東京ビッグサイト東ホール全館で無事開催された世界最大の商業アニメイベント「アニメジャパン」。
視聴全ステージイベントの感想集。後半は、司会関係者以外についてです。(ただし、声優で司会を担当された方は、今回取り上げます。) 。前半と同様、「アニメ」の発音だけでなく「ゲーム」「ドラマ」「映画」の発音もわかっている範囲で触れています。
※ 本文中の人名・作品名などの直後の( )内は、この表の「区分」欄に示した数値で、視聴ステージの通し番号
まずは、声優さん。相変わらず起伏発音が多かったですね。今回も発音形態ごとに分類させていただきましたが、固定的なものではないのが悩みの種ですね。
過去投稿では起伏だった方々。
雨宮天さん(6)は、スペシャルコメントの「アニメのすべてがここにある」の発音も含めて起伏のまま。小林裕介さん(9の司会)は、発音機会3回のうち1回は他の出演者(鈴木崚太さん)に引きずられる感じで平板。杉田智和さん(7)は、ビデオ出演なので誰の影響も受けない形で起伏・平板が2回ずつ。鬼頭明里さん(5、6)は、2つのステージとも起伏・平板が1回ずつ(「平板」は平板気味という感じで少し曖昧な発音)でした。杉田さんや鬼頭さんは、良い傾向なので今後も平板発音を増やしていっていただきたいですね。
過去投稿では取り上げていませんが元々起伏とわかっている方々。
洲崎綾さん(2)・金元寿子さん(8)・本渡楓さん(20)・藤田茜さん(スペシャルコメント。ただし「アニメのすべてがここにある」は無く、それ以外)・古賀葵さん(スペシャルコメント)は、発音機会1回のみ(藤田茜さんのみ2回)ですがいずれも起伏。一方、鈴木崚太さん(9)・伊瀬茉莉也さん(18)は、今回は発音機会1回のみですが平板でした。実は元々平板基調だったのかもしれませんね。
過去投稿では起伏・平板が混在だった方々。
元々起伏基調だが稀に平板もあるという感じの方々。
高垣彩陽さん(14)は、発音機会2回とも完全な起伏。子安武人さん(16)・千葉翔也さん(20)・山下大輝さん(13)・佐藤元さん(9)は、いずれも発音機会は1回のみですが起伏。梶裕貴さん(1、18、22)は、ほぼ徹底して起伏でしたが、22は発音機会1回のみですが今年のアニメジャパンでの視聴範囲で唯一の平板。ご本人が個人的に大好きなゲームがアニメ化されると知った衝撃でとっさに出た形でしたが、いざとなると平板になるというのは、息継ぎの関係などでただの偶然なのかもしれませんが、平板基調に変わる可能性が感じられ、嬉しい出来事でした。
以前は平板だったのに最近は起伏ばかりが目立つ方々。
花江夏樹さん(3)は、発音機会は1回のみですが今回も起伏でした。大変残念ですが、なんとか以前のような平板発音に戻っていただけないものですかねえ。
以前は平板だったのに最近は起伏・平板が混在気味の方々。
島﨑信長さん(14、スペシャルコメント)は、14での発音機会4回のうち3回は起伏気味でしたが、残りの1回は松岡禎丞さんに優しく語りかける形の自然な感じで平板でした。一方で「ゲーム」はゲーム系のステージである12でさえも起伏でした。やはり元々は「アニメ」を平板発音されている方なのだと確信しました。
過去投稿では平板だった方々。
井上麻里奈さん(スペシャルコメント)は、今回は「アニメのすべてがここにある」の発音のみですが、大変残念ながら起伏でした。同調圧力のようなものがあったのでしょうか?
今回初めて発音を確認できた方々。
起伏だったのは、優木かなさん(21)は発音機会3回とも、高橋ミナミさん(5の司会)・守屋亨香さん(10)は発音機会2回とも、日向未南さん(17)・前田佳織里さん(19)は発音機会1回で。
起伏・平板が混在だったのは、朝井彩加さん(7の司会)は発音機会3回のうち1回のみ平板気味、松岡禎丞さん(14)は1回ずつでした。松岡さんは、「ゲーム」も平板(同じステージに登壇しており「アニメ」の発音機会がなかった日高里菜さんは起伏だったので、余計に目立ちますが)、「映画」が起伏でしたので、元々平板発音されている方なのだろうと推測できます。
平板だったのは、山下誠一郎さん(8の司会)・岡咲美保さん(21)は発音機会2回とも。小原好美さん(5)・若山詩音さん(6)・利根健太朗さん(21の司会)・村上まなつさん(スペシャルコメント)は発音機会1回で。いずれも自然で綺麗な発音で、大変好感を持ちました。山下さんは、「ドラマ」も平板だったため元々平板発音傾向があるのかもしれませんが。
声優さん以外の出演者(登壇者)の方々。
お笑い芸人のゴー☆ジャスさん(10)は、発音機会1回のみですがとても自然な感じの平板発音でした。結構アニメ好きとお見受けしました。
深見真さんは、業界人(7のシリーズ構成・脚本)なので、当然に徹底して平板でした。
歌手のZAQさんは、過去投稿にもあるように起伏・平板が混在で起伏基調から平板基調へ変わってきている感じの方で、今回は発音機会2回とも平板でした。「もう、本物ですね」と言いたいですが、現実はそう甘くはないですし。
歌手で当イベントのアンバサダーでもある西川貴教さん(4)は、一時は徹底して平板発音されるようになっていたのに最近はまた昔のような起伏発音に戻られてしまっている感じで、今回も発音機会2回とも起伏でした。露出も多く影響力が大きいので、どうか以前のような平板基調に戻っていただけたらと切に望むものです。
今回特に印象的だったので、次の御三方にはもう1度触れさせてください。
梶裕貴さんは、ゲーム系のステージである22で唯一のアニメ関係者とも言える位置付け。ご本人の普段の生活態度などが感じられるとても良い雰囲気のステージで、「アニメ」を思わず平板発音で絶叫された時は感動しましたし、(ゲーム文化に元々ほとんど馴染みのない私ですが)このステージを視聴して本当に良かったと思いました。
島﨑信長さんは、「ソードアート・オンライン」のステージ(14)で見られたように、同期の松岡禎丞さんとリラックスしたタメ口で語り合うような流れで自然に「アニメ」を平板発音されたことからも、人柄が感じられて好感を持ちました。
村上まなつさんは、主演作の「明日ちゃんのセーラー服」のステージ(6)でこそ発音機会がありませんでしたが、溌剌として独特の味を持ち大変行動力がある魅力的なキャラを見事に演じ切った今年特に印象深い声優さんです。何と何と、スペシャルコメントでは、前述の井上麻里奈さんや島﨑信長さんでさえ起伏だったのに、唯一人「アニメのすべてがここにある」を平板発音されました。少なくとも声優さんでは私の知る限り(テレビCF(CM)を含めても)初めての快挙です!! その勇気ある、それでいて大変自然な行動に、(前述のキャラにも通じる魅力を感じ)ますます好感度が上がりました。
以上のような思わぬ収穫もありましたが、来年こそは何の気兼ねもなくリアル参加できることを望みます。やはり、アニメイベントは楽しいですね。
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