2021年1月30日土曜日

最近の感想(バラエティー番組など)

   この年末年始を中心に昨年10月以降のここ3〜4か月ほどのテレビ番組の感想をまとめます。2回目は、アニメ情報番組以外の各種バラエティー・ドキュメンタリー番組などです。

 まずは、出版関係者です。
 NHK教育で放送中の「SWITCHインタビュー」。昨年11月28日放送の「鈴木敏夫×津野海太郎」。スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫さんは発音機会がありませんでしたが、晶文社の元編集者で評論家の津野海太郎さんは、さすが出版業界出身だけあってきちんとした平板発音をされていました。ナレーション(六角精児さん平岩紙さん)はいずれも起伏発音なのが残念でしたが。
 CSフジテレビONEで放送中の「漫道コバヤシ」。昨年12月の第72回「ビッグコミックスピリッツ創刊40周年スペシャル」。小学館の同誌編集部の及川さん(氏名不詳)が、当然のごとく平板発音(「ドラマ」も)されていました。アニメ化作品も多い漫画誌なので当然ですが、ホッとしました。

 次は、ナレーションです。
 BSプレミアムで放送中の「世界ふれあい街歩き」。昨年11月10日放送(2016年撮影分の再放送)のチリ・サンティアゴの回では、ナレーション(担当者不詳)が起伏平板が混在していました。
 昨年12月5日にフジテレビ系で放送の「芸能人が本気で考えた! ドッキリGP」。「鬼滅の刃」出演声優の下野紘さんも出演していましたが、ナレーションのバッキー木場さんがさりげなく平板発音されていました。ナレーションでの平板発音は近年本当に事例が少ないので、大変嬉しくなりました

 続いて、タレントさんたちです。
 昨年10月24日にNHK教育で放送の「乳がんダイアリー・矢方美紀2020」。元SKE48の矢方美紀さんが、声優を目指して頑張る姿を描いたドキュメンタリーです。平板発音と起伏発音を1回ずつされました。発音時の雰囲気からは、おそらく普段は平板発音されている方なのだろうと推測できます。
 昨年11月に放送・配信されたドラマ「ヴィレヴァン2」第4話では、店員の今中世津役最上もがさん(過去投稿にあるように元でんぱ組.incメンバーで平板起伏が混在する方ですが)がしっかりと平板発音されていました。やはり平板発音が基本の方なのだとわかりましたし、少なくとも同作の現場では役者個人の判断に任されていることがはっきりしました。
 NHK総合で放送中の「ドキュメント72時間」。1月8日放送(2019年2月本放送分の再放送)の冬キャンプの回。本放送当時放送中の深夜アニメ「ゆるキャン△」人気による聖地巡礼中の台湾のアニメファンも出演しており平板起伏が混在していましたが、ナレーションの俳優鈴木杏さん平板発音されており、大変嬉しかったです。アニメ映画「花とアリス殺人事件」などにも出演した方なので、ごく自然に発音されているようで何よりです。

 1月2日に日本テレビ系で放送の「1億人の大質問!? 笑ってコラえて5時間スペシャル」。大洗でのロケ場面で、聖地巡礼中のアニメファン数名も明石家さんまさんも全て平板発音で、ホッとしました。
 同日にフジテレビ系で放送の「さんまのまんまスペシャル」。「鬼滅の刃」出演声優の花江夏樹さん・下野紘さんが出演。同作の大ファンの椿鬼奴さんは相変わらず起伏発音でしたが、花江夏樹さん明石家さんまさんは徹底して平板発音でした。ただし、自身のプロデュースアニメの話題になった途端、急に明石家さんまさんが起伏発音をされて大変驚きました。過去投稿にもあるように普段から徹底して平板発音(「ドラマ」も)されている方なのに。(ディレクターなどスタッフから指示でもあったのでしょうか?もしそうならば、大変由々しき事態です。)それにつられてか、花江夏樹さんや下野紘さん起伏気味の発音を1回だけされ、残念な思いです。
 BSテレ東で放送中の「ワタシが日本に住む理由」。昨年10月26日の放送では、岐阜県八百津町に住むフランス人が、「キャプテン翼」がきっかけと話す中で(フランス人にあるまじき)起伏発音をしたのにつられたのか、司会の高橋克典さんが、それまで平板発音だったのに起伏発音をされました。やはり、周りにつられて(合わせて)発音を変えてしまう例は無くなりませんねえ。日本人の悪い癖です。
 TBS系で放送中の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ(金スマ)」。1月15日の回はLiSAさんがメインゲスト。大変残念ながら2回の発音機会とも起伏発音されましたが、ゲストの下野紘さんは(発音機会をわざと避けたのか)「アニメーション」としか発音されませんでした。中居正広さんは、発音機会は1回のみでしたが、過去投稿にもあるように平板発音が基本だった方なのに、今回は起伏発音でした。大のLiSAファンと言う宮田俊哉さん(Kis-My-Ft2)も起伏発音ばかりでしたし、ナレーションの真地勇志さんが1回のみ平板発音気味だった以外は、発音機会があった全員が起伏だったことになります。良くない傾向で、心配でたまりません

 なお、BS1で放送中のCOOL JAPAN。1月1日のスペシャル世界が驚いた! これぞニッポンのNEWSでは、司会の鴻上尚史さんリサ・ステッグマイヤーさんがいずれも以前のような平板発音に戻っており、ホッとさせられました。外国人の出演者の方々も基本的に平板発音でした。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2021年1月24日日曜日

最近の感想(音楽番組)

  この年末年始を中心に昨年10月以降のここ3〜4か月ほどのテレビ番組の感想をまとめます。1回目は、主に音楽番組です。

 BS11で放送中の「Anison Days」。10月2日のnano.RIPEの回では、ボーカルのきみコさんが自然な平板発音でしたが、相方のササキジュンさん起伏平板が混在していました。きっと普段は起伏発音されている方なのでしょう。11
月27日の彩音さん平板発音で嬉しかったです。12月11日の鈴木愛菜さんは残念ながら起伏平板が混在していました。12月18・25日のももいろクローバーZの回では、メンバーの中で唯一百田夏菜子さんだけが平板発音でした。個人的にはやっと発音を確認できてホッとさせられるとともに、大変嬉しくて好感度も上がりました。アニメとの関わりも小さくないグループなので、できればグループ内でも平板発音が浸透してほしいものです。11月13日のやなぎなぎさんや1月8日の織田哲郎さんは、以前と変わらず自然な平板発音でホッとしました。(織田哲郎さんの回では、司会の森口博子さんも、つられたのか久々に平板発音されていました。できれば昔のように自然な平板発音に戻っていただきたいものです。)
 BS朝日で放送中の「ザ・インタビュー〜トップランナーの肖像」。12月19日の作曲家小林亜星さんの回では、元アナウンサーの小島慶子さん起伏発音でした。あまりアニメ文化に馴染みのない方のようなので、仕方ありませんが。小林亜星さんの発音は未だに確認できませんが、大変古くからアニメ文化と関わりのある方なので、きっと平板発音されていると信じています。
 12月31日の「NHK紅白歌合戦」は、「アニメ」の発音機会は意外と少なく、大泉洋さん二階堂ふみさんが1回ずつしかありませんでした。残念ながらお二人とも起伏発音でしたが、大泉洋さんは発音前にしばらく間がありました。まさかと思いますが、(よもや制作サイドからの指示はないはずですので、) 普段は平板発音なのに「NHKだから」「視聴率が高いから」「全国(海外も)生中継だから」「大勢の子供たちも視聴しているから」との忖度で起伏発音に変えたのだとしたら、とんでもないことです。過去投稿にもあるように平板発音の司会者の方々もちゃんといらっしゃいますので、余計な配慮は害毒でしかありません

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2021年1月1日金曜日

新年ごあいさつ

 例年なら年末の冬コミ参加報告をするわけですが、今回はコミケ自体が全く開催されなかったため、現状報告の機会とさせていただきます。
 昨年11月29日付けの投稿にもあるように、5月のコミケ99に参加申込済みです。しかし、開催日数が4日間から3日間に変更されサークルスペースが大幅に減少するため、落選の可能性もかなり高いです。最悪、知り合いのサークルさんに委託するかもしれません。
 発行予定の本のうち、個人的感想文集のシリーズ本アニメ文化とこう関わってきたでの続刊2冊については、私事の都合などにより、予定よりもかなり遅れています。
 「作品編①」が優先で、必ず発行します。国産テレビアニメ歴代総合ランキングでのベスト19国産劇場アニメ歴代総合ランキングでのベスト1の、併せて20作品(続編・リメイク・スピンオフや劇場版・OVAも含めて)が対象ですが、テレビ第4・18・19位と劇場第1位(このほか、某作品の著作権に関する特別コラムも)が残っています。
 「スタッフ編」は、海外アート系を含む監督(演出家)制作会社(プロデューサーや企画会社を含む)がメイン。京アニ事件に関する特別コラムは完成していますが、他には監督の一部しか完成していません。制作会社は必ず書きます。しかし、そのほかの脚本家、作画監督、美術監督、音響監督などは、「人物編」の一部として簡単なコラムでお茶を濁すことになりそうです。今後のスケジュールを考えると、発行自体を取りやめることはないです。
 とにかく、さらなる交流のためにも、今年は例年通り各種イベントに無事参加できることを願っています。(さしあたっては、3月のアニメジャパンですかね。)