角川書店グループ(現カドカワ)は、今年40周年を迎える映画製作をはじめ、メディアミックスに熱心なことで定評があります。インターネット配信やアニメ聖地巡礼にも理解が深いことでも有名です。
その会長(すなわちトップ)である角川歴彦さんが出演しているテレビ番組を本日視聴しました。BSイレブンの報道番組「報道ライブINsideOUT」です。「アニメの聖地に外国人 KADOKAWAの挑戦」と題された約35分にわたる特集でした。聖地巡礼などに訪れる外国人に対して、「トリップアドバイザー」としての役割を果たし、「アニメ聖地88カ所巡り」の候補地を雑誌公募中で、埼玉県所沢市にその拠点建設も計画中といった話でした。放送の中で、「アニメ」という単語を数回発音され、すべて平板でした。(しかも一方で、「ドラマ」はおろか「ネット」さえも起伏発音なのにでした。)
出版業界、とりわけ角川のように漫画・アニメ関連も多い出版社であっても、意外と起伏発音の人も少なくないようですが、さすがはメディアミックスのパイオニアですね。角川春樹さんなどがどうだったか記録・記憶は定かではありませんが、トップがきちんと平板発音してくれていることは心強いです。これを見習い、漫画雑誌出版社が登場するアニメやドラマなどでも、ちゃんと平板発音を心がけてくれるとうれしいですね。(悪い例としては2010〜2013年にNHK教育で放送されたアニメ「バクマン」があります。雑誌編集者の発音が一時平板だったのが起伏になっていってしまったのが、大変残念な思いをしていました。)
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
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