2020年9月19日土曜日

アニメファンなら

 アニメ好き(アニメファン、アニメフリーク)は、基本的に約40年前のアニメブームの頃から平板発音が主流です(その理由・背景などは「まとめ」ページをごらんください。)。最近はそうでもない傾向が見られるのが大変残念ですが、「通」としてのアニメファンにはやはり平板発音が自然で馴染みます。

 田村淳さん(ロンドンブーツ1号2号)は、お笑いタレントですが結構硬派な番組も担当したりしている40代後半の方です。過去投稿(今年5月10日分)にもあるように普段から平板発音が基本の方だと思われますが、それを証明する番組を先日視聴する機会がありました。「ロンブー淳のオタクのフラグが立ちました」の「神アニメ! 涼宮ハルヒの憂鬱」前後編です。昨年12月撮影(今年1月本放送)とのことですが、前後編合わせて15回以上発音機会があり、話の流れで1回だけ起伏気味だった以外はすべて平板でした。ここ1〜2年アニメにハマりだしたとのことですが、もうすっかりアニメ文化に馴染んでいることがわかります。本当に話の流れがスムーズかつ自然で、やはり「ファントーク」はこうでなくちゃいけませんね。大変嬉しいですし、どうかこのままでいていただきたいと切に望みます。同番組に出演していた3人のアニメファンも、谷本さん(男性)は10回以上の発音機会があり、話の流れで3回ほど起伏だったのが残念ですが大半が平板で、アニメファンらしさを発揮してくれていました。他の2人(女性)もほぼ平板で、安心しました。(ナレーション担当の女性は、残念ながら起伏でしたが。)

 「アニメ」を特に強調しない発音(平板発音)はアニメを熱く深く自然に語るにはふさわしい、と改めて実感しました。

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)