2024年2月23日金曜日

素人(異業種人)

 比較的最近のテレビ番組の感想の中で、素人ですがアニメ業界以外の業種で活躍されている方々を中心にまとめます。


 CSのAT−Xで放送中の「あにめすこ〜ぷ・アニメを本職に見せたら聞いた事ない話が飛び出した件」。声優の徳井青空さんとお笑い芸人の岩井勇気さんが司会で、1本のアニメを取り上げ、それにまつわる本職(素人)に当該アニメを観せて意見を聞く番組です。昨年11月放送で7作品目となるりゅうおうのおしごと!」編。将棋界からプロ棋士の女性3名が出演されましたが、発音機会があったのは香川愛生さんだけでした。起伏平板1回ずつで起伏が先でした。特にこだわりなく自然に両方の発音をされている感じでしたが、こういう方々が自然に平板発音が増えていくのが望ましい姿なので、少しは期待できそうです。なお、司会の徳井青空さんは、発音機会5回とも起伏のみで、大変残念です。

 昨年12月29日にBS11で放送の「大晦日放送! アニメロサマーライブ2023放送直前スペシャル」。プロレスラーのグレート・O・カーンさんが解説していました。かなりのアニメ好き・アニソン好きらしく、今回のライブでも登壇されています。発音機会は1回のみでしたが、とても自然な平板発音でした。こういう方々がもっと増えていただければ安心なのですが、もっともっと露出が増えてもらわないとなかなか・・・。なお、司会の鷲崎健さんは、発音機会は1回のみですが、(グレートさんの後で)平板でした。グレートさんに引っ張られたのかもしれませんが、過去投稿にもあるように元々は起伏基調の方なので、今後も少なくともアニメ関連番組では平板発音であっていただきたいものです。

 NHK総合で放送中のドキュメンタリー「クローズアップ現代」。昨年12月13日放送の「世界を席巻! 生成AI」の回。弁護士の福井健策さんが、発音機会1回のみですが平板発音でした。ただし、ナレーションの声優小松未可子さんが発音機会2回とも起伏発音だったのが残念です。

 1月7日放送の「NHKスペシャル〜日韓POPS新時代」。昨年世界的に大ヒットしたアニメソング「アイドル」についての解説で、音楽評論家の柴那典さんが発音機会2回とも平板でした。作曲家神前暁さんの大学での1年後輩にあたる方ということもありますが、さすがですね。とても嬉しかったし、勇気付けられました。一方で、ナレーションの俳優坂口健太郎さんは、発音機会1回のみですが起伏だったのが残念です。


 総じて、素人でも自然な平板発音ができる方々が大勢いることで勇気をもらえますが、まだまだな日本の現状への憂いは消えません。本来は「素人」の平板発音者が自然に増え続けていくことが理想なわけですので、まだまだですね。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)


2024年2月4日日曜日

最近どーよ!?(落ち葉拾い2)

 最近のテレビ番組の感想などからの落ち葉拾いの中で、音楽関係者を中心に紹介します。


 NHK教育で放送中の「クラシックTV」。8月24日放送の「「青のオーケストラ」コラボ第2弾」では、元ハロー!プロジェクトの一員で歌手の鈴木愛理さんに発音機会があり、起伏2回・平板1回でした。アニメ好きということなので、平板発音がもっと増えていけば嬉しいですね。


 BS11で放送中の「Anison Days」。11月3日放送分での元KalafinaのWakanaさん起伏1回のみでした(過去投稿では同じKalafinaの3名のうち、H-el-ical // さんが平板keikoさんが起伏でしたが)・・・残念です。11月17日放送分(昨年2月10日放送の井上苑子さんと出演した回の未公開分)の作曲家武部聡志さんも、伏1回のみでした。過去投稿では徹底して平板発音だっただけに、正直ショックでした。今後もアニメ音楽に関わりを持ちそうなので、変に勘違いなどをせずしっかり平板発音を継続していただきたいのに残念です。悪しき傾向ですねえ。一方で、1月12日放送分でのWANDSのギター担当柴崎浩さんは、平板2回のみで、とても嬉しかったです。


 NHK総合で放送中の「SONGS」。1月25日放送分は西川貴教さん。発音機会2回とも平板で、少し意外でしたがホッとしました。過去投稿にもあるように、一時は平板発音を徹底していた感じだったのに最近は当初の起伏基調に戻ってしまった感じがありましたが、久々に発音機会に触れてそれが平板(しかも、司会の大泉洋さん起伏2回のみなのに、それにつられることも無く!)だったことが本当に嬉しかったです。今後も平板発音を徹底する形で定着していただければと希望しますが。アニメ音楽界隈の今後に少し希望が持てました。


 CSのAT−Xでほぼ恒例になりつつある新作紹介番組「次クール、何くーる」。9月25日初回放送(2023秋)分では司会の声優寺澤百花さん起伏平板各1回、1月8日初回放送(2024年冬)分では司会の声優白石晴香さん起伏2回のみ(他に複合語「アニメ専門チャンネル」も起伏)でした。ただし、マスコットキャラクター「たいがさん」の声を担当している声優福山潤さんは、複合語「アニメ専門チャンネル」の発音を含め、全て平板でした。過去投稿にもあるように、起伏発音されることもあるのですが、やはりこういうアニメ専門チャンネルのアニメ情報番組では平板発音を続けていただきたいものです。その意味では、AT−X社員として出演している安井さんには、これまでの出演では起伏ばかりですが、平板発音を徹底していただかないと本当に困りますね。


 以上です。次回からは、テーマ別投稿に戻る予定です(既に複数のテーマが決定しています)。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)