2020年11月22日日曜日

アニメ語り

 一般芸能人などアニメ業界と直接関わりのない方々がテレビなどでアニメについて語る機会は、過去投稿で様々な形で取り上げてきました。昔に比べて本当に増えましたし、特定のアニメ作品についてズバリ感想を問う番組も増えました。

 去る9〜10月に4回にわたりNHK教育で放送された「私のアニメ語り」もその一つ。同番組では、単語としての「アニメ」の発音機会は驚くほど少なかったのですが、数名いらっしゃいました。「ログ・ホライズン」の回。カルチャー評論家のさやわかさんが、2回とも自然な平板発音でした。タレントの最上もがさんは、1回だけでやや起伏発音気味でしたが、「ゲーム」は平板発音されていただけに残念でしたがそれだけゲーム好きな方だということでしょう。アーティストの工藤大輝さん(Da-iCEのリーダー兼パフォーマー)さんは、1回だけで、過去投稿と異なり、今回は起伏発音でした。まさか周りの影響を受けて変わりつつあるのかもと不安になりました。「未来少年コナン」の回。タレントの千秋さんは、1回だけですが起伏平板のどちらとも言えない微妙な発音でしたが、普段は平板気味なのではないかと思われます。タレントの結さんは、起伏平板が1回ずつでしたが、過去投稿で取り上げた際は起伏ばかりだったので、嬉しいですね。「進撃の巨人」の回。市川紗椰さんは、過去投稿の通りのいつもの自然な平板発音に戻っていて安心しました。

 10月17日にフジテレビ系で放送の「超逆境クイズバトル!! 99人の壁〜アニメ・マンガスペシャル」では、タレントのファーストサマーウイカさんが、とても自然な平板発音で、嬉しい驚きでした。10月28日にTBS系で放送の「D4DJ presents CDTV特別編・みんな歌える! 神プレイリスト音楽祭」では、タレントのDAIGOさんが、普段は起伏が多い印象でしたが珍しく平板発音されており、良い傾向だなあと感じました。
 BS11で放送中の「Anison Days」。10月23日の中川翔子さんは久々に平板発音で、もっともっと徹底していただければなあと思っています(同回での司会の森口博子さんは残念ながら起伏でしたが。)。10月30日の音楽プロデューサー(作・編曲家)の武部聡志さんは、3回の発音機会とも全て平板発音で、「さすがだなあ」と唸らされました。少なくともアニメ制作に関わりのある方々はこうであってほしい、というお手本のようでした。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)



 

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