東京ビッグサイトで開催されている世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」。今冬のコミケ107に、サークル参加が無事決定しました。初申込から通算14回目の直接参加(委託も含めれば16回連続)です。
またいつもの「評論・情報」ジャンルのみで、2日目(12月31日(水))東5ホール「ソ−26a」です。
コミケ102から全日(2日間)とも申込可能となって以来、まだ一度も「2日間共サークル参加」は実現していません。まるで前回1日目(「アニメ(その他)」)に当選したのは、2日目落選の救済策で特例だったかのようです。
配置場所は、一番南寄りのホール端で、島の端(いわゆる「お誕生日席」の隣)です。過去にも数回経験している位置で、隣に隙間が空いているため出入りはしやすいため、正直モアベター(ベストはお誕生日席)で助かります。向かい側は別ジャンル(「ラブライブ!」)で、これも初めてではありませんが。
当然ながら、アニメ評論系なサークルが固まっている場所です。右隣はお誕生日席(向きが90度異なる)で隙間も空くため会話は困難ですが、左隣は隣り合うのは初めてですが知っている(頒布物を入手したこともある)サークルさんです。大変硬派な評論サークルさんで、実は少しビビっているほどですが、多分当日は穏やかに簡単な会話くらいはできるとは思います。
開始時刻は、相変わらず10時30分のままで、今回も改善されていません。特に2日目は、西ホールや南ホールへも行かざるを得ないため、巡回ルートなどにまたまた大変悩まされそうです。
当日の頒布物(すべて無料)は、次の通りです。
「アニメ」の発音問題に関する評論本「アニメは本当に認められたの?(アンケート結果報告付完全版)」は、2023年冬コミで発行済みの「最終版」ですが、今回も大幅に増刷します(前回の残部が9部あり、51部増刷予定)。2024年からは、かつて実施したアンケート協力者かどうかにこだわらず、ジャンルに関係なく頒布物を入手したサークル関係者の大半に積極的に贈呈しています。昨今の状況からすれば、日本人1億2千万人全員に頒布したいくらいの本なのです。なお、本誌から分離独立させ別紙付録に戻った形の「ブログ投稿タイトル一覧」は、コミケ開催直前までの内容を追加します。
個人的感想文集のシリーズ本「アニメ文化とこう関わってきた」は、2024年から、まだ取り上げていない数多くの作品についての感想を時代順に取り上げる続編(無料コピー本)が始まりました。国産テレビ作品を基本とし、劇場単独の作品や海外作品もできるだけ取り上げます。また、シリーズ物は、初出年を基準に全てを一括して(ガンダムシリーズは例外的に作品別で、その他も内容面などから分離する場合あり)取り上げます。つい最近本放送されたばかりの続編までも含め、劇場版・OVA版・配信版など全てです。なお、印刷については、2024年(作品編④)からは、サークル贈呈は一切行わず、純粋に一般参加者頒布用のみです。
今回は、「作品編⑦」です。1981年から1985年までです。一応、録画保存分がある作品のほぼ全てを再鑑賞(と言ってもほぼ全てが録画後初めての再生!)していますが、感想は書かずに済ませる作品もあり、視聴・録画履歴を枠囲いで取り扱う作品はごく一部で、単なるベタ打ちの作品が多いです。枠囲いになるのは、「うる星やつら」「聖戦士ダンバイン」「蒼き流星SPTレイズナー」くらいに留まりそうです。このうち「ダンバイン」「レイズナー」は3〜4年前に執筆済み(作品編③掲載候補作だったため)で、ようやく日の目をみることになります。
海外作品は、録画保存していない「王と鳥」を簡単に取り扱うかもしれない程度で、ほぼ皆無です。
アート系作品は、手塚治虫の「ジャンピング」「おんぼろフィルム」が対象となるほか、手塚治虫の複数の短編自主制作作品や、前回収録漏れした木下蓮三の「ピカドン」も取り扱う予定です。
アニメブーム下の時期ということもあり、劇場単体作品やスペシャルアニメも結構あります。スペシャルアニメは、録画保存していないものが大半で、「ナイン」3部作くらいになりそうです。また劇場先行型の「ゴルゴ13」「21エモン」については、後のテレビシリーズも併せて取り扱います。OVA単体作品も、世界初の「ダロス」がついに対象となります。
進捗状況は順調です。録画保存話数の多いものを優先しており、前回夏コミ前には前述の枠囲い3作品のほか「コブラ」「ボトムズ」の計5作品(さらに前述の「ダンバイン」「レイズナー」を含めれば計7作品も!)執筆完了してしまっています。そのため、心理的にもかなり余裕が持てており、視聴・感想執筆に丸1日以上を要する作品は、本日現在、「わたしのアンネット」「超時空要塞マクロス」「ゴルゴ13」「21エモン」くらいしか残っていません。劇場単体・OVA単体・スペシャルアニメ・アート系などは、まだ全て未着手ですが、心配はいりません。12月14日(日)までには全頁執筆完了し、12月19日(金)には校了・印刷できそうです。
なお、無料の別紙付録「TAL版勝手にアニメ大賞」(2025年冬版)は、2024年からは、新刊に挟み込む形で頒布しています。(既刊だけを入手する一般参加者はおそらく皆無と思われるためです。)