2023年7月15日土曜日

一般芸能人 18

  テレビ番組での(アニメ業界関係者ではない)一般芸能人の「アニメ」の発音について、やや寝かせすぎた古い情報が多いです(最新のいくつかは後日別テーマで取り上げます)が、久々にまとめます。


 2月23日にNHK総合で放送の「100カメ」の「進撃の巨人」の回。現在の制作会社であるMAPPAの中にカメラを設置して密着録画取材するものです。お笑いコンビのオードリーのお2人のうちツッコミ側の若林正恭さんに発音機会があり、起伏2回・平板1回でした。最初が平板だったのに後は連続して起伏だったので、少し残念です。現場スタッフ(業界人)に発音機会は特に無く、番組制作者などの指導も無いはずなので、もともと発音が混在されている方なのでしょう。こういう方々には、できれば平板発音を徹底していただければと思います。

 CSフジテレビONEで放送中の「漫道コバヤシ」。漫画好きタレントのケンドーコバヤシさんが漫画家など業界関係者を訪問してインタビューなどをする番組です。
 3月16日初回放送の「機動警察パトレイバー・誕生35周年記念スペシャル」の回。漫画家のゆうきまさみさんは、1980年代にアニメ雑誌などでも活躍していた方(私より少し上の世代)なので当然ながら、発音機会6回とも徹底して平板で、私を安心させてくれました。それに合わせたのか、普段は起伏基調と言えるケンドーコバヤシさんも、発音機会1回のみでしたが平板でした。こういうマンガ・アニメ関係の情報番組はこうであってほしいものです。
 3月25日初回放送の「10周年公開収録スペシャル」の回。発音機会は意外にもバカリズムさんの1回のみですが、いつものように自然な平板発音で、こちらも私を安心させてくれました。

 4月29日にNHKBSプレミアムで放送の「ジブリパーク”本物”への挑戦・滝沢カレンがのぞいた舞台裏1000日」。タレントの滝沢カレンさんは、起伏1回・平板2回で、少し意外でした。以前は起伏発音だった印象があり、今回は最初が平板発音だったのは嬉しかったですね。他に発音機会のある出演者はいなかったため、ご本人が平板基調になっていっていただければと思います。


 総じて、最近は起伏発音ばかりの一般芸能人も増えていますが、まだまだ平板発音はしっかり息づいているとも感じます。現在の嫌な空気(起伏発音者の急増)は何とかしたいものですが。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

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