2018年5月7日月曜日

ガンダム総選挙

 去る5月5日にNHKBSプレミアムで放送された「発表! 全ガンダム大投票」。2005年8月19日に放送された「BSアニメ夜話スペシャル〜まるごと機動戦士ガンダム」以来のガンダム関連大型番組です。作品・キャラクター・モビルスーツ・アニソンの4部門でのWEB人気投票は総数174万票(昨年の「アニメベスト100」は60万票なので約3倍!)、放送中のTwitterツイート数30万件とのことで、大変注目を集めたと言えます。(私は今回は投票していません。)
 司会は俳優の金子貴俊さん・局アナウンサーの小松宏司さんのほか解説として評論家(アニメ特撮研究家)の氷川竜介さん。スタジオ出演がタレントの土田晃之さん、アイドル歌手の佐々木琴子さん(乃木坂46)、お笑い芸人の板倉俊之さん(インパルス)、歴史系タレントの堀口茉純さん、作家の福井晴敏さん、ミュージシャンの西川貴教さん。声優さんは、スタジオ出演4名(古谷徹さん、関智一さん、河西健吾さん、榊原良子さん(顔出しなし))のほか、電話出演の保志総一朗さん、音声のみ出演の池田秀一さん、ビデオ出演の宮野真守さんの計7名。富野由悠季監督もインタビューでビデオ出演。森口博子さんも電話出演。ナレーションは声優の服部潤さん・山盛由果さん。

 この20名の中で「アニメ」の発音機会があったのは意外と少なく、計8名でした。
 氷川竜介さんが昔から常に平板なのは当然ですが、金子貴俊さん平板発音の徹底ぶりには大変好感を持ちました。声優さんでもナレーションの服部潤さん以外は皆さん(古谷徹さん、河西健吾さん、山盛由果さん)が平板発音で少し意外ながらもホッとさせられました。今後も徹底してほしいと思います。一方で、福井晴敏さんは以前と変わらず起伏発音ばかりでしたが。
 でも残念だったのは、局アナウンサーの小松宏司さん。数回発音機会がありましたが、最初の「アニメ特撮研究家の〜」の時のみ平板で、他は起伏でした。しかも「アニメ特撮研究家」というフレーズは2回発音されましたが、複合語なので当然に平板になるべきところ、2回目は「特撮」の前でいったん言葉を切る形で起伏だったわけです。1回目の平板を聞いた時点では「ひょっとして事前の打合せで司会グループ3名で合わせたのかも」と思ったほどですが、生放送とは言え「アニメ特撮研究家」という複合語の発音にブレが生じるくらいですから、その可能性はないとわかりました。小松アナウンサーは入局約20年で40代の方ですが、この世代でもやはりアニメとの関わりが少ない方は起伏になってしまうのかと思わされました。過去投稿の「歴史秘話ガンダムヒストリア」の渡邊あゆみさんがしっかり平板だったのを参考にして欲しかったと思います。(自分が出演する番組に直接関連する事前の放送番組を参考にしたりすることはないのでしょうか・・・)

 (※諸般の事情により、動画投稿はありません。)