「素人」という表現は、使い方によっては相手を見下したような印象を与えかねないため慎重になる必要がありますが、当ブログで使用する場合は、狭義では「アニメ業界人」以外の全て、広義には「アニメ業界関係者」「(アニメ自体に関心の強い)濃いアニメファン」以外を指します。普段はアニメと関わりがほぼ無い「一般芸能人」や特定の作品にしか興味の無い「○○(作品名)ファン」は「素人」と位置付けられます。その他の人々も当然に「素人」です。
聖地巡礼などで「濃いアニメファン」に接するような地元住民や自治体関係者などは、「アニメ」という単語を耳にする機会も増えるため「濃いアニメファン」の発音の影響を受けやすく、自らも発音する機会が増えると思われます。肝心の「濃いアニメファン」「アニメ業界関係者」がきちんと平板発音していないと悪影響もあり得るわけです。
テレビ東京系で放送中の「出没!アド街ック天国」の「アニメ・漫画の街セレクション」(5月16・23日放送)。「ラブライブ!」の聖地・神田では、甘味処「竹むら」二代目主人の故・堀田喜久雄さんが(2014年の撮影当時に)きちんと平板発音されていました。「ガールズ&パンツァー」の聖地・大洗では、唯一発音機会があった精肉店「ウスヤ肉店」店主関野進さんが、やはりきちんと平板発音されていました。大洗は方言的にはアクセント無し(つまり平板)発音が基本の土地ではありますが、大洗の地元関係者の中には起伏発音される方もいらっしゃるため、ホッとさせられました。(過去投稿にもあるように、方言は基本的には無関係ですが。) 聖地巡礼するような(私もしますが)「濃いアニメファン」や「アニメ業界関係者」の方々にも、意識して地元と接していただきたいものです。
外国人も同様です。NHKBS1で放送中の「COOL JAPAN」。毎回大勢の外国人が出演(使用言語は全員英語)しますが、「オタク」(5月17日放送)でも、外国人全員が、やはりいつもと同様に平板発音でした。英語の辞書は「Anime」の「A」にアクセント符号が打たれているものばかりなのですが、実際に文章の中で使われる際は、ほぼ平板になるようです。彼らが平板が正統な発音であると意識してそうなっているわけではないでしょうが、大変良い傾向だと思います。日本人の側も、もう少し見習っていただきたいものです。
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
アニメは、本当に文化として認められ市民権を得たと言えるのでしょうか?人々の意識・認識は本当に変わったのでしょうか?実はそのことを端的に表してくれるのが、「アニメ」の単語としての発音の仕方なのです。詳しくは「まとめ」ページをご覧ください。 SPPALP (スッパルプ) = Station for Preserving and Promoting "Anime" pronounced with Level Pitch
2020年7月25日土曜日
2020年7月9日木曜日
一般芸能人 12
一般芸能人でも特に大物(テレビなどでの出演歴も長く知名度抜群)とされる方々の中で、これまで取り上げてこなかったうちの一人が、明石家さんまさんです。
去る6月27日にNHK総合で放送された「明石家紅白!特別編」で、「アニメ」の発音機会がありました。テレビアニメ「鬼滅の刃」の主題歌でそれこそ紅白歌合戦にも出場したLiSAさんを特別ゲストに招くほど同作のファンらしいですが、一度だけの発音機会でしたがしっかり平板発音されました。やはり昔から活躍されている方は違うなあ、と嬉しくなりました。(LiSAさんも、今回発音機会はありませんでしたが、普段から平板発音されています。)
こういう大物芸能人がしっかりしていただければ、日本の将来に希望が持てますね。どうか、勘違いして起伏発音に変わったりすることのないよう、心から願っています。
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
去る6月27日にNHK総合で放送された「明石家紅白!特別編」で、「アニメ」の発音機会がありました。テレビアニメ「鬼滅の刃」の主題歌でそれこそ紅白歌合戦にも出場したLiSAさんを特別ゲストに招くほど同作のファンらしいですが、一度だけの発音機会でしたがしっかり平板発音されました。やはり昔から活躍されている方は違うなあ、と嬉しくなりました。(LiSAさんも、今回発音機会はありませんでしたが、普段から平板発音されています。)
こういう大物芸能人がしっかりしていただければ、日本の将来に希望が持てますね。どうか、勘違いして起伏発音に変わったりすることのないよう、心から願っています。
(※諸般の事情により、動画投稿はありません。)
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