね。
以上のように、アニメファンといえども、年齢・性別・国籍を問わず、起伏と平板の混在傾向が見られます。昔は平板のみが大勢だったのに、本当に由々しき事態です。何とかならないかと頭を変えてしまいますが、私にできることは何でもしたいと考えている今日この頃です。
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
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