東京ビッグサイトで開催されている世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」。今夏のコミケ102には、サークル参加抽選漏れ(落選)により、一般参加のみとなることが決定しました。初申込から通算11回の申込のうち、落選は2回目です。ただし、委託参加(実現すれば2回目)を検討中です。
新型コロナウイルス対策が緩和されたとはいえ、サークル用会場は以前と変わらない程度の広さにとどめた形での2日間開催で、サークル総数はたったの2万(従来の6割程度)。落選しても当然だったわけですが、とうとう落選です。しかも、史上初の複数日申込可能(複数日サークル参加可能)だったにも関わらず、2日とも落選です。どちらか1日は当選できると思っていたので、大変なショックです。書類不備はないはずですが、「まさか」でしたね。(当落通知メールは1件しか届きませんでしたが。Webカタログのサークル検索でも引っかからなかったので、残念ながら間違いなく2日とも落選です。)
今回は、委託先候補は極めて限られており、頒布予定の本の内容と当該サークルの(過去を含む)頒布物傾向との整合性(自然さ)も考えると、実質2箇所くらいしかありません。しばらく検討が必要ですが、できるだけ早く働きかけるつもりです。
当日の頒布物は、3種類考えていましたが、委託参加のみとなるため、実際問題としては1種類に絞られました。
「アニメ」の発音問題に関する評論本「アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」は、以前の委託参加時と同様、頒布は諦めます。
個人的感想文集のシリーズ本「アニメ文化とこう関わってきた」での続刊2種類のうち、「作品編③」も取りやめます。「歴代準々ベスト」として、歴代総合第30位候補作を10本前後取り上げる予定でしたが、作品選定に悩んでおり、6本+「進撃の巨人」(完結前の暫定版)の合計7本に留める予定でした。ですが、落選により無理に発行する必要がなくなりました。「進撃の巨人」が「秋」(遅くとも今年11月)には完結するので、きちんと完結した後に感想を書き、次回冬コミ発行予定の総集編に(追録の目玉として)組み込めばよいのですから。場合によっては、他作品は掲載を見送り、「進撃の巨人」だけにするかもしれません。そうすれば、事実上「進撃の巨人」が単独で歴代第30位となり、区切りの良い「歴代トップ30」が決定することになります。最終回が期待以上の傑作だった場合は、そうなるのが自然でしょう。
したがって、今回頒布する1種類は、「アニメ文化とこう関わってきた」の「ファン活動編(下)」ということになります。
前回発行の上巻との2分冊の残りです。内容は、聖地巡礼(国内、海外)、公式イベント(講演会、展示会、オフシアター上映会、オールナイト上映会、コンサート、朗読劇、各種ファンイベント、国際映画祭など)、マスメディア接触体験(雑誌、ラジオなど)です。公式イベントは、広島国際アニメーションフェスティバルや東京国際アニメフェアは特に詳しく、その他のビジネス系イベントや海外イベント(アヌシー国際アニメーションフェスティバル、ジャパンエキスポ)もあります。
現在まだ鋭意執筆中です。なかなか肝心な部分の詳細がわかる資料が発見できなかったりして行き詰まったりしながらも、だんだん詳細が埋まってきている感じです。聖地巡礼は、まだ3分の2くらい残っている感じですが、今月中には終わるでしょう。
なお、次回冬コミには、オンデマンド本による総集編発行を予定しています。そのための下準備(標準的でない線や文字などがきちんと印刷されるかどうかの確認)として、お試し印刷を複数の印刷所に依頼することも検討しており、夏コミまでまだ間がある7月初頭に入稿する方向です。可能ならば、夏コミ前に追録(声優編など大幅加筆予定)もできるだけ手がけたいと思っています。
このほか、別紙付録「TAL版勝手にアニメ大賞」(2023年夏版)も、もちろん発行します。内容は大きくは変わりませんが、委託参加ということもあり、前回冬コミと同様に、付録として一緒に袋詰めとするつもりです。しかし、前回冬コミと異なり、カラー写真集などは今回は無い見込みです。
まあとにかく、本の執筆は続けますし、最終的に委託参加は実現すると思います。
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