2021年2月13日土曜日

最近の感想(ガンダム)

   この年末年始を中心に昨年10月以降のここ3〜4か月ほどのテレビ番組の感想をまとめます。4回目(最終回)は、ガンダム関係の特別番組です。

 昨年12月18日にNHKBSプレミアムで放送された「生中継 ガンダム動く」。横浜市の山下ふ頭に建造された実物大ガンダム像を紹介するドキュメンタリー番組です。残念ながら司会の同局アナウンサー小松宏司さんは相変わらず起伏発音でしたが司会の西川貴教さんも今回は発音機会は1回のみでしたが起伏発音だったうえ、あろうことかナレーションの古谷徹さんが徹底して起伏発音だったことがショックでした。過去投稿にもあるように徹底した平板発音に戻られたと思っていたのに、またどうしてこんなことになったのでしょうか。(西川貴教さんもそうですが)起伏の方が新しい発音だと勘違いでもされているのでしょうか・・・残念です。
 昨年12月21日にNHK総合で放送された「ガンダムを動かせ〜夢に挑んだエンジニアたち。実物大ガンダム像を歩かせたりする動きの実現に奮闘した技術者たちを讃えるドキュメンタリー番組です。発音機会があった出演者の中でお笑いタレントの片桐仁さんだけは起伏平板が1回ずつでしたが、普段は平板発音が基本の方なのだろうと推察します。
 そんな中で嬉しかったのが、1月1日にBS11で放送された「ガンプラ40周年記念「機動戦士ガンダムNT」特番・G40インフォメーション2」。司会の土田晃之さんは相変わらず起伏発音でしたが、実物大ガンダム像のテクニカルディレクターである石井啓範さんがしっかり平板発音だったことです。ガンダムファンの技術者は数多くいますが、「わかってる」人はやはり違うなあ、と感じました。こういう方々はきっと大勢いらっしゃるはずと元気付けられました。

 なお、最近の番組ではありませんが、同人誌執筆のため全話再視聴していた、2009年1月1日放送の「ガンダム30周年全43話一挙放送」でのインタビュー。軍事評論家の岡部いさくさんは残念ながら起伏発音でしたが、声優の鵜飼るみ子さんや映画監督の樋口真嗣さんが自然な平板発音で、(業界関係者なので当然なのですが) ホッとさせられたことを申し添えます。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)

2021年2月6日土曜日

最近の感想(アニメ情報番組)

   この年末年始を中心に昨年10月以降のここ3〜4か月ほどのテレビ番組の感想をまとめます。3回目は、アニメ情報番組(アニメ番組の紹介や声優イベントなどをテーマにした番組)です。ただし、ガンダム関係は次回に回します。

 昨年10〜12月にテレビ朝日系で放送されたオリジナル深夜アニメ「体操ザムライ」を宣伝する特別番組「体操ザムライのミカタ」(全3回。CSテレ朝チャンネル1での再放送で視聴)。司会の同局アナウンサー清水俊輔さんのほか、体操選手の内村航平さんや男子体操強化本部長の水島寿思さんが残念ながら起伏でしたが、声優の田中美海さん本泉莉奈さん起伏、浪川大輔さんでさえ周りにつられたのか平板起伏が混在していた中で、同作宣伝部長のお笑い芸人オラキオさん平板起伏が混在しており、好感を持ちました。最初は平板発音だったのが後半は起伏(「ニ」にアクセントがある感じ)だったため、周りにつられたようです。普段が平板の方々には、周りにつられることなく発音を維持していただきたいと切に思います
 今年1月から放送中のアイドルもののオリジナル深夜アニメ「IDOLY PRIDE」を宣伝する特別番組「TVアニメ「IDOLY PRIDE」放送直前特番」(全2回。BSアニマックスで放送)。実在のアイドル3名へのインタビューがメインの番組で、発音機会があった2名のうち、元SKE48の古川愛李さんは全て起伏でしたが、私立恵比寿中学の真山りかさんは前半は起伏のみで後半は平板起伏が1回ずつだったので、普段は平板気味の方なのだと推測できました。司会の声優豊崎愛生さんは、過去投稿にもあるように平板も多い方なのですが、最初の2回は平板だったのに、その後は全て起伏で、大変残念な思いです。もう一人の司会のお笑いタレント岩井勇気さんは、いつものように平板が基本でしたが、後半は周りにつられたのか起伏のこともあり、やはり残念な思いです。その一方、インタビュー出演の作曲家田中秀和さんは、過去投稿にもあるようにしっかり平板だったので、救われた気分でした。
 昨年12月5日にBSプレミアムで放送の「発表!全セーラームーンアニメ大投票」。ゲスト出演の声優のうち発音機会が唯一あった野島健児さんは残念ながら起伏でした。中川翔子さんは久々に平板が1回だけありましたが、司会の西川貴教さんは今回は発音機会は1回のみで起伏、評論家の藤津亮太さんもあろうことか過去投稿とは異なり発音機会3回のうち2回は起伏でした。由々しきことです。そんな中、ゲストの音楽家ヒャダイン(前山田健一)さん平板だったのが、大変嬉しくなりましたし救われました。
 CSのAT−Xで放送の「AT−Xアニメランキング2020プラス」(昨年12月30日放送。契約の関係で今年1月2日に視聴)。単なるランキングだけではなく新型コロナウイルスのアニメ業界への影響をつぶさに取り上げたドキュメンタリー部分も多く、実に有益な番組でした。過去投稿でも取り上げているフリーアナウンサーのお二人は、いずれも起伏平板が混在でした。松澤千晶さん起伏の方が多かったですが、元テレビ東京アナウンサーで現在はフリーの田口尚平さんは、以前よりも平板が増えており今回は半々だったため、良い傾向だと嬉しくなりました。アニメーターの矢野茜さんが発音機会は1回だけですが(業界人にあるまじき)起伏だったことにショックを受けましたが、新人声優の夏吉ゆうこさん平板だったほか、既に中堅クラスの声優吉野裕行さんが徹頭徹尾平板だったことが大変嬉しく勇気づけられました。過去投稿でも取り上げている中堅声優の津田健次郎さんは、今回は発音機会1回のみで起伏気味(「ゲーム」は平板)でしたが。
 CSファミリー劇場で3か月連続放送予定の「声優のホンネ」。1回目の今回(1月5日)は、神谷明さんと千葉繁さん。神谷明さんは、過去投稿にもあるようにベテランらしく当然に平板だった方なのに、発音機会は1回のみですがあろうことか起伏だったことに衝撃を受けました。ですがすぐに救われました。千葉繁さんが、過去投稿ではナレーションで起伏だったことを取り上げましたし、出演された実写映画の中でも起伏でしたが、今回は徹頭徹尾平板(「ドラマ」も平板)だったからです。本当に嬉しかったですし、前述の吉野裕行さんの事例同様、大変に勇気づけられました。人生、まだまだ諦めちゃいけないですねえ。
 1月24日にCSフジテレビTWOで放送の「オールナイト声優フジ」。出演声優の中で発音機会があったのは3名のみ。司会の森久保祥太郎さんは以前から変わらず起伏です。伊東健人さんも、過去投稿にもあるように平板のこともありますが、今回も起伏でした。唯一山谷祥生さんが、過去投稿にもあるように今回も、2回の発音機会いずれも平板で、ホッとしました。声優さんも、本当に個人差が大きいですね。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)