2016年9月3日土曜日

一般芸能人

 一般芸能人の中でも、もちろん平板発音している人は少なくないです。昔に比べて減っているようなのが残念ですが、まだまだ捨てたものではありません。
 例えば、市川紗椰さん(「芸能人」かどうか微妙ですが、モデルが本業でニュース番組レギュラーでもあります。)は、平板発音が徹底していることで私が大変好感を持っている人の一人です。昨日(9月2日)もBSアニマックスの「聖戦士ダンバイン」特別番組で富野由悠季監督と対談していましたし、芯がしっかりした「本物の」アニメファンですね。
 また例えば、竹下景子さんは、アニメ出演歴もある(例えば「火の鳥」は1980年の劇場版も2004年のテレビ版も担当)中で、最近でもちゃんと平板発音してくれています。アニメブーム(1977〜1983年頃)当時から直接関係している人はやはり違いますね。
 さらに例えば、船越英一郎さんは、アニメ出演歴も一応あります(例えば2009年の新作「ジャングル大帝」)けどあくまで実写ドラマの俳優さんですが、数年前のBSアニマックスでの特別番組の司会で徹底して平板発音していたことに大変好感を持ちました。1960年生まれなので世代的には私と同じ「アニメファン第1世代」に当たりますし、「ああ、この人は本物(のアニメ理解者)だな」と。
 総じて、アニメブーム当時から直接関係していてもいなくても、若い人でも年配の人でも、平板発音はちゃんと生きています。それは、アニメが真の「文化」として確立する未来をまだ信じられるギリギリの状況と感じています。そのためにも、特に若い芸能人で自分は本物のアニメファンだと自覚・公言しているような方たちには、ぜひ見習ってほしいものですね

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

0 件のコメント:

コメントを投稿