2016年7月9日土曜日

本職じゃなくても (こどものおもちゃ)

 1996〜1998年にテレビ東京系で全102話放送されたテレビアニメ「こどものおもちゃ」は、小学生(&中学生)タレントの主人公倉田紗南役をはじめ本職ではない声優も数多く出演していました。本放送は全く視聴していませんでしたが、大地丙太郎監督(声優としても出演、EDの作詞も)の出世作であり、ハイテンションギャグとシリアス展開とのメリハリが心地よい作品でした。特に、倉田紗南役の小田静枝さん(元々はラジオパーソナリティー)は本当にはまり役で、この人なしには当作品は成り立たないと言ってよいくらいの熱演ぶりが大変印象的でした。
 芸能界を背景にした作品のためもあり、当時としては珍しく本編中に「アニメ」という単語が数回登場します。本職ではない声優3人(小田静枝さん、引田とも子さん、ぜんじろうさん)に発音機会があり、ほぼ全回平板発音でした。特に小田静枝さんは、「ドラマ」を起伏発音はしても「アニメ」を徹底して平板発音していたことには、大変好感が持てました。
 最近の本職のアニメ声優さんたちや当作品の大ファンという某ラジオ局アナウンサーさんなども、少しは見習っていただきたいものです。

  テレビ東京系「こどものおもちゃ」
   https://youtu.be/nBoy5DNzOxI
  

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