2024年9月21日土曜日

一般芸能人 21

 一般芸能人(アニメ歌手・声優以外の芸能人)について、最近気になったことがあったので優先して取り上げます。


 NHKBSで放送中の音楽番組「The Covers」。8月22日放送の「80年代アニメソングスペシャル」の回。ゲストは工藤静香さん。ナレーションの局アナウンサー池田伸子さんこそ徹底して起伏発音(計6回)でしたが、他のスタジオ出演者全員が起伏発音・平板発音の混在でした。司会2名のうちリリー・フランキーさんは、最初の2回は起伏でしたが、上白石さんの平板発音の後は平板になり、最後は起伏平板と続き、最終的には各3回。もう一人の司会である上白石萌歌さんは、過去投稿にもあるように元々平板発音されている方ですが、リリー・フランキーさんの起伏発音での解説の後、最初に工藤さんに呼びかけた際は平板、その後の会話の中では起伏気味で、最終的には各1回。ゲストの工藤静香さんは、大のアニメ好きとのことで、最初は明確に平板で、その後上白石さんが起伏気味に発音した後に2回連続で起伏気味になり、最終的には起伏気味2回・平板1回。何だか、お互いに意識し合っているような感じも受けましたが、どうもいけません。結局お三方とも元々平板発音してきているように思われますので、自信と誇りを持って平板発音に徹していただきたいというしかありません。

 8月4日にテレビ東京系で放送の「ガンダム 45th Anniversary Party!」。ガンダム45周年にまつわるスタジオトークバラエティーです。司会のカズレーザーさんは、最初のうちは平板でしたが、途中から起伏ばかりとなり、最終的には起伏5回・平板2回。発音機会があったゲストは2名のみで、歌手の西川貴教さんは、起伏で始まり、途中から平板になり、最終的には各2回。俳優の本郷奏多さんは、平板のみ(1回)。残念ながら、局アナウンサーの中原みなみさん起伏のみ(2回)、ナレーションの声優池田秀一さん起伏のみ(1回)。カズレーザーさんは、その場の状況に応じて変わるような感じで、今回は起伏が多かったのは、元々ご本人が起伏基調の方だったからということのようです。本郷さんは、ガンダム(ガンプラ)好きで複数のアニメ作品に出演経験があるせいか自然な平板発音で、好感を持ちました。西川さんも、平板基調に戻りつつあるようで、もっと自信と誇りを持って徹底していただければと思います。


 総じて、一般芸能人の方々は、アニメ業界との最近の関わり方によって(声優などから)悪影響を受けたりするので、むしろ直接の関わりが全く無いかしばらく無いような方々が平板発音されるケースも多いです。工藤静香さんなどはその例かもしれませんが、本郷奏多さんのような例もあるので、単純ではありませんが。とにかく、平板発音する(し続ける)方々が決して減ることのないように、と切に願うものです。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

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