この年末年始を中心に昨年10月以降のここ3〜4か月ほどのテレビ番組の感想をまとめます。3回目は、アニメ情報番組(アニメ番組の紹介や声優イベントなどをテーマにした番組)です。ただし、ガンダム関係は次回に回します。
昨年10〜12月にテレビ朝日系で放送されたオリジナル深夜アニメ「体操ザムライ」を宣伝する特別番組「体操ザムライのミカタ」(全3回。CSテレ朝チャンネル1での再放送で視聴)。司会の同局アナウンサー清水俊輔さんのほか、体操選手の内村航平さんや男子体操強化本部長の水島寿思さんが残念ながら起伏でしたが、声優の田中美海さんや本泉莉奈さんが起伏で、浪川大輔さんでさえ周りにつられたのか平板と起伏が混在していた中で、同作宣伝部長のお笑い芸人オラキオさんが平板と起伏が混在しており、好感を持ちました。最初は平板発音だったのが後半は起伏(「ニ」にアクセントがある感じ)だったため、周りにつられたようです。普段が平板の方々には、周りにつられることなく発音を維持していただきたいと切に思います。
今年1月から放送中のアイドルもののオリジナル深夜アニメ「IDOLY PRIDE」を宣伝する特別番組「TVアニメ「IDOLY PRIDE」放送直前特番」(全2回。BSアニマックスで放送)。実在のアイドル3名へのインタビューがメインの番組で、発音機会があった2名のうち、元SKE48の古川愛李さんは全て起伏でしたが、私立恵比寿中学の真山りかさんは前半は起伏のみで後半は平板と起伏が1回ずつだったので、普段は平板気味の方なのだと推測できました。司会の声優豊崎愛生さんは、過去投稿にもあるように平板も多い方なのですが、最初の2回は平板だったのに、その後は全て起伏で、大変残念な思いです。もう一人の司会のお笑いタレント岩井勇気さんは、いつものように平板が基本でしたが、後半は周りにつられたのか起伏のこともあり、やはり残念な思いです。その一方、インタビュー出演の作曲家田中秀和さんは、過去投稿にもあるようにしっかり平板だったので、救われた気分でした。
昨年12月5日にBSプレミアムで放送の「発表!全セーラームーンアニメ大投票」。ゲスト出演の声優のうち発音機会が唯一あった野島健児さんは残念ながら起伏でした。中川翔子さんは久々に平板が1回だけありましたが、司会の西川貴教さんは今回は発音機会は1回のみで起伏、評論家の藤津亮太さんもあろうことか過去投稿とは異なり発音機会3回のうち2回は起伏でした。由々しきことです。そんな中、ゲストの音楽家ヒャダイン(前山田健一)さんが平板だったのが、大変嬉しくなりましたし救われました。
CSのAT−Xで放送の「AT−Xアニメランキング2020プラス」(昨年12月30日放送。契約の関係で今年1月2日に視聴)。単なるランキングだけではなく新型コロナウイルスのアニメ業界への影響をつぶさに取り上げたドキュメンタリー部分も多く、実に有益な番組でした。過去投稿でも取り上げているフリーアナウンサーのお二人は、いずれも起伏と平板が混在でした。松澤千晶さんは起伏の方が多かったですが、元テレビ東京アナウンサーで現在はフリーの田口尚平さんは、以前よりも平板が増えており今回は半々だったため、良い傾向だと嬉しくなりました。アニメーターの矢野茜さんが発音機会は1回だけですが(業界人にあるまじき)起伏だったことにショックを受けましたが、新人声優の夏吉ゆうこさんが平板だったほか、既に中堅クラスの声優吉野裕行さんが徹頭徹尾平板だったことが大変嬉しく勇気づけられました。過去投稿でも取り上げている中堅声優の津田健次郎さんは、今回は発音機会1回のみで起伏気味(「ゲーム」は平板)でしたが。
CSファミリー劇場で3か月連続放送予定の「声優のホンネ」。1回目の今回(1月5日)は、神谷明さんと千葉繁さん。神谷明さんは、過去投稿にもあるようにベテランらしく当然に平板だった方なのに、発音機会は1回のみですがあろうことか起伏だったことに衝撃を受けました。ですがすぐに救われました。千葉繁さんが、過去投稿ではナレーションで起伏だったことを取り上げましたし、出演された実写映画の中でも起伏でしたが、今回は徹頭徹尾平板(「ドラマ」も平板)だったからです。本当に嬉しかったですし、前述の吉野裕行さんの事例同様、大変に勇気づけられました。人生、まだまだ諦めちゃいけないですねえ。
1月24日にCSフジテレビTWOで放送の「オールナイト声優フジ」。出演声優の中で発音機会があったのは3名のみ。司会の森久保祥太郎さんは以前から変わらず起伏です。伊東健人さんも、過去投稿にもあるように平板のこともありますが、今回も起伏でした。唯一山谷祥生さんが、過去投稿にもあるように今回も、2回の発音機会いずれも平板で、ホッとしました。声優さんも、本当に個人差が大きいですね。
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)