2016年9月19日月曜日

一般芸能人 2

 故・愛川欽也さんは、もともと声優(日本俳優連合外画動画部会所属)だった人で、その後司会業など「テレビタレント」として、故・大橋巨泉さんらと並ぶ国民的人気を博した芸能人です。アニメの出演歴も多く、昔から「アニメーション」「アニメ」という単語を積極的に使い、当然に平板発音し続けてきた人です。
 また、愛川さんと「なるほど! ザ・ワールド」で共に司会を務めていた楠田枝里子さんも、ちゃんと平板発音している本物のアニメ好き芸能人です。
 最近は、こういった人たちが少なくなってきて大変残念です。こういう有名人がもっと積極的に平板発音を披露する機会が増えてほしいと思いますし、こういった先輩たちを今の若い芸能人も見習ってほしいと思います。

  愛川欽也
   テレビ朝日系「キンキンのとことん好奇心」
       https://youtu.be/IsZsrwo4K_8
       https://youtu.be/0Cyyzwr2oF0
       https://youtu.be/qsEouf8GFwg

  楠田枝里子
   テレビ朝日系「水曜特バン」
       https://youtu.be/Do_zCUSAQHk



2016年9月3日土曜日

一般芸能人

 一般芸能人の中でも、もちろん平板発音している人は少なくないです。昔に比べて減っているようなのが残念ですが、まだまだ捨てたものではありません。
 例えば、市川紗椰さん(「芸能人」かどうか微妙ですが、モデルが本業でニュース番組レギュラーでもあります。)は、平板発音が徹底していることで私が大変好感を持っている人の一人です。昨日(9月2日)もBSアニマックスの「聖戦士ダンバイン」特別番組で富野由悠季監督と対談していましたし、芯がしっかりした「本物の」アニメファンですね。
 また例えば、竹下景子さんは、アニメ出演歴もある(例えば「火の鳥」は1980年の劇場版も2004年のテレビ版も担当)中で、最近でもちゃんと平板発音してくれています。アニメブーム(1977〜1983年頃)当時から直接関係している人はやはり違いますね。
 さらに例えば、船越英一郎さんは、アニメ出演歴も一応あります(例えば2009年の新作「ジャングル大帝」)けどあくまで実写ドラマの俳優さんですが、数年前のBSアニマックスでの特別番組の司会で徹底して平板発音していたことに大変好感を持ちました。1960年生まれなので世代的には私と同じ「アニメファン第1世代」に当たりますし、「ああ、この人は本物(のアニメ理解者)だな」と。
 総じて、アニメブーム当時から直接関係していてもいなくても、若い人でも年配の人でも、平板発音はちゃんと生きています。それは、アニメが真の「文化」として確立する未来をまだ信じられるギリギリの状況と感じています。そのためにも、特に若い芸能人で自分は本物のアニメファンだと自覚・公言しているような方たちには、ぜひ見習ってほしいものですね

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)